かなりハードだった能郷白山(能郷谷ルートより)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,501m
コースタイム
−10:32〜35白山権現社−10:40〜45能郷白山山頂−10:50〜11:06白山権現社
−11:53前山付近−12:41〜44林道出合−13:06〜13:10登山口−14:01ゲート前駐車場
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
して県道16号線を西進。長良川を渡って大森交差点を右折して県道219号線を北進。 道なりに進みますが、道路は県道23号線、国道157号線と変わります。根尾能郷交差点 (根尾谷淡墨ザクラの看板があります)を左折し、道なりに進むと、ゲートがあり ますので、この手前のスペースに駐車して歩き出します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、アクセス道途中にある、能郷白山神社(能・狂言の舞台がある所) に、電話ボックス型の登山ポストがありますが、お菓子の缶に入れるだけなので、 帰路回収しました。 コース状況 <ゲート前駐車場〜登山口> 4km弱の林道歩き。ほとんどが舗装路で、数箇所沢が道路を横切って流れています。 登り時は浸からないように浅い所を選んで歩きましたが、帰路は汚れたスパッツや 靴を洗うのに重宝しました。 <登山口〜前山(山頂まで2000mの道標地点)> いきなり渡渉ポイントがあります。岩が濡れていると非常に滑り易いので、注意 して渡りましょう。以降、前山までは急登が続きます。下山時は、すごく滑り易い ので、慎重に。 <前山〜山頂> 標高差はあまりありませんが、山頂への最後の急登は疲れた身体には堪えます。 うすずみ温泉四季彩館で入浴しました。入浴料は850円です。 |
写真
感想
今週は奥さんが実家へ行っているので、山へ行くチャンスということであれこれと
考えていたが、土曜日の夜に会社関係の飲み会があり、家にたどり着いたのが22時少し
前(珍しく早かった)、この飲み会では飲むふりをすることができず、おいしい日本酒
もでたこともあり、たっぷりと飲んでしまった。結局、車中泊で登山口にもアクセス
することができず、夕方も19時までには帰宅するように奥さんからの厳しい指導もあり、
朝出発しても十分楽しめそうな山ということで、この能郷白山に決定。
翌朝起きたのが4時と、予定よりも1時間ほど寝過ごしてしまった。家から登山口まで
は、NAVIで130kmほどと以外に近そうに感じたが、下道の走行が60kmあり、思っていた
よりも時間がかかって林道へ。すると、ゲートの少し手前の路上には猿が群れていて、
車が近づいてもなかなか退こうとしない。かなりの数の猿なので、多少危険とは思い
つつも距離を詰めていくと嫌々ながら山の中へ入って行く。ゲート前の駐車スペース
には、既に2台の車が止まっていて、歩き出しているようだ。自分も早速準備をして
歩き出す準備をしていると、またやってしまった。寝る前に道具の準備をしたため、
花を撮影するためにEOS-Mとマクロレンズを持って来たのだが、マウントアダプター
を忘れてしまったので、マクロレンズは使用不可。結局、EOS-Mは車に置いたままで
出発する。ゲートから登山口までの約4km弱の林道歩きはかなり辛い。その上、路上
には野生動物の排泄物がそこらじゅうに落ちている。歩いていても獣の匂いがして
くるので、クマ鈴を手に持って鳴らしながら進む。
登山口からすぐの所にある渡渉ポイントの水量は多く、岩もしっかりと濡れている
ので、ストックを出し、それを利用して慎重に渡渉する。渡ると、いきなりの急登が
始まり、すぐに先行される方々に追いつく。神戸から来られた7人のパーティーだ。
挨拶をし、少しお話をしてから追い越させていただく。この先も急登が続く上、登山
道も濡れていてすごく滑り易いので、足の置き場を選びながら慎重に登って行く。
全体的に草木が登山道を蔽うように生い茂っているところもあり、よく見るとダニが
いるのがしっかりと見える。この日は、スパッツを装着してきた上、定期的に防虫
スプレーをしながら歩いたこともあり、ダニが着くこともなく、うるさい虫たちも
まとわりついて来ない。但し、頭上に覆いかぶさるように生えている木の葉には、
多くの毛虫が付いているのが見えるので、これに頭が触れないように気をつけながら
歩く必要もあった。前山を越えると少し下り、再度急登を登り返すと山頂に到着
する。予想通りに雲で眺望はないが、山頂付近にはコバイケソウの花畑が広がって
いてすごくきれいだ。白山権現社まわりの広場には多くの方が休憩されていたが、
皆さん温見峠から登って来られた方ばかりのようだ。下山時に、8名ほどの方と
すれ違ったが、この時間にこの場所を登っていて大丈夫かな?と思う方が数名いた。
下りは、藪漕ぎとなる箇所が多く、下が濡れて滑り易い個所もかなりあったので、
ダブルストックで慎重に下る。(それでも、2回ほど尻餅をついてしまった。)
ほぼ1年前、甲斐駒の黒戸尾根の日帰りを決行し、下りで膝が壊れてしまったが、
今回はその半分の高低差だったにもかかわらず、腿の筋肉がかなり張ってしまい、
最後の林道歩きの辛かったこと。夏の山行まであと1ヶ月とちょっと。もっと鍛え
ないとヤバイと感じた山行となった。
コメント
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お疲れさまでした。
草木が茂って、1ヶ月前に私が登った時と表情が違いますね。
暑さと虫対策も必要のようですし・・・。
レコ拝見しまして、体力を維持することが大切だということが
ひしひしと伝わってきました。
日帰りアルプスの場合、車中泊のほうがよいのでしょうか?
体を順化させるためでしょうか?
すみません、初心者なものでついついお尋ねしてしまいました。
kameさん、こんにちは
この時期は低山ゆえの暑さと、虫対策が必須ですね 特に藪こぎはいろんな虫が居そうで怖い。
この山はヒルとかは、いなそうですが・・・。
私も一昨年の雪山の下山時に膝を痛めてから
リハビリや筋トレなど中心に少し鍛えているのですが
まだまだ心配です。
kameさんも。膝を大事になさって、夏アルプス等を 満喫して下さい。
(+お酒の飲みすぎで、二日酔いの登山は注意ですね )
ヤマレコ記録、参考にさせて貰いますので
よろしくお願い致します
今回の山行、出発前にはhigurasiさんのレコを何度も読んでから行きましたが、1ヶ月の違いでここまで登山道周りの草木の生え方や花の種類が変わるものだというのを感じました。能郷谷ルートが人気ルートだとばかり思っていましたが、お気軽(?)に登れる温水峠ルートの方からの登山客が多いのにはびっくりしました。もう少し人が入ると草木の感じも変わるんでしょうけどね。
所詮、駐車場もしくは近くの高速のSAでの車中泊でので、身体の順化の効果はないと思います。私が車中泊する理由は、
・早朝から運転して余分な体力を使いたくない(帰りの運転もありますしね)のが一番大きな理由です。
・事故渋滞などに巻き込まれ、スタートを遅らせたくない(後々、無理をすることになるから)。
ですかね。高速から登山道が近い場合は、SAでの車中泊が多いです。金曜の夜に高速から降りると料金が高いのと、トイレやレストランでの朝食などの利便性が良いということが理由です。
参考にはなりませんでしょうが、このような理由です。
これからの季節、低山は本当にいやですね。
昨年まではそんなには気にしていなかったマダニ、色々と被害が報告されるようになり、それ以降というもの、すごく気をつけながら歩いています。いやですね〜。
私も50歳を過ぎ、体力の低下というものを年々感じるようになりました この年で筋トレしても、良くなることはないと思いますが、週に1度はスポーツジムで汗を流し、体力低下の速度を緩める努力だけはしています
これからの季節、標高が高い山々への山行が増えてきますので、お互い無理をせず、夏山を満喫しましょう
kameさん お疲れ様でした。狭い林道で草に擦られて車が傷だらけになったのでは?前はゲートが開いていたので判りにくい登山口の近くまで車で行けました。アプローチも登るのも大変ですね。登る人が少ない為か岩に苔がついて滑りやすく苦労した覚えがあります。一旦下って登り返すところが大川入山に似ていると思いました。
林道、ゲート前まではそこそこの道幅がありましたので、ボディーを擦ることはありませんでした。登山口近くまで行けていたら、確実に擦っていたでしょうね。
こちらがメーンルートで、もっと登っている人がいると思っていましたが、メインは温見峠からのようですね。山頂で会った人は全員がこのルートから登られていました。もう少し人が歩いていると、もう少し歩き易い登山道になっていたかもしれませんね。下りは、滑らないようにストックに頼り切って下ってきました。
山頂が見えてからの最後の急登はきつかったです。もう少し、眺望が良ければ登った甲斐もあったでしょうが・・・
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