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Yamareco

記録ID: 3135567
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山

氷ノ山 〜高校生を引き連れて春山を行く〜

2021年05月03日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
Katsuhara その他16人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
9.8km
登り
840m
下り
846m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:25
合計
5:25
距離 9.8km 登り 840m 下り 846m
9:15
78
スタート地点
11:49
5
11:54
29
12:23
44
13:07
13:15
7
13:22
13:28
4
13:32
13:33
3
13:36
24
14:00
14:03
8
14:11
8
14:19
3
14:22
14:23
8
14:38
2
14:40
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
私は車で氷ノ山スキー場まで直接行きましたが,生徒は列車(若桜線)と町営バスで移動しました。バスは2時間に1本程度しか運行していないので,時間を調べて,遅れたら気長に待ちましょう(待ちました)。
コース状況/
危険箇所等
登山道は明瞭で特に道に迷うようなことはないでしょう。昨日までの雨と雪解けでぬかるんでいたり水が溜まっていたりするところがありました。
その他周辺情報 氷ノ山自然ふれあい館「響きの森」(入場無料)が,氷ノ山のビジターセンターとなっています。氷ノ山の自然などについて学ぶことができます。
氷ノ山スキー場アルパインヒュッテ前から出発します。
2021年05月03日 09:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:10
氷ノ山スキー場アルパインヒュッテ前から出発します。
まずはスキー場を直登,これが厳しい。
2021年05月03日 09:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:20
まずはスキー場を直登,これが厳しい。
自然探勝路に入りました。まずは杉林です。
2021年05月03日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:37
自然探勝路に入りました。まずは杉林です。
タチツボスミレかな。
2021年05月03日 09:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:46
タチツボスミレかな。
昨日まで雨が降っていましたが,沢の水はそんなに多くありません。
2021年05月03日 09:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:49
昨日まで雨が降っていましたが,沢の水はそんなに多くありません。
トチの木は新葉を出したところです。
2021年05月03日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:53
トチの木は新葉を出したところです。
板状節理の発達した安山岩
2021年05月03日 09:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 9:55
板状節理の発達した安山岩
栃の老木は風格があります。
2021年05月03日 10:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:10
栃の老木は風格があります。
ミヤマカタバミ
2021年05月03日 10:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:16
ミヤマカタバミ
三ノ丸登山道との合流点まで来ました。
2021年05月03日 10:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:21
三ノ丸登山道との合流点まで来ました。
三ノ丸登山道はスキー場上りでキツイです。
2021年05月03日 10:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:22
三ノ丸登山道はスキー場上りでキツイです。
かなりの急こう配を上ります。
2021年05月03日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:37
かなりの急こう配を上ります。
リフトの最高点
2021年05月03日 10:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:45
リフトの最高点
北に見えるのは扇の山のはずです。
2021年05月03日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 10:51
北に見えるのは扇の山のはずです。
樹林の中の登山道に入ります。急登はまだまだ続きます。
2021年05月03日 11:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:04
樹林の中の登山道に入ります。急登はまだまだ続きます。
左側に避難小屋の建つ氷ノ山山頂が見えます。
2021年05月03日 11:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:13
左側に避難小屋の建つ氷ノ山山頂が見えます。
標高は約1.300m 残雪が現れました。
2021年05月03日 11:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:26
標高は約1.300m 残雪が現れました。
傾斜が緩やかになりました。
2021年05月03日 11:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:28
傾斜が緩やかになりました。
チシマザサ(ネマガリタケ)の刈られた気持ちの良い道です。
2021年05月03日 11:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:32
チシマザサ(ネマガリタケ)の刈られた気持ちの良い道です。
三ノ丸休憩舎,立入禁止ですがトイレは使えます。
2021年05月03日 11:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:49
三ノ丸休憩舎,立入禁止ですがトイレは使えます。
三の丸避難小屋。
2021年05月03日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:53
三の丸避難小屋。
展望台
2021年05月03日 11:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:54
展望台
氷ノ山山頂へ向けて気持ちの良い稜線を歩きます。
2021年05月03日 11:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 11:55
氷ノ山山頂へ向けて気持ちの良い稜線を歩きます。
雪の白さが眩しいです。
2021年05月03日 12:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:01
雪の白さが眩しいです。
山頂を正面に見ながら進みます。
2021年05月03日 12:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:01
山頂を正面に見ながら進みます。
木道です。滑らないように注意。
2021年05月03日 12:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:15
木道です。滑らないように注意。
山頂がだんだん近づいてきます。
2021年05月03日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:24
山頂がだんだん近づいてきます。
最後の上りに差し掛ります。
2021年05月03日 12:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:30
最後の上りに差し掛ります。
2021年05月03日 12:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:36
ここにも板状節理の安山岩
2021年05月03日 12:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:43
ここにも板状節理の安山岩
山頂直下の休憩舎,トイレがあります。
2021年05月03日 12:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:51
山頂直下の休憩舎,トイレがあります。
山頂までもう少し
2021年05月03日 12:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:51
山頂までもう少し
一等三角点「氷ノ山」
 緯度: 35:21:14.2529
 経度: 134:30:49.8298
 標高: 1509.62
2021年05月03日 12:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 12:54
一等三角点「氷ノ山」
 緯度: 35:21:14.2529
 経度: 134:30:49.8298
 標高: 1509.62
山頂避難小屋
2021年05月03日 13:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:09
山頂避難小屋
食事も早々に下山します。
2021年05月03日 13:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:16
食事も早々に下山します。
北側になるので,雪が残っているところが多いです。
2021年05月03日 13:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:26
北側になるので,雪が残っているところが多いです。
こしき岩
2021年05月03日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:29
こしき岩
岩の小ピークを越えます。
2021年05月03日 13:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:34
岩の小ピークを越えます。
いかにも溶岩ぽい赤い岩です。
2021年05月03日 13:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:35
いかにも溶岩ぽい赤い岩です。
なだらかな道でペースが上がります。
2021年05月03日 13:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:49
なだらかな道でペースが上がります。
笹とブナの森を抜けm佐生。
2021年05月03日 13:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:55
笹とブナの森を抜けm佐生。
氷ノ越えに到着
2021年05月03日 13:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 13:57
氷ノ越えに到着
若桜方面に向けて下ります。
2021年05月03日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 14:13
若桜方面に向けて下ります。
ハシリドコロ
2021年05月03日 14:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 14:23
ハシリドコロ
杉林の中のつづら折り
2021年05月03日 14:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 14:25
杉林の中のつづら折り
電気柵を越えたら下界です。
2021年05月03日 14:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 14:29
電気柵を越えたら下界です。
キャンプ場へ到着しました。多くの家族連れでにぎわっています。
2021年05月03日 14:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5/3 14:31
キャンプ場へ到着しました。多くの家族連れでにぎわっています。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン ジャンパー 靴下 サポーティングタイツ 日よけ帽子(キャップ) サブザック(19L) 昼食(スティックパン+牛乳+ソーセージ) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶660mL+600mL) 地図(コース図 登山ガイド) カメラ iPhone(GPS+ナビ) iPad mini(ヤマレコログ) サブバッテリー 携帯電話 腕時計 手拭い 日焼け止め
備考 トレッキングポールやスパッツ,手袋も持って行きましたが,使いませんでした。

感想

 鳥取県の今年の高校総体(県予選)は,5月最後の週末だ。昨年度は高校総体は中止となって,本当に何もなかったのだが,今年は「ウイズ・コロナ」で,感染対策を十分に行ったうえでの実施となる。密を避けるために幕営や調理は無し,日帰り日程で登山審査が行われる。会場は氷ノ山だ。この山は私は3年前の中国大会で経験済みだが,生徒達は当時と入れ替わっているので,大会経験者の選手はいない。そこで,大型連休中に新入部員の新歓も兼ねて下見を行うことになった。
 生徒の人数が,顧問の車の定員を超えていたので,顧問は自家用車で現地へ,生徒は若桜駅から町営バスに乗って,わかさ氷ノ山スキー場までやって来た。町営バスは2時間に1本程度しか運行していないので,時間をきちんと確認して乗らなければならない。そうは言っても,山を歩く時間はそんなに正確にはコントロールできない。帰りのバスはできれば14時台の便に乗りたかったのだが,わずかに間に合わず,氷ノ山自然ふれあい館 響の森付近で2時間ほど時間を過ごさなければならなくなった。教員は若干手持無沙汰ではあったが,高校生たちは和やかに過ごしていて親睦を深めていたようだった。

 人気の山だけあって,山頂には私たちのグループ以外に十数名の登山者がいた。この山は兵庫県側からも上れるので,半分以上は山の西側から登ってきた人達のようだ。バーナーでお湯を沸かして温かいものを食べている姿も見かけたが,私たちの今回の第一目的は大会コースの下見なので,パンなどと飲み物で軽く昼食は済ませて早々に下山した。上りは登山初心者の新入生に配慮したり,コースのチェックポイントを確認したりしていたので,かなり時間がかかってしまったが,下りはできれば早いバスの時刻に間に合わせようと,ポイントチェックも最小に,急いで下った。

 この連休の前半は雨の降る残念な空模様だったが,この日は青空の広がる絶好の登山日和となった。登山道には一部水の溜まっている所やぬかるんでいるところもあったが,概ねコンディションは良くポイント確認しながら春の氷ノ山を気持ちよく歩くことができた。
 当然ではあるが,怪我や事故は無く,リタイヤする生徒も無くみんな励まし合いながら歩いていた。1年生から3年生まで全員揃って歩くのはこの学年ではこれが最初で最後かもしれないが,新入生には山の楽しさを知ってもらえただろうか。この日は気持ちよく山を歩けたが,大会本番では選手は重さ10kgを越えるザックを担いで登らなければならないし,梅雨に入って天気が悪くなる可能性も高い。競技で順位が付くとなれば辛いことも乗り越えて行かなければならないのは必然だ。生徒達には大会で是非力を発揮してもらいたい。

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積雪期ピークハント/縦走 氷ノ山 [日帰り]
わかさ氷ノ山スキー場から氷ノ山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
3/5

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