氷ノ山 〜高校生を引き連れて春山を行く〜
- GPS
- 05:24
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 840m
- 下り
- 846m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:25
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭で特に道に迷うようなことはないでしょう。昨日までの雨と雪解けでぬかるんでいたり水が溜まっていたりするところがありました。 |
その他周辺情報 | 氷ノ山自然ふれあい館「響きの森」(入場無料)が,氷ノ山のビジターセンターとなっています。氷ノ山の自然などについて学ぶことができます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
ジャンパー
靴下
サポーティングタイツ
日よけ帽子(キャップ)
靴
サブザック(19L)
昼食(スティックパン+牛乳+ソーセージ)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶660mL+600mL)
地図(コース図
登山ガイド)
カメラ
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini(ヤマレコログ)
サブバッテリー
携帯電話
腕時計
手拭い
日焼け止め
|
---|---|
備考 | トレッキングポールやスパッツ,手袋も持って行きましたが,使いませんでした。 |
感想
鳥取県の今年の高校総体(県予選)は,5月最後の週末だ。昨年度は高校総体は中止となって,本当に何もなかったのだが,今年は「ウイズ・コロナ」で,感染対策を十分に行ったうえでの実施となる。密を避けるために幕営や調理は無し,日帰り日程で登山審査が行われる。会場は氷ノ山だ。この山は私は3年前の中国大会で経験済みだが,生徒達は当時と入れ替わっているので,大会経験者の選手はいない。そこで,大型連休中に新入部員の新歓も兼ねて下見を行うことになった。
生徒の人数が,顧問の車の定員を超えていたので,顧問は自家用車で現地へ,生徒は若桜駅から町営バスに乗って,わかさ氷ノ山スキー場までやって来た。町営バスは2時間に1本程度しか運行していないので,時間をきちんと確認して乗らなければならない。そうは言っても,山を歩く時間はそんなに正確にはコントロールできない。帰りのバスはできれば14時台の便に乗りたかったのだが,わずかに間に合わず,氷ノ山自然ふれあい館 響の森付近で2時間ほど時間を過ごさなければならなくなった。教員は若干手持無沙汰ではあったが,高校生たちは和やかに過ごしていて親睦を深めていたようだった。
人気の山だけあって,山頂には私たちのグループ以外に十数名の登山者がいた。この山は兵庫県側からも上れるので,半分以上は山の西側から登ってきた人達のようだ。バーナーでお湯を沸かして温かいものを食べている姿も見かけたが,私たちの今回の第一目的は大会コースの下見なので,パンなどと飲み物で軽く昼食は済ませて早々に下山した。上りは登山初心者の新入生に配慮したり,コースのチェックポイントを確認したりしていたので,かなり時間がかかってしまったが,下りはできれば早いバスの時刻に間に合わせようと,ポイントチェックも最小に,急いで下った。
この連休の前半は雨の降る残念な空模様だったが,この日は青空の広がる絶好の登山日和となった。登山道には一部水の溜まっている所やぬかるんでいるところもあったが,概ねコンディションは良くポイント確認しながら春の氷ノ山を気持ちよく歩くことができた。
当然ではあるが,怪我や事故は無く,リタイヤする生徒も無くみんな励まし合いながら歩いていた。1年生から3年生まで全員揃って歩くのはこの学年ではこれが最初で最後かもしれないが,新入生には山の楽しさを知ってもらえただろうか。この日は気持ちよく山を歩けたが,大会本番では選手は重さ10kgを越えるザックを担いで登らなければならないし,梅雨に入って天気が悪くなる可能性も高い。競技で順位が付くとなれば辛いことも乗り越えて行かなければならないのは必然だ。生徒達には大会で是非力を発揮してもらいたい。
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