焼石岳 「じぇ じぇ じぇ!な お花畑 と 大雪渓
- GPS
- 08:20
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 836m
- 下り
- 827m
コースタイム
水沢IC7:00
中沼コース登山口8:10〜中沼8:40〜上沼9:15〜つぶ沼コースとの分岐9:50
〜10:15銀明水(避難小屋)10:20〜(大雪渓)〜11:40姥石平(東焼石岳との分岐)
12:15〜泉水沼12:20〜12:40焼石岳山頂12:50〜泉水沼13:20〜姥石平13:25
〜(大雪渓)〜銀明水14:35〜つぶ沼コース分岐15:05〜上沼15:30〜中沼16:00
〜登山口16:30
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場にはトイレ、登山届けポストあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> この時期、沢スジ状の登山道のため、雪渓の崩壊箇所あり(踏み抜き注意) 銀明水上部の大雪渓などでは、スリップ注意(軽アイゼン有効) <日帰り入浴> 美妙の湯「やけいし館」@400円 ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(高張性弱アルカリ性高温泉) ひめかゆスキー場に隣接 |
写真
感想
栗駒国定公園にある「焼石岳」は、「ヤマレコ」や「いわて自然公園特派員だより」などを見ると、この時期、姥石平付近では、シナノキンバイなどの素晴らしいお花畑が広がっているらしい。
http://www.pref.iwate.jp/~hp0316/mt_of_iwate/index.html
早朝出発、5時間近くかけ東北道の水沢ICを降り、50分程で尿前林道の焼石岳登山口に着く。尿前は「しとまえ」と読むらしい。
ちなみに、林道入口にあったロックフィルダムは「胆沢ダム(いさわダム)」なのだそうだ。不思議な名前だ。
ところで、林道終点の駐車場は30台位駐車可との情報だったが、林道脇駐車を含めて70台近く駐まっていたのではないだろうか。
歩き始めて、すぐにシラネアオイが出迎えてくれ、木道の両脇の雪融け箇所には既にお化けと化したミズバショウや金色のリュウキンカが繁茂していた。
ほどなく中沼に着く。そこは、残雪を抱いた焼石連峰を水面に映し出す別天地であった。
コバイケイソウの見事な上沼からは、崩壊した雪渓を伝ったり、雪溶け水のため、渓流と化した登山道を行く。
銀明水で喉を潤してから大雪渓の登りにかかる。
この辺りから横岳をはじめ周囲の展望が開けた。
大岩の続く急登をやり過ごすと、いよいよ姥石平だ。
眼前の焼石岳の雪渓、泉水沼の付近には、予想をはるかに超える広大なお花畑が広がっていた。
姥石平で、高山植物に囲まれての至福の昼食を済ませ、いよいよ焼石岳に登る。
あいにく山頂ではガスに囲まれたが、登りや下山途中には徐々に視界が開け、先ほど居た姥石平から東焼石岳の全貌が見渡せた。
下山は元来たコースを戻ったが、花々たちともずいぶんと顔なじみとなり、長い行程も気にならず楽しい気分のまま駐車場に帰り着くことができた。
帰途は、胆沢ダム近くの温泉「やけいし館」にて、疲れた体を癒したり、前沢SAで前沢牛に舌鼓を打ったりしながら「みちのく岩手の山旅」を終えた。
最後になったが、登り初めから我々と前後しつつ登られていた岩手県のグループの方に、姥石平で置き忘れた軽アイゼンを大雪渓手前で届けていただいた。大変お世話になりました。この場を借りて再度、御礼申し上げます。
<お花畑の植物>
ハクサンイチゲ(群落)、ミヤマシオガマ、ハクサンチドリ、ヒナザクラ、ショウジョウバカマ、チングルマ、ムシトリスミレ、リュウキンカ、ネバリノギラン(花なし)、ユキワリコザクラ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ
<その他山行中に見かけた花たち>
ハクサンボウフウ、フキ、シラネアオイ、ミズバショウ、ミツガシワ(花なし)、タニウツギ、ズダヤクシュ、ゴゼンタチバナ、マイズルソウ、ユキザサ、ミツバオウレン、ミヤマカタバミ、サラサドウダン、オオカメノキ、タムシバ、コバイケイソウ、ムラサキヤシオ、エンレイソウ、サンカヨウ、ツマトリソウ、シャクナゲ(花なし)、ミネザクラ、ホソバイワベンケイ、タカネスミレ、イワカガミ 他不明も多数あり
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