西丹沢・甲相国境尾根縦走 (畦ヶ丸・菰釣山)
- GPS
- 13:59
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,753m
- 下り
- 1,280m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:23
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:38
但し、メンバーの体調不良や、時間を競って気持ちの焦りが、何ともない木道敷設のルートを間違えると言う致命的ミスを犯した。
避難小屋のワークは気持ちにゆとりなく。後日思い返せば私の時代ではご法度な所作で、先行先取りの鉄則を順守するべき。と思っている。
この場を借りて、先行されていた方々に、申し訳けありません。お詫び申し上げます。
天候 | 初日 快晴。午後から体感的に15メートル位の小風。 強風と呼ばれる目安は、風上に顔向けて息できない位から。 2日目 快晴。日中にかけて 爽やかなる風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路→京王高速バス 山中湖 平野発 新宿バスタ行き。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢山塊特有の地形。(激しい所だとほぼ垂直に切れ立ってる稜線) を理解してる事が肝要(時折きつい風に煽られない等) |
その他周辺情報 | 山中湖平野 蕎麦屋 やまさと https://s.tabelog.com/yamanashi/A1903/A190302/19009802/top_amp/ |
写真
感想
そもそもの予定。
↓↓↓
奈良県・大峯奥駈道(再々)
昨年2度目計画して、県の指導で私のケータイに直接電話かかって来て強制的に交通経路の予約を解除させられ断念。
で、今年はそれに輪をかけて、奈良交通の高速バス(都心方面からは)全便運休。
奈良県さんは、ココまで他府県から来る事を拒みつつ、それで有りながら「ゴーツーキャンペーン」をやるって、どういう観念しとんのや???
で、
・那須 三斗温泉 大倉尾根。
・日光 女峰山 大真名子山 男体山。
・甲斐大和 大菩薩嶺 南領 滝子山。
と、考えたがとにかく他府県さんによってそれぞれ反応違うので困ったもんだ。
ソコで組んだメンバーが多く占める神奈川県(地元なので、ソコに私が紛れる)を主体に捉えて、まだ未踏の多い西丹沢を中心に歩き、最終的に山梨県 山中湖へ出る。
と計画した。
アプローチは電車だが、山中は殆どヒトが居ないだろう。読み込んだ通り最終日はゴール寸前の地元民数名を除けば山中はなんと2名しか出会わない。というとても静かで有意義な、山行になった。
ここでの収穫は様々で、
1つ。山並みは、標高低い分、気温に(北ア等の氷点下10℃とかでない)備えがさほどでなく、吹かれても心底構える必要もない。
1つ。いわゆる原生林と言うか、人の手が入らないブナ林が多くを占めるので、とても明るく、新緑のこの頃はロケーションもかなり効く上、清々しい洗礼を受ける。
1つ。予めこの土地の昭和の国体に配布された資料(地形・地質、気象、歴史(主だって戦国時代 武田氏と、北条氏の争い))を、読んで訪問したので、その知識との重ね合わせが楽しかった。
問題は2つ。
問題その1。ムーブに対して、時間の運びが遅れた場合の到着時間との逆算。その隙間に見事にハマった、分岐点で岐路の正誤を確認しない。と言う致命的ミスを犯した。
気がついたのは、経験から来る周りの人の装備や動きであって、14時30分過ぎのムーブにしてはユックリしてるし、どう見ても、これから避難小屋でステイする装備ではない。
が間違いを気が付かせてくれた。
この時の、巻き戻しに値する登り返しがきつく、どう、繕っても予定時刻には間に合わない。と腹を括った。
しかし、向こうで待つメンバーの水さばきの残量。また今年になってマトモに新年会すらしてない親睦会的な機会がメインであったので到着する自信はあった事が歩を進ませた。
問題その2。避難小屋に入って、下山してから、メンバーから事情を聞いてかなり悔いているが、
過ぎた事を、正しく直して書けば以下の通りである。
板の間に8名のキャパシティ。他の山域避難小屋からスケールすると10名と言う感じだろう。)
一番遅れたのが私達なので、まずはベンチに居た女子2人を板の間に。
この時さして思わなかったのは、私の感覚ではイビキや、夜中のトイレ等で耳元に足音ドンドンが嫌なんだろうな。位しか思わなかった。
で、私の、体調不良のパートナーを板の間に押し込んで、
遠慮してツエルト張ったメンズと、私でベンチとなれば正解だろう。
しかし、今日のイマの世相では、どうか。
かのような裁きが正解なのかは、わからない。
非常事態宣言やら。蔓延防止措置等が連発されてる中で、懸命になっている医療従事者さん達の健闘を思う(事実私の身の回りにはこれまでに死亡2名、重症者2名、罹患者9名という事実がある。)と、かのような山中でハイクを謳歌する事が絶対に正しい事なのか???
正直にわからない。
以上の様な呈を持って、無事に下山と相成ったが、下山後に報道されてるアルプスの山岳事故(遭難)は、残雪期の、不安定さの理解と、悪天候になった時は、またまだ真冬である事を肝に命じ。
常に安全に山行を継続して行きたい。
と。益々考えるようになった。
待ちに待ったグリーンシーズン突入❣️遠出はできないけれど(コロナのせい💢)近場で新緑を堪能してきました〜✨
山中では先行している山メンバーと待ち合わせをしているので、張り切って西丹沢ビジターセンターからスタートしました💪
お天気に後押しされ気分も上々〜🙌
のはずが…
途中から猛烈な腹痛が💦様子を見て痛みを我慢しながら登るも、ほぼCT通りに畦ヶ丸避難小屋に到着💪
ここで待ち合わせでしたが、少し遅くて会えず…。次の菰釣避難小屋で合流するに変更です。
しかし、その後…
見事にやらかしてしまいました😓
畦ヶ丸避難小屋から菰釣山に向かうも、ルートを間違え下山の道を降っていたのです。こんなときに限ってやってしまうとはトホホ
原因は
1️先行してる仲間に追いつきたく焦ったこと。
2️休憩後に地図で方向を確認しなかったこと。
焦りもあり、いつもなら絶対にルート確認をしているこんな当たり前のことをしなかったのです。
結局、1時間のロス🌀
気持ちも下がり(すっかり気落ち)足も上がらない…それでもここでめげるわけにはいかなと、気持ちを切り替えて菰釣避難小屋を目指して再出発💪💪💪
丹沢らしいキレキレの登山道あり、長い階段あり、一つ一つ慎重にクリア。ブナ林に入ると明るくなって、新鮮な空気を体いっぱいに堪能して歩くことができました。
ずっと照らしてくれた太陽の光にも力をもらい、菰釣避難小屋に無事に到着。やっと仲間に会えて、感動の乾杯です🥂🥂
小屋は満杯で時間も押していたのでさっと夕飯を済ませ就寝。
翌日も快晴☀️
朝陽で目覚めて、快調にスタートしました。
菰釣山山頂で見事な富士山が目の前にドーン🙌素晴らしい〜✨なんて美しい姿なんでしょう💖
平野までのルートは富士山ルートに名前を変えたら?と思うほど、大きくて真っ白に化粧した富士山をずーっと見ることができました😊
今回は久しぶりに山仲間とも再会し、同じ感動を分かち合い、ルート最高✨お天気最高✨✨
色々あったけれど素晴らしい楽しい山行となりました。
最後になりましたが、
菰釣避難小屋でご配慮いただいた方々にお礼を申し上げます。
3人パーティの方、ソロの男性、ツェルトの男性、女性2人の方は特に。
本当にありがとうございました🙏🙇♀️
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