谷川岳 大障子避難小屋泊、主稜線縦走
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,678m
- 下り
- 2,514m
コースタイム
土合8:50−9:25西黒尾根登山口−12:00ラクダのコル−(昼食)−14:00トマノ耳−14:15オキノ耳−14:30トマノ耳−15:35オジカ沢ノ頭−16:00小障子の頭−16:15大障子避難小屋
【2日目】
大障子避難小屋6:30−6:55大障子の頭−7:50万太郎山−8:20越路避難小屋−8:35毛渡乗越−9:45エビス大黒ノ頭−10:15エビス大黒避難小屋−11:05仙ノ倉山11:30−12:15平標山−13:05松手山−15:40二居/宿場の湯
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
二居15:56−(バス)−16:20越後湯沢17:01−17:54大宮 [往路] 電車4,820円 [復路] バス610円(運賃510円+荷物100円) 電車5,970円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根登山口〜トマノ耳/オキノ耳 ・登山口初っ端から林間の急登が始まる。特に危険個所はないがキツイ登りが続く。 ・1時間40分ほどで林間を抜け、岩場のルートへ。ラクダの背までに3か所のクサリ場を越える。注意して登れば問題ないが、天候が悪いときは滑りやすくなるので注意。 ・ラクダのコル(厳剛新道合流)を過ぎると本格的な岩場の登りが続く。 ・天狗のザンゲ岩を越えると山頂はもうすぐ。今回は肩の小屋直下に残った雪渓を横切ったが、アイゼン等は特になくても問題なかった。 ・肩の小屋近くの道標あたりにザックをデポすると楽。トマノ耳からオキノ耳へは10分程度。 肩の小屋〜大障子避難小屋 ・尾根筋を進んでいくコース。晴れていればまわりの展望が広がる気持ちのいいコースなのだろうが、今回は残念ながらガスの中。 ・オジカ沢の頭までは、途中痩せ尾根や岩場を越えるところがあるが気を付けて進めば問題ないと思う。 ・オジカ沢の頭を越えたところで、足場が崩れている場所がある。数メートルのトラバースだが、体を支える場所が少ないので要注意。特に雨の時は足場が悪くなりそう。 ・アップダウンを繰り替えすと小障子の頭、そこから10分程度で大障子避難小屋に到着。 大障子避難小屋〜万太郎山 ・避難小屋を出発すると大障子の頭までは登りは特に危険個所はなし。 ・大小路の頭を越えた後の下りの岩場が濡れていると滑りやすくなるの要注意。 万太郎山〜仙ノ倉山 ・特に危険と思われる箇所はないものの、途中アップダウンを繰り返すので結構疲れる区間。 ・特にエビス大黒の頭の登り、エビス大黒避難小屋まで下って仙ノ倉山への最後の登りはキツかった。 仙ノ倉山〜平標山 ・木道、階段があり整備されていて、とても歩きやすい。天気が良ければ眼前の平標、振り合えれば仙ノ倉山を見渡せる眺めの良いコース。 平標山〜松手山 ・前半は緩やかな下りが続く歩きやすいコース。中盤は木製の階段が続く。下段は途中崩れているところあるので気を付けて下る。階段を下りきると10分程度緩やかな登りの先に松手山山頂。 松手山〜二居 ・松手山山頂を過ぎると林間のコースが続く。コースは木の根の張り出しもなく歩きやすい。1時間強を延々を下っていくと舗装された道路に合流。そこから20分程度で宿場の湯に到着。 ※今回はオーバーウェイトで特に西黒尾根の登りがキツかった。 ※肩の小屋から仙ノ倉山への尾根筋のルートは今回滑りやすくなっていたので、今回はスリップしないように注意しながら進んだ。また風が強い日は特に注意が必要になると思う。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 35L
ストック 1
水筒 2 2L+1L
ヘッドランプ 1
ナイフ 1
コンパス 1
地図 1 山と高原地図
ストーブ 1
ガスカートリッジ 1
ライター 1
コッヘル 1
カトラリー 1 スプーン、フォーク
食糧 4食分+予備
携行食
帽子 1
グローブ 1
レインウェア 1
フリース 1
ミドルウェア 1
着替え アンダー、靴下、下着
タオル 1
マット 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ツェルト 1
GPS 1
ファーストエイドキット 1
予備電池 単3/単4
エマージェンシーシート 1
ゴミ袋 2
携帯電話 1
健康保険証/運転免許証
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感想
八回目の谷川岳。
今回はいつも眺めるだけだった万太郎山への稜線を進み、さらに仙ノ倉、平標山を越える主稜線縦走コース、&一度やってみたかった避難小屋泊。
なかば無理矢理休日をとったため、日程優先で天気の悪さは我慢の山行のつもりでスタート。
土合駅を降りて西黒尾根登山口に向かう途中、ロープウェイのメンテナンス休業の看板。ロープウェイはもともと利用するつもりはなかったが、肩の小屋が管理人不在でトイレと休憩所しか使えないとか。
肩の小屋で飲み物の補給を予定していたので、急遽登山指導センターで水を補給。水3L、ペットボトル500ml×2、ビール1缶と4kg以上の荷物でオーバーウェイト状態でスタート。
寝不足も加わってキツイ1日目となった。
天気は昼を過ぎると曇りだし、ラクダのコルを越えるころにはガスの中で展望がきかない状態の中の登山となった。
今回の目的の万太郎、仙ノ倉、平標の縦走コースも殆どガスの中で周りの景色を楽しむことはできなかった。残念...
もう一つの目的の避難小屋泊は大障子避難小屋に宿泊、本日の宿泊者は2名でゆったりと休むことができた。
前日の寝不足もあってか7時前には寝てしまったが...
いろいろと心残りもある山行だったが次のチャレンジに期待をしよう。
...といことで、次のために各避難小屋をチェック。
オジカ沢の頭避難小屋
・収容3名程度。床に傾斜があることと、雨漏りがするのが床が濡れていたので、快適に泊まるには難しいか?
大障子避難小屋(今回利用)
・広さは一番。10名くらいなら泊まれるでは?
・雨漏りする場所があったが波板があったので天井のしたに設置して防ぐことができる。
・往復で20分程度かかるが水場がある。(今回はガスのため利用しなかった)
越路避難小屋
・ルートの中の避難小屋では一番キレイだった。
・5名程度なら快適に泊まれると思う。
エビス大黒避難小屋
・3名収容になっているが、土間部分があるので2名でいっぱいでは?
ということで、避難小屋泊主稜線縦走を計画した場合、平標山スタートなら越路避難小屋、谷川岳スタートなら大小路避難小屋となるだろう。
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