富士山(吉田口、北口本宮富士浅間神社から)
- GPS
- 31:37
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 3,048m
- 下り
- 3,054m
コースタイム
道の駅富士吉田 5:50 - 6:12 北口本宮富士浅間神社 - 7:23 中ノ茶屋 - 8:25 馬返し 8:35 - 8:51 一合目 - 9:32 二合目 9:40 - 10:05 三合目 10:12 - 10:42 四合目 10:48 - 11:44 五合目佐藤小屋 11:52 - 12:23 六合目 12:40 - 13:38 七合目花小屋 - 15:07 八合目太子館 15:20 - 15:50 白雲荘 - 16:00 元祖室 - 16:25 富士山ホテル - 16:52 御来光館
(2日目)
御来光館 1:50 - 2:20 九合目鳥居 - 3:02 吉田口頂上 - 4:11 剣ケ峰 4:37 - 5:15 吉田口下山道 - 5:52 須走口分岐 - 7:05 七合目トイレ - 7:27 六合目 7:40 - 8:12 スバルライン五合目 8:28 - 8:48 五合目佐藤小屋 - 9:20 四合目 - 9:33 三合目 - 9:47 二合目 - 10:07 一合目 - 10:17 馬返し 10:30 - 11:28 中ノ茶屋 - 12:35 北口本宮富士浅間神社 - 13:02 道の駅富士吉田
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吉田口登山道 浅間神社から馬返しまで車道と車道に沿った遊歩道とがある。 今回は上りにピッチのとりやすい車道、下りに足に優しい遊歩道を選択した。 馬返しから六合目までは原生林の中の登山道。 営業小屋は五合目佐藤小屋と里見平星観荘のみ。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
今年の富士山は混雑が予想されるので早めに行ってしまおうということで、山開き直後に行ってきた。
吉田口の北口本宮富士浅間神社前の駐車場を利用しようと思っていたら7月1日は国民文化祭の行事で午前中閉鎖となっていた。仕方ないので道の駅富士吉田へ車を置き歩くことになった。
道の駅から浅間神社まで20分程なので、ほぼ予定時刻にスタートできた。
浅間神社の鳥居の額には富士山の文字、麓からの富士登山は初めてなので多少不安があるが、壊れて動けなくならぬよう心がけて登ることとした。
浅間神社で安全登山を祈願して登り始める。車道沿いのゆるい上りが延々と続く。
富士山の裾野をイメージしながらあせらず黙々と上る。馬返しの手前あたりから傾斜が少しきつくなってきたように感じた。
馬返しからやっと登山道に入るが、二合目あたりから腰に違和感が。1ケ月のブランクのせいか腰が重い。痛みが出ないうちにと思い膝にサポーターを付け、ダブルストックで膝、腰に負担がかからないようにし、ペースを落として登ることにした。まだ宿泊小屋まで1800mの標高差がある。当初の予定では六合目に12時、宿泊小屋に15時半であったがペースを落としても17時には着けると判断した。他の山であれば考えられない時間帯であるが、富士山は特別な山なんだなあと感じた。
ゆっくりペースで登ったおかげで、痛みも出ずに六合目に到着。今までの静けさと違い、急に人が多くなった。圧巻は30名程の団体が砂煙をあげて行進するさま。しばらくあっけにとられて見入ってしまった。
2組目の団体が通過してから少し間をあけて出発したが、しばらくすると追いついてしまった。追い抜く力はないので、後を付いていくと突然皆坐り始めた。どうやら30分毎に休憩をとるようだ。おかげで追い抜くことが出来た。1組目の団体も七合目手前で抜くことが出来た。この後岩場が始まるので追い抜いておいて良かったと後から思った。
平日ではあるが、山開き後の初日とあって人が多い。特に感じたのは外国人の多さ、それも女性が目に付いた。世界遺産に登録されて今後ますます増えるのではないかと思われる。
御来光館には見積もり通り17時前に着くことが出来た。かなりへばってはいたが、毎年出ていた高山病のような症状は無かった。食欲もあり、ハンバーグの夕食もおいしく食べることが出来た。
しかし寝床はいわゆる蚕棚で枕が隙間なく並べられている。つまり枕の幅のスペース、足下にザックの吊り下げバーがあり、ザックと靴袋を掛ける。最初の富士山の時には頭と足交互に押し込まれたものだが、余り改善された様には思えない。
結局熟睡も出来ず、夜中に出発する人がいたので、つられて起きてしまった。
予定時間よりも早く小屋を出てしまったが、当てにしていた頂上の小屋は営業しておらず、寒さよけに岩陰に隠れたりして時間をかけて剣ケ峰に移動した。
周りは一面の雲海で、その上に出る円い御来光を期待したが、雲が邪魔をして、円い形では上がってこなかった。しかし山頂からの御来光は初めてなのでしばらく感慨にふけっておりました。
下山はスバルラインの五合目に寄り道をして、土産物を調達してから佐藤小屋へ戻り再び原生林の中の道を馬返しまで下った。馬返しの小屋で地元のボランティアの方が飲み物のサービスをしていた。しばらく休憩させてもらった。頂上で自分の写った写真があれば登頂証明書を発行するというが後の祭り、普段から自分を撮ることもないし、また証明書をもらっても家に飾っておくのも恥ずかしいので聞かなかったことにして出発する。
馬返しの駐車場の奥から吉田口遊歩道に入る。昔車が通っていた道ということで林がしっかり切り取られ、草は多いが幅広い道が続いている。
所々で車道と接近し、車道を見ることができる。遊歩道の方が位置が高いのか、車道側からは遊歩道を見ることは無かった。
遊歩道で何組ものグループとすれ違った。麓からの登山にこだわっている方が多いと感じた。
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