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Yamareco

記録ID: 316406
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(吉田口、北口本宮富士浅間神社から)

2013年07月01日(月) ~ 2013年07月02日(火)
 - 拍手
GPS
31:37
距離
44.1km
登り
3,048m
下り
3,054m

コースタイム

(1日目)
道の駅富士吉田 5:50 - 6:12 北口本宮富士浅間神社 - 7:23 中ノ茶屋 - 8:25 馬返し 8:35 - 8:51 一合目 - 9:32 二合目 9:40 - 10:05 三合目 10:12 - 10:42 四合目 10:48 - 11:44 五合目佐藤小屋 11:52 - 12:23 六合目 12:40 - 13:38 七合目花小屋 - 15:07 八合目太子館 15:20 - 15:50 白雲荘 - 16:00 元祖室 - 16:25 富士山ホテル - 16:52 御来光館
(2日目)
御来光館 1:50 - 2:20 九合目鳥居 - 3:02 吉田口頂上 - 4:11 剣ケ峰 4:37 - 5:15 吉田口下山道 - 5:52 須走口分岐 - 7:05 七合目トイレ - 7:27 六合目 7:40 - 8:12 スバルライン五合目 8:28 - 8:48 五合目佐藤小屋 - 9:20 四合目 - 9:33 三合目 - 9:47 二合目 - 10:07 一合目 - 10:17 馬返し 10:30 - 11:28 中ノ茶屋 - 12:35 北口本宮富士浅間神社 - 13:02 道の駅富士吉田
天候 1日目 曇り
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅富士吉田
コース状況/
危険箇所等
吉田口登山道
浅間神社から馬返しまで車道と車道に沿った遊歩道とがある。
今回は上りにピッチのとりやすい車道、下りに足に優しい遊歩道を選択した。
馬返しから六合目までは原生林の中の登山道。
営業小屋は五合目佐藤小屋と里見平星観荘のみ。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
北口本宮富士浅間神社の鳥居、富士山の額がかかっている。
2013年07月01日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 6:13
北口本宮富士浅間神社の鳥居、富士山の額がかかっている。
浅間神社参道
2013年07月01日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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浅間神社参道
浅間神社
2013年07月01日 06:22撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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浅間神社
富士北口登山本道の石碑
2013年07月01日 06:26撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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富士北口登山本道の石碑
登山道の鳥居
2013年07月01日 06:27撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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登山道の鳥居
東富士五湖道路手前まで、車道脇にこのような歩道が続いている。
2013年07月01日 06:42撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 6:42
東富士五湖道路手前まで、車道脇にこのような歩道が続いている。
周囲は赤松の林、マツタケを連想してしまう。
2013年07月01日 06:47撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 6:47
周囲は赤松の林、マツタケを連想してしまう。
東富士五湖道路付近からは車道沿いを歩く。交通量は少ないが、スピードが出ているので緊張する。
2013年07月01日 07:05撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 7:05
東富士五湖道路付近からは車道沿いを歩く。交通量は少ないが、スピードが出ているので緊張する。
中ノ茶屋
2013年07月01日 07:22撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 7:22
中ノ茶屋
中ノ茶屋を過ぎるとこんな感じ。
2013年07月01日 07:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 7:28
中ノ茶屋を過ぎるとこんな感じ。
馬返し駐車場
2013年07月01日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 8:25
馬返し駐車場
柵を越えて少し登ると大文司屋、朝は開いてなかったが、帰りには飲み物のサービスをしてくれて、しばらく休憩した。
2013年07月01日 08:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 8:28
柵を越えて少し登ると大文司屋、朝は開いてなかったが、帰りには飲み物のサービスをしてくれて、しばらく休憩した。
鳥居の脇に狛犬ならぬ狛猿。
2013年07月01日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 8:39
鳥居の脇に狛犬ならぬ狛猿。
鳥居をくぐると禊所。
2013年07月01日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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鳥居をくぐると禊所。
山道が始まります。
2013年07月01日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 8:41
山道が始まります。
一合目
2013年07月01日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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一合目
原生林の中の登山道
2013年07月01日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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原生林の中の登山道
二合目
2013年07月01日 09:32撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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二合目
二合目の御室浅間神社、金網で囲まれています。
2013年07月01日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 9:37
二合目の御室浅間神社、金網で囲まれています。
御室浅間橋
2013年07月01日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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御室浅間橋
橋の下は溶岩流
2013年07月01日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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橋の下は溶岩流
三合目三軒茶屋
2013年07月01日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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三合目三軒茶屋
他の登山道では味わえない雰囲気。
2013年07月01日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 10:32
他の登山道では味わえない雰囲気。
四合目大黒天
2013年07月01日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 10:41
四合目大黒天
五合目佐藤小屋
2013年07月01日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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五合目佐藤小屋
六合目指導センター
2013年07月01日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 12:23
六合目指導センター
六合目で休んでいると、スバルライン五合目からの団体が通過。
2013年07月01日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/1 12:28
六合目で休んでいると、スバルライン五合目からの団体が通過。
二組目の団体をやり過ごして、腰を上げる。
2013年07月01日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 13:18
二組目の団体をやり過ごして、腰を上げる。
七合目花小屋
2013年07月01日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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七合目花小屋
七合目鳥居荘
2013年07月01日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 14:20
七合目鳥居荘
八合目太子館
2013年07月01日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 15:06
八合目太子館
八合目白雲荘
2013年07月01日 15:50撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 15:50
八合目白雲荘
八合目元祖室
2013年07月01日 16:00撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 16:00
八合目元祖室
雲の下に山中湖が見えた。
2013年07月01日 16:45撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/1 16:45
雲の下に山中湖が見えた。
八合五勺御来光館、本日の宿泊小屋。
2013年07月01日 16:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/1 16:52
八合五勺御来光館、本日の宿泊小屋。
翌朝黎明の剣ケ峰
2013年07月02日 04:24撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/2 4:24
翌朝黎明の剣ケ峰
明るくなってきた。
2013年07月02日 04:30撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 4:30
明るくなってきた。
雲が邪魔をしていて、円く見えない。
2013年07月02日 04:35撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/2 4:35
雲が邪魔をしていて、円く見えない。
成就岳と伊豆岳の間から御来光
2013年07月02日 04:37撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/2 4:37
成就岳と伊豆岳の間から御来光
朝日を受ける剣ケ峰、池には薄氷が張っている。
2013年07月02日 04:46撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/2 4:46
朝日を受ける剣ケ峰、池には薄氷が張っている。
富士宮口浅間大社
2013年07月02日 04:47撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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富士宮口浅間大社
雲海を見ながら下山口へ戻る。
2013年07月02日 04:56撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
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7/2 4:56
雲海を見ながら下山口へ戻る。
団体さんとすれ違い。
2013年07月02日 04:57撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 4:57
団体さんとすれ違い。
鳥居が下山口
2013年07月02日 05:10撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 5:10
鳥居が下山口
下山開始
2013年07月02日 05:15撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 5:15
下山開始
五合目あたりが雲の境目。
2013年07月02日 05:32撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 5:32
五合目あたりが雲の境目。
須走口下山道の分岐、写真に写っている六人は全て外国人。
2013年07月02日 05:52撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 5:52
須走口下山道の分岐、写真に写っている六人は全て外国人。
六合目付近から見上げる。
2013年07月02日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 7:27
六合目付近から見上げる。
淡々と下って馬返しの鳥居。
2013年07月02日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 10:15
淡々と下って馬返しの鳥居。
帰りは吉田口遊歩道を下る。
2013年07月02日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 10:43
帰りは吉田口遊歩道を下る。
遊歩道出口の看板
2013年07月02日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX130 IS, Canon
7/2 12:22
遊歩道出口の看板

感想

今年の富士山は混雑が予想されるので早めに行ってしまおうということで、山開き直後に行ってきた。
吉田口の北口本宮富士浅間神社前の駐車場を利用しようと思っていたら7月1日は国民文化祭の行事で午前中閉鎖となっていた。仕方ないので道の駅富士吉田へ車を置き歩くことになった。
道の駅から浅間神社まで20分程なので、ほぼ予定時刻にスタートできた。
浅間神社の鳥居の額には富士山の文字、麓からの富士登山は初めてなので多少不安があるが、壊れて動けなくならぬよう心がけて登ることとした。
浅間神社で安全登山を祈願して登り始める。車道沿いのゆるい上りが延々と続く。
富士山の裾野をイメージしながらあせらず黙々と上る。馬返しの手前あたりから傾斜が少しきつくなってきたように感じた。
馬返しからやっと登山道に入るが、二合目あたりから腰に違和感が。1ケ月のブランクのせいか腰が重い。痛みが出ないうちにと思い膝にサポーターを付け、ダブルストックで膝、腰に負担がかからないようにし、ペースを落として登ることにした。まだ宿泊小屋まで1800mの標高差がある。当初の予定では六合目に12時、宿泊小屋に15時半であったがペースを落としても17時には着けると判断した。他の山であれば考えられない時間帯であるが、富士山は特別な山なんだなあと感じた。
ゆっくりペースで登ったおかげで、痛みも出ずに六合目に到着。今までの静けさと違い、急に人が多くなった。圧巻は30名程の団体が砂煙をあげて行進するさま。しばらくあっけにとられて見入ってしまった。
2組目の団体が通過してから少し間をあけて出発したが、しばらくすると追いついてしまった。追い抜く力はないので、後を付いていくと突然皆坐り始めた。どうやら30分毎に休憩をとるようだ。おかげで追い抜くことが出来た。1組目の団体も七合目手前で抜くことが出来た。この後岩場が始まるので追い抜いておいて良かったと後から思った。
平日ではあるが、山開き後の初日とあって人が多い。特に感じたのは外国人の多さ、それも女性が目に付いた。世界遺産に登録されて今後ますます増えるのではないかと思われる。
御来光館には見積もり通り17時前に着くことが出来た。かなりへばってはいたが、毎年出ていた高山病のような症状は無かった。食欲もあり、ハンバーグの夕食もおいしく食べることが出来た。
しかし寝床はいわゆる蚕棚で枕が隙間なく並べられている。つまり枕の幅のスペース、足下にザックの吊り下げバーがあり、ザックと靴袋を掛ける。最初の富士山の時には頭と足交互に押し込まれたものだが、余り改善された様には思えない。
結局熟睡も出来ず、夜中に出発する人がいたので、つられて起きてしまった。
予定時間よりも早く小屋を出てしまったが、当てにしていた頂上の小屋は営業しておらず、寒さよけに岩陰に隠れたりして時間をかけて剣ケ峰に移動した。
周りは一面の雲海で、その上に出る円い御来光を期待したが、雲が邪魔をして、円い形では上がってこなかった。しかし山頂からの御来光は初めてなのでしばらく感慨にふけっておりました。
下山はスバルラインの五合目に寄り道をして、土産物を調達してから佐藤小屋へ戻り再び原生林の中の道を馬返しまで下った。馬返しの小屋で地元のボランティアの方が飲み物のサービスをしていた。しばらく休憩させてもらった。頂上で自分の写った写真があれば登頂証明書を発行するというが後の祭り、普段から自分を撮ることもないし、また証明書をもらっても家に飾っておくのも恥ずかしいので聞かなかったことにして出発する。
馬返しの駐車場の奥から吉田口遊歩道に入る。昔車が通っていた道ということで林がしっかり切り取られ、草は多いが幅広い道が続いている。
所々で車道と接近し、車道を見ることができる。遊歩道の方が位置が高いのか、車道側からは遊歩道を見ることは無かった。
遊歩道で何組ものグループとすれ違った。麓からの登山にこだわっている方が多いと感じた。

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