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Yamareco

記録ID: 320275
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

広河原バス停⇔北岳ピストン

2013年07月13日(土) ~ 2013年07月14日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
09:13
距離
23.1km
登り
3,273m
下り
3,284m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

ログが乱れているため注意。寄り道は特にしていない。

【1日目】
07:36 広河原バス停
08:04 白根御池分岐
09:36 白根御池小屋
11:12 右俣コース合流点
12:02 北岳肩の小屋(88分休憩)
14:01 北岳(28分休憩)
15:02 北岳肩の小屋

【2日目】
04:17 北岳肩の小屋
04:51 北岳(12分休憩)
05:34 北岳肩の小屋(6℃)
06:13 右俣コース合流点
06:57 白根御池小屋(23分休憩)
08:24 白根御池分岐
08:46 広河原バス停
天候 1日目:曇時々雨
2日目:曇
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
・雪はあるもののアイゼンは不要(二俣コースは必要らしい)
・白根御池の水は無料、トイレはチップ制
・肩の小屋の水は1L100円、テン場500円、素泊まり4500円、トイレはチップ制(テン場代に含まれず)
行く先は雲に覆われています
2013年07月13日 07:38撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 7:38
行く先は雲に覆われています
広河原山荘に登山ポストあり。
2013年07月13日 07:41撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 7:41
広河原山荘に登山ポストあり。
観音岳。道中にはどこかわからなかったのですが…。
2013年07月13日 09:23撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 9:23
観音岳。道中にはどこかわからなかったのですが…。
白根御池小屋。ペンキ塗り立ての表示もありましたが、外見は立派です。(中は入っていないのでわからず)
2013年07月13日 09:36撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 9:36
白根御池小屋。ペンキ塗り立ての表示もありましたが、外見は立派です。(中は入っていないのでわからず)
南アルプス天然水が無料でいただけます。ありがたや。
2013年07月13日 09:41撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 9:41
南アルプス天然水が無料でいただけます。ありがたや。
白根御池のテン場。このときはまばらにしかテントはありませんでした。
2013年07月13日 09:43撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 9:43
白根御池のテン場。このときはまばらにしかテントはありませんでした。
白根御池小屋からの登りはかなりきついです。
2013年07月13日 09:55撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 9:55
白根御池小屋からの登りはかなりきついです。
花を見て少し休憩。
2013年07月13日 10:07撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 10:07
花を見て少し休憩。
行く手にはガスが。
2013年07月13日 10:32撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 10:32
行く手にはガスが。
ハイマツ帯に入って眺めが良いはずが…。
2013年07月13日 11:32撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 11:32
ハイマツ帯に入って眺めが良いはずが…。
強い風で一瞬下界がのぞきます。
2013年07月13日 11:35撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 11:35
強い風で一瞬下界がのぞきます。
ガスが薄くなったときを見計らって北岳にアタックするも…、
2013年07月13日 13:38撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 13:38
ガスが薄くなったときを見計らって北岳にアタックするも…、
このとおり
2013年07月13日 14:01撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 14:01
このとおり
眺めはなし。
2013年07月13日 14:01撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 14:01
眺めはなし。
キバナシャクナゲ?
2013年07月13日 14:47撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 14:47
キバナシャクナゲ?
こんな天気でもテントは多い。
2013年07月13日 14:48撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 14:48
こんな天気でもテントは多い。
2013年07月13日 14:52撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 14:52
真夏でもホットドリンクがほしくなる気温。
2013年07月13日 15:02撮影 by  NEX-5N, SONY
7/13 15:02
真夏でもホットドリンクがほしくなる気温。
2013年07月13日 15:15撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/13 15:15
明け方、雲はあるものの雨は上がり、富士山のシルエットが浮かび上がります。
2013年07月14日 04:15撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 4:15
明け方、雲はあるものの雨は上がり、富士山のシルエットが浮かび上がります。
こちらは鳳凰三山。
2013年07月14日 04:15撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 4:15
こちらは鳳凰三山。
仙丈ケ岳。
2013年07月14日 04:16撮影 by  NEX-5N, SONY
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仙丈ケ岳。
北岳山頂には多くの人。
2013年07月14日 04:42撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 4:42
北岳山頂には多くの人。
間ノ岳が朝日に染まります。
2013年07月14日 04:44撮影 by  NEX-5N, SONY
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間ノ岳が朝日に染まります。
甲斐駒、地蔵岳の稜線の向こうには八ヶ岳。
2013年07月14日 04:51撮影 by  NEX-5N, SONY
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甲斐駒、地蔵岳の稜線の向こうには八ヶ岳。
天空を支える富士山。
2013年07月14日 04:52撮影 by  NEX-5N, SONY
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天空を支える富士山。
仙丈ケ岳もいいなぁ。行きたい山が増えて困る。
2013年07月14日 04:54撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 4:54
仙丈ケ岳もいいなぁ。行きたい山が増えて困る。
撮ってもらいました。
2013年07月14日 04:57撮影 by  NEX-5N, SONY
7
7/14 4:57
撮ってもらいました。
甲斐駒アップ。
2013年07月14日 05:02撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 5:02
甲斐駒アップ。
甲斐駒右には蓼科山をはじめとする八ヶ岳の山々。
2013年07月14日 05:02撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 5:02
甲斐駒右には蓼科山をはじめとする八ヶ岳の山々。
間ノ岳の方に見えるのは憧れの鉄兜、塩見岳か。
2013年07月14日 05:09撮影 by  NEX-5N, SONY
7/14 5:09
間ノ岳の方に見えるのは憧れの鉄兜、塩見岳か。
北岳、間ノ岳2ショット。
2013年07月14日 05:11撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 5:11
北岳、間ノ岳2ショット。
小太郎尾根の向こうには甲斐駒。
2013年07月14日 06:00撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 6:00
小太郎尾根の向こうには甲斐駒。
道中にはたくさんの花が咲いていました。
2013年07月14日 06:08撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 6:08
道中にはたくさんの花が咲いていました。
広河原から。やはりガスに覆われていますが、若干青空がのぞいていました。
2013年07月14日 08:43撮影 by  NEX-5N, SONY
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7/14 8:43
広河原から。やはりガスに覆われていますが、若干青空がのぞいていました。
撮影機器:

装備

個人装備
食事
8食分
行動食・おやつ
タオル
レインウェア
1式
上下
上着
着替え
ザックカバー
カメラ・カメラケース
ティッシュ
ヘッドライト
財布
携帯電話
時計
ストック
帽子
サングラス
シュラフ
マット
メガネ
歯ブラシ
軽アイゼン
共同装備
GPSロガー
1
単3電池
地図
温度計
コンパス
ナイフ
テント・ポール
ソロテント
トイレットペーパー

感想

3連休をフルに使えるということで暖めていた山行計画。休みが近くなるにつれイマイチの予報で、直前になってかなり悪い感じになっていたものの、麓の天気予報はそれ程悪くなかったので、決行することに。最悪北岳でも晴れていればいいや位に考えていたのだが…。
当日は芦安バス停の始発に乗るために2時起床。5時半の発車より1時間近く着いたので楽勝かと思いきや、バス停近くの駐車場は満車。遠くの駐車スペースまで行ったが、結局空きはなく、交通整理の方が路駐を勧める始末。あとで聞いた話では深夜12時半の時点でバス停前の駐車場は満車、少し下ったところにある第4駐車場に停めることになったらしい。
バス乗り場も相当混雑して長蛇の列が出来ていた。流石にバスが1台ということはなく、数台が連なって発車していたが、5時半の便に乗りそびれた人もいたのではないだろうか。ここで出発時間も15分程度遅くなった。
広河原に到着しても当然渋滞。トイレ待ちをしている間に予定より1時間遅れ。女性の方が少ないためか、男のほうがトイレの渋滞がひどかった。(小なら待ちなし)ビジターセンター外のトイレが空いているという情報もあった。

【1日目】
07:36〜08:04 広河原バス停→白根御池分岐
大分出遅れてしまったが、その分空いているかも…、と思いきや早々に期待は裏切られ、登山道は渋滞スタート。遅々として進まないが、スタートはゆっくり歩いたほうが良いという基本もあるので、我慢して進む。

08:04〜09:36 白根御池分岐→白根御池小屋
分岐点を過ぎると人も分かれたせいか、少し渋滞解消…とは行かず、すぐに渋滞につかまる。が、途中で休憩をとる人が徐々に現われ、それを抜いていくうちに渋滞は気にならないようになった。
白根御池小屋は塗り替えられたせいか新しい感じで、ベンチやテーブルなどの設備も充実していた。眺めはそれほど良くないが、泊まるにはよさそうな雰囲気。
ここで少し水を補給して出発。

09:36〜12:02 白根御池小屋→北岳肩の小屋
池のほとりの横からの登りはかなりの急登。小屋までの登りもなかなかきつかったが、勾配はそれを上回る。テン場から見えていた急勾配が終われば楽になるかと思いきや、そういうこともなくきつい登りがひたすら続く。この辺りで雨が徐々に強くなり始めたのでレインウェアを装着。ハイマツ帯になると風も強くなって手がかじかむ。本当は北岳山荘を目指していたが、悪天なので肩の小屋に泊まることに予定変更。テン場の手続きをするときに小屋の人に明日の天気を訊いた所、今日よりも悪くなるといわれたので心が折れ、ここまで来ながら北岳にも登らずに帰ることまで考えた。
それはそうと、まずはテントを張る場所を探したが、すでによさそうな所は取られており、いろいろ探してプレハブ小屋の裏手に設営。ところが、設営後に作業員の方からテントの真ん前にある発電機を8時半くらいまで使うのでうるさくなるとの情報が。移動するのも面倒なので我慢することに。この日は朝も早く疲れていたのでテント内で少しウトウトする。しばらくして外に出ると、さっきまでのガスが晴れていたので、北岳にアタックすることに。

13:30〜15:02 北岳肩の小屋→北岳→北岳肩の小屋
荷物はテントにデポしてきたので足取りは比較的軽い。岩がゴロゴロした登山道を登っていくにつれガスに覆われ、山頂ではまるで眺望なし。とりあえず登頂したという自己満足だけが収穫かと失意の中テントの中で休んでいると、再び降雨。
しばらく休んでテント内を片付けていると、テントの中に水溜りが。プラティパスの水漏れかと思っていたら、ぜんぜん水気のないはずの場所に水溜りが。なんとテントが雨漏りしているのだ。とりあえずもれている所にコッヘルをあてがうものの、数分で結構な量の水が溜まる始末で、収拾がつかない。一晩の間雨にさらされながら夜を明かすのは困難だと判断し、急遽素泊まりに変更。テン場代のほかに素泊まり代を請求されるかと思いきや、差額だけで泊まらせてもらえた。日が暮れる前に気づいたのが不幸中の幸いだった。
小屋は窮屈だったものの、隣になった方と連絡先を交換するなど、貴重な体験が出来たのは良かった。でもやっぱり寝るのにも起きるのにも気を使う。

【2日目】
04:17〜05:34 北岳肩の小屋→北岳→北岳肩の小屋
心配していた雨は上がり、昨日よりもガスがなく小屋付近から近場の山々がはっきり見渡せる。これなら頂上もいい感じじゃないかと思い、第二次アタックを決意。
昨日はまったく見えなかった眺望を楽しみながら山頂を目指す。
山頂は流石に南アルプスの盟主、日本第二位の標高は伊達ではない。天気がよければもっと良かったのだが。そこまでは望みすぎか。
小屋への下りの途中で、テン泊装備を担いだ人を見るたびに悔しいやら情けないやら。

05:34〜06:57 北岳肩の小屋→白根御池小屋
下る途中の小太郎尾根が魅力的に見えたが、以前寄り道で失敗した経験もあり、その傷もまだ完治していないので、ここはおとなしく下山することに。分岐から降りた辺りから徐々に樹林帯になるので、ここで上着をしまったがこれは大正解。樹林帯は風がなく非常に蒸し暑い。
記憶では広河原のバスの出発が8時半くらいだったので、それを目標に急いでいたが、白根御池小屋でバス時刻を確認すると8時出発。流石に間に合わないと判断して、食事を取って休憩。

07:20〜08:46 白根御池小屋→広河原バス停
小屋からは行きにはあまり意識しなかったが、少し登り返しがある。勾配は緩いが下りしかないと思っているとちょっときつい。この区間だけでないが、前日の雨のせいで滑りやすくなっているようだったので、注意しながら下る。
次のバス便までの間はゆっくりしようと思っていたが、乗り合いタクシー(値段はバスと同じ)が9時出発ということだったので、これに乗って帰ることに。ほとんど待たずに済んでラッキーだった。

総括
白根三山縦走計画はサンザンな結果に終わって北岳にキタダケという残念な結果だったが、標高差1500mくらいをテン泊装備で登ることができ、テン泊の自信はついた。
テントの雨漏りについてはシームコートの劣化が疑わしいので、まずはシームコートをし、若干染み気味だったボトムへの防水スプレーも試してみようと思う。問題はどこで、試すかだが…。

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