大平牧場〜乾徳山〜黒金山〜牛首〜大平牧場
- GPS
- 08:15
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,089m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届ポストは、大平牧場駐車場にある。 大平牧場〜月見岩/扇平: 特に危険個所はない。 扇平〜乾徳山: 鎖場や岩場が出てくるため、注意して登りたい。 乾徳山〜黒金山: 乾徳山直下の岩場の下りは、短いが垂直梯子が出てくるため、注意してくだりたい。水ノタル〜黒金山間の登山路には、YSKが設置した赤い標識が設けられている。特に危険個所は無い。ひょうまた乾徳山〜黒金山間でNo.1〜No.15の番号を振った標識もある!! 乾徳山〜牛首のタル; 特に危険個所は無い。 牛首のタル〜牛首〜牛首のタル: 牛首のタル〜西沢渓谷に至る登山路から尾根筋を進んだが、藪漕ぎ必須だった。なお、薄いふみ跡が残っていた!! 牛首のタル〜黒金山登山口: 特に危険個所は無い。 |
その他周辺情報 | 道の駅:はなかげの郷まきおか 地元の山菜等を販売しております。 山梨市牧丘町室伏2120 0553-35-4780 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
5/23は、梅雨の晴れ間を狙ってT先輩が企画してくれた乾徳山から黒金山に登る山行に参加してきた。これまで、乾徳山は2回登っていたが、黒金山は手が届かない存在だった。今回は、標高1300mの大平牧場まで車で行って道満コースで乾徳山に登り、その後、黒金山に登って牛首のタル経由で大平林道を牧場まで戻るという計画だった。
明け方は、晴れの予報にも関わらず厚い雲が上空を覆っており、心配したが、笹子を過ぎるあたりから青空が拡がり始め、大平牧場に着いた頃には、上空は青空が拡がっていた。
大平牧場の駐車場は、乾徳山登山の車が十数台駐車しており、久しぶりの好天で登山者の出足も好調のようだった。富士市から来られていた団体の方々とほぼ一緒に出発し、乾徳山を目指した。道満尾根コースは、ミツバツツジがまだ見頃になっており、新緑の中に彩を添えていた。
登山路から南を振り返ると、雪を頂く富士山を眺めることが出来、久しぶりの富士山の姿に感激した。8:50に月見岩に到着し、小休止を摂った。この頃から北側の上空には雲が拡がり始めていたが、南側は青空が拡がっていた。
乾徳山に向かって登り始め、髭剃り岩はいつも通過ばかりだったので、今回は髭剃り岩に挑戦してみた。想像以上に狭く、先端部分は特に窮屈さを感じた。この後、雷岩に登ったころには、富士山にもガスが掛かり始め、頭が見えているだけになってしまった。その後鳳岩から乾徳山の山頂に到達(10:06)した頃には、乾徳山の山頂部の周囲にガスが掛かり、何も見えない状態になってしまった。山頂部には、沢山の登山者がいたため、山頂を下って北側の岩場で昼食休憩を摂った。
乾徳山北側の岩場からしばらく苔とシラビソの奥秩父の風情がタップリのなだらかな尾根道を進み、乾徳山北峰(10:51)、笠盛山山頂(11:21)を通過した。徐々に登り道になり、大ダオ分岐を通過(12:02)して直ぐに黒金山山頂に到達(12:06)した。黒金山山頂は、周囲を樹林帯に囲まれているが、唯一北西方向が開けており、西は南アルプス北部の峰々が望まれ、正面には奥仙丈岳&国師岳が大きな山容を見せており、更に右には甲武信ケ岳から破風山に連なる山並みが望まれた。生憎ガスが激しく動いており、チラチラと見える状況だったが、山深い奥秩父の山並みを眺望することが出来た。
黒金山登頂で本日の最大の目的を達したため、一気に牛首のタルに下った(12:45)。今回の山行前にT仙人からこの山域の未踏峰である牛首の登り口を見てきて欲しいとの要請があったため、牛首のタルから牛首山頂を目指した。牛首へは、バリエーションルートもなく、ヤマレコでもわずかな即席しか残っていなかったため、西沢渓谷への道の途中から尾根筋を辿って石楠花の藪漕ぎをしながら、牛首を目指し、13:07に牛首山頂に到達した。帰路は、北側に藪漕ぎをして登山道に出て牛首のタルに戻ることが出来た。牛首のタルで小休止を摂った後、下山の途に就き、石楠花の花を愛でながら下り、大平林道終点の黒金山登山口に14:39に着いた。ここで小休止を摂った後、林道を歩いていくと、先行する二人連れのパーティーの方から”matusan"ですか?と声をかけられた。なんと、先月三方分山でお知り合いになった”pikachan"さんと山仲間の"hornboo"さんだった。お二人も我々と全く同じコースをこの日に歩いておられることが判った。この奇遇に話が弾み、林道の長いはずの歩きがあっという間に駐車場についてしまったような気がした。
今回の山行は、未踏だった黒金山に登ることが出来たうえに、藪漕ぎによる牛首登頂等いろいろな体験ができ、更にヤマレコ友達との奇跡的な再会を果たすことが出来るなど、実り多い山行だった。
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