後烏帽子岳 一面のシロヤシオに包まれて

2021年05月26日(水) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,131m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:06

距離 13.0km 登り 1,131m 下り 1,132m

7:50 前烏帽子岳登山口
10:04 10:10 前烏帽子岳
10:41 10:53 後烏帽子岳
12:51 12:52 倉石ヒュッテ
13:55 前烏帽子岳登山口
13:56 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　はじめ風強くのち少し落ち着く

アクセス

利用交通機関：

自家用車

烏帽子スキー場へ登る道路沿い、前烏帽子登山口に駐車スペース20台程度可能

コース状況／危険箇所等

よく整備されたコース。危険個所等ありません。
倉石ヒュッテから白龍の滝へは、歩く人も少ないらしく洗堀や泥濘、枝の張り出しなどあります。

その他周辺情報

遠刈田温泉には神の湯など日帰り温泉あり。神の湯は14時から16時まで営業時間外です。

写真

5/26 7:49

広い駐車スペースに駐車。風は強そうだが雲も取れて、これからいい天気とこの時は思っていた。

5/26 8:03

小阿寺沢を渡渉。昨日の雨でも問題なく石跳びで。

5/26 8:05

ブナの森は徐々に色の濃さを増しているが、まだ十分に明るい

5/26 8:21

癒しの森を登っていきます

5/26 8:30

ふと足元を見ると白い花びらが辺りに

5/26 8:32

こんな感じの花付きです

5/26 8:34

青空にシロヤシオが映える一枚

5/26 8:35

こんな巨岩地帯を登る

5/26 8:38

そして辺りは一面に

5/26 8:42

5/26 8:43

シロヤシオのトンネルを抜けて

5/26 8:45

これでもかというぐらいに咲いてます

5/26 8:50

落ち葉の間に立派な栗が落ちてます（笑）

5/26 8:52

白があれば赤紫も。ムラサキヤシオ。

5/26 8:57

南蔵王の豊穣の森

5/26 8:58

ブナの若葉が陽射しを柔らかく受け止めて

5/26 8:59

落花なお麗し

5/26 9:13

アヅマシャクナゲも咲いていました

5/26 9:26

ムラサキヤシオは数が少ない

5/26 9:35

オオカメノキ

5/26 9:45

ミネザクラもまだ咲いてます

5/26 9:47

急登に息を弾ませながら見る、ダケカンバの白い幹

5/26 9:53

前烏帽子の大岩の所から、後烏帽子を。むむっ屏風に雲が掛かってる。

5/26 9:54

馬ノ神岳から水引入道は雲こそかかっていないが

5/26 9:54

屏風の壁はマダラの雪模様が雲の影でいまいち冴えない

5/26 9:56

前烏帽子は始めてきました

5/26 10:07

稜線付近は気持ちの良い森

5/26 10:07

しばらくは平坦な道を進みます

5/26 10:10

この辺りは本当に綺麗だった

5/26 10:13

蔦を絡めて

5/26 10:28

松やアオモリトドマツなどの針葉樹が出てくると

5/26 10:41

ゲレンデからの道と合流して山頂へ

5/26 10:43

あれぇ、真っ白だ

5/26 10:45

風に耐えながら待つと、一瞬ガスが切れて

5/26 10:47

ちょこっと屏風の壁が見えた

5/26 10:49

後烏帽子からの屏風岳の風景を期待してきたが残念！

5/26 10:50

下のほうのダケカンバ林には光が当たっているのに。仕方ないので退散します。

5/26 11:25

ミヤマスミレ集団

5/26 11:27

ゲレンデに出た

5/26 11:33

ゲレンデの端のほうにはイワカガミがわんさか

5/26 11:57

風が当たらず見晴らしも良いので、ここでお昼休憩

5/26 12:00

ムラサキヤシオの一株

5/26 12:11

石子ゲレンデゴンドラ駅の前には、ロックガーデン風の植物園。珍しい高山植物がいろいろ咲いていました。

5/26 12:20

自然観察路に入ると大きな岩に根を食いこませた「石割シロヤシオ」や

5/26 12:27

記念写真に良い「蔵王1100笑星（えぼし）の鐘」

5/26 12:48

倉石ヒュッテを回って白龍の滝へ向かいます。このヒュッテお洒落ですね。一度泊まってみたい。

5/26 13:21

白龍の滝の上部

5/26 13:22

滝の上から見下ろすと

5/26 13:22

奔騰する水が白い龍のように見える

5/26 13:24

サラサドウダンも沢山花をつけていた

5/26 13:41

ゲレンデ脇の太陽の当たる森際にはヤマツツジの深紅の花

5/26 13:56

車道を歩いて駐車スペースへ

ササバギンラン

ミヤマスミレ

コイワカガミ

サラサドウダン

ツマトリソウ

コヨウラクツツジ

タケシマラン

ミネザクラ

ショウジョウバカマ

ロックガーデンの花たち　コマクサ

ヒメシャクナゲ

キバナシャクナゲ

バイカイカリソウ

ヤマシャクヤク

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-M10MarkII OLYMPUS CORPORATION

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

梅雨の晴れ間のような天気を期待したが、雨が上がるのが遅れたようで、山には厚い雲が掛かっていた。それでも歩き始めるころには晴れて日が差してきた。でもこの分では風が強そうだ。
雨に洗われた新緑のブナ樹林は明るくて美しい。登り続けていくと足元に白い花びら。頭上は一面に白い花、そうシロヤシオツツジに覆われている。その風景がずっと続いている。苔むす巨岩の間を息を弾ませ登っていく。初めての道だが気持ち良い道。前烏帽子からは晴れた後烏帽子とまだ雲が取れない屏風の壁。雲行きを気にしながら登り着いてみれば、辺りは真っ白。期待した屏風の風景は残念なことになった。
ゲレンデに下って陽の光に温まりながらぼうっとしていると、息苦しくなるような下界での普段の日常がスーッと消えていくようだった。