ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 322170
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山 北岳・間ノ岳・農鳥岳

2013年07月12日(金) ~ 2013年07月14日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.3km
登り
2,271m
下り
2,988m

コースタイム

7/12(金)
07:28広河原07:50-07:30第一ベンチ08:45-09:20第二ベンチ09:30-10:20白根御池小屋10:30-11:40昼食12:20-13:10小太郎尾根分岐-13:50北岳肩の小屋14:20-15:10北岳15:30-16:30北岳山荘
7/13(土)
05:00北岳山荘06:00-06:30中白根山-07:30間ノ岳07:40-08:40農鳥小屋09:00-09:45西農鳥岳09:50-10:30農鳥岳11:30-12:00大門沢下降点-14:50大門沢小屋
7/14(日)
05:00大門沢小屋07:00-08:30八丁坂08:40-09:10広河原庵-09:40奈良田第一発電所-10:00奈良田
天候 7/12晴れ
7/13ガス時々雨
7/14晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
芦安駐車場から広河原のバスは1,000円
奈良田から広河原のバスは1,100円
コース状況/
危険箇所等
道は整備されていて歩きやすい。急登も所々あるが長くは続かないのでそれほど辛くはない。が、何しろ長い。上りも稜線も下りもとにかく長いので体力はそれなりに必要。
この山行を実行するにあたってヤマレコで質問をさせて頂きました。非常に有力な情報を事前に得られたので助かりました。
質問URLはこちら。

http://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=1372

この中でアイゼン・ピッケルですが結果からいうと使用しませんでした。多分、この質問と回答が来たあとに梅雨が明け、非常な猛暑日が続いたことで雪解けが進んだことが原因だと思われます。例年並の気候なら安全確保のため持っていった方が良いでしょう。

下山後は奈良田と芦安に温泉がある。奈良田は9:00から温泉に入れ、10:00から食事ができる。奈良田でバス待ちする間に温泉に入るのがいい気もするがそれだと着替えを山に持っていく必要があるので考えどころ。
橋を渡るってなんか異世界に行くみたいでワクワクしますね。
2013年07月12日 07:51撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 7:51
橋を渡るってなんか異世界に行くみたいでワクワクしますね。
登山道前に色々準備します。
2013年07月12日 07:54撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 7:54
登山道前に色々準備します。
まずは白根御池小屋を目指します。
2013年07月12日 09:51撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 9:51
まずは白根御池小屋を目指します。
樹林の中をどんどん登っていきます。気持ちいい!
2013年07月12日 09:52撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 9:52
樹林の中をどんどん登っていきます。気持ちいい!
白根御池小屋到着。
2013年07月12日 10:19撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 10:19
白根御池小屋到着。
今日は素晴らしい天気に恵まれました。
2013年07月12日 10:20撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/12 10:20
今日は素晴らしい天気に恵まれました。
白根御池
2013年07月12日 10:27撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 10:27
白根御池
目指す北岳が見えて来ました。
2013年07月12日 10:27撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 10:27
目指す北岳が見えて来ました。
白根御池小屋の上は雪渓がまだ残っています。
2013年07月12日 10:34撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 10:34
白根御池小屋の上は雪渓がまだ残っています。
鳳凰三山が見えて来ました。
2013年07月12日 10:58撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/12 10:58
鳳凰三山が見えて来ました。
高山植物シリーズ
2013年07月12日 12:27撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:27
高山植物シリーズ
高山植物シリーズ
2013年07月12日 12:38撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:38
高山植物シリーズ
樹林帯を抜けて空が見えるようになりました。
2013年07月12日 12:46撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 12:46
樹林帯を抜けて空が見えるようになりました。
草すべりを歩きます。
2013年07月12日 12:49撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:49
草すべりを歩きます。
いつの間にか森林限界を超えていたようです。
2013年07月12日 12:57撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:57
いつの間にか森林限界を超えていたようです。
富士山が顔を出してくれました
2013年07月12日 12:59撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 12:59
富士山が顔を出してくれました
甲斐駒ヶ岳
2013年07月12日 13:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 13:10
甲斐駒ヶ岳
八ヶ岳
2013年07月12日 13:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 13:10
八ヶ岳
仙丈ヶ岳
2013年07月12日 13:16撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 13:16
仙丈ヶ岳
結構登ってきたのに北岳山頂はまだまだ遥か彼方。
2013年07月12日 13:17撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 13:17
結構登ってきたのに北岳山頂はまだまだ遥か彼方。
富士山がうっすらと雄大にそびえ立っています。
2013年07月12日 13:34撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 13:34
富士山がうっすらと雄大にそびえ立っています。
北岳肩の小屋到着。ここで一泊してもう休憩したいところですがまだ最後の登りがあります。
2013年07月12日 13:52撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/12 13:52
北岳肩の小屋到着。ここで一泊してもう休憩したいところですがまだ最後の登りがあります。
肩の小屋からは結構なガレ場
2013年07月12日 14:31撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 14:31
肩の小屋からは結構なガレ場
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳よりも高くにいる気分。
2013年07月12日 14:40撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 14:40
甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳よりも高くにいる気分。
この日は3連休前だったので荷揚げのヘリコプターが飛んでいました。
2013年07月12日 14:41撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 14:41
この日は3連休前だったので荷揚げのヘリコプターが飛んでいました。
頑張って拡大して撮影。
2013年07月12日 14:41撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 14:41
頑張って拡大して撮影。
もう少しで山頂か?いやいやこれはダミー
2013年07月12日 14:51撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 14:51
もう少しで山頂か?いやいやこれはダミー
やっと見えました、山頂!
2013年07月12日 14:59撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 14:59
やっと見えました、山頂!
北岳山頂到着!!
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 15:10
北岳山頂到着!!
富士山に登っていないので自身最高峰
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/12 15:10
富士山に登っていないので自身最高峰
山頂からの富士山
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 15:10
山頂からの富士山
山頂からの甲斐駒ヶ岳
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/12 15:10
山頂からの甲斐駒ヶ岳
山頂からの鳳凰三山
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 15:10
山頂からの鳳凰三山
山頂からの八ヶ岳
2013年07月12日 15:10撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 15:10
山頂からの八ヶ岳
山頂からの仙丈ヶ岳
2013年07月12日 15:11撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/12 15:11
山頂からの仙丈ヶ岳
北岳山荘が見えてきた。もう本当にクタクタ。
2013年07月12日 15:22撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/12 15:22
北岳山荘が見えてきた。もう本当にクタクタ。
中々着かないなぁ
2013年07月12日 15:41撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/12 15:41
中々着かないなぁ
なんか微妙に登りになっていませんか?ここに来ての登りは精神的にキツイ。
2013年07月13日 06:00撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 6:00
なんか微妙に登りになっていませんか?ここに来ての登りは精神的にキツイ。
ようやく着いたー。初日はコノ後、ぐっすり就寝。
2013年07月13日 06:00撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 6:00
ようやく着いたー。初日はコノ後、ぐっすり就寝。
中白根山山頂。既にガスが出てきてしまっています。
2013年07月13日 06:25撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 6:25
中白根山山頂。既にガスが出てきてしまっています。
間ノ岳山頂ゲットもガスの中。
2013年07月13日 07:27撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 7:27
間ノ岳山頂ゲットもガスの中。
これでも視界が効く方です。
2013年07月13日 08:12撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 8:12
これでも視界が効く方です。
農鳥小屋。ご主人には逢えませんでした。
2013年07月13日 08:39撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/13 8:39
農鳥小屋。ご主人には逢えませんでした。
高山植物シリーズ
2013年07月13日 09:30撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 9:30
高山植物シリーズ
西農鳥岳もガスの中
2013年07月13日 09:51撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 9:51
西農鳥岳もガスの中
農鳥岳ももちろんガスの中
2013年07月13日 10:33撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:33
農鳥岳ももちろんガスの中
大門沢下降点もガスの中
2013年07月13日 11:53撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 11:53
大門沢下降点もガスの中
まだ雪渓が残っているもののアイゼン・ピッケルは必要なし。
2013年07月13日 12:16撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/13 12:16
まだ雪渓が残っているもののアイゼン・ピッケルは必要なし。
川のできはじめ
2013年07月13日 13:42撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:42
川のできはじめ
富士山
2013年07月13日 13:43撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 13:43
富士山
一本目の橋。
2013年07月13日 14:21撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 14:21
一本目の橋。
二本目の橋。
2013年07月13日 14:30撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 14:30
二本目の橋。
大門沢小屋到着。お水がただで飲めます。シャワーが500円で浴びれます。
2013年07月13日 14:53撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/13 14:53
大門沢小屋到着。お水がただで飲めます。シャワーが500円で浴びれます。
2方向にマークがあってどちらに進んで良いのか悩みました。左のペンキを選びました。
2013年07月14日 07:01撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 7:01
2方向にマークがあってどちらに進んで良いのか悩みました。左のペンキを選びました。
危うく踏んでしまうところだったカタツムリ
2013年07月14日 07:15撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 7:15
危うく踏んでしまうところだったカタツムリ
最後の一歩で滑って転んで右脇腹を強打しました。みなさんも気をつけましょう。
2013年07月14日 07:27撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 7:27
最後の一歩で滑って転んで右脇腹を強打しました。みなさんも気をつけましょう。
沢沿いから離れると森の中という感じで楽しいです。
2013年07月14日 07:37撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 7:37
沢沿いから離れると森の中という感じで楽しいです。
写真だとわかりづらいかもしれませんがかなりの傾斜です。
2013年07月14日 08:11撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 8:11
写真だとわかりづらいかもしれませんがかなりの傾斜です。
渡るのに勇気がいる橋。でも整備されていることに感謝です。
2013年07月14日 08:14撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 8:14
渡るのに勇気がいる橋。でも整備されていることに感謝です。
ここでスマホを忘れたことに気が付きました。
2013年07月14日 08:28撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 8:28
ここでスマホを忘れたことに気が付きました。
お世話になった奈良田の温泉
2013年07月14日 10:42撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 10:42
お世話になった奈良田の温泉

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
三角巾
1
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
ストック
1
水筒
1
時計
1
非常食
1
軽アイゼン
1
ピッケル
1
共同装備
ツェルト
1
ファーストエイドキット
1
医薬品
1
カメラ
1
1

感想

GWに甲斐駒・仙丈ヶ岳に登った時にその稜線のかっこ良さに惚れ、北岳に登りたくなったので行って来ました白峰三山。これまでにない標高差の上り(1,700m)、その稜線の長さ、そして下り(2,200m)。そのスケールの大きさに去年は断念しましたが今年こそ行けるのではないかと思い、挑戦してみました。

7/12(金)は午前2時半に起きてお風呂と朝食?を食べて午前3時半に出発。6時に芦安駐車場に無事到着。着替えや荷物の準備をしてちょっと一服していたらバスの座り座席が埋まってしまい折角早く着いたのに立ち席に。。。一時間立ちっぱなしは足にくると思い、私は周りの目も気にせず座らせて頂きました。他の方々は行儀良く立っていましたが私が立っていたら恐らく登りきれなかったのではないかと思います。

広河原にも無事着き、午前8時登山開始。白根御池小屋までは第一ベンチ、第二ベンチと調度良い休憩場所もあり、まあまあ急登でしたが良いペースで登れたと思います。白根御池小屋からの草すべりはあまり基準となる休憩場所がないので大体1時間毎に10分休憩位のペースで歩きました。所々急登がありますがそれ程辛い道ではありませんでした。肩の小屋で北岳山荘に電話して小屋の予約をとおもいましたが特に必要なかったみたいです。まだ、連休前だったからですかね。
肩の小屋を過ぎ、北岳山頂までは森林限界も超え、南アルプスは鳳凰三山、甲斐駒・仙丈ヶ岳、そして八ヶ岳が綺麗に見え目を楽しませてくれました。
北岳山頂につく頃には暑さのピークも過ぎ、疲労もだいぶ溜まってきていました。これまで標高差1,700mというのは経験が無かったので気が付かないうちに大分体力を消耗していたようです。水もお昼ごはんに使用した分も含めると2L以上飲んでいました。
二股までほぼ一緒に登っていたご夫婦と話していた時、一日目を肩の小屋までにするか北岳山荘まで行くか迷っていますと伝えたところ、絶対に北岳山荘まで行っておいた方が良いと言われ何とか北岳山荘まで頑張れました。あの会話が無かったら多分、北岳肩の小屋まで登ったことに満足して白峰三山縦走は無理だったでしょう。

普段は山荘に着いても消灯時間まで時間を潰すのに苦労していたのですがこの日は相当に疲れていたのか消灯時間を待たずに寝てしまいました。しかもいつも楽しみにしている日の入り、日の出を見ることなく寝ることを優先させてしまいました。これには自分でもビックリ。余程1,700mの登りが体に堪えていたんだなぁと実感。

7/13は楽しい稜線歩き のはずでした。朝、北岳山荘から出発する時は稜線もくっきり見えていたのですが中白根山についたらガスの中。その後も間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳とピークを踏んでも全部ガスの中で眺望はゼロ。なんのご褒美もなく、大門沢下降点に着いてしまいました。この日は前日の白根御池小屋で少し話した三重県から来ていた方とずっと行動を共にしてお昼も一緒に食べました。朝の出発時間がほぼ同じだったのでどちらともなく一緒に大門沢小屋を目指すパーティになっていました。眺望もなく淡々と歩くだけでしたが一人でなくて良かったと思います。
稜線上は終始10m/s程度の風が西から吹いていて寒いくらいでした。しかし、これだけずっと風が吹いていてなぜガスがはれないのか不思議でした。

大門沢下降点からの下りはすぐ樹林帯に入ることもあり、風もなくなり暑くなります。大門沢小屋まで1,200m位下るので結構、モモにきました。一気に下る人は更に900mも行くのですから嫌になりますね。時間的には可能かもしれませんが私は嫌です。この日もトレランで一日で白峰三山縦走している女性の方がいらっしゃいました。凄いとは思いますがやってみようとは決して思いませんでした。ゆっくりのんびり山を十分に感じながら歩くのが私には合っていると思いました。

7/14は帰りの奈良田からのバスの時間と相談しながらくだらなくてなりません。奈良田からのバスは何故か8:50と13:00という時間になっています。8:50に乗るためには3時間半のコースタイム+αを考えると4時半から5時に出ないといけません。翻って大門沢小屋の朝食の時間は5時からです。何かチグハグしています。私はバスの時間を気にしながら歩くのも好きではないので13時のバスに乗ることにして朝食を取って用を足してから7時に出発しました。予定では11時前には着くはず。そこでのんびり昼食を取って13時のバスに乗ろうと考えました。

八丁坂に着いて休憩と時間のログを取ろうとスマホを探すとどこにもありません。あれっ、と思うと同時に5,6本の髪の毛が白髪になったと思います。
あれか、大門沢小屋で用を足した時確かスマホ持っていったな・・・あの時、スマホどうしたっけ???
大門沢小屋にあることは確かなのですがそれをどうするかです。もう1時間半も降ってきたのでこれから取りに戻るとなると13時のバスは諦めなければなりません。その次の15時のバスも間に合うかどうか微妙です。
答えはすぐに出ました。奈良田に着いてから考えよう!
道中、色々とケースを考えながら歩いたのでどんな道だったかあまり記憶にありません。頭のなかをGreeenのキセキが何故か流れていました。

奈良田に着き、奈良田の里温泉が営業していたので公衆電話を借りようとすると公衆電話はないとのこと。お店の電話をお借りして大門沢小屋に掛け、スマホの忘れ物がないか問い合わせるとあるとのこと。良かったぁと思い、何とか自宅に郵送してもらえないかとお願いすると日数はかかるけれども可能とのこと。手に戻ってくることが確定したので着払いでの郵送をお願いした。と、ここで横で電話を聞いていたN・Fさんから神の声がありました。大門沢小屋主人に電話して頂き、下山者に預けて奈良田の里温泉まで持ってきてもらえると言う。これなら明後日には私の自宅に届くと。当然、そういうプランも考えてはいたのだが自分から話を切り出すのはなんだか躊躇われたので実に有難かったです。N・Fさんのご好意に甘えさせて頂きなんとかスマホ問題は解決。
奈良田の里温泉(というかN・Fさん)にはお世話になったので予定はなかったが温泉にも入り、昼食もちょっと高めのものをチョイス。普段より多くお金を落とさせていただくことでご好意に答えたつもりです。

こちらをご覧になられているか分かりませんが私のスマホを大門沢小屋から持ってきていただいた金沢在住のM・Fさん、この場を借りましてお礼をさせて頂きます。ありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1223人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら