ガイドなしでユングフラウ(Jungfrau4158m)とメンヒ(Monch4107m)ヨーロッパアルプス[前編]

2013年07月05日(金) ~ 2013年07月16日(火)

• GPS: 272:00
• 距離: 25.2km
• 登り: 1,330m
• 下り: 1,301m

コースタイム

7/11(木)マッターホルンと7/13(土)ブライトホルン(Breithorn4164m)は別レコ参照
（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-322485.html）

7/6(土)
9:30ユングフラウヨッホ - 10:00メンヒ南稜取り付き - 12:00^12:30メンヒ山頂 - 14:00メンヒスヨッホ小屋
7/7(日)
3:45メンヒスヨッホ小屋 - 4:15ユングフラウヨッホ - 5:00ユングフラウ東稜取り付き - 7:45^8:35ユングフラウ頂上 - 11:45ユングフラウヨッホ

天候

7/5(金)晴→出国
7/6(土)晴→メンヒ(Monch4107m)
7/7(日)晴→ユングフラウ(Jungfrau4158m)
7/8(月)晴後雨
7/9(火)晴後雨
7/10(水)晴後雨→マッターホルン(Matterhorn4478m)
7/11(木)晴→マッターホルン(Matterhorn4478m)
7/12(金)晴→マッターホルン(Matterhorn4478m)
7/13(土)晴→ブライトホルン(Breithorn4164m)
7/14(日)晴
7/15(月)晴
7/16(火)曇→帰国

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

メンヒスヨッホ小屋代80sfr
7月初旬は小屋も余裕有でお勧め

コース状況／危険箇所等

■危険箇所
今年は異常な積雪量だそうだ。ベビーカーでも可能という麓のハイキングコースでさえ残雪があったり、
7月中旬なのにミテルレギ小屋がまだ開いていなかったり・・・

どちらの山も技術的にはさほど難しくないです。冬季の北岳、赤石岳レベルが登れるならユングフラウでも大丈夫。
ただ氷河歩きがあるのでアンザイレン、氷河に落ちたときの脱出法＆登り返しなど基本的なロープワークは抑えてください。

私みたいに自力で登るという人で何か知りたい事があればコメントまたはメッセージで。できる限りの事は教えます。
ガイド登山の人は私のような素人の生半可な情報より何百倍も詳しい情報を聞けるので、プロのガイドに聞いてください。そちらの方が安全です。

写真

7/6
アイガー北壁とユングフラウを眺めながらユングフラウヨッホへ

ユングフラウヨッホからメンヒ
ここまで電車で来れます

振り返ればユングフラウヨッホ

メンヒ取り付き
左からクライマーが登っています

小屋はメンヒに張り付いている

ちょっとしたナイフリッジ

登ってきた稜線を上から見下ろす

メンヒ頂上で日の丸

フィッシャーホルン(4025m)とトルゥーバーグ(3880m)
氷河が美しい

今回登れなかったアイガーと右はヴェッターホルン

右がユングフラウ、左の山は忘れたので後で調べます
でっかいなぁー！

7/7
ユングフラウ取り付きへ

稜線から見下ろす
複数のパーティーが氷河を歩いている
ちょっと赤いのは朝日のせい

朝日で燃えるロッターホルンとユングフラウ

日の出

コルからユングフラウへの登り

ユングフラウ頂上で相棒と日の丸

アイガーとメンヒ

でっかい氷河
これを見るだけでも来たかいがあります

山々は続く
ブライトホルン方面です

コルへの下降
懸垂するまでもないですが少し急です

氷河を歩きながらメンヒ

感想

riC

飛行機でスイスに到着した翌日、まずは肩慣らしということでメンヒとユングフラウに登る事に。

7/6(土)
登山鉄道でユングフラウヨッホに。今から100年も前にこのような鉄道を作るとはスイス人の素晴らしさに拍手。（犠牲者も少ない）
ユングフラウヨッホに着くとそこは一面の雪景色。スキーヤーもいた。
観光客も歩けるように整地された雪道を30分も歩くとメンヒの取り付きに。
ここはコンテで余裕でしょう。ナイフリッジもありますがこの程度は楽勝です。
鼻歌交じりに稜線を歩くとあっという間にメンヒ山頂。
タイミング良く頂上は誰もおらず眺めを楽しむ事ができた。アイガーがとても美しい。。。あぁぁ登りたい・・・
メンヒスヨッホ小屋の小屋番のおば様はとても優しく感じの良い人。
朝食は3時と言われとても感動する。日本の山小屋に1回だけ泊まった事があるが朝食5時ととても遅くげんなりした覚えがある。
このくらいサービスが良いとテントではなく小屋もいいなぁと思える。
夕食はスープがとてもおいしかった。

7/7(日)
朝3時の朝食時には20人ぐらいの人がいた。皆ユングフラウを目指すようだ。ガイドレスは数えるほど。
やはりガイドレス同士連帯感が湧く。朝食はパンとチーズ。ミルクコーヒー紅茶は各種。
ヘッドランプを付けて出発だが、ユングフラウの取り付きまでずっと下るだけなので楽。
早朝なのでクレバスに落ちる危険も少ないだろう。
取り付きからジグザグに登り東稜に乗る。この尾根は広くてのんびり歩ける。
ひとつクレバスを越えてロッターホルンとのコルに到着。ここから急な坂を登攀する。
ガイドパーティは全てガイドが先行してロープをFixする。
我々はコンテで十分。この辺りは今までとは打って変わって高度感があり楽しめる。
頂上は多くの人で大賑わい。頂上には景色を眺めながら1時間ほど。景色をゆっくりと楽しめるーこれがガイドレスの楽しみだ。
帰りはコル手前のクレバスが大きくなっていて皆ジャンプしながら飛び越えていく。
あとは、強烈な日差しの中をのんびりと下山した。

楽しいスイス旅行の後半はこちらマッターホルンへと続く。
（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-322485.html）

コメント

shigetoshi

登頂おめでとうございます。
riCさんこんばんは。

先にマッターホルンのレコを拝見し、続けてこちらへ訪問しました。

ガイドレスの自由を堪能ですね。
このレベルなら私もガイドレスでいけるかも

今週末にモンブランへ登る予定ですが、riCさんのレコを見てテンションが上がってきました

riC

＞shigetoshiさん
マッタホルンに続きコメントありがとうございます。

＞このレベルなら私もガイドレスでいけるかも
メンヒなら間違いなく行けると思いますよ！
ガイドレスは自由にのんびり写真を撮りながら歩けるのが楽しいですねぇ。
追い立てられるように登っても楽しくないし・・・

モンブラン本当に楽しみにしていますよ！
頑張ってください！

12aiueo

クレバスについてですが
はじめまして、当方も今月末にメンヒと可能であればユングラウフの登山を計画しておりガイドレスを予定しています。登攀技術は問題ないと思うのですが、ヒュッテから先の取り付きまでの間にクレバス（氷河）を通過する箇所はありますか？

TAKA10project

教えてください
漠然とした聞き方になりますが教えてください。
アイガー登攀後、メンヒヨッホ泊し、翌日メンヒ、ユングフラウを登れそうでしょうか？
地図で見てなんとなくの距離感、各種のブログから可能と思っているのですが、いかがでしょうか？