朝日山〜鶏冠山南峰往復

2021年05月30日(日) ~ 2021年05月31日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.9km
• 登り: 1,750m
• 下り: 1,738m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:38
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:40

5:00 兵越峠駐車場
5:23 水梨山
7:53 8:00 朝日山三角点
8:14 8:25 朝日山最高点
10:00 平森山
11:06 11:25 白倉山
12:20 12:35 笠松山
13:50 14:00 三又山
15:40 鶏冠山南峰

2日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:57
• 合計: 7:32

4:20 鶏冠山南峰
5:32 5:43 三又山
6:22 笠松山
7:00 7:16 白倉山
7:58 8:06 平森山
9:13 9:35 朝日山最高点
11:33 水梨山
11:52 兵越峠駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浜松浜北ICを下りて国道152号を北上、兵越峠を目指す。峠にはそこそこ広い駐車場あり。トイレあり。

コース状況／危険箇所等

朝日山まで赤テープ多い。朝日山以降は赤テープ極端に少なくなるので地図とコンパスは必要。
全体を通して笹原の獣道をたどる。笹原は膝上くらいで枯れているので歩きやすい。
ダニが出てくる季節なのか、ズボンに数匹ついていたのと、脇腹を一カ所かまれた。
マダニでないことを祈る。経過観察中・・・。
尾根が思ったより広く、地図には載っていない二重山稜多い。
平森山前後倒木多い。1815m地点の二重山稜は左に尾根を変える。赤テープあり。
笠松山(2013m)前後倒木多くルートがわかりにくい。
三又山、急な尾根で足元滑りやすい。
鶏冠山南峰手前のコルからの登り出しにある大岩は右から巻く。
鶏冠山南峰山頂はテント2張り可能なスペースあり。

その他周辺情報

かぐらの湯（沸かし湯）400円

写真

兵越峠駐車場
建物はトイレです。

登山口（帰りに撮影）

朝日山三角点はこの標識から左へ約3分

朝日山三角点
もみじ林で気分が良い。

新緑まぶしい！！

朝日山最高点
気分が良い。

朝日山からの下り、倒木祭りとなっている。

たまにこのような赤テープあり。

笹は枯れてる。

倒木多い。

気分最高！！
奥に中ノ尾根山

左：三又山、右：ドーム

中ノ尾根山

深南部っぽい。

ホシガラスか？

目指す鶏冠山南峰

ドーム

池口岳北峰、南峰

崖の縁を歩く。

光岳

信濃俣か。

左手前に合地山�喫�。
奥に黒法師岳、丸盆岳、不動岳か。
深南部のオールスターそろってます。

ようやく鶏冠山南峰山頂に着いた（汗）

登り出しの岩場（翌日、下りに撮影）

右から巻く。テープあり（翌日、下りに撮影）

中ア　空木岳方面。

美しい森。

朝日山

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

hirohisaW

当初は朝日山を黒沢登山口から登って三又山から鶏冠山南峰ピストン、中ノ尾根山、白倉林道の周回を考えていたが、ゲート前6km地点で通行止めというのをレコで知り(情報ありがとうございます)、兵越峠から同じルートを往復に変更した。
夜中0時半に駐車場に着いて仮眠、4時過ぎには明るくなってきたので準備して5時に出発。寝不足で気持ち悪くて調子が出ない。汗が大量に出る。
時々急登が現れてしごかれる。
辺り気持ちの良いカラ松林で樹間からの青空がせめてもの救いか。
朝日山の急登を登り終えたところで三角点への分岐の標識があった。3分くらいで三角点到着。もみじ林となっていて紅葉時期はさぞ美しいだろう。
朝日山最高点から先、ウソのように赤テープがなくなる。ここからは読図の世界だ。
思ったより尾根が広く尾根芯がわかりにくいのだが、コンパスで方向を定めたら獣道を適当に拾いながら歩いて行く。
平森山辺りから倒木が多くなり、重いザックでの乗越に身が堪える。
白倉山周辺は気持ちの良い笹原。笹はなぜか枯れているがその分、歩きやすい。
2013mの笠松山周辺は特に倒木多い。倒木はコケに覆われていて深南部っぽい雰囲気で良い。
三又山の登りは激急登でブッシュをかき分けながら登るところも一部ある。下りは足下滑りそうで気をつけたいところだ。
三又山からすぐそこにヒトコブラクダのこぶのようにドームがそそり立っている。登りに難儀しそうだ。
今日は反対側の尾根を下っていく。三又山から1段下ると笹原の絶好のテント場。
尾根はアップダウンがそこそこあるが気持ちの良い笹原歩き。獣道がルートを差し示してくれる。
鶏冠山南峰の登り出しの岩場は右側から巻き登っていく。（赤テープあり）
下りは足下悪くて緊張した。
11時間かかってようやく鶏冠山南峰到着。下草もなく気持ちの良い広場。山頂は一人用テントなら二張り出来ると思う。
このコースは水場がなく2Lx4本担ぎ上げた。下りふくめて結局1本未使用。
余計な歩荷をしてしまった。
今後、林道が廃道になり通れなくなった場合に池口岳、合地山方面の代替アプローチルートとして利用出来ないか考えていたが・・・、甘かった。
倒木あり、藪漕ぎあり、激急坂あり、地図には載っていない二重山稜あり、一部ルート不明瞭、笹原の獣道歩き(鹿のうんちの上を歩く)、ダニにくわれる等、深南部の本チャンコースである。
意外にも、つらく楽しい山行であった。