南ア深南部〜池口岳から鶏冠山と中ノ尾根山
- GPS
- 21:38
- 距離
- 51.3km
- 登り
- 3,005m
- 下り
- 3,210m
コースタイム
- 山行
- 1:27
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 1:48
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 13:19
天候 | 5/14晴れ、5/15晴れ後雨、5/16曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
池口岳登山口〜池口岳北峰…ほぼ一般登山道です 池口岳北峰〜南峰…意外と薄い道 南峰分岐〜鶏冠山北峰…先ず分岐がわかりにくいです。ピッケルが目印。そこから笹平に向かって降りますが、道というより踏み跡及び獣道程度となります(以降同様)。笹平の水場も明確な印は無く、適当に降りて行く感じ。鶏冠山北峰も何処から登るのか分からず適当に登りました。 鶏冠山北峰〜南峰…南峰の北斜面は何処から登るのだろうと思う感じですが、近づくと踏み跡がはっきりしてきます。尚、最後の登り部分は適当に草付きの斜面を登りました。 鶏冠山南峰〜中ノ尾根山…比較的踏み跡がはっきりしています。唯、鶏冠山南峰からの下降では大岩を先ず巻く必要があります。自分は左へ巻いてからトラバース気味に右に移動しました。 中ノ尾根山への登りはやはり道がはっきりせず、適当に登りました。 中ノ尾根山から登山口…最初の下降点ははっきりしません。下るにつれ、登山道がはっきりします。 |
写真
感想
池口岳は一昨年登ったが、残念ながらザラナギ付近から雨の登山。天気も悪く南峰をパスしたので今回はそのリベンジ。
新宿からのバスと飯田のバス乗り継ぎで登山口の大島に着いたのが午後3時。公共交通機関で池口岳に登るにはこれが一番早いのだが、他にも登山者がいたには驚いた!
一緒、鶏冠山方面と思ったがオーソドックスな光岳方面なのは残念。
この方と一緒に初日は登山口の避難小屋で一泊。
翌日は未明に長丁場の為に出発。クロナギ辺りで夜が明けて、池口岳北峰は晴天の元に到着。唯、残念ながら展望無し。続いて南峰到着。無事に三角点も確認。
此処から深南部核心部となります。先ず笹平の分岐が分からず、早速GPSと睨めっこ。更に笹平に向かう道もはっきりしない。というより獣道と踏み跡の組み合わせ。結局、適当に降りて行き、鞍部で荷物を下ろし、水確保に向かう。
10分程度下り取水。5リットル取水し背負う。重し!
次に向かうのは鶏冠山。特に南峰は何処から登るのか?という感じのガレた斜面が目に飛び込んで来る。だが近づくと踏み跡が続き、無事登る事が出来た。
難関の鶏冠山を超えるとお椀を伏せた様な中ノ尾根山があらわれた。
尾根が広がると踏み跡がわかりにくなるが此処も適当に登り登頂。
これで、今回の山行目的の池口岳南峰、鶏冠山、中ノ尾根山は全て登れた。唯、残念ながら中ノ尾根山あたりからガスが出て来た。今夜から明日の午前中は天気が悪いようだ。この後は天気が良ければ黒山、黒沢山、西俣沢ノ頭に縦走し、矢筈尾根経由で六呂場登山口に下山する予定で、その為に5リットルの水も背負ったのだが、天候が悪化する中で進みたい山域でもない。
折角背負った5リットルの半分近くを捨てて、富士見平付近から中ノ尾根登山口へ下山開始。
下山後は登山口付近でテン泊で一夜を過ごそうとしたが、真夜中に強烈な風が吹き荒れ、慌てて近くにあったプレハブ小屋に避難(富士見平付近でテン泊も考えていたが下山しててホントに良かったと思いました)。その後プレハブ小屋で夜明け迄過ごし、夜明けと共に水窪に向かって歩き出します。
途中でタクシ−も呼ぼうともしましたが集落もなく電波も通じず、ようやく電波が通じた付近は水窪の近くで、結局駅迄歩き通す結果となりました…
PS 結局、南ア深南部は黒山、黒沢山、西俣沢ノ頭が残された形となってしまいました。唯、笹薮が酷く、交通アクセスも悪いこの山域。ソロでもう挑戦することはもうないだろうな…
コメント
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水窪駅まで歩いたのですか⁉ それは大変でしたね。
水窪ダムに公衆電話があります。
auは渡本あたりから繋がります。渡本最奥部にお住いのおばあちゃんなら喜んで電話を貸してくれたと思いますよ。私もその方に水窪タクシーに電話してもらって帰りました。
長丁場でお疲れ様でした。
渡元ではソフトバンクはダメでしたね…
それに、渡元のところで水窪10キロと出ていたので、ずっと下りだし10キロなら後2時間だけならいいやというのが、その時の気持ち(笑)
ソロですしねー
登りだったら、絶対にタクシー呼ぶのですが…
深南部は、面白そうと思ってたまに計画だけするのですが、まだ実行したことがありません。そろそろ行きたいかなと思ったりします。しかし、このアプローチの長さは別世界ですね。
林道はある程度発達しているので、ピストンなら深南部の代表格の池口岳などは日帰りピストンなら楽勝です。
お勧めは、300名山絡めての高塚山から黒法師の縦走でしたが、大井川鐡道が部分不通となっていて、此処も単独では難しいので、南アフロントのように車2台がベストかと思います。
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