仙丈ヶ岳:女王が微笑んで最高の眺め
- GPS
- 08:24
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
天候 | はれっ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・バス代は大人1,100円、子供は半額。手荷物代が別途200円かかります。 ・バスの始発は6:05ですが、混雑が見込まれるため、始発時間前から随時運行がなされており、5:30くらいのバスに乗ることができました。 ・最終バスは16:00ですが、こちらも臨時バスがでており、17:30くらいのバスに乗りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※藪沢コースは多雪のため通行止めです。当分開通しないようです。 ・全般的に整備された歩きやすい道で危険箇所はほとんどありません。 ・登山ポストは仙流荘のバス停にあります。 【北沢峠〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳】 ・小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳間の鞍部への下りで1か所だけやや神経を使う岩場がありますが、他に危険箇所はありません。 ・仙丈ヶ岳への稜線は遮るものがないので、強風時は注意が必要そうです。 【仙丈ヶ岳〜馬の背ヒュッテ】 ・危険箇所はありません。 【馬の背ヒュッテ〜大滝の頭(トラバースコース)】 ・雪渓を渡るところが3か所ほどありますが、道を切ってくれてますのでアイゼンなしでOkです。(朝早い時間は凍結しているかもしれません) ・1か所だけ落ちたらヤバそうな岩場がありますが、補助ロープがあるので問題ありません。 《水場》 ・仙丈小屋や藪沢小屋の近くにあり。どちらも冷たくて美味しかったです。 《トイレ》 ・北沢峠に公衆トイレ(チップ制)がある他、仙丈小屋や馬の背ヒュッテのトイレも利用できるようです。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
「今週は仙丈ヶ岳に登ろうよ」と突然言い出す息子。。。その手元には日本一の富士山と第2位の北岳が並んで写っている写真。富士山好きの息子はこの景色がみれる仙丈ヶ岳に登りたいと言うのだ。
とは言っても、そう簡単に行ける距離ではないし、ましてや2つの山が見られる好天に恵まれるなんてことはそうそうないだろう。去年北岳に登った時には登っている北岳すらまともに見えなかった(~_~;)
…そんなことを思いつつ深夜1時に出発!眠い目をこすりながら中央道を進み、明け方近くなると、右手に雲一つない八ヶ岳の姿が!もしやの期待がぐんぐん高まる。
北沢峠行きのバスは始発前から随時運行してくれていたので、予定より30分ほど早く登山開始。はじめは清々しい林間の道が行きますが、五合目となっている王滝の頭を過ぎると展望が開けてきます。
まずは登山道の左手に北岳や鳳凰三山が見え始め、登りながら振り返るとそこには甲斐駒ケ岳のドデカイ姿が!!そして、その左手には八ヶ岳が横たわり、さらに六合目に着くと北アルプスの大展望。穂高、槍ヶ岳から鹿島槍や白馬三山まではっきりと見渡せます。
高度を上げるにしたがってどんどん広がっていく展望に感嘆の声を上げずにはいられず、周りの登山者も口々に「すげぇーすげぇー」を連発!!
そして、小仙丈ケ岳からは待望の2ショット、日本No.1の富士山とNo.2の北岳が並んだ姿も眺められ、景色のテンションも最高潮でした。景色がいいとやっぱり気分も良くなるのか、たくさんの方に家族での写真を撮っていただきました。ありがとうございました。
小仙丈ケ岳から先は高山植物も見られるようになり、チングルマやヨツバシオガマ、イワカガミ、オヤマノエンドウ、イワベンケイ、ハクサンイチゲ、ツガザクラ、キンバイやキンポウゲなど多種多様な花が咲いていました。昨年、北岳で見た時より小粒な花が多かったような気がしますが、気のせいでしょうか。
仙丈ケ岳への登りはけっこう急で、高度が高く空気が薄いこともあり、子供たちもだいぶ辛かったようですが、頑張ってピークハント!子供や妻にとってははじめての3,000m峰です。
頂上近くで昼食をとった後はバスの時間も気になりはじめ、やや急ぎ足の下りとなってしまいましたが、南アルプスの女王が微笑んでくれたおかげで一日中好天に恵まれ、素晴らしい山行となりました。
また、来たいなぁ〜。今度は泊まりで!
子供たちが書いたレコもよかった見てあげてください!!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323384.html
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