ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 323790
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

打見・蓬莱山→比良岳→北比良峠→釈迦岳→寒風峠→北小松駅

2013年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:04
距離
19.8km
登り
1,035m
下り
2,038m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(8:09 志賀駅〜8:43 ロープウェイ山麓駅 9:00〜 9:06) ロープウェイ山上駅(打見山) 9:12〜9:33 蓬莱山 9:38〜10:00 打見山 10:12〜10:24 ジャイアントリフト汁谷キャンプ場前 10:26〜10:32 木戸峠 〜11:04 比良岳山頂〜11:09 比良岳標識〜11:41 鳥谷山 11:51〜12:06 荒川峠〜12:27 南比良峠 12:30〜13:03 金糞峠 13:08〜13:46 北比良峠 13:50〜14:15 カラ岳山頂〜14:25 釈迦岳 14:30〜15:08 ヤケオ山 15:11〜15:58 ヤケ山〜16:20 寒風峠 16:25〜16:54 涼峠〜17:23 楊梅の滝 17:30〜17:46 滝見台〜17:58 楊梅の滝下登山口〜18:15 北小松駅
天候 晴。武奈ヶ岳あたりは雲が終始かかっていたのですが、それが大きくなることはなく、夕方は快晴。比較的過ごしやすい一日でした。それでも午後は暑く、日陰が恋しい一日でした。巻雲や綿のような薄い雲が青空の中綺麗で、秋の予感を早くも感じさせました
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<JR湖西線志賀駅>
1時間3本運行。
http://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0611208

始発に早かったので、徒歩でびわこバレイロープウェイ駅まで。
バスは
http://www.kojak.co.jp/bus/rosen/ の「びわこバレイ線」
http://www.biwako-valley.com/topics/404
運賃は片道320円
※ただし平日はデマンド式のマイクロバスで送迎(運賃は無料)。

<びわこバレイ>
ロープウェイは毎時0,20,40分発。121人乗りの日本一の乗車定員。通常時約5分、高速運転時約3分半。標高差782m。
始発平日9:30、土日休9:00。最終17:00。夏休みのみ17:30まで
ガラスの面積が多く、琵琶湖の展望もよく効きます。
片道1000円、往復1800円。
http://www.biwako-valley.com/green/attraction.html

打見山〜蓬莱山間に打見リフト、ホーライリフトが運行。途中で乗り継ぎ
打見山〜木戸峠下にジャイアントリフトあり
1乗車片道300円、往復500円。全線使えるフリーパス1000円
営業時間は10時〜16時だが、GW、夏休みを中心とした時期のみ運行

<金糞峠・北比良峠>
東側の急傾斜を1時間半くらいかけて降りると、イン谷口から比良駅まで江若交通バスが出ています。
http://www.kojak.co.jp/uploads/hiratozan.jikoku.untin_.pdf
北比良峠へ向かうリフト、ロープウェイ廃止後運行されていませんでしたが、2013年7月6日から復活。
片道350円。
比良駅始発8:20、イン谷口最終16:40

<釈迦岳>
大津ワンゲル道など複数ルートで約2時間かけイン谷口まで降り、上記バスを使用。
※本数が少ないのでタクシーの使用もありです。

イン谷口駐車場
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=1805

<JR湖西線北小松駅>
本数が1時間に2本ほど
http://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0611211
コース状況/
危険箇所等
全体的には釈迦岳以北がキツイ。危険な場所はそんなにないですが(ヤケオ山→ヤケ山下りのザレ場が難所かな)、細かなアップダウンがあるので、結構疲れます

<打見山⇔蓬莱山>
権現山や比叡山、三上山、琵琶湖など、展望が素晴らしい爽快な草原です。蓬莱山山頂にはケルンと地蔵、山の方向を記した石板、そして一等三角点があります。

<打見山→木戸峠>
冬はゲレンデとなる場所を下っていきます。ジャイアントリフトが左に見えたら、すぐ右を向いてください。キャンプ場に紛れて、少しわかりにくい所に木戸峠への入口があります。
キャンプ場の洗い場を経て、森の中に入ると木戸峠はすぐ。

<比良岳へ>
快適な森林浴コースですが、いざこれから比良岳の登りということで、縦走コースなのに道迷いします
iPhoneのGPSを見ながら、踏み跡を最初谷沿いに、やがて尾根沿いに登っていきます。
※実際の縦走コースはもう少し東らしい
すると、頂上が見えます。三角点はもちろん目印やケルンも含めて何もありません。ただ森の中の少し広いピークです。
ここからは縦走路へ合流するまでもう少ししっかりした踏み跡がついています。やがて右から縦走路が見えてきて、「比良岳」と書いた標識に到着します。

<比良岳〜鳥谷山>
最初右が切れた岩もある少し狭い道。その後森の中の下り。葛川越に。今度は上り。ある程度登ると後ろ側に打見山と蓬莱山、右側に琵琶湖と湖西線(松ノ浦水泳場)が展望できます。鳥谷山は縦走コースから少し左(北西)に外れた場所。三等三角点があり、打見山と蓬莱山、堂満岳から続く稜線が見えます

<鳥谷山〜南比良峠>
一気に下った後、トラバース気味に進んで荒川峠。登り返した後の南比良峠への下りがきつい。

<南比良峠→金糞峠>
最初はゆるやかな登り気味のトラバース。一箇所、左側が崖くずれしていて高巻道に誘導される所があります。
一度堂満岳への分岐の後(標柱はありませんがテープで目印があります)、シャクナゲ一杯のトラバースに。シーズンは素晴らしい花をつけてくれることでしょう。堂満岳からの道と合流して下りに。琵琶湖が展望できる場所に来ると金糞峠へ。

<金糞峠→北比良峠>
最初右側が切り立った崖の登りですが、左側は緩やかですし、ロープもところどころあって「山と高原地図」に書かれているようなそんなに危険な道ではありません。やがてまたシャクナゲが見れるようになって、その後は森の中の緩やかなトラバース。
大川口への分岐に小ピークに、おそらく休憩所の跡で今は窓ガラスもなく、背もたれがちぎれたベンチが置かれているだけの建物があり、休憩に使えます。
北比良峠は元々比良山ロープウェイの駅のあった場所で、かなり広いスペースにぽつんとケルンと標柱、比良ハイキングコースのガイド看板が置かれています。ここからは近江舞子の大きな池と、近江八幡市の沖島が見えます

<北比良峠→釈迦岳>
比良明神入口までは車も入れる広い道。
そこからアップダウンが多くなり、関西電力のパラボラアンテナがあるカラ岳山頂へ。2回ピークのアップダウンを経て、大津ワンゲル道との合流ピーク、釈迦岳に。展望はありません。三角点は縦型の柱。背が低いと横に広がったケルンの方が目立ちます。
ここまでは八雲ヶ原や武奈ヶ岳が近くにある関係からか、人が多いですが、ここからはほぼ一本道で人と会うことはあまりありませんでした。

<釈迦岳→ヤケオ山>
アップダウンがキツイです。右側が落ち込んだ馬の背みたいな狭いザレ場もあり、少し慎重さが必要です。その分この辺りから木の高さが低くなってくるので、琵琶湖の展望やヤケオ山の展望は素晴らしく、稜線歩きだなぁ、という感覚が強くなってきます。
ヤケオ山はスペースがあり遮るものがない広場です。西側にガリバー青少年旅行村と鹿ケ瀬の集落、蛇谷ヶ峰が見えます。

<ヤケオ山→ヤケ山>
今回一番の難所でした。
970mから670mまで一気に下ります。
しかもザレ場で水の流れる部分が挟まっていて、足のホールドが難しいです。
このあたりで道中近江高島まで広がるリトル比良の山々と稜線が見えてきます。
下りきると森の中に入り、涼峠へ直結する分岐となるヤケ山です。

<ヤケ山→寒風峠>
森の中の急な下り。標高を100m下げます。私はリトル比良を近江高島から歩いた時に寒風峠まで歩いていたので、繋げる意味で歩きましたが、それだけの道でした。

<寒風峠→楊梅の滝>
3年ぶりに寒風峠へ。四差路の静かな峠です。ここから楊梅の滝方向へ行くと、すぐに小川が現れ、以後川沿いの道。平坦で湿地帯みたいになっていて、泥がつきやすいです。でもコケなんかが生えていて、岩のミニチュアのように石が置いてあったり、細長い石が連なって道になってたりと、庭みたいで面白いです。川は段々と支流を交え大きな流れになってくるのが分かります。
3回渡渉して、川から離れトラバースを少し行くと涼峠。ヤケ山からの道が合流します。北小松の地唄保存会が作られた唄があったり、風情を感じます。
ここからは一気の下り。岩を掘った溝道を経て、浮き石が目立つガレ場を経て、楊梅の滝分岐へ。
崖沿いをトラバースすると雄滝にたどりつきます。水量が多く、とても涼しげです。水も綺麗そうです。
滝から左岸を下れる道があると、山と高原地図や地形図には書いてあって、これからという道を少し入ってみましたが、すごく谷への傾斜がきつく、岩もあって危険そうなので、やめました。別に道があるのかな。
またさきほどのトラバース道にも右岸側に下にくだれる道があり、踏み跡はしっかりしてましたが急そうなので、ここは足で覚えているトラバース道を引き返すことにしました

<北小松駅までの下り>
分岐に戻り、ガレ場を下ります。すぐに滝見の展望台。正直滝そのものに行ったほうが楽しいです。
階段混じりの道になりますが、ここで浮石にバランスを崩して尻餅をついてしまいました。やはり長時間歩いた疲れが来ましたね…。
下りは特に油断禁物です。登山口までは。
10分ほどで登山口へ。雌滝への遊歩道(距離180m)も取り付けられています。ここからはアスファルトの車道です。ブレーキが効かない状態で急な下りを降りていきます。喫茶店やキャンプ場の比良げんき村を経て、湖西線の高架と右に北小松駅が見えて来ました。駅舎は高架の向こう側にあります。無人駅で駅前には食事のできる店もあります
志賀駅からスタート
志賀駅からスタート
びわ湖バレイロープウェイ乗り場
びわ湖バレイロープウェイ乗り場
121人乗りは日本一!
121人乗りは日本一!
山上駅から蓬莱山が
山上駅から蓬莱山が
びわこ大橋
打見山から先に見える蓬莱山へ
打見山から先に見える蓬莱山へ
ゲレンデを使ったウォータースライダー
ゲレンデを使ったウォータースライダー
雲の共演
急なゲレンデの草地を登る
急なゲレンデの草地を登る
振り向いて打見山
振り向いて打見山
もう少しで山頂
頂上に鐘があった
1
頂上に鐘があった
草地。権現岳方面はモヤが…
草地。権現岳方面はモヤが…
山頂にお地蔵さんが並ぶ
1
山頂にお地蔵さんが並ぶ
蓬莱山の一等三角点
蓬莱山の一等三角点
一等三角点にタッチ!
一等三角点にタッチ!
開放感のある景色でした
開放感のある景色でした
打見・蓬莱の鞍部にある水あそび場
打見・蓬莱の鞍部にある水あそび場
謎の石板
リフトの下に「ヘメロカリス」
リフトの下に「ヘメロカリス」
頂上の標柱の脇にはフォーマルな椅子(笑)
頂上の標柱の脇にはフォーマルな椅子(笑)
ジャイアントコースのクワッドリフト
ジャイアントコースのクワッドリフト
ワイヤーロープと滑車で滑り降りる、ターザンのようなスリル満点、ジップラインアドベンチャーの講習中〜
ワイヤーロープと滑車で滑り降りる、ターザンのようなスリル満点、ジップラインアドベンチャーの講習中〜
山ゾーンへ
急なゲレンデを下ってゆく
急なゲレンデを下ってゆく
汁谷キャンプ場にある「どんぐりハウス」
汁谷キャンプ場にある「どんぐりハウス」
キャンプ場の洗い場の脇を行く
キャンプ場の洗い場の脇を行く
木戸峠。ここから本格的に縦走へ
木戸峠。ここから本格的に縦走へ
いつの間にか縦走路を外れ、ゆるい谷へ。しかしGPSがしっかり見守る
1
いつの間にか縦走路を外れ、ゆるい谷へ。しかしGPSがしっかり見守る
谷はやがて頂上への斜面に。等高線を見ながら比良岳山頂へ向かう
谷はやがて頂上への斜面に。等高線を見ながら比良岳山頂へ向かう
比良岳山頂。標柱も目印もなし。ただの広場
比良岳山頂。標柱も目印もなし。ただの広場
縦走路に戻り、「比良岳」の標識
縦走路に戻り、「比良岳」の標識
左から打見山、蓬莱山、比良岳
左から打見山、蓬莱山、比良岳
道中のお地蔵さん
道中のお地蔵さん
縦走路を少し外れた所に鳥谷山山頂
縦走路を少し外れた所に鳥谷山山頂
看板が縦置きに
トンボと堂満岳
縦走路に戻る
琵琶湖の展望が
荒川越へ向かう森の中の急な下り坂
荒川越へ向かう森の中の急な下り坂
南比良峠の目印
南比良峠
がけ崩れでロープで高巻き道に誘導されていた
がけ崩れでロープで高巻き道に誘導されていた
夏のシャクナゲ
堂満岳からの合流
堂満岳からの合流
ここにもシャクナゲが
ここにもシャクナゲが
展望レストハウス。中は背もたれが崩れたベンチが
展望レストハウス。中は背もたれが崩れたベンチが
カラ岳と釈迦岳が展望できる
カラ岳と釈迦岳が展望できる
近江八幡の沖島
北比良峠に
ケルン状の柱
観音様の説明
旧ゲレンデ道から外れ下る
旧ゲレンデ道から外れ下る
関電のパラボラアンテナがあるカラ岳
関電のパラボラアンテナがあるカラ岳
釈迦岳山頂
ヤケオ山が見える
ヤケオ山が見える
右側が落ちて狭い滑りやすい崖に
右側が落ちて狭い滑りやすい崖に
近江舞子の海水浴場と沖島
近江舞子の海水浴場と沖島
平らな道に
ヤケオ山到着
ガリバー青少年旅行村側の展望
ガリバー青少年旅行村側の展望
ザレ場でしかも水が流れた後の急斜面
ザレ場でしかも水が流れた後の急斜面
リトル比良が
少し下ると、谷に。苔むした場所
1
少し下ると、谷に。苔むした場所
湿地帯で足元が泥状〜
湿地帯で足元が泥状〜
石をたどる。庭みたいな場所だった
石をたどる。庭みたいな場所だった
涼峠に地元に伝わる唄が
涼峠に地元に伝わる唄が
削った岩の道
右側が落ち込んで注意
右側が落ち込んで注意
楊梅の滝分岐
揚梅の滝。水量たっぷりで自然の冷蔵庫!
揚梅の滝。水量たっぷりで自然の冷蔵庫!
登山口。楊梅の滝への遊歩道が
登山口。楊梅の滝への遊歩道が
登山口の注意書
ここからはアスファルト道
ここからはアスファルト道
湖西線北小松駅

感想

びわこバレイアルプスゴンドラリフトで打見山へ


打見山山頂側から見るゴンドラリフト


打見山から蓬莱山。蓬莱山は一等三角点


鳥谷山山頂


釈迦岳→ヤケオ山


寒風峠→涼峠


楊梅の滝



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3724人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 比良山系 [2日]
比良縦走 リトル比良から南比良
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 比良山系 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら