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Yamareco

記録ID: 3239136
全員に公開
ハイキング
比良山系

八雲ヶ原幕営〜武奈ヶ岳〜釈迦岳〜ヤケオ山縦走

2021年06月01日(火) ~ 2021年06月02日(水)
 - 拍手
GPS
10:54
距離
22.7km
登り
1,628m
下り
1,620m

コースタイム

1日目
山行
2:59
休憩
0:32
合計
3:31
距離 9.0km 登り 932m 下り 110m
12:12
41
12:53
4
12:57
13:03
14
13:28
13:38
41
14:19
14:31
47
15:18
15:21
2
15:23
6
15:29
15:30
13
15:43
2日目
山行
4:54
休憩
1:55
合計
6:49
距離 13.7km 登り 698m 下り 1,520m
6:07
18
6:25
6:26
25
6:51
14
7:05
7:08
10
7:18
4
7:27
7:30
4
7:43
7:47
17
8:04
8:54
10
9:04
9:10
3
9:13
9:14
5
9:19
9:20
15
9:35
22
9:57
10:08
16
10:24
10:25
14
10:39
10:43
46
11:29
11:50
21
12:11
12:17
19
12:56
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
●行き= 大阪 10:45 (JR京都線-京都乗換-湖西線・1340円) 比良 12:05
●帰り= 北小松 13:26 (新快速・1340円) 新大阪 14:23
比良駅近くから比良山系を望む
比良駅近くから比良山系を望む
比良天満宮で参拝
比良天満宮で参拝
ノタノボリ〜堂満岳方面との分岐
ノタノボリ〜堂満岳方面との分岐
イン谷口
少し登ったところにあるところで登山者カードを書き込み、提出する
少し登ったところにあるところで登山者カードを書き込み、提出する
大谷口分岐 右手のダケ道へ
大谷口分岐 右手のダケ道へ
渡渉は注意を要する
渡渉は注意を要する
ザックは悲しいかな17キロを超えた ・ダケ道を下る多くのハイカーを見送る
ザックは悲しいかな17キロを超えた ・ダケ道を下る多くのハイカーを見送る
カモシカ台到着
カモシカ台のオオイワカガミ (花咲いた後)
カモシカ台のオオイワカガミ (花咲いた後)
釈迦岳を望む
北比良峠 到着
北比良峠から琵琶湖を望む ・近江舞子近くの内海や 沖島が見える
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北比良峠から琵琶湖を望む ・近江舞子近くの内海や 沖島が見える
八雲池手前にある金糞峠方面への分岐
八雲池手前にある金糞峠方面への分岐
古い道標に騙されて、朽ちかけた木橋の遊歩道を通る羽目に… ・一部は完全に損壊している
古い道標に騙されて、朽ちかけた木橋の遊歩道を通る羽目に… ・一部は完全に損壊している
八雲池に到着すると、水浴びをしていたシカ2頭が逃げて行った ・宿泊者はオイラのみ
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八雲池に到着すると、水浴びをしていたシカ2頭が逃げて行った ・宿泊者はオイラのみ
池にたくさん生息しているアカハライモリ
池にたくさん生息しているアカハライモリ
テント設営
このタンク 便利
阪神対オリックスを聞きながら ・トレーナー上下なんか持ってくるからザックが重くなるんやけど快適 ・阪神 5対2で負けた
阪神対オリックスを聞きながら ・トレーナー上下なんか持ってくるからザックが重くなるんやけど快適 ・阪神 5対2で負けた
翌朝6時頃
イモリ君が朝のお散歩に出てきていて、踏みそうになることが数回あった
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イモリ君が朝のお散歩に出てきていて、踏みそうになることが数回あった
イブルキノコバ
美しい霧のブナ林
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美しい霧のブナ林
コヤマノ岳方面との分岐 ・あとで戻ってくる
コヤマノ岳方面との分岐 ・あとで戻ってくる
高山で見られるイワハゼ (アカモノ) が見られ驚いた
高山で見られるイワハゼ (アカモノ) が見られ驚いた
山頂近くは暴風と濃霧!
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山頂近くは暴風と濃霧!
山頂到着を楽しむどころではなく、写真だけ撮ってサッサと退散
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山頂到着を楽しむどころではなく、写真だけ撮ってサッサと退散
ヨウラクツツジ
コヤマノ岳到着 わずかな間 ポツポツと雨が降ってきた
コヤマノ岳到着 わずかな間 ポツポツと雨が降ってきた
八雲ケ原方面へ
草原状の坂道を下っていく
草原状の坂道を下っていく
コナスビ
テント 無事でホッとするが ---
テント 無事でホッとするが ---
すぐに解体し ザックに収納
すぐに解体し ザックに収納
西方面に登る ・振り返って八雲ヶ原にさらば
西方面に登る ・振り返って八雲ヶ原にさらば
ロッジ跡から縦走路へ
ロッジ跡から縦走路へ
このがけ崩れの細道、重いザックだけに慎重に ・途中 足がすくんで困った
このがけ崩れの細道、重いザックだけに慎重に ・途中 足がすくんで困った
カラ岳には無線中継所が
カラ岳には無線中継所が
「釈迦岳はまっすぐ」の下に 右折の印がイヤに主張しているので少し悩んだが 素直にまっすぐへ
「釈迦岳はまっすぐ」の下に 右折の印がイヤに主張しているので少し悩んだが 素直にまっすぐへ
シロヤシオ
オオウラジロノキ 縦走路にはたくさん咲いていた
オオウラジロノキ 縦走路にはたくさん咲いていた
釈迦岳山頂が見えてきた
釈迦岳山頂が見えてきた
釈迦岳山頂
釈迦岳山頂のサラサドウダン
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釈迦岳山頂のサラサドウダン
この縦走路はサラサドウダン街道でもある
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この縦走路はサラサドウダン街道でもある
ヤケオ山を望む
琵琶湖の展望 ・上の写真のガケの箇所から ・ここも足がすくんだ
琵琶湖の展望 ・上の写真のガケの箇所から ・ここも足がすくんだ
タニウツギ
灌木帯をズンズン下る
灌木帯をズンズン下る
手前の低いピークがヤケ山、その向こうは滝山をピークとする山塊だろうか
手前の低いピークがヤケ山、その向こうは滝山をピークとする山塊だろうか
ヤマボウシ
ヤケ山山頂 ・ここでカップヌードルを食べる 
ヤケ山山頂 ・ここでカップヌードルを食べる 
涼峠 ・昨年12月に登りで使ったところに下り着いた ・写真は振り返って撮影
涼峠 ・昨年12月に登りで使ったところに下り着いた ・写真は振り返って撮影
登山口到着 ・ここから15分ほど下れば北小松駅 (「山と高原地図」の表示では30分)
登山口到着 ・ここから15分ほど下れば北小松駅 (「山と高原地図」の表示では30分)

感想

 初のソロキャンプ。キャンプ自体2016年10月の綿向山以来 約5年ぶりだ。
 ザックは15キロ以内を目指していたが、なんやかんやで17.5キロ以上になってしまった。しかしここ数日で17キロくらいを担いで登ったという女性の記録をふたつ見た。おっさんが泣き言は言えないと力が湧いた。

 大阪は緊急事態宣言下。電車での密を避けていたが、意外なことに北比良駅でえらい密。ジャージ姿の若者が多いのはスポーツ大学が近隣にあるためだった。
 イン谷口へは、かずー氏と初めて行った比良キャンプ (2011年9月) ではタクシーを使ったが、ひとりではもったいないので歩く。比良天満宮で山行の安全を祈願。イン谷口を少し登ったところで登山届を提出する。
 大山口。2011年は青ガレから金糞峠へ登ったが、今回はダケ道を利用。渡渉時の水の豊かさと冷たさに比良に来た感を強くし、意気が上がる。
 多くの下山者とすれ違う。大きなザックを背負って昼過ぎにひとりで登っている登山者を奇異の目で見ているような気になったが、キャンプですか と声をかけてくるかたもおられた。
 やがて比良山系名物 オオイワカガミの道となる。何度か比良山系には登っているが、一度も花を見たことがない。
 釈迦岳、崖上の深い谷などのダイナミックな景色が見られるようになり。やがて北比良峠到着。小広い草原で気持ちのいいところ。琵琶湖を望むことができる。

 川の流れとともに八雲ヶ原到着 (16時頃)。シカ2頭、カラス、たくさんのイモリはいるが、人はいない。寂しさはなく、独り占め感。
 まずは八雲ヶ原の入り口 (らしきところ) まで戻って水を汲みに。その後 木陰で テーブルや椅子になりそうな岩がある特等席 (?) にテントを張った。
 ラジオを適当に聞きながら 様々な作業。18時頃 食事。カレーメシ、煮卵、バナナ半分。満腹だったが、夜中に小腹が減って小さなあんパンを食べた。
 19時過ぎに日が暮れてきた。キャンプ登山でザックの重さの次に大きな問題である眠れない夜が始まる。これまでは日が落ちれば床に就き、眠れないことに苦しんでいたが、日常 夜中2時に床に就いているのだから早くに眠れないのは当たり前だ。
 そこでラジオをつけながら携帯ゲーム機でテトリスをやることに。そうしたゲームをやるのは30年以上ぶりだろうか。ネットで購入した中華製の安物だが、値段を考えるとまずは問題なし。本と携帯音楽プレイヤーも持ってきていたが、ずっとテトリスをやっていた。
 興奮して逆に目が冴えるのではと思い、夜中0時前にテトリスをやめ、ラジオも消して眠ることに専念することに。が 結局 眠れず。それでも起床まで2時間ほど眠れたと思う。
 ところでセーター、パッチを履いて寝たが、足元が少し寒かったのは意外だった。

 5時に起き、食事。スティックパン、煮卵、バナナ半分、インスタント珈琲。
 荷物をほとんどテントに残し、軽荷で武奈ヶ岳へ。
 美しい森にホレボレしていたが、山頂が近づき 森を抜けると暴風と濃霧。しかしそんな中にも 高山にしかないと思っていたイワハゼ (アカモノ) が見られて感激だった。
 テントに戻って解体。また重荷の歩きが始まる。釈迦岳〜ヤケオ山〜ヤケ山〜涼峠の縦走路。たくさん咲いている花 (ほとんど樹木の花)、琵琶湖の展望、素晴らしかった。登山者には5人ほどに会った。
 確かにしんどいが、とても楽しかった。これからは秋まで月に1、2回はキャンプで行きたいと思う。

 ところで肩の痛みはたいしたことはなかった。というのも前々日の訓練で腰ベルトを強く締めると肩の痛みが軽減することを、この年になってやっと発見したのだ。
 その分 腰には負担がかかり 長時間担いでいると尻の筋肉痛が起こること、また強く締めるため 腰に腫れと痒みが起こる (私がアレルギー体質であるためかも) という難点もあるが、肩の痛みよりはマシだ。
 これを書いているのは翌日。肩、腰がかなりの筋肉痛だが、これも続けていればマシになってくるだろう。
 なおコースタイムはほとんどヤマレコの機能にお任せ。意識していない場所の名がけっこうある。

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