八雲ヶ原幕営〜武奈ヶ岳〜釈迦岳〜ヤケオ山縦走
- GPS
- 10:54
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:31
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:49
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
●帰り= 北小松 13:26 (新快速・1340円) 新大阪 14:23 |
写真
感想
初のソロキャンプ。キャンプ自体2016年10月の綿向山以来 約5年ぶりだ。
ザックは15キロ以内を目指していたが、なんやかんやで17.5キロ以上になってしまった。しかしここ数日で17キロくらいを担いで登ったという女性の記録をふたつ見た。おっさんが泣き言は言えないと力が湧いた。
大阪は緊急事態宣言下。電車での密を避けていたが、意外なことに北比良駅でえらい密。ジャージ姿の若者が多いのはスポーツ大学が近隣にあるためだった。
イン谷口へは、かずー氏と初めて行った比良キャンプ (2011年9月) ではタクシーを使ったが、ひとりではもったいないので歩く。比良天満宮で山行の安全を祈願。イン谷口を少し登ったところで登山届を提出する。
大山口。2011年は青ガレから金糞峠へ登ったが、今回はダケ道を利用。渡渉時の水の豊かさと冷たさに比良に来た感を強くし、意気が上がる。
多くの下山者とすれ違う。大きなザックを背負って昼過ぎにひとりで登っている登山者を奇異の目で見ているような気になったが、キャンプですか と声をかけてくるかたもおられた。
やがて比良山系名物 オオイワカガミの道となる。何度か比良山系には登っているが、一度も花を見たことがない。
釈迦岳、崖上の深い谷などのダイナミックな景色が見られるようになり。やがて北比良峠到着。小広い草原で気持ちのいいところ。琵琶湖を望むことができる。
川の流れとともに八雲ヶ原到着 (16時頃)。シカ2頭、カラス、たくさんのイモリはいるが、人はいない。寂しさはなく、独り占め感。
まずは八雲ヶ原の入り口 (らしきところ) まで戻って水を汲みに。その後 木陰で テーブルや椅子になりそうな岩がある特等席 (?) にテントを張った。
ラジオを適当に聞きながら 様々な作業。18時頃 食事。カレーメシ、煮卵、バナナ半分。満腹だったが、夜中に小腹が減って小さなあんパンを食べた。
19時過ぎに日が暮れてきた。キャンプ登山でザックの重さの次に大きな問題である眠れない夜が始まる。これまでは日が落ちれば床に就き、眠れないことに苦しんでいたが、日常 夜中2時に床に就いているのだから早くに眠れないのは当たり前だ。
そこでラジオをつけながら携帯ゲーム機でテトリスをやることに。そうしたゲームをやるのは30年以上ぶりだろうか。ネットで購入した中華製の安物だが、値段を考えるとまずは問題なし。本と携帯音楽プレイヤーも持ってきていたが、ずっとテトリスをやっていた。
興奮して逆に目が冴えるのではと思い、夜中0時前にテトリスをやめ、ラジオも消して眠ることに専念することに。が 結局 眠れず。それでも起床まで2時間ほど眠れたと思う。
ところでセーター、パッチを履いて寝たが、足元が少し寒かったのは意外だった。
5時に起き、食事。スティックパン、煮卵、バナナ半分、インスタント珈琲。
荷物をほとんどテントに残し、軽荷で武奈ヶ岳へ。
美しい森にホレボレしていたが、山頂が近づき 森を抜けると暴風と濃霧。しかしそんな中にも 高山にしかないと思っていたイワハゼ (アカモノ) が見られて感激だった。
テントに戻って解体。また重荷の歩きが始まる。釈迦岳〜ヤケオ山〜ヤケ山〜涼峠の縦走路。たくさん咲いている花 (ほとんど樹木の花)、琵琶湖の展望、素晴らしかった。登山者には5人ほどに会った。
確かにしんどいが、とても楽しかった。これからは秋まで月に1、2回はキャンプで行きたいと思う。
ところで肩の痛みはたいしたことはなかった。というのも前々日の訓練で腰ベルトを強く締めると肩の痛みが軽減することを、この年になってやっと発見したのだ。
その分 腰には負担がかかり 長時間担いでいると尻の筋肉痛が起こること、また強く締めるため 腰に腫れと痒みが起こる (私がアレルギー体質であるためかも) という難点もあるが、肩の痛みよりはマシだ。
これを書いているのは翌日。肩、腰がかなりの筋肉痛だが、これも続けていればマシになってくるだろう。
なおコースタイムはほとんどヤマレコの機能にお任せ。意識していない場所の名がけっこうある。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する