尾白川渓谷駐車場→甲斐駒ヶ岳→仙水小屋→仙丈ヶ岳→広河原バス停
- GPS
- 21:21
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 4,477m
- 下り
- 3,551m
コースタイム
道の駅はくしゅう
尾白川渓谷駐車場
【2日目】
04:21 尾白川渓谷駐車場(14℃)
06:09 横手・白須分岐
08:01 刀利天狗
09:37 七丈小屋
10:48 八合目御来迎場
12:17 甲斐駒ヶ岳(47分休憩)
14:13 駒津峰
15:30 仙水峠
16:03 仙水小屋
【3日目】
04:01 仙水小屋
04:28 北沢駒仙小屋
05:06 二合目合流地点
06:02 大滝頭
06:59 小千丈ヶ岳
08:09 仙丈ヶ岳(19分休憩)
08:42 仙丈小屋
09:16 馬の背ヒュッテ
09:32 藪沢小屋
10:51 林道
11:41 野呂川出合
13:08 広河原バス停
天候 | 1日目:晴 2日目:晴時々曇 3日目:晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
広河原→甲府駅:バス1900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・七丈小屋:水100円、トイレ200円(ともにテント場、小屋利用の場合無料) ・仙水小屋:テン場400円、水無料、トイレ無料(ただしトイレはテント場、小屋利用の人のみ) ・千丈小屋:水無料 ・馬の背ヒュッテ:水無料、トイレ200円 ・藪沢小屋:水無料、トイレ200円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
水
食事 5食分
行動食・おやつ
タオル
レインウェア 1式 上下
上着
着替え
ザックカバー
カメラ・カメラケース
ティッシュ
ヘッドライト
財布
Suica
携帯電話
時計
ストック
帽子
サングラス
シュラフ
シュラフカバー
マット
メガネ
歯ブラシ
|
---|---|
共同装備 |
GPSロガー 1
単3電池
地図
温度計
コンパス
ナイフ
テント・ポール ソロテント
トイレットペーパー
|
感想
前の週の3連休は散々な山行に終わったので、今週末こそは、とあたためていた計画。金曜時点で天気はなかなか良さそうだったので、目標の一つだった黒戸尾根経由での甲斐駒登頂にチャレンジ。交通費的には車と公共交通機関で大差なさそうだったので、コース取りの自由が利く公共交通機関で行くことに。
【1日目】
道の駅はくしゅうまで行くバスは早々に終わってしまうため、この日は会社を早退(半休)して出発。前回痛い目にあったテントのシームコート処理等でぎりぎりになったが、なんとかバスに間に合う時間に出発できた。韮崎駅について、バスまでに時間があるので近くで食事と買出しを済まして、バスに乗車。
道の駅の手前の白須バス停で下車して、20〜30分歩いた所で、車で通りすがった登山者の方に尾白川渓谷駐車場まで乗せていただいた。
本当はキャンプ場まで行ってテン泊するつもりだったが、すでに日は落ちて受付等をやっていると思えなかったので、駐車場の隅っこにテントを張って寝た。
【2日目】
04:21〜08:01 尾白川渓谷駐車場(14℃)→刀利天狗
朝起きると夕べはまばらだった駐車場が7、8割埋まっていた。芦安ほどではないにしてもなかなかの人気ぶり。
登山道にはいると、緩やかな坂と急坂が交互に続く。塹壕のような溝の間を進む箇所は風もなく、暑い。1500〜1600m辺りの笹原から空気が徐々にひんやりして涼しくなる。
08:01〜09:37 刀利天狗→七丈小屋
五合目小屋跡からの登り返しは梯子が連続するかなりの急登。
七丈小屋で水を補給し、先に進む。
09:37〜12:17 七丈小屋→甲斐駒ヶ岳
小屋を過ぎると厳しい登り。2550m付近からハイマツ帯に入り、眺めが良くなるのが救い。八合目御来迎場をすぎた辺りからさらに急な登りになるのでストックをしまっておいた方が良い。
山頂は多くの人で賑わっていた。一時は危惧した天気もすっかり晴れて最高の眺望。
13:04〜14:13 甲斐駒ヶ岳→駒津峰
甲斐駒山頂下はザれた斜面なのですべらないように注意して歩く。駒津峰までアップダウンが続いてなかなか辛いが、甲斐駒の眺めが素晴らしい。正直苦労して黒戸尾根登るよりいい眺めなのが悔しい…。山岳信仰の名残的には黒戸尾根が断然上ですけどね。
13:04〜16:03 駒津峰→仙水小屋
この辺まで来ると相当バテて、ペースが上がらない。地図のコースタイム間違ってるんじゃないかと思うほど、仙水峠までが遠かったが、峠からは思ったよりあっさり小屋に着いた。
仙水小屋のテン場は公称11張と小さめなので不安があったが、到着時にはわずか1張のみ。結局自分を入れて3張という快適なテン場ライフだった。北沢駒仙小屋にテントを張れば、荷物をデポしやすいというメリットはあるが、今回はトレーニングも兼ねて全行程をテン泊装備で歩きとおすことを自分に課していたのでこれでいい。
休む準備が出来て晩飯というところで、トラブル発生。なんとコッヘルにパック米が入らない。無駄に重荷を背負ってしまったが、これも修行のウチか…。大目に食料を持ってきておいて良かった…。
【3日目】
04:01〜05:06 仙水小屋→二合目合流地点
3時すぎくらいに登山者の鈴の音で目が覚める。活動予定の時間だったからちょうどよかったものの、そうでなければぶち切れですよ。(実際は切れないですけど)
こちらも早々に用意をして出発。暗い中を何度か渡渉する箇所があったり、河原で踏み跡が不明瞭な所もあったが、慎重にルートファインディングをして、迷わずに北沢駒仙小屋に到着。予想通りここにはテントがひしめき合っていて、昨日の選択が正解だったことを確信。
小屋の前を横切って小千丈ヶ岳コースへ入る。しばらくは緩やかかつ誰も居ない静かなルートだったが、二合目合流地点で団体に遭遇。
05:06〜06:59 二合目合流地点→小千丈ヶ岳
団体の引率者が気を利かせて、先に行くか訊いてくれたので、好意に甘えて先に行くことに。が、二合目をすぎた所辺りから勾配がきつくなっていて、複数部隊に分かれている大人数を抜くためには相当無理する必要があった。重荷が恨めしい。
大滝頭をすぎたあたりから徐々に眺望が開けだし、6合目のところで森林限界突破。最高の眺望トレッキングがスタートする。しかし小千丈ヶ岳への登りはこの日最大の急登だった。
06:59〜08:09 小千丈ヶ岳→千丈ヶ岳
多少のアップダウンがあるものの、眺めが良くて最高の稜線歩きが続く。
遠目からもわかったが、千丈ヶ岳の山頂は人がひしめき合っていた。ゆっくり飯を作る雰囲気でもなかったので、休憩も程ほどに先に進むことに。
08:28〜10:51 千丈ヶ岳→林道
千丈小屋でバスの時間を確認すると13時過ぎとのことだったので、林道歩きを決意する。
本当は馬の背ヒュッテから大平山荘へと行く道に行きたかったが、通行止めの看板が出ていて(その道かどうか確証はないが)大滝頭へもどる道へと進む。若干登り返しがあるのが悔しい。
10:51〜13:08 林道→広河原バス停
わかってはいたが、長い林道歩き。13時過ぎに出るというバスが、途中で追い抜いて行く。人が多いから臨時便が出たのか。これで悔しくなって野呂川出合でバスに乗ろうという考えも吹っ飛び、意地で広河原まで歩くことに。結局4台ほどのバスに追い抜かれてしまった。
総括
予想よりも天気に恵まれ、最高の山行だった。テン泊装備での長時間歩行も自分の大体の限界がわかったので、今後の計画の参考にしたい。
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