はじめてのうしろたてやまれんぽう （しろうまだけ） 【後立山連峰 白馬岳・大雪渓】

2013年07月22日(月) ~ 2013年07月23日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,817m
• 下り: 1,817m

コースタイム

1日目

7:25 猿倉荘 - 8:17〜8:55 白馬尻小屋 - 白馬大雪渓 - 10:55〜11:25 大雪渓終了点（大休憩）- 11:37 葱平（ねぶかっぴら）12:00 雪渓トラバース地点 - 12:15 避難小屋 - 13:05 村営白馬頂上宿舎 - 13:25 白馬山荘

2日目

7:00 白馬山荘 - 7:15 白馬岳山頂 - 7:25 白馬山荘

7:43 白馬山荘 - 8:29 避難小屋 - 8:58〜9:25 大雪渓 - 10:40 白馬尻小屋 - 11:55 猿倉荘

天候

1日目　晴れのち曇り　稜線近辺より雨
2日目　雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高山から白馬岳登山口（猿倉）までは車で3時間半程度

コース状況／危険箇所等

ルート自体は良く整備された登山道ですが、大雪渓は落石がホント多いです

実際、てるさん達が登山してた時も落石があり、時々「ラーク」という注意を呼びかける声が鳴り響いてました

直径30センチ位の大きさの岩が転がり落ち、横を通過したときは少しばかりの緊張も・・・

大雪渓は軽アイゼン必要です。

無くてもキックステップで登れなくもないですが、あるに越したことはありません【山においてはリスク軽減は必須】

大雪渓上部のトラバースポイントはこの時期距離も短い＆傾斜もないので軽アイゼンは必要ないと思いますが、注意して渡りましょう

夕食はスカイプラザで取りました。一泊朝食料金に7600円＋2,280円の追加で豪華＆眺望も楽しめる場所で素敵なディナー＋デザートが食べられますのでカップル登山にはおススメです

逆にロンリークライマー、てるぴょん的にもしソロでも自炊場は案外広かったでした（笑）

写真

7/22 5:10

朝は3時半にてるさんの実家に集合

Kbros.お兄さん、今回のリーダーかっきーが山行計画、レンタカーの手配等すべてコーディネートしてくれました♪

感謝

前日の疲れが少し残るてるさんは、一番後ろでねむねむZzz

7/22 5:13

途中豊科のSAで休憩＆朝ごはん

7/22 6:48

登山口の猿倉に近づいてきました

天気は果たして持ってくれるかなーー

7/22 7:17

車を駐車場に停め（無料）登山口の猿倉に到着

高山から3時間ちょいでした

7/22 7:19

登山届を提出

7/22 7:24

北アルプス北部救助隊、常駐の方が危険個所等指導＆アドバイスしてくれます

軽アイゼンを持ってない方かここでレンタルできます☆

補償金込1000円だったかな？

7/22 7:28

さあ、頑張って行こう

7/22 7:38

登り始め10分程で鑓温泉方面との分岐点を通過します

7/22 8:09

えー

雲が多くなってきた〜

やだよう(@_@)

7/22 8:11

でも元気娘Aちゃんはノリノリ

後ろでは美人系Rさんが笑ってます

7/22 8:17

白馬尻の小屋到着

おー、これがTVでも見たお迎えメッセージだあ(笑)

ボルダー岩っぽくて登りたくなる

7/22 8:18

ここで「どーん」と大雪渓が目の前に飛び込んできます

7/22 8:23

やたらとお腹がすくAちゃん（笑）

おにぎりを美味しそうにパクリ

7/22 8:33

ココで軽アイゼン装着

数年前に購入してから2度目

7/22 8:51

警告の看板

午後2時以降の入山は禁止と書いてありました

7/22 8:56

キヌガサソウ

今回の登山はお花の山でもあるので、いろいろお花を勉強したいなぁ

7/22 8:59

雪渓の上を軽快にてくてく

7/22 9:09

落石注意の看板

この時はあまり意識しませんでしたが・・・

7/25 12:05

クレバスが入ってる個所も

7/22 9:25

横にはシュルンドになってる場所もあります

人が多いだけで、昨年の穴毛谷の時ともシチュエーションは一緒だなぁ

【女体の神秘??　淫らな谷??　笠ヶ岳　穴毛谷　リターンズ】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-203737.html

7/22 9:45

だんだん空が澱んできて来ました

7/22 10:01

すると上部で「ラーク」との大きな声が・・・

するとそこそこ大きな岩がどんどん転がってきます

最初は傍観するも、こちらに近づいて来るので焦る

僕たちも「ラーク、ラーク」と下の人に伝えるまさに「ラクラク連絡網」状態・・・

結局僕たちの横も通り過ぎ300m以上は転がってようやく停止
【写真の左側の赤い服の方の頭の右側の岩】

女の子達もちょっと怖かったみたいです・・・(@_@)

7/22 10:42

それでも少し元気を取り戻し、頑張って登ります

7/22 10:44

ナンダカンダで大雪渓終了〜

良く頑張ったっ(^_^)/

7/22 10:57

ココでお昼ご飯にしました♪

7/25 12:05

てるさんも案外疲れは見せずにピースっ

7/25 12:06

Rさんはナッツをぱくぱく

7/22 11:28

そして後半戦開始〜

7/22 11:29

左手には岩峰

でも脆い岩質でとても登れそうにはありませんでした

7/22 11:33

クルマユリ

少し大人の雰囲気

7/22 11:35

Aちゃん、Kちゃんとお花畑をバックにパチリ

Kちゃんは元気登山女子っ

7/22 11:37

ねぶかっぴらと呼びます

7/22 11:49

黄色く可愛いシナノキンバイ（だと思う）

左の白いのはワカリマセン・・・

7/22 11:57

小雪渓が現れました

ココはトラバースしますが、ガスっていて距離が分らない・・・

みんなは（軽）アイゼンを再び装着しましたが、てるさんはめんどかったので(^^)キックステップで・・・

7/22 12:07

3人でパチリ

真ん中のNちゃんは姉御肌のしっかりしたお姉さん

7/22 12:15

避難小屋到着

裏手に水が流れてましたが、飲用は出来ないようです

7/22 12:28

お花畑の始まり？？

7/22 12:30

すると色とりどりの綺麗な花たちが〜

7/22 12:33

癒される〜♪

7/22 12:34

この近辺で見えるお花が記してありました

すぐ側ではパトロール隊の方が登山者の数をカウントしていました

7/25 12:06

この辺りからちょっと急傾斜に・・・

女の子には階段もちょっとキツイ？？

7/22 12:46

2600m地点

焼岳、新中の湯ルートの2300m地点を思い出します

7/22 12:57

ガンバレー

7/22 13:05

そんなこんなで村営頂上宿舎到着〜

7/22 13:10

ここにもお花ばたけ

7/22 13:12

そしてさらに5分程登って頂上到着〜

でも眺望は全くなーい（涙）

雨も強くなってきました（汗）

でもなんか楽しい♪

7/22 13:12

クモマミミナグサ？？

可愛く可憐に咲いてて、最後の一押しを応援してくれます

7/22 13:26

そして無事白馬山荘到着

お疲れさまでした

7/22 13:28

受付棟が別にありました

早速受付

7/22 13:28

かっきー何からなにまでスイマセン

隣に座るは弟のもっちゃん

7/22 14:31

今回私達が泊まったお部屋です

7/22 14:31

中はこんな感じ

外は雨が降りしきるので〜

7/22 14:47

スカイプラザで早速カンパイ！

「おめでとー！」【Nちゃんのお店でのカンパイの掛け声】

7/22 15:16

でおつまみが広がり、宴会状態(笑)

7/22 15:16

白馬錦は熱燗でっ

7/22 15:45

きゃはー(*^。^*)

アルバイトの子にトランプはないですか〜と尋ねるも・・・

7/22 16:21

無いみたいなので絵しりとりを楽しみました

ただ、かっきーはちょっと寒気を感じたみたいでお休み・・・

大丈夫かな？？

7/22 16:56

夕食用に持っていたワインも待ちきれずに開封（笑）

7/22 17:53

そして5時半夕食〜

スカイプラザで予約のディナーです

ビーフシチューに〜

7/22 17:55

パン、ご飯も選べます

おかわり自由〜♪

7/22 17:55

生ハムサラダ〜

山の上でこんなディナーは最高ですねぇ〜

でも差額は1000円にもならないみたい

ロケーションも含めて絶対お勧めっ☆

コーディネートのかっきー、ありがとう♪

7/22 17:55

そして改めて「おめでとー！」

7/22 17:57

Nちゃん、Rさん嬉しそう

7/22 18:18

こちらはデザート

欲を言えばコーヒーまで出てきたら嬉しかったかな(*^。^*)

でも大満足っ！

7/22 19:14

そんなこんなで眺望はゼロ、強い風も降りしきり残念ではありましたが、辺りはだんだん暗くなりランプには灯りがともりました

いい雰囲気♪

7/22 19:18

この日は月2回の山岳セミナーの日だったので、夜7時になるとみんながスカイプラザに集まりお話を聞きました

そんなこんなで白馬山荘の夜も更けました・・・

オヤスミナサイzzz

7/23 4:37

おはようございます

朝は4時過ぎには起床

7/23 5:02

そして食堂で朝ごはん

てるさん、トイレに行っててみんなを待たせてしまった・・・

ゴメンナサイ・・・

7/23 5:03

こちらが朝食

お味噌汁が美味しかった♪

7/23 5:29

Kbros.が空を見上げるも、天気は全く望めない・・・

7/23 6:30

すると再び雨脚が強くなる・・・

仕方ないのでスカイプラザの中へ

7/23 6:48

コーヒーを飲んで様子を伺います

7/23 7:03

少し雨脚＆風も弱くなってきたので、山頂組4人がピークに向かいます

7/23 7:14

山荘から15分程で山頂到着〜

7/23 7:14

こちらは一等三角点

今年3つ目の一等三角点制覇っ

初めての後立山連峰の白馬岳はてるさんの深田100的にも、全くこだわってないといいつつ29個めになりました(*^_^*)

7/23 7:15

こちらは新田次郎の小説「強力伝」でも有名になった風景指示板だそうです

7/23 7:15

そんなこんなで脳内パノラマを満喫

7/23 7:15

おー、360°の眺望は美しい・・・

変な所で「ぽじてぃぶ信金」のてるさんです

実際は「根がデブ」なんですケド（爆）

7/25 12:06

頂上で最後に1枚撮って頂き下山開始

7/23 7:23

ウルップ草にもさようなら〜(^_^)/

7/23 7:43

そして下山開始です

さよなら白馬、またリベンジに来るよん♪

7/23 7:43

さあ、頑張って行こう！

7/23 7:52

もちろん当初の予定の白馬三山縦走は諦め（涙）登って来た道を下山します

7/23 7:53

でもお花畑には癒されました

ありがとうーー！

7/23 8:09

ボルダー岩にも癒されました

さんきゅーー！

7/23 8:29

避難小屋にはお世話になりませんでした（笑）

じゃあねぇーー！

7/23 8:33

小雪渓トラバース通過

7/23 8:55

水が昨日より多いのが実感できました

登山道も所どころ沢の様に流れてる場所も

7/23 8:58

大雪渓到着〜

Rさん可愛いですよ〜ヽ(^。^)ノ

7/25 12:07

ぜったいリベンジに来るぜいっ

7/25 12:42

まってろよー！

7/23 9:16

というわけで、軽アイゼンを装着して大雪渓を下る準備をします

7/23 9:24

この日は天気の良くない平日ですが、シーズンというコトもあってか結構入山者が多かったでした

中には写真のようなちびっこ登山家も

7/25 12:07

てくてく・・・

7/23 9:59

登りでは気付かなかったお地蔵さんをパチリ

みなさんが安全登山でありますよう祈願・・・

7/23 10:07

お年をめした登山者も大勢・・・

無理せず頑張って下さいね

7/23 10:17

白馬尻小屋手前でホワイトアウト状態

実際半径10メートルほどしか見渡せず、ちょっと焦る・・・

慎重に行きましょう！

7/23 10:39

でも無事到着

ココで大休止♪

7/25 12:07

でも女の子は元気いっぱい☆

みんなでジャーーンプっ！！

7/25 12:07

そして猿倉まであと一頑張りです

7/23 11:15

てくてく・・・

7/23 11:32

橋の上もてくてく・・・

7/23 11:35

オタマジャクシはうじょうじょ・・・

7/23 11:49

そんなこんなで、あと少しで〜

7/23 11:55

猿倉到着〜

ホントお疲れさまでした

7/23 11:55

かき氷食べたい〜

でもガマンガマン（笑）

7/23 12:05

そして駐車場まで5分程てくてく

7/23 12:07

駐車場到着〜

Rさん、お疲れ〜

7/23 12:21

そして車で温泉に向かいます

7/23 12:35

こちらが今回入浴した倉下の湯

猿倉から車で15分程です

500円でした

7/23 13:14

気持ちいい温泉でした

コーラで喉をいやします

7/23 13:19

みんなで休憩所でひとやすみ

7/23 13:19

恍惚感たっぷりのAちゃん（笑）

隣で笑うRさん

7/23 13:37

そして腹ごしらえ〜

白馬中心部にあるグリンデルさんへ

7/23 13:47

女性陣カンパーイヽ(^。^)ノ

お疲れ〜

7/23 13:53

ここは何せボリュームがスゴイっ

生姜焼き定食もてんこ盛り

7/23 13:58

てるさんのチーズハンバーグもこのボリューム♪

味も美味しくて大満足です☆

7/23 14:14

白馬登山の際はおすすめのお店です

7/23 15:40

そして途中でドラ◎もんがお出迎えの道の駅に立ち寄り・・・

7/23 15:45

みんながお買い物

7/23 15:52

てるさんは安曇野産の地の胡瓜・トマトジュース、そして17アイス（笑）を購入

7/23 16:01

さあ、高山まであと少しっ

7/23 17:17

車内ではいろんな話に盛り上がり

7/23 17:49

6時前にには高山到着♪

みんな本当にありがとう

楽しかったあ☆

また是非誘ってくださいね！

7/23 19:18

そしててるさんはいつもの如く下山後のお仕事(^_^.)

この日は静かな火曜日で、一組2人でしたがいつもお世話になってるS田さんがなんとAちゃんの彼氏、ほーりーさんと一緒に来てくれました

感謝っ☆

7/23 23:42

そして23時過ぎに帰宅

すると母がウナギをはじめ夜食を用意してくれてました

ワガママ息子なのにホント母の愛に感謝です(/_;)

7/23 23:43

そして、前にTVでやっていた『天空の宿に泊まろう！〜にっぽん山小屋物語〜』で秋野暢子、磯山さやかさんが登った白馬岳＆白馬山荘の様子＆絶景を画面で楽しみ一杯ひっかけて眠りについたのでありました

7/23 23:45

おしまい

撮影機器：

iPhone 4 Apple

感想

cappuccino

7がつ22にち

せぶんさみっつのみんなとはじめてのうしろたてやまのしろうまだけにのぼってきました

わかくてかわいいおんなのこたちとのぼるおやまはとてもたのしかったです

けしきはみえなくてざんねんだったけどおはなはきれいでした

またりべんじでのぼりたいです

おしまい

・・・・・・

というわけで、子供の夏休みの絵日記風に書いてみましたが（笑）てるさん初めての後立山連峰、として「セブンサミッツ」のメンバーの方達と一緒に白馬岳に登って来ました

ホントこの領域は初めてのてるさん

住んでる所が槍穂のベースというコトもあるし、アプローチが遠いというコトもあって行きたくてもなかなか足の向かうコトがなかった後立山

そんな後立山にセブンサミッツのメンバー達で一泊で登山をするというコトでお誘いを受けました

ちなみにセブンサミッツとは、てるさんが行きつけのオーナーさんでもあるNちゃんのお店（といってもなかなか仕事柄時間が重複しちゃってなかなか足が運べず申し訳ないのですが）で働く方達やお客さんで構成される山仲間のグループ

当初はもっと参加者が多かったのですが、諸事情で行けなくなる方もいて、最終的には現地合流のむっちゃんさんも含め7人で向かいました。

ところが実はこの日の前日にはてるさん、急なお誘いに乗っかっての錫杖岳前衛壁第三ルンゼ登攀（笑）

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324841.html

この日帰宅したのが夜8時で集合時間が朝3時半(^_^;)

かといって当初の予定はこちらの白馬岳登山だったし、疲れや弱音は失礼にあたるので見せられない・・・

もちろん寝坊もご法度！！

でも山の力ってスゴイですね♪

ハイテンション故か（笑）思ったより疲れも残らず、朝もしっかり起きるコトが出来、急いで登山の準備をしてみんなに出迎えてもらいました☆

思えば前日は岩の上を登攀で、次の日は違うエリアで雪の上を登山

まさにリアル「Rock & Snow」（山と渓谷社）となった今回の白馬岳登山となりました（笑）

登山の様子は各写真のコメントをご覧ください

結果としては稜線に上がってからの眺望は全く望めなかったし、山頂付近のお花畑も満喫は出来なかったけど、みんなとワイワイ登る登山はホント楽しかった〜

思えば最近は岩の人になっていて緊張感と共に登る感じのお山が多かったですしね

でもお花も所どころ楽しめたし十分満足！

今までは全く気にしてなかったけど、今後は登りながら高山植物のコトも勉強していきたいな

でも今度は当初の予定の白馬三山の縦走も含め必ずリベンジしたいぞーー

そう思った今回の初めての後立山となった白馬岳登山でありました♪

セブンサミッツのみんな本当にありがとうございました☆