小櫃川水系三川谷から大塚山

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 12.2km
• 登り: 508m
• 下り: 506m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:43

6:04 清水トンネル
6:15 6:15 入渓地点
8:33 8:33 林道接点
11:48 12:13 大塚山登山口(林道末端)
12:22 12:23 大塚山
13:29 13:29 林道細野線入口
13:47 清水トンネル

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場所
清水トンネル入り口路肩

3:55市川-5:20清水トンネル
14:02清水トンネル-姉崎袖ヶ浦IC-市川中央IC-16:00市川

コース状況／危険箇所等

沢
　中流域まではゴルジュの中に淵が続きほぼ膝から下は水に浸かり続ける。最深で腰まで多くは股ぐらいで通過できた。厳冬期はつらい。
　林道に接するあたりから上流は倒木帯の連続で時間と体力の消耗激しくお勧めできる状態ではない。
　一ヶ所、倒木と土砂の為ダム湖が出来ていて大きく高まいた。この巻が各心部になるかな。急斜面の登りトラバース、下りとスリップは許されない。最後は補助ロープで川床に降り立ちました。チェーンスパイクとバイルを使用。泥の急斜面につきバイルは必須です。この巻に1時間15分を要してます。
下山路
　大塚山直下まで古い林道(林道細野線)がある。林道自体は崩壊箇所や倒木帯があるが通過可能。
山頂から林道までがわかりづらい、特に林道入口は地形図とコンパスだけで特定するのは難しいと思われる。GPSの利用を強くお勧めする。
ヒル
　ヒルはたいへん多い。沢にはいないが巻、詰め、林道には要注意。今回は万全の体制で臨み実害は無し。
　
　以上、沢、下山路とも技術的に難しい所はないが沢初心者向きではない。技術より体力と忍耐力が必要。とくに連続する倒木帯の通過には強い意志が必要。意志弱く何度も脱渓を考えるが良いエスケープルールも無く戻るのもしんどいので最後まで詰めるしかなかった。

写真

6/12 6:07

清水トンネル入り口路肩に駐車

6/12 6:15

小櫃川支流三川谷に掛かる橋から入渓

6/12 6:16

橋の上から。前週覗いた時は水量がありいきなり胸まで浸かりそうだったので少し上流の枝沢からの入渓も考えていたが、ここ一週間雨が無くかなり水が引いていた。

6/12 6:20

橋の右岸上流側から入渓。膝ぐらいで済んだ。

6/12 6:21

入渓した橋。

6/12 6:22

すぐにナメとなり期待が膨らむ。

6/12 6:22

鉄砲堰跡を発見！狭い谷が長く続く予感、まあ地形図からゴルジュ帯が延々と続く予想はしていた。

6/12 6:24

すぐ淵になった。いきなり泳ぎたくはない！膝ぐらいで済んだ。

6/12 6:25

滲み出る茶色の鉱泉？

6/12 6:27

なめ

6/12 6:29

浅い淵

6/12 6:29

淵

6/12 6:30

ナメ滝

6/12 6:40

淵に浸かりながら進む。

6/12 6:42

鉱泉？

6/12 6:44

ナメかと思ったが砂。

6/12 6:44

水路ようなゴルジュ帯

6/12 6:48

浅い淵

6/12 6:52

擁壁のような壁

6/12 6:54

淵が続く

6/12 6:58

浅くてホッとする

6/12 6:59

底は砂地の淵。

6/12 7:01

古い橋。地形図に道はなく橋も朽ち果てる寸前でした。

6/12 7:04

淵

6/12 7:05

ナメ

6/12 7:09

ちょっとナメが続く

6/12 7:11

ナメ

6/12 7:12

淵

6/12 7:16

長い淵。通過出来るか不安になる。

6/12 7:22

高い崖の途中から滝？

6/12 7:24

支流の川廻しトンネルかと思ったが開口部があまりに狭い。

6/12 7:28

対岸に少し登り開口部を見る。写真ではわかりづらいが左右に細長い穴があり、ニ五穴の壊れた物とわかった。

6/12 7:34

ナメ

6/12 7:36

しばしば見るしみ。

6/12 7:38

ナメ滝

6/12 7:56

ナメ

6/12 7:58

堰堤。登れず左から巻く。僅かの巻だったが足には数匹のヒルが付いていた。

6/12 8:10

堰堤上はゴーロ。

6/12 8:15

ニ五穴の取水口発見。

6/12 8:22

ゴーロ

6/12 8:27

林道と接する。この沢はここで切り上げ林道を下山した方がいい。広い林道ならヒルとの遭遇も少ない。

6/12 8:36

川廻しトンネル。地形図にも載る。

6/12 8:37

トンネル内。通過可。

6/12 8:39

トンネル反対側に鉄砲堰跡。

6/12 8:39

反対側からトンネル。

6/12 8:51

倒木帯

6/12 8:54

倒木帯が続く。

6/12 9:03

ダム湖状態！深く距離も半端ない。だいたい沼のように濁って泳ぐ気にもまったくなれなかった。
両岸共に急斜面の為、へつりも巻も出来ずしばらく下流に戻る。

6/12 9:09

戻るのもらたいへん！

6/12 10:05

かなり戻り大高巻になった。巻降りた尾根からダム湖を見下ろす。

6/12 10:17

巻降りた尾根の先端から沢に降りた。最後の数メートルは補助ロープを使用。

6/12 10:18

ダム湖末端

6/12 10:18

ナメが始まり期待するが？

6/12 10:28

倒木に埋まる！なんとか通過。

6/12 10:55

ナメ滝

6/12 11:02

両手が届くほど狭くなる。

6/12 11:05

倒木帯

6/12 11:18

ちょいナメ

6/12 11:25

詰めだが稜線まで倒木帯！

6/12 11:43

小尾根に逃げて詰め上がると下に林道。

6/12 11:43

看板。私が遡った沢は三川谷と言うらしい。国有林です。

6/12 11:46

房総スカイラインから伸びる林道末端に出た。ここで安全にヒル抜きで昼をとる。

6/12 12:13

林道末端が大塚山の登山口。

6/12 12:24

大塚山
毎度ですが感染拡大防止の為、山行中もマスク着用。ただこのところずーっと誰にも会わない。みんな自粛しているようだ？

6/12 13:29

林道を下り道路に出た。

6/12 13:47

無事戻る。

6/12 14:07

沢の途中に接した林道入口に車で行く。林道三川線と言うらしい。直ぐにゲートがあり車は入れない。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

カイG

　林道接点ぐらいまでの下流部はゴルジュの中に延々淵が続くというなかなかの景観です。
　上流部はほぼ倒木に埋まっていると言う感じで、この倒木越えとダム化した谷の巻でクタクタになりました。
　はやく蔓延防止が解け気兼ねなく県外に出られることを願う爺でありました。