夏山教室修了山行 御嶽山
- GPS
- 13:57
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
【7/27(土)】田の原登山口06:10→09:30王滝頂上山荘→10:20剣ヶ峰→11:50二ノ池新館→賽の河原→13:35五ノ池小屋(希望者のみ摩利支天山往復)
【7/28(日)】五ノ池小屋05:50→三ノ池→06:20継子岳06:30→07:10沢で出会う→07:35五ノ池小屋08:15出発→09:20小広場(コーヒータイム)09:45→11:50濁河温泉⇒旅館・御岳で昼食
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス
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写真
感想
【7/27(土)】早朝、田の原登山口に到着、バスを降りて1時間ほど休憩し、ストレッチの後登り始める。微妙な天気なので、東屋で雨具着装。
御嶽山は信仰の山、白装束の信者の一行から湧き上がる「六根清浄、お山は晴天、登らせ給え」の歌を聴きながら登る。行き交う登山者も多く、下山してくる人に聞くと、午前0時から登り、山頂まで行き下っているとのことで驚く。
【7/27(土)】6:10御嶽観光センターの駐車場より出発。標高2,180mの登山口は霧に覆われ、出発直後から雨も降り始め、雷鳴もとどろく。出発後まもなく、東屋で全員雨具着用。
8時ごろ、2,600m付近では晴れ間がのぞき、天候回復が明らかとなる。このあたりからイワカガミ、イワギキョウなどの高山植物も見られるようになった。「六根清浄−」と唱えながら登っていく講の団体もあり、宗教の山だと再認識。
9:30大滝山頂着。10:20剣ヶ峰登頂。残念ながら霧のため眺望はなし。一ノ池へ下る道にはツガザクラ、ハクサンイチゲなどの花々が豊富にあり、霧のために眺望がないことを差し引いても楽しい行程だった。
11:50二ノ池小屋着。荒々しい風景の中に美しい水辺の風景は心を和ませる。12:20昼食休憩後、二ノ池新館前より出発し、賽の河原に入るとコマクサも見られるようになり、楽しいハイキング。途中、摩利支天山へのピストンが検討されたが、団体行動を勘案し取りやめ、宿泊地の五ノ池小屋に直行。13:35五ノ池小屋着。
到着後、登山教室修了山行らしく講習開始。三角巾の使い方と足首捻挫の場合の固定方法、シュリンゲによる簡易ハーネスの作り方と実践的な内容。座学だけでは体得できない有意義な研修を2,800mの高地で体験できる贅沢な時間だった。
山小屋は木の香も残る新しい小屋だったが、トイレが少ないのが難点。17:15からの夕食の内容もイマイチだと思ったが、御嶽山のほかの山小屋と比べるといいほうらしい。ここの燻製チーズは旨かった。この日は宿泊者が多く、二人で1枚の布団を共用する状況で、やむを得ないとはいうものの、快適に睡眠をとることはできなかった。(KE)
【7/28(日)】翌朝、快晴を期待しながらもガスで視界がイマイチの中、五ノ池小屋周辺の縦走のため出発した。少しの登りもありながら、昨日の疲れも余り感じず気持ちよい。途中、高山植物のコマクサ、キキヨウ、シャクナゲなどが見やれ、楽しい縦走であった。流れる沢の水も美味しく、此処から木曽川へ?そう思い大地の広さを感じずにはいられなかった。
宿泊した五ノ池小屋に2時間程度で戻り、これから下り。「もうすぐ飛騨牛と鮎と温泉とビールだ」と思うと、少しは足が軽い気がする。
途中、コーヒータイムで一息いれ元気を取り戻し、無事濁河温泉に着いた。温泉で疲れを癒し、少し酔いもまわり最高であった。それにしても帰りのバス中はまるで宴会場。みなさんのパワーに得と感心した2日間でした。購読道路の渋滞で、予定より到着が1時間ぐらい遅くなりましたが、無事神戸着。初めての修了山行でしたが、学ぶことがたくさんありました。(IW)
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