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Yamareco

記録ID: 3272258
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

毛勝山 冬道(阿部木谷から)

2021年06月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:33
距離
15.7km
登り
2,609m
下り
1,413m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:49
休憩
1:44
合計
12:33
5:27
5:28
69
6:37
6:37
54
7:31
7:40
36
8:16
8:21
148
12:12
12:29
16
12:45
13:07
25
13:32
13:33
5
16:56
16:58
52
17:50
17:51
4
天候 晴れ 時々小雨 下山時はガスが上がってきた
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
11日
自宅10:33発→毛勝山片貝登山口駐車場16:07着(430.7キロメートル)
前夜泊:片貝山荘
12日
片貝登山口駐車場18:07発→アパホテル魚津駅前18:57着(21.6キロメートル)
13日
アパホテル魚津駅前04:39発→自宅09:39着(415.2キロメートル)
総走行距離:866.3キロメートル
コース状況/
危険箇所等
危険箇所多数
下部の土石流雪渓箇所はずっと危険
毛勝谷雪渓は標高2,000メートル位から急登、雪質悪く滑落しやすい
(実際に私が大きな滑落をおこし、活動できない場合、登山者は他に誰も居ないので発見される可能性はココヘリのみでした。)
ログは毛勝谷雪渓上部で滑落したため、ガーミンも一旦電池が外れストップしてしまいました。下山時のログが乱れているのはその為です。
休憩時間のうち1時間以上は滑落後のピッケルやカメラ探しに再登坂の時間です。ほぼ12時間は活動時間です。
その他周辺情報 後泊で念のためアパホテル魚津駅前を予約しておいて良かったです。這々の体でホテルに着き横になりました。興奮状態で熟睡できませんでしたので、早朝自宅に向けて車を走らせ戻りました。
前日の11日、6時間かけ自宅からこの駐車場に着きました。
2021年06月11日 17:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
6/11 17:10
前日の11日、6時間かけ自宅からこの駐車場に着きました。
片貝山荘へ少し下る途中に見える山、一番奥の小さく見えるのが毛勝山でしょうか。(手前の大きな山は大明神山らしい)
2021年06月11日 17:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/11 17:11
片貝山荘へ少し下る途中に見える山、一番奥の小さく見えるのが毛勝山でしょうか。(手前の大きな山は大明神山らしい)
川の音が囂々、夜も雨が降っているような音でした。
2021年06月11日 17:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/11 17:12
川の音が囂々、夜も雨が降っているような音でした。
片貝山荘です。年季が入っています。
2021年06月11日 17:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
6/11 17:14
片貝山荘です。年季が入っています。
片貝山荘の正面、ここから入ってブレーカーをあげます。
事前に魚津市教育委員会スポーツ係の許可を取っておくことが必要です。
2021年06月11日 17:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
6/11 17:15
片貝山荘の正面、ここから入ってブレーカーをあげます。
事前に魚津市教育委員会スポーツ係の許可を取っておくことが必要です。
もともとは電力会社の東又寮として使われていたようです。
2021年06月11日 17:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/11 17:15
もともとは電力会社の東又寮として使われていたようです。
幾部屋もありますが、一階は湿っぽかったので二階の電気の点く部屋にしました。
2021年06月11日 17:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/11 17:24
幾部屋もありますが、一階は湿っぽかったので二階の電気の点く部屋にしました。
ここから登山当日12日です。駐車場から右手に折れ、このチェーンを越えて進みます。
2021年06月12日 05:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 5:23
ここから登山当日12日です。駐車場から右手に折れ、このチェーンを越えて進みます。
西北尾根登山口です。結果的にはこの尾根ルートを使えば良かったと反省しました。
2021年06月12日 05:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 5:27
西北尾根登山口です。結果的にはこの尾根ルートを使えば良かったと反省しました。
さらに進むと最初の堰堤が出てきました。此処が先ずわからなかったです。堰堤はどう見ても上れそうになく、一度下まで降りてみました。正解はスイッチバック方式で一度右後ろに道なき道を進んで堰堤の右上の道に出るのです。
2021年06月12日 05:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/12 5:57
さらに進むと最初の堰堤が出てきました。此処が先ずわからなかったです。堰堤はどう見ても上れそうになく、一度下まで降りてみました。正解はスイッチバック方式で一度右後ろに道なき道を進んで堰堤の右上の道に出るのです。
二つ目の堰堤は右端を登れたのか、右を巻いて登ったのか覚えていません。
2021年06月12日 06:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/12 6:12
二つ目の堰堤は右端を登れたのか、右を巻いて登ったのか覚えていません。
此処も危険ですが慎重に水が流れている右端を渡ります。疲れての帰りは危険なのでより慎重に渡りました。
2021年06月12日 06:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:12
此処も危険ですが慎重に水が流れている右端を渡ります。疲れての帰りは危険なのでより慎重に渡りました。
こんな道を堰堤の右端を通って進みます。
2021年06月12日 06:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:21
こんな道を堰堤の右端を通って進みます。
この堰堤も危険でした。
2021年06月12日 06:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:24
この堰堤も危険でした。
土砂崩れの先端から堰堤に登るのです。帰りもここは危険でした。
2021年06月12日 06:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:26
土砂崩れの先端から堰堤に登るのです。帰りもここは危険でした。
次の堰堤は右端を登ることが出来ます。此処はそれ程危険ではありません。
2021年06月12日 06:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:34
次の堰堤は右端を登ることが出来ます。此処はそれ程危険ではありません。
いよいよ土石流地帯に突入です。
2021年06月12日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:37
いよいよ土石流地帯に突入です。
猿の集団に出会いました。
2021年06月12日 06:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:42
猿の集団に出会いました。
酷い土石流ですが、この辺りはまだ良い方です。
2021年06月12日 06:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:42
酷い土石流ですが、この辺りはまだ良い方です。
雪渓の上に土石流が滞積しているのですが、雪渓が大分解けて崩落しています。右に行ったり左に行ったりとルートを目で確認しながら進みます。
2021年06月12日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:45
雪渓の上に土石流が滞積しているのですが、雪渓が大分解けて崩落しています。右に行ったり左に行ったりとルートを目で確認しながら進みます。
何処を通っても足場が悪く岩や土砂が崩れます。雪渓そのものが崩落してしまうこともあります。
2021年06月12日 06:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:48
何処を通っても足場が悪く岩や土砂が崩れます。雪渓そのものが崩落してしまうこともあります。
雪渓の上の土砂の状態だけで、雪渓崩落の心配が無くなると随分歩くのが楽になりますが、次第に崩落が進み、もう登れなくなる日は近いです。
2021年06月12日 06:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 6:55
雪渓の上の土砂の状態だけで、雪渓崩落の心配が無くなると随分歩くのが楽になりますが、次第に崩落が進み、もう登れなくなる日は近いです。
土砂も乗ると崩れてしまう箇所が多くなります。
2021年06月12日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 7:01
土砂も乗ると崩れてしまう箇所が多くなります。
川の心配が無くなるとその分精神的に楽になりました。
2021年06月12日 07:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 7:24
川の心配が無くなるとその分精神的に楽になりました。
ここで土石流箇所は終了です。後は雪渓です。
2021年06月12日 07:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 7:34
ここで土石流箇所は終了です。後は雪渓です。
セミワンタッチのアイゼンを履きます。
2021年06月12日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 7:40
セミワンタッチのアイゼンを履きます。
最初は普通の歩きやすい傾斜の雪渓が続きます。
2021年06月12日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 8:04
最初は普通の歩きやすい傾斜の雪渓が続きます。
次第に雪渓の傾斜がキツくなってきます。
2021年06月12日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 8:26
次第に雪渓の傾斜がキツくなってきます。
雪渓が幾つもに分岐しているので、以外とどの雪渓を登って良いのかわかりにくかったです。この辺りは電波が入るので先週登った人のレコを参考にしてルートを決めました。
2021年06月12日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 8:31
雪渓が幾つもに分岐しているので、以外とどの雪渓を登って良いのかわかりにくかったです。この辺りは電波が入るので先週登った人のレコを参考にしてルートを決めました。
いよいよ毛勝谷です。
2021年06月12日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 9:00
いよいよ毛勝谷です。
急に傾斜が強くなりました。
2021年06月12日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 9:32
急に傾斜が強くなりました。
まだダブルトレッキングポールで登れます。
2021年06月12日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 9:40
まだダブルトレッキングポールで登れます。
後ろを振り返ると富山湾が見えています。
2021年06月12日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 9:40
後ろを振り返ると富山湾が見えています。
僧ヶ岳も見えてきました。
2021年06月12日 10:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 10:20
僧ヶ岳も見えてきました。
落石と滑落に注意して登ります。
2021年06月12日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 10:27
落石と滑落に注意して登ります。
振り返ると、左手から僧ヶ岳・北駒岳・駒ヶ岳が見えています。
2021年06月12日 11:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 11:00
振り返ると、左手から僧ヶ岳・北駒岳・駒ヶ岳が見えています。
標高2,000メートル辺りから流石に危険を感じたのでピッケルに持ち替えて登りました。
2021年06月12日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 11:30
標高2,000メートル辺りから流石に危険を感じたのでピッケルに持ち替えて登りました。
真っ直ぐには登れません。右に左にとトラバースを繰り返して登ります。こんなに辛い雪渓登りは初めてです。
2021年06月12日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 11:30
真っ直ぐには登れません。右に左にとトラバースを繰り返して登ります。こんなに辛い雪渓登りは初めてです。
傾斜が急で息が上がります。確りと先ずピッケルを刺してから2歩進むことの繰り返しです。既にこの辺りからトラバース毎に向きを変える際に少し休まないと続けて登れないくらい苦しくなってきました。
2021年06月12日 12:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:15
傾斜が急で息が上がります。確りと先ずピッケルを刺してから2歩進むことの繰り返しです。既にこの辺りからトラバース毎に向きを変える際に少し休まないと続けて登れないくらい苦しくなってきました。
駒ヶ岳が雲に覆われ始めました。
2021年06月12日 12:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:16
駒ヶ岳が雲に覆われ始めました。
漸く毛勝谷の雪渓登りが終わりました。藪漕ぎ道は帰りにわかりましたが、左斜めに踏み跡があります。私は知らずに真っ直ぐの這松帯をかき分けて進み、疲れてしまいました。
2021年06月12日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:25
漸く毛勝谷の雪渓登りが終わりました。藪漕ぎ道は帰りにわかりましたが、左斜めに踏み跡があります。私は知らずに真っ直ぐの這松帯をかき分けて進み、疲れてしまいました。
藪漕ぎが終わると絶景が待っています。まずは左手に毛勝山を捉えます。しかし既に疲労困憊状態で、この緩やかな雪渓に足が進みません。
2021年06月12日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:30
藪漕ぎが終わると絶景が待っています。まずは左手に毛勝山を捉えます。しかし既に疲労困憊状態で、この緩やかな雪渓に足が進みません。
毛勝山です。あと一息が苦しかったです。
2021年06月12日 12:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:34
毛勝山です。あと一息が苦しかったです。
誰も居ない山頂です。三角点にカメラを置いて自分撮りです。
2021年06月12日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:50
誰も居ない山頂です。三角点にカメラを置いて自分撮りです。
毛勝山山頂からの絶景・・・白馬三山
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:51
毛勝山山頂からの絶景・・・白馬三山
毛勝山山頂からの絶景・・・白馬三山から五竜岳・鹿島槍ヶ岳の後立山連峰
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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毛勝山山頂からの絶景・・・白馬三山から五竜岳・鹿島槍ヶ岳の後立山連峰
毛勝山山頂からの絶景・・・五竜岳と鹿島槍ヶ岳
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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毛勝山山頂からの絶景・・・五竜岳と鹿島槍ヶ岳
毛勝山山頂からの絶景・・・剱岳と立山
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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毛勝山山頂からの絶景・・・剱岳と立山
毛勝山山頂からの絶景・・・登ってきた雪渓が手前の雪渓、後程悲劇が起きた雪渓です。急だな。
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:51
毛勝山山頂からの絶景・・・登ってきた雪渓が手前の雪渓、後程悲劇が起きた雪渓です。急だな。
此処からの眺望の一番はやはりこの剱岳でしょう。
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:51
此処からの眺望の一番はやはりこの剱岳でしょう。
五竜岳と鹿島槍ヶ岳
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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五竜岳と鹿島槍ヶ岳
白馬三山
2021年06月12日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:51
白馬三山
山頂のお地蔵さんと三角点
2021年06月12日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂のお地蔵さんと三角点
富山湾も見えています。
2021年06月12日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 12:52
富山湾も見えています。
山頂はこんな感じで雪はありません。
2021年06月12日 13:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:06
山頂はこんな感じで雪はありません。
もう一度セルフタイマーで活躍してくれたピッケルと自分撮りです。この後大惨事が待っているとは露知らず。
2021年06月12日 13:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:07
もう一度セルフタイマーで活躍してくれたピッケルと自分撮りです。この後大惨事が待っているとは露知らず。
右から釜谷山・猫又山・剱岳
2021年06月12日 13:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:10
右から釜谷山・猫又山・剱岳
右から剱岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳、剱岳に雲がかかり始めました。
2021年06月12日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/12 13:11
右から剱岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳、剱岳に雲がかかり始めました。
右手の雪渓を登りこれから降りるのです。それにしても急坂な雪渓です。
2021年06月12日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:11
右手の雪渓を登りこれから降りるのです。それにしても急坂な雪渓です。
最後にもう一度剱岳
2021年06月12日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:15
最後にもう一度剱岳
釜谷山・猫又山・剱岳、幸せな写真は此処までで終了です。この後藪漕ぎをして雪渓の上部から下り始めました。
2021年06月12日 13:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:15
釜谷山・猫又山・剱岳、幸せな写真は此処までで終了です。この後藪漕ぎをして雪渓の上部から下り始めました。
20メートルくらい下った後、あっという間に400メートル以上滑落してしまいました。此処は滑落停止場所から50メートルくらい登って落としたカメラを見つけ、動くかどうか確かめるために撮った一枚です。このずっと上の白い雪渓箇所からこの下まで一気に滑落してしまいました。
2021年06月12日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 13:59
20メートルくらい下った後、あっという間に400メートル以上滑落してしまいました。此処は滑落停止場所から50メートルくらい登って落としたカメラを見つけ、動くかどうか確かめるために撮った一枚です。このずっと上の白い雪渓箇所からこの下まで一気に滑落してしまいました。
その後もう一度30メートルくらいの滑落をしてしまい、漸く落ち着いて雪渓を下山し始めて撮った写真です。体力の限界に近づいています。幸に足の捻挫や骨折はなく、少し胸が痛い(多分肋骨の罅)のと、打撲や擦過傷は多数ありましたがそれだけで済みました。九死に一生を得ました。
2021年06月12日 16:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 16:01
その後もう一度30メートルくらいの滑落をしてしまい、漸く落ち着いて雪渓を下山し始めて撮った写真です。体力の限界に近づいています。幸に足の捻挫や骨折はなく、少し胸が痛い(多分肋骨の罅)のと、打撲や擦過傷は多数ありましたがそれだけで済みました。九死に一生を得ました。
傾斜が緩くなった雪渓とはいえ足元がおぼつかないくらい青息吐息、漸く土石流地帯に戻りました。此処でアイゼンを脱ぎます。しかしこの後土石流地帯の下りも楽ではなく、とても写真を撮る余裕はありませんでした。
2021年06月12日 16:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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傾斜が緩くなった雪渓とはいえ足元がおぼつかないくらい青息吐息、漸く土石流地帯に戻りました。此処でアイゼンを脱ぎます。しかしこの後土石流地帯の下りも楽ではなく、とても写真を撮る余裕はありませんでした。
6時少し前に駐車場に戻り、下山連絡をして後泊のアパホテルへ向かいます。あの残雪のある山は何という山か。しかし生きて帰れて本当に良かったです。
2021年06月12日 18:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/12 18:30
6時少し前に駐車場に戻り、下山連絡をして後泊のアパホテルへ向かいます。あの残雪のある山は何という山か。しかし生きて帰れて本当に良かったです。
毛勝山の山行を計画させてくれた契機になった毛勝山の山バッジです。
2021年06月13日 17:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 17:55
毛勝山の山行を計画させてくれた契機になった毛勝山の山バッジです。

装備

MYアイテム
24c
重量:-kg
個人装備
12本歯アイゼン ピッケル ヘルメット 長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 サーモス 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS(ガーミンe-Trex30xJ) 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

○毛勝山(けかちやま/けかつやま)標高 2415m
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=174

○滑落
毛勝谷で滑落し九死に一生を得ました。
一度目は毛勝谷雪渓の最上部から20メトール位クライムダウンで下り始めた下山開始直後、400メートル位滑落してしまいました。
滑落し始めたときはピックを刺して止められると思って一所懸命停止させようと頑張りましたが、腐れ雪には全く効き目が無し。どんどん落下速度が速くなり、途中でピッケルも硬い岩か氷で弾き飛ばされて無くしてしまいました。
その後はもう駄目だ、何処までも落ちる、途中のクラックや岩にぶつかって死ぬかもと覚悟を決めました。
落ちながらもザックの左に収納していたトレッキングポールが目に入り、レキのトレッキングポールのエルゴングリップ部分を雪面に押しつけて落下を止めようとしました。
偶々少し緩い斜面のところでトレッキングポールのヘッド(エルゴングリップ)の僅かな形状で滑落が止まりました。
1分間くらいの滑落でしたが、あっという間に加速してしまい時速30勸未里發里垢瓦ち瓩気燃衢遒止まらず、自分自身では腹ばいの態勢を続ける事だけで精一杯でした。
停止してからは現状を認識し、ピッケルとカメラを途中でなくしていることに気が付きました。左手の指や掌、口の中からも血が出ていました。両胸や腹が少し痛かったのですが、足は打撲程度の痛みで立ち上がり歩くことが出来ました。ザックは停止点に置き、ピッケルとカメラを拾いにトレッキングポールだけで登ってみることにしました。

百メートル以上一歩一歩トレッキングポールを使い、がに股でアイゼンを腐れ雪に蹴り込み雪渓を慎重に登り返しました。50メートル位上でカメラを見つけました。200メートル近く登ってピッケルが見つからず諦めて下山しようとした視線の先にピッケルを見つけました。
滑落したとはいえまだ毛勝谷の急な雪渓を三分の二は下らねばならない状況で、ピッケルを探し当てたことは大きかったです。
ピッケルと途中落としてしまった一本のトレッキングポールを回収し、ザックの処に戻りました。
途中拾った自分のペットボトルの水をザックに収納しようとした瞬間に二回目の滑落をしてしまいました。ただこれは一回目の斜面とは違い大分傾斜が緩くなっていたので、三十メートルくらいの滑落で止まりました。
再び水とピッケルを持ってザックの処へ登り返し、そこからは三度目の滑落をしないように慎重に下山しました。しかし体力的には限界に近くなっていて直ぐに息が上がってしまうこと、一寸したことでつまずいてスリップしやすくなっていました。怖いことに雪面をガスが上がってきて視界が全くなくなっていました。

伏線は実は登りの行程にありました。
下方の土石流に覆われた雪渓箇所が雪解けが進み、彼方此方を慎重に渡らねばならなかったことが疲れの先ず一つ、毛勝谷の雪渓が急にも拘わらず腐れ雪で、ピッケルを刺しながら一歩一歩ジグザクに登らねばならず、それでも足元が横滑りしやすいため、相当に毛勝谷雪渓の登りで疲労してしまったことが疲れの二つ目、そして、雪渓が終了した後の藪漕ぎの場所を知らないため、正面の這松箇所を藪漕ぎして疲れたことが疲れの三つ目、山頂登頂後、帰りの雪渓への取り付き点がわからずに這松や岳樺帯に一度降りてしまいそこからの登り返しで疲れたことが四つ目、つまり急な雪渓を降りるときには体力を使い果たしていたことが原因なのです。既に疲労困憊にあったことが滑落した伏線です。
最後は、クライムダウンすれば大丈夫だと雪渓を登っている際に一人だけ下ってきたベテランの登山者に言われ、そのトレースを辿って降りたのですが、何故かトレースが左に曲がっているので、トレースを追わずに構わずに踏み跡のない真っ直ぐの雪渓にクライムダウンし始めたところ、その直後に横滑りをして滑落してしまったのです。

滑落中は頭がぐるぐるするし、必死に雪面にピッケルを刺して止めようとしますが何が何だかわからない状態でした。
滑落が止まったときは本当に生きているのか、とまず自分の身体を確かめました。
止まったものの、落とし物を拾い行くかどうか悩みましたが、滑落した半分程度は登り返してみようと決めました。その登り返す際は必死でしたが、遺失物回収後は息が上がっていて、そこからの雪渓の下りは緊張しながらゆっくり降りましたが心底疲れました。左足のふくらはぎが痙攣するし青息吐息、右手にピッケル左手に短くしたトレッキングポールで右を向いたり左を向いたりと、兎に角両足横にしてアイゼンの効かない腐れ斜面を斜めに降りました。

雪渓終了後も、土石流箇所は雪渓の崩落で左右が分断している箇所が多く、何処を通って良いのかわからないし、石や土は崩れやすいし本当に体力も尽き果て精神的にも限界でした。精も根も尽き果てた状態でした。
その為注意していたにも拘わらず土石流箇所でも二度尻餅をついて少し滑ってしまいました。
堰堤場所まで戻り、最後のスイッチバック式に道が続く堰堤を越えたときには、これで生きて帰れると心底ホッとしました。

毛勝山の冬道はもう通らない方が良いと思います。
下流の雪渓の雪解けが進んでいて土石流箇所が危険なこと、毛勝谷の雪渓が急にも拘わらず相当緩んでいることがその理由です。

今日の滑落や疲労困憊で疲労遭難寸前までになったのは、夏道尾根道ルートの当初の予定を変更し、結局は冬道を自分でも行けるのではと無謀な計画設定をした自分への山の神様の罰だと思いました。季節と雪の状態の判断が特に甘かったです。毛勝谷の急登は予想外でしたし、アイゼンが効かないのも想定外でした。
私にはこの環境を安全に上り下りする力量が無いのだと結果として反省しました。

クライムダウンとはボルダリングやクライミングの言葉ではないかと思いますが、確かに雪渓を登っているときに唯一出会ったベテラン登山者の方はクライムダウンとおっしゃっていました。ピッケルと足の使い方を目に焼き付けてその通りに実践したのですが、経験とルート取りが甘かったです。
しかしピッケルをこれほど多数長時間使ったのは初めてでした。

ともかく生きてこのレコを書いている自分が信じられないです。
生きていて本当に良かったです。
今までの山歴で一番苦しく厳しかった日帰り山行でした。
ありがとうございました。

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コメント

ご無事で良かったです。400メートルも滑落とはかなりの落下です。
雪渓は滑落や落石の危険が高く、私は自信がないので、なるべく行かないようにしています。
ご家族の皆様もご心配されますので、慎重に行動なさってください。
ご無理のない次のヤマレコを楽しみにしております。
2021/6/13 22:41
Re:
amsy10tさん、コメントありがとうございます。
今回は自分の力量を超えた無謀な山行をしてしまいました。これからはこのような山歩きは止め、オーソドックスな一般ルートしか登らないようにします。
右脇腹が痛いのは斜里岳の時と同じ肋骨のひびだと思います。医者に行ってきます。
2021/6/13 23:08
安心しました!
ご無事で良かったです。
ほんとに今回の登山は状況も怪しかったので心配してました。
無理だけはなさらず今後も登山楽しんでください。応援してます。
2021/6/13 23:19
Re: 安心しました!
masa3112さん、ご心配おかけいたしました。
全身の疲労は徐々に抜けてきており、右脇腹の痛みが残っておいて明日以前に肋骨にひびが入った時に通ったスポーツ専門の医院に行ってきます。
以前肋骨にひびが入ったときに購入した肋骨用サポーター再び役に立つとは夢にも思いませんでした。
次回から今年の山行本番のつもりでしたので、ゆっくり静養し、体力の回復を図ってこれからは慎重に山に向かい合います。ありがとうございました。
2021/6/14 7:40
ご無事で良かったです。
読んでいて怖くなりました。
そんなに長く滑落して大丈夫だったとは奇跡のようですね。
本当にご無事で良かったです。
長時間ドライブ、それから結構悪天候での山行が多くてらっしゃるので、体力もおありなんだなと思っていました。
今回は天気が良い中で、こんな事故とは、大丈夫で本当に良かったです。
2021/6/13 23:44
Re: ご無事で良かったです。
hrshbさん、コメントありがとうございました。
滑落中は多分1分間くらいだったでしょうがとても長く感じました。止まらないし次第にスピードが増していくので恐怖で一杯でした。
次回以降は今回のようなリスキーな計画はしないと心に強く決めました。
ご心配おかけして申し訳ありませんでした。
2021/6/14 7:43
大きな怪我もなくご無事でよかったですね
まさに九死に一生を得た感じですね。
6年前に雪崩に巻き込まれた時のことを思い出しました。
その時は60m程流されましたが、400mは長いですね。
流されながら頭の中は意外と冷静で色々な事、対応を考え実行されたことがよく分かります。
本当に良かったです。
私自身は滑落の経験はないのですが、涸沢のBCでザイテングラート横で仲間が落石跡の樋状の中を滑落し、スキーで下に先回りし身体を張って止めたことも思い出しました。
いずれにしろ山は怖いので一瞬たりとも気を抜けませんね。
お互いに教訓にして頑張りましょう。
2021/6/14 7:00
Re: 大きな怪我もなくご無事でよかったですね
bumpkinさん、大先輩からのコメント恐縮です。ありがとうございました。
私も雪国育ち(高田と言ってももともとは東頸城の在郷育ち)なものですから小中高時代はスキーでもっと急な絶壁を滑っていたことから、少し雪渓を甘く見ていましたのは事実です。
一寸滑ったことは何回か有りましたが、これだけ長い滑落は初めてで次第にスピードが上がり、ピッケルも弾き飛ばされたときには恐怖と共に観念しました。しかし諦めずに色々と試してみたことが停止に繋がり良かったのかも知れません。
bumpkinさんの仰有るとおり、山は素敵ですが反面とても怖いので一瞬たりとも気を抜けません。以降教訓にして頑張ります。
でも誰も褒めてはくれませんが、今回は登りの雪渓や滑落後の下山、自分の力MAX以上に歯を食いしばって頑張って行動しました。
ありがとうございました。
2021/6/14 7:52
他人事とは・・・
この半年で2度滑落している身としてはとても他人事とは思えません。
頂上直下の直線が滑落ラインなんですね、ジグザグで登った崖マークの急登を一直線、本当にご無事でよかったです。
経験値が上がったと前向きに教訓としてとらえ、これからも楽しんでいきましょう(自問自答)。
2021/6/14 9:05
Re: 他人事とは・・・
ken1586さん、コメント有難うございます
先日ken1586さんの滑落を心配していた自分自身が大滑落をしてしまうとは、何とも情けないしみっともないことです。経験値が上がったことで済んだから良かったものの、途中のクラックに落ちて岩で頭を打っていたり手足を折っていたらと思うとゾッとします。
以後はさらに慎重に自重して山に向かい合います。
ありがとうございました。
2021/6/14 11:14
驚きました
私もちょこちょこと、危ない所を歩いているので気が締まる思いで読んでました。
たまたま山友が飯豊の石転び沢登ったレポを読んでいましたが、滑落だけでなく、落石に当たるリスクも怖いと思った次第です。
今の時期の雪渓は要注意ですね。
2021/6/14 12:31
Re: 驚きました
asarenさん、コメントありがとうございます。一番急な雪渓を、最初は後ろ向きに降りないと危ないということを他の方のレコで知っていたのに、疲れから注意散漫になっていて前向きに降り始めたことも滑落の原因です。雪が柔らかくざれていたこともあり、忘れていました。
雪渓は雪国育ちでも過信は禁物です。
ありがとうございました。
2021/6/14 16:09
考えさせられるレコでした。
ご無事でなによりでした。
確かに滑落のスピードは速いし恐怖ですよね、昨秋の立山で少しだけ滑落のスピードを体感しましたが、本当に死ぬかと思いました。
24cさんのレコで、新ためて、山には謙虚に向き合う事が大事だと再認識しました。
2021/6/15 18:38
Re: 考えさせられるレコでした。
beech477さん、コメントありがとうございました。10メートルから20メートル位の滑落は何度か経験していますが、今回のように加速していく長い滑落は勿論初めての経験でした。他山の石としていただければ恥をしのんでレコをアップして良かった事になって嬉しいです。お互いに山には謙虚に向き合いましょう。ありがとうございました。
2021/6/15 18:44
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