上根来からブナ回廊を辿り百里ヶ岳へ周回
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- GPS
- 06:41
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・林道は滋賀県朽木まで通行可。細い道で休日は車やバイクが通り注意が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆畜産団地跡からは廃林道で一旦遠敷川に下りる。河原は広くて開放的。渡渉後、P820北尾根の枝尾根に取り付く。最初は急登で獣道があるのみ。 ◆P820南尾根の下部は杉の植林地。標高400からコナラ、ミズナラ、イヌシデ等の自然林が続く。広い尾根なので何処でも歩ける、踏み跡なし。上部はブナ一色となる。展望はない。 ◆P820から江若国境JPまで濃密なブナ回廊で明瞭な踏み跡がある。更に百里ヶ岳までブナ林が続く。所々東側が開けて展望がある。 ◆百里ヶ岳から木地山峠は若狭側は自然林、近江側は植林、展望なし。 ◆木地山峠からは消えかかった古道を辿る。トチの巨樹が圧巻。かやの峠を直進、以降はコナラの二次林の歩きやすい尾根、 ◆宗山からは誘導ロープが植林地帯まで張ってある。末端の杉の植林地帯は作業道が縦横にあり惑わされる。 ※上りの尾根はマーキングがほとんどないバリルート |
写真
感想
naojiroさんと上根来から県境を周回しますがどうですか?とのflatwellさんからのお誘いを受けて、同行させてもらうことになりました。
この県境は5年以上前に高島トレイルを歩いて以来とはいえ、福井県側は全く歩いたことがない。しかも、naojiroさんとflatwellさんのお二人なので、当然、普通の登山道じゃないルートあり。このところ普通の登山道ばっかりだったので、久しぶりのバリルートは新鮮でした♪
がんばって急登を終えると、そこは自然林のいい雰囲気の尾根。がんばって登った甲斐がありました。テン泊に適した平坦部もありましたが、先ほどの急登を考えるとそれは無理でしょ。でも、今考えると、おにゅう峠から下ってくるという手もありですよね!?
途中でuriさんと初対面。差し入れのノンアルビールを遠慮なくいただきました。呑み助のhamaはとっても嬉しかったです!ありがとうございました。
登りはしんどいし、苦手の下りもブレーキになってしまいましたけど、とっても充実した山行でした。またよろしくお願いします♪
最近はゆるゆる登山ばかりで太り気味。運動しなくては。といっても行きたい山が思い付かず。naojiro先輩に都合を聞いたらお付き合いいただけることに。行先はお任せした。なんて身勝手な(笑) で、選んでくれたのがこのコース。おお、そこへ行きたかったのを忘れていた。なんでそれがわかったのか不思議。まさか心が通じ合ってる? (ソレハコマル) ちょうど10年前に多田ケ岳から尾根伝いにおにゅう峠まで歩いたことがある。前半はひどい藪だったが、後半は立派なブナの森だった。そこをもう一度訪れたいと思っていたらそのチャンスがやって来た。
今回はyamaneko0922さんの軌跡をたどることにした。急登を登り切ったところはなだらかで幻想的な森。3人とも見とれていた。テン泊したい気分。
百里ケ岳手前でウリさんと合流。初のご対面。なんという好青年なんでしょう。スリムで筋肉質。私ら中高年組はウリさんのハイペースに必死に着いていく。このペースで桜谷山への登りは無理! 先を急ぐウリさんと木地山峠でお別れした。naojiro先輩お気に入りの小栗山は後日のお楽しみに。
今回は久しぶりに「登山をした」気分。少しはお腹へっこんだかな。
天候が目まぐるしく変わる梅雨時、この日も直前になって好天予報が出る。そんな折にflatwellさんから、明日どうですかとメールが届く。未だ山行先を決めかねていたところだったので、おにゅう峠北西尾根から百里ヶ岳のルートを提案させてもらう。二つ返事で行こうとなった。この尾根は昨年にyamanekoさん夫妻が歩いておられる。ブナフェチのuriuriさんのレコもある。churabanaさんshikakuraさんのレコもあるので興味深く思っていた。
庄部谷山でご一緒したhamahakoさんも同行されることになった。上根来の木地山峠登山口に八時半の約束をする。若狭側から見ると木地山峠へ通じる遠敷谷(おにゅうだに)はガスに覆われていた。上根来の畜産団地跡の空き地に駐車してスタートする。団地跡を抜けると見慣れないトランペットのような白い花がいくつも自生している。hamahakoさんが朝鮮朝顔ではないかと言われる。後で調べたら江戸時代に華岡青洲が乳癌手術の麻酔薬として用いたとある。珍しいものを見ることが出来た。
団地の裏からは廃林道を辿って河原に下りる。遠敷川は足首ぐらいの深さなので、スパッツで足速に渡れば濡れずに済んだ。スパッツを履いていないhamahakoさんは渡渉を躊躇っておられる。すると紳士のflatwellさんが飛び石を川中に投げる。飛沫がhamahakoさんに掛かるのを構わずに放り投げているさまが面白い(笑)。
左岸を遡上するとゴルジュ状に切り立って進めない。右手の尾根に強引に取り付く。ズルズル滑りながらも植林地の急登を凌ぎ、西の尾根と出合う頃には自然林となり平坦部に躍り出る。このCa620辺りの広い尾根は実に気持ちのよい所で登ってきた甲斐が有るというもの。ナラ類やカエデの疎林が続いている。テン泊適地ですねと言うと、hamahakoさんからあの急登をテン泊装備はムリと言われるw。
次の高みの標高700辺りからP820までは壮麗なブナ林となっている。ブナフェチが歩を止め、ウーンと悶絶している間に先のお二人が見えなくなる。P820で小休止、flatwellさんが多田ヶ岳からここを通っておにゅう峠まで歩いたと言われる。多田ヶ岳から南尾根は激藪で超ロングコースなのは容易に想像できる。凄い人だと感心してしまう。
P820からはおにゅう峠まで緩やかなアップダウンを繰り返しながら山毛欅回廊を満喫。昨夜の雨でしっぽり濡れた感じのブナは格別にいい感じだ。実は昨日にuriuri4211さんにお声がけしてあったのだが山中でランデブーの予定をしてある。ここでメールが入り、百里ヶ岳の東尾根のP723に居られるらしい。
おにゅう峠では車もバイクもなく、誰もいないので意外だった。天候が思わしくないからだろう。晴れた日には雲海見物の観光客で賑わっているらしい。お地蔵さんにご挨拶してから百里ヶ岳に向かう。
稜線にはブナの大樹が多い。根来坂峠を北に入った所でウリさんが登場である。昨年晩秋のカナ山以来の再会となる。お二人は初対面なので紹介させていただき、武奈ヶ岳の展望地で4人一緒にランチタイムとする。ウリさんからノンアルビールの差し入れを頂く😋。4本2圓盻鼎なを担ぎ上げていただき恐縮する。呑み助の小生は飲むのを急いでしまい、乾杯の写真も撮れていないことに後で気付いた_(._.)_
食事後は皆さんと百里ヶ岳に登頂、私は6年ぶりとなる。あいにく周りはガスでなにも望めない。集合写真を撮って木地山峠に向かう。峠では桜谷山から与助谷山南尾根を下るウリさんとお別れする。私も桜谷山まで登りたかったがflatwellさんが拒否権を発動。後で思ったのだが調子こいて向かわずによかった。
木地山峠からは古道となりトラバース道の部分は消失しかかっている。谷筋には一本の栃の巨樹があり堂々とした存在感が凄い。最早老木なのだが、きっと数百年もの間旅人を見守って来たのだろう。カヤの峠からは古道を逸れて尾根を直進して下って行く。
宗山(P589)からはコナラの二次林が続き気持ちがよい。このルートは昨秋に経験済みなのだが最後の植林地帯で作業道に惑わされてルートミス、トラバースで擦り傷を負ってしまった。なので今回は畜産団地跡を目標に慎重に下った。遠敷林道に下り立ち我々の車が見えてホッとする。全員大満足の山行となった。
この日は厚かましくも急遽合流させていただき、大変失礼いたしました。
三国山のキンコウカより皆さんにお目にかかりたく、急いで別ルートからアプローチした甲斐あり、素敵な紳士・淑女にお逢い出来て本当に光栄でした!
百里から木地山峠へはペースアップしすぎて皆さんのリズムを乱してしまったようですね。すみませんでした。
この日は断念された桜谷山から小栗山、かなり気になるところです。機会ありましたら是非またご一緒に宜しくお願いいたします。
ウリさんに逢えて感無量です(笑)。
ルートを変更させてしまい申し訳ありません。また、重いものを担ぎ上げて頂き😋感激いたしました。ブナの美林コースを堪能できました。
桜谷山〜小栗山は紅葉や積雪期も素晴らしいところです。flatwellさんも気になっておられるようです。若狭、近江其々からのアプローチでもよいかと思います。次の日機会を楽しみにしていますよ👍️
uriさん、こんばんは!
シュッとした若いお兄さんにお目にかかれてよかったです
ノンアルコールビールまでいただいて、本当にありがとうございました
そういえばuriさんのレコをたまに拝見して、
健脚の方だなぁと思っていたような気が・・・
この山域のブナ林が大好きで、駒ヶ岳は何度も訪れています(レコ始める以前から)。
歩くスピードが全然違いますが、またご一緒したいものです
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