平瀬道から今年初の白山♪ドラゴンアイとお花と雪渓

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: 11:31
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,624m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:22
• 休憩: 2:08
• 合計: 11:30

4:58 白水湖畔ロッジ
5:03 5:03 大白川登山口
7:18 7:23 大倉山
7:27 7:35 大倉山避難小屋
8:28 8:28 カンクラ雪渓
9:11 9:11 平瀬道・展望歩道分岐
9:26 10:13 白山室堂
10:51 10:52 山頂池めぐりコース分岐
10:55 10:58 お池めぐり分岐
11:11 11:17 翠ヶ池
11:58 12:05 白山
12:34 13:06 白山室堂
13:17 13:17 平瀬道・展望歩道分岐
13:51 13:52 カンクラ雪渓
14:34 14:50 大倉山避難小屋
14:54 14:54 大倉山
16:23 16:25 大白川登山口
16:27 16:27 白水湖畔ロッジ
16:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白水レイクサイドロッジの駐車場を利用(トイレあり)
平瀬道登山口にも駐車場あり

※県道451号線（白山公園線）は雨量規制で時々通行止めになります。
岐阜県 道の情報で確認を。
http://douro.pref.gifu.lg.jp/Road_Maintenance/kisei.asp

コース状況／危険箇所等

◆登山ポスト
平瀬道登山口に設置あり

◆危険箇所
下の方は階段も多く、よく整備されています。
登り始めのブナ林、途中からのダケカンバ、緑が美しいです。全体的にお花も多いです。
しばらく登ると北アルプスや御嶽山などの眺望ポイントが出てきます。
おかげで全然進めません。。。

・雪渓の状況
避難小屋手前から残雪が出てきます。
避難小屋から上は雪渓を数ヶ所トラバースします。気温が高いため雪は緩んでいます。この日はステップもあり歩きやすい状況でした。
滑落するとどこまで行くのか・・・という雪渓のため慎重に。
ツボ足、チェーンスパイク、軽アイゼンなど人によって装備は色々。個人の技量に応じて装備が必要です。
＊日の出前にスタートした場合は雪は堅そうな感じあり。実際記録でピッケルを使ったというものもあり。雪が硬くて後半の長い斜度があるところはまだ前爪のあるアイゼンがあったほうが安心な場合もあり。各自力量に合わせた判断が必要。

・泥濘
融雪後の泥濘が数ヶ所。水溜まりのようになっている所もあり。

・御前峰〜お池めぐり
ザレ場が多く、落石注意
足場が悪いため、登り・下りのすれ違い注意

その他周辺情報

♨しらみずの湯
700円
11:00〜20:00(食事は19:00終了)
https://www.hidahakusan.jp/spa/

♨大白川露天風呂
湯温調整に異常があり、臨時休業中
http://ohjirakawa.shirakawa-go.org/

写真

6/20 4:57

o)駐車場にあるトイレ左側にある表示あり

6/20 5:07

(d) 今日はお初の平瀬道から！

6/20 5:08

(d) 平瀬道登山口の休憩所

6/20 5:19

(d) 朝日を浴びるブナ林

6/20 5:22

(d) 平瀬道は階段が多いです。が、整備が行き届いており、段差も高すぎずちょうどいい！

6/20 5:23

(d) ギンラン

6/20 5:23

(d) タニネウツギ

6/20 5:22

(k)気持ちの良い樹林帯歩き

6/20 5:31

(d) 青空来ましたね〜☀今日もいいお天気になりそう♪

6/20 5:37

(d) ギンリョウソウ

6/20 5:38

(d) アカモノ

6/20 5:40

(d) マイズルソウ

6/20 5:43

(d) ウワミズザクラ

6/20 5:44

(d) ユキザサ

6/20 5:49

(d) エンレイソウはもう咲き終わり、実ができ始めてる

6/20 5:58

(d) 一気に視界が開けた

6/20 5:59

(d) と思ったら、槍穂がクッキリ見えてるじゃないですかー♪

6/20 6:03

(d) ご機嫌で歩きます。お花に、眺望に楽しんでいたら、次から次へと抜かれまくり…

6/20 6:08

(d) ズダヤクシュ（言いづらい…）

6/20 6:12

(d) ミゾホオズキ

6/20 6:13

(d) アルプス展望道の稜線かな

6/20 6:18

(k)下りはロープ使ったけど登りはなくても何とか登れた
雨で濡れていると厄介な感じ

6/20 6:27

(d) 頑張って登ります！

6/20 6:28

(d) 上空には雲多めながら、雲海に浮かぶ乗鞍〜槍穂の稜線💕

6/20 6:28

(d) ドドーンと御嶽山💕

6/20 6:30

(d) 北アルプスオールスターズ
左端はどこまで見えてるのかな？黒五あたり？

6/20 6:31

(d) 白水湖はきれいなエメラルドグリーン

6/20 6:31

(d) 植生がダケカンバに変わった

6/20 6:33

(d) 後ろ振り返りすぎー！

6/20 6:36

(d) ツマトリソウ

6/20 6:40

(d) 立派なダケカンバ

6/20 6:41

o)雲海越しに見える遠望に2人の話は尽きない

6/20 6:41

(d) ハクサンチドリてんこ盛りロードに突入

6/20 6:42

(d) 濃いめチドリ

6/20 6:51

(d) 浮かぶ御嶽山

6/20 6:52

(d) 一瞬富士山が見えた気がしたけど気のせいか？

6/20 6:52

(k)良い雰囲気のダケカンバが続く

6/20 6:52

(k)この先500m区間、左側に注意

6/20 6:53

(k)まぁこんな感じ

6/20 6:57

(d) どんどん青空が広がる〜

6/20 7:01

(d) こちらの角度から見るのは新鮮！

6/20 7:04

(d) ダケカンバの緑がさわやか

6/20 7:04

(d) 残雪が出てきました

6/20 7:13

(d) よきよき💕

6/20 7:14

(d) 左に落ちないでねー

6/20 7:15

(d) ムラサキヤシオ

6/20 7:08

(k)ムラサキヤシオは雌しべがゾウさんのお鼻みたい(笑)

6/20 7:21

(d) お！今シーズン初のキヌガサソウ

6/20 7:21

(d) サンカヨウ

6/20 7:22

(d) ギリギリシースルー？

6/20 7:23

(d) 真横から端正なキヌガサソウ

6/20 7:23

(d) 久しぶりに見たエンレイソウのお花(笑)

6/20 7:30

(d) 融雪直後のところでは必ずショウジョウバカマ

6/20 7:31

(d) マメザクラ

6/20 7:35

(d) ようやく避難小屋に到着！

6/20 7:29

(k)避難小屋内部

6/20 7:37

(d) 小屋の周りにはミヤマキンポウゲが多かった

6/20 7:44

(d) 主峰のお出まし。御前峰と剣ヶ峰ツインズ！

6/20 7:45

(d) 雪渓をトラバース（ツボ足で行けました）

6/20 7:49

(d)

6/20 7:53

(d) 三方崩山

6/20 7:56

(k)右から恵那山、御嶽山、乗鞍岳、穂高〜槍連峰がズラッと見える🎵

6/20 8:04

(d) 甲斐駒アップ！

6/20 8:05

(d) 御嶽山

6/20 8:04

(k)さて大きな雪渓が出てきた
レコで前情報は得ていたが、実際目の前にするとなかなか距離もある

6/20 8:12

(d) 長い雪渓

6/20 8:10

o)しっかり足を凹み入れて登ります

6/20 8:15

(d) ステップが切られているので歩きやすい

6/20 8:17

(d) でも滑るとどこまで行っちゃうんでしょうねぇ…

6/20 8:25

(k)ここは斜度的にも距離的にも問題なく通過

6/20 8:27

(d) ミヤマキンポウゲロード

6/20 8:28

(d)
(k)カンチコウゾリナ？

6/20 8:34

(k)さっきの区間よりは短いがここも左手に注意

6/20 8:36

(k)ここもやや崩れそう

6/20 8:38

(k)振り返るとやはり絶景☆

6/20 8:39

(d) オオバキスミレかな？

6/20 8:39

(d)

6/20 8:41

(d) もりもりのイワカガミ

6/20 8:43

(d) 別山見えた

6/20 8:43

(d) んーーーと。なんだっけ？

6/20 8:44

(d) ヤマガラシかな？

6/20 8:47

(d) ゆらゆらタケシマラン

6/20 8:51

(d) タカネノバラのつぼみかな？

6/20 8:54

(d) ナナカマド

6/20 8:55

(d) ミツバオウレン

6/20 8:55

(k)まだ滑るために登っている方もいた!!

6/20 8:58

(d) 室堂までの最後の雪渓

6/20 9:03

(d) 振り返ると絶景💕

6/20 9:04

(d) ズームしたら…あれは剱岳と立山だー♪

6/20 9:04

(d) 北アルプス全員集合＆御嶽山

6/20 9:14

(d) 御前峰山頂まで雪渓は繋がっているけど、大きなクラックが…

6/20 9:06

(k)室堂経由で行きましょう
誘導の旗竿もあり

6/20 9:17

(d) オトコマエ別山

6/20 9:18

(d) 雪渓には竹竿があり、ガスった時にはありがたい存在

6/20 9:19

(d) 御嶽山〜恵那山
恵那山の形って独特よね〜。いつも遠くから見ても消去法で恵那山認定！

6/20 9:19

(d) 別山💓

6/20 9:25

(d) 室堂到着〜

6/20 9:27

(d)

6/20 9:27

(d)

6/20 9:33

(d) 室堂は大賑わい

6/20 9:28

(k)ビジターセンターの案内板

6/20 9:34

(d) 今年も来ましたよー！

6/20 10:24

(d) 室堂で大休憩を挟んで、お池めぐりへGO！

6/20 10:40

(d) 室堂越しの別山

6/20 10:56

(d) 大汝にも多くの人がいる！

6/20 11:04

(d) いい空だー

6/20 11:07

(d) コメバツガザクラ

6/20 11:08

(d) 血の池

6/20 11:08

(d) 大汝側がステキだー

6/20 11:09

(d) 血の池を見下ろして

6/20 11:01

(k)iphoneバージョン

6/20 11:09

(k)剣ヶ峰と翠ヶ池

6/20 11:09

(k)翠ヶ池とdolceさん

6/20 11:16

(d) ついに来ました♪翠ヶ池

6/20 11:17

(d)

6/20 11:17

(d) この神秘的な青

6/20 11:17

o)池をバックに📸

6/20 11:17

(d)

6/20 11:19

(d) 青空があってのこのブルー💕

6/20 11:20

(d) 剣ヶ峰と御前峰

6/20 11:22

(d)

6/20 11:22

(d) 言葉は要らない

6/20 11:29

6/20 11:29

(d) 名残り惜しいけど、翠ヶ池を後にする

6/20 11:21

(k)振り返って

6/20 11:25

(k)前方に油ヶ池と御前峰

6/20 11:30

(k)青空バックに岩と残雪が格好良い☆

6/20 11:36

(d) 油ヶ池と大汝山

6/20 11:38

(d) komorinさん

6/20 11:37

(k)振り返って
右側に見える紺屋ヶ池をそばで見るのを忘れた💦

6/20 11:41

(d) 岩がゴロゴロしているここを登っていかないとー

6/20 11:41

(d) 続々とお池めぐりの人たちが行きます

6/20 11:45

(d) 俯瞰して

6/20 11:56

o)自身2度目の山頂でした

6/20 12:05

(d) 爆風の中、ようやく山頂！

6/20 12:06

(d) 別山は雲に呑みこまれてしまった

6/20 12:08

(d) 雲の上にわずかに御嶽山

6/20 12:10

(d) 北アルプスも雲の中…

6/20 12:10

(d) おぉ、あの手前の尾根が平瀬道だね。

6/20 12:14

(d) 奥社にお詣り

6/20 12:21

(d) 再び別山登場

6/20 12:25

(k)ミヤマキンバイ？

6/20 12:32

(d)

6/20 12:39

(d) クロユリは準備が整いつつあります

6/20 12:32

o)室堂に帰還

6/20 12:33

(k)風がやや強く外は寒かったが結構人はいます

6/20 13:20

o)ドボン注意

6/20 13:33

(d) さて雪渓を下りましょう

6/20 13:25

(k)アルプス方面は雲で隠れちゃった(;;)

6/20 13:32

(k)雪渓歩きと穏やかな景色の中の歩行が交互にやってくる

6/20 13:42

(k)登りでやや崩れてると書いた場所
100m区間注意

6/20 13:50

(d) こう見るとすごい尾根なのね

6/20 13:47

(k)絶景ポイントにはコナンな感じでベンチあり
よく整備されておりありがたい☆

6/20 13:52

(d) 午後になると花も開いているものが多い

6/20 14:00

(d) 下りは怖いのよ…

6/20 14:07

(d)
(k)通称バターカップ🎵ミヤマキンポウゲはツヤツヤ☆

6/20 14:29

(d)

6/20 14:30

(d) 三方崩山をアップで

6/20 15:04

(d) だいぶ下りてきた

6/20 15:06

(d)

6/20 15:08

(d) 登りで気付かなかったウズラバハクサンチドリ発見。しかもたくさんあった♪

6/20 15:11

(d)

6/20 15:12

(d)

6/20 15:12

(k)朝アルプス方面の絶景に見入ってた場所
ここも大きな木の下にベンチあり

6/20 15:23

(d)

6/20 15:24

(d) ツマトリソウ

6/20 15:26

(d) すごいコブ！

6/20 16:11

(d) チゴユリ

6/20 16:13

o)あと少し

6/20 16:19

(k)生命力を感じる大きなブナ

6/20 16:22

(d) ギンラン

6/20 16:27

(d)

6/20 16:35

(d) 駐車場のトイレの裏にベニバナイチヤクソウがww

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

dolce

今年も翠ヶ池のドラゴンアイを見に行きたいけど、どうかなぁ？と心配していましたが、無事に今年も白山詣でができ、翠ヶ池の神秘的なブルーに出会うことができました！

別当出合までの開通後、初めて晴れた週末。
昨年の経験上、別当出合は激混みになるだろうから、そこを避けて今年は既に開通済みの平瀬道からアプローチすることに。しかも家からは別当出合と大白川の所要時間はほぼ同じことが判明！
ちなみに平瀬道はお初です🔰

スタートのブナ林、お花のトレイル、ダケカンバの爽やかな林に変わり、雪渓が出てくる。後ろを振り返れば北アルプスのイケメンたち、存在感がハンパない乗鞍岳と御嶽山。
平瀬道、めちゃくちゃいいんじゃない？？
のんびりまったり楽しんでいる私たちをよそに、強者たちがどんどん追い抜いていく・・・

室堂に着いたら強風で激寒。とりあえずビジターセンターの中で補給＆衣類調整。でも寒いから歩くしかない。

今回は先にお池めぐりに行ってみることに。
翠ヶ池がドーンと出てきた時にはやっぱり感動モノ︎💕︎表現できない「青」がいっぱい。太陽の光が差せばさらに輝きを増すばかり。

知り合いにも数人すれ違いつつ、予定よりかなり遅れて下山開始。下山時もトラブルあったけれど、親切な方のお陰で事なきを得て、ヘロヘロしながら無事に下山。

また新しい白山に出会えて幸せな1日でした！

komorin97

たぶん4回目の白山。関西出身だけど何故か白山は遠いイメージで、思い返すと2回は関東からと白馬からの移動だった(^^;
中国地方在住のときには白山ではなくアルプス方面へせっせと通っていたので、この度関西に戻って来てようやく白山は近いという印象になってきた(笑)

同行のdolceさんが白山大好きで色々なルートへ行っており、彼女の話を聞いていると白山への関心度も上昇中⤴⤴⤴
未踏の平瀬道を本で調べてみると、ブナの森から始まり、ルート上からアルプスの大パノラマが楽しめるとあり興味津々。
実際初のルートで景色や花に喜びながら満喫して登っていると、健脚者たちにどんどん追い越されて行ったが、自分の山の楽しみ方なので気にしない(^^)

直近の山行記録で雪渓歩きも承知していたが、さすがに東の斜面の残雪はそこまで緩み切っておらず、この度は登りはチェーンスパイク、下山時はチェーンスパイクとダブルストックでクリアしたが、自分のへっぴり腰具合を考えると前爪のあるアイゼンがあっても良かったかなと思った。夜明け前に出発した友人の記録を見つけたが、彼はピッケルを使用したと。
雪が緩んでいるとノーアイゼンでさっそうと通過して行った人たちも結構いたが、各自の技量次第で必要な装備は変わるので、残雪期は要注意である。

また、最近の山行が暑さ続きだったのもあって魔法瓶に氷を入れて行ったのに、上空に寒気が入ってたようで、室堂では風の通り道でみるみるうちに体温が奪われて行った💦
ビジターセンターの食堂は販売のみで閉鎖中だったのもあり屋外のベンチを覚悟したが、休憩スペースの椅子が空いてるのを見つけ御池めぐり前の腹ごしらえは風をしのげた。
持ってたエマージェンシーシートの効果を試そうと、短パンとタイツだった足に巻いてみるとかなり温かく感じた☆これは持っておくべきアイテムであると実感。
池めぐりと御前峰から下りてきた際にも友人がコーヒーを沸かすということで休憩したが、この時はビジターセンター内はいっぱいで屋外のベンチを使用。
この度はレインウエアの上下だけを防寒着に持ってきていたが、やはり薄手のダウンと暖かい飲み物はあったほうが良いなと実感。荷物を絞る際にも標高が高い山で風が強いときにはダウンは重宝すると思う。

毎年どこかの山ではドラゴンアイが見れると良いなと思うので、今年は白山でちょうど見ることができ、2週間前の別山とはまた違う景色、お花も楽しめ満喫である☆
誘ってくれたdolceさんに感謝☆

osaka1976

2週間前に行った別山に向かうルートに比べて穏やかな道で歩きやすかった。雪渓は少し緊張することもありましたが、眺望や花が楽しめる良いルートでした。
このところ標高が高くなってもTシャツで過ごせるくらいだったのに、ビジターセンター内の温度計を見ると6度と寒く、ダウンを持って上がって正解。山を甘くみてはいけない、用心に越したことはない事を実感。
過去に1度登った時には雨の山頂で視界0だったので、晴れ空の中、御前峰や翆ヶ池の眺望を楽しめた山行になりました。