平ヶ岳〜高齢夫婦が登る日本百名山

2021年06月20日(日) [日帰り]

• GPS: 13:34
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,778m
• 下り: 1,776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:58
• 休憩: 1:32
• 合計: 13:30

4:00 鷹ノ巣登山口
6:40 6:51 下台倉山
7:43 7:54 台倉山
8:03 8:05 台倉清水
8:57 8:58 白沢清水
10:19 10:19 池ノ岳
10:46 10:47 平ヶ岳三角点
10:51 10:52 平ヶ岳
11:00 11:31 平ヶ岳三角点
12:03 12:05 玉子石
12:22 12:31 池ノ岳
13:23 13:35 白沢清水
14:11 14:11 台倉清水
14:23 14:35 台倉山
15:35 15:35 下台倉山
17:33 17:34 鷹ノ巣登山口
17:34 ゴール地点

天候

ガス後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

18日に銀山平〜尾瀬口間の国道352号線の冬季通行止め解除。鷹ノ巣登山口駐車場は、20台程度のキャパ。車中泊したが、朝起きた時点では、8台駐車。

コース状況／危険箇所等

山頂までのピストンだが、とにかく長いので、朝の早発ちは必須。
下台倉山までは、痩せ尾根で、結構高度感もあるし、ロープ箇所多数。スリップ要注意。
下台倉山から台倉山間は、地図では分からない小さなピョコが、沢山あるし、大きな木の根を乗り越えるような所もあり時間がかかる。
台倉山からは、木道を歩く所も多いが、昨日の雨で濡れており、非常に滑りやすかった。また、途中の残雪は、雪溶けが進んでおり、ルートを失うようなことはない。
池ノ岳まで登ると、もう帰りたくなくなるような絶景が広がる。美しい池塘と草原、残雪のコントラストが素晴らしい。

水場
台倉清水の水場は、北側に笹藪を降りて行かなければならず未確認。また、白沢清水は、水流が細く汲みづらい。台倉清水と白沢清水間のコース途中に雪渓から水が出ている所があり、今の時期なら非常時には使えそう。山頂部の源頭部水場は、雪に埋もれている。

写真

6/20 4:39

960m付近で小休止。ガスガスで小雨も。

6/20 4:56

痩せ尾根を登って行く。ガスで下は見えない。

6/20 6:25

ロープ場。このような所が10箇所程度ある。濡れておりスリップ注意。

6/20 6:41

下台倉山山頂。標識があるだけで後は何もない。

6/20 6:52

アカモノの群生。何箇所もある。

6/20 7:06

元気なハクサンシャクナゲ。

6/20 7:27

シラネアオイ。道中ここにだけ、4〜5輪咲いていた。

6/20 7:44

台倉山山頂三角点。標識は見当たらない。

6/20 7:57

イワカガミ。道中ずっと見ることができた。

6/20 8:04

台倉清水の標識。水場は、北斜面の笹藪を降りた小沢にあると思われる。未確認。

6/20 8:47

白沢清水。

6/20 8:53

細々とした流れがある。汲むのは難しそう。

6/20 9:21

ミツバツツジ？

6/20 9:24

イワウチワ。

6/20 9:25

群生してる所も。

6/20 9:35

オオカメノキ。

6/20 9:50

ミツバオーレン。道中あちこちで咲いている。

6/20 9:54

登ってきた台倉山方面を振り返る。

6/20 10:17

池ノ岳直下から平ヶ岳を見る。ガスが取れていく。

6/20 10:20

チングルマとイワカガミ。

6/20 10:34

ショウジョウバカマ。

6/20 10:39

池ノ岳を振り返る。

6/20 10:52

平ヶ岳最高点でツーショット。この先通行止めとなっている。

6/20 10:52

最高点の所にある解説板。

6/20 10:58

平ヶ岳山頂三角点がある所でツーショット。手前に、休憩場所あり、本日鷹ノ巣登山口から登った登山者5名ほどが休んでいた。

6/20 11:28

三角点の場所から最高点方面。

6/20 11:29

南側のガスが取れてきた。至仏山は雲の中だが、景鶴山は視認できた。

6/20 11:29

休憩場所から登路を見る。

6/20 11:32

雲上の楽園。各種高山植物の開花には、まだ早い。

6/20 11:34

正面に燧ヶ岳も姿を見せる。

6/20 11:47

源頭水場の標識。水場は雪に埋もれている。

6/20 12:01

鮮やかな色のハクサンコザクラ。

6/20 12:04

玉子石。何とも不思議。

6/20 12:04

少し下がった所には、池塘が。

6/20 12:22

池ノ岳から平ヶ岳。

6/20 12:29

非常用テントサイトから平ヶ岳。

6/20 12:29

姫ノ池。

6/20 12:30

モウセンゴケ。

6/20 12:30

もう一度、池ノ岳からの平ヶ岳。この景観が一番。

6/20 12:33

池ノ岳からの下山途中から平ヶ岳。左横には至仏山。

6/20 12:33

至仏山、景鶴山。

6/20 12:38

ツガザクラ。

6/20 12:45

右奥に、奥只見ダム湖が見える。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

rin

百名山の中では、日帰り最難関と言われる平ヶ岳。6月の日が長いこの時期にチャレンジした。平ヶ岳自体は、45年ぶりの再訪。その時は、北の大水上山から、福島県と群馬県の県境を縦走南下し、平ヶ岳山頂から鷹ノ巣に下山、尾瀬まで抜けたが、6月上旬で、平ヶ岳山頂は、雪に覆われていた。
3週間前には、皇海山に行ったが、どちらも私たち夫婦にとっては、ハードで厳しい山だった。
いわゆるプリンスルートは、7月上旬開通予定だそうで、今平ヶ岳に行くには、鷹ノ巣からのルートしか無い。
池ノ岳まで登ると誰もが歓声をあげたくなるような絶景が広がる。高山植物も最盛期は、今からだろうが、チングルマやイワカガミ、ハクサンコザクラなどが目を楽しませてくれた。天気が良ければもっと良かった。
本日出会った登山者は、13名。
実に山深い平ヶ岳、素晴らしい山だ。