花、花、花の稜線…飯豊連峰(門内岳〜北股岳)

2021年06月26日(土) ~ 2021年06月27日(日)

• GPS: 16:34
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,939m
• 下り: 1,919m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:45
• 休憩: 0:49
• 合計: 11:34

4:44 飯豊山荘上駐車場
9:26 9:30 丸森峰
11:00 11:05 地神北峰
11:29 11:41 地神山
12:14 12:22 扇ノ地神
13:00 13:00 門内小屋
13:48 13:49 門内岳
14:56 15:15 北股岳
16:13 16:13 門内岳
16:21 門内小屋

2日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:09

16:21 門内小屋
5:25 5:25 扇ノ地神
6:31 6:31 梶川峰
8:39 8:39 湯沢峰
9:56 ゴール地点

1日目: 飯豊山荘上駐車場 04:48 - 09:26 丸森峰 09:30 - 11:00 地神北峰 11:05 - 11:29 地神山 11:41 - 12:14 扇ノ地神 12:22 - 13:00 門内小屋 - 13:48 門内岳 13:49 - 14:56 北股岳 15:15 - 16:13 門内岳 16:13 - 16:21 門内小屋
2日目: 門内小屋 04:46 - 05:25 扇ノ地神 05:25 - 06:31 梶川峰 06:31 - 08:39 湯沢峰 08:39 - 09:56 ゴール地点

天候

曇り後晴れ(雨もあり)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘近くの空地に広い駐車場があります。登山口の直近です。

コース状況／危険箇所等

◆丸森尾根の上りはスタート一歩目から急登です。高度を上げるにつれ、雪渓トラバース数ヶ所有り。稜線に出る直前ではかなり急登の雪渓登りになります。
◆稜線上は完全夏道で、とても歩きやすく大変良く整備されています。
◆梶川尾根の下りは最後の標高差400mの下りで激下りとなり、最後の最後まで気が抜けません。
◆尾根上はブヨがうるさいほどいます。防虫ネットや虫よけスプレーの対策を。ズボンの裾からも入り込み刺してきます。

その他周辺情報

米沢市方向に向かう小国町の温泉施設は全て休館中のため、飯豊町の温泉まで汗を流すことが出来ませんでした。下調べをおすすめします。

写真

6/26 4:44

登山口からすぐさま見上げる急登…！！

6/26 4:48

あれが稜線？

6/26 5:53

ひたすら高度を稼ぎます。が、空からパラパラと…

6/26 7:00

6/26 7:08

6/26 7:14

6/26 7:19

この辺りまでは雨もちらつき、雨具はザックの一番上に

6/26 7:20

どうにか稜線は見えています。この程度の空模様でいて…と願いながら歩きます。

6/26 7:25

グングン稜線が近くなって、頼母木小屋が見えます。

6/26 7:30

出会えた今年初のヒメサユリ！この色合いが好き

6/26 7:31

6/26 8:08

6/26 8:09

ここで青空が！思わず歓声！

6/26 8:25

6/26 8:27

後ろを見れば新潟の山並みに雲海

6/26 8:29

6/26 8:46

6/26 8:55

コンデジで撮った花がみんな暗い…勉強しましょう

6/26 9:21

6/26 9:22

広がる青空！

6/26 9:31

6/26 9:37

一つ目の雪渓

6/26 9:45

雪解け間もない斜面には沢山のお花

6/26 9:45

6/26 9:46

6/26 9:48

二つ目の雪渓を慎重に慎重にトラバース

6/26 9:48

あのピークへ…

6/26 9:49

下を見ると緊張

6/26 10:06

6/26 10:06

どんどん広がる青空とお花畑

6/26 10:13

黒々したあの尾根が明日下る梶川尾根。何という傾斜(泣)

6/26 10:18

6/26 10:27

青空に向かって

慎重なキックステップで一歩一歩

6/26 10:39

6/26 10:41

緊張の後は

6/26 10:44

こんなお花ロード

6/26 10:57

6/26 11:02

やっとやっと稜線に出ました！分岐点です。

6/26 11:11

ハクサンイチゲに間に合いました。

6/26 11:12

6/26 11:15

6/26 11:25

6/26 11:29

6/26 11:42

6/26 12:15

6/26 12:29

6/26 12:33

6/26 12:47

お花に夢中になっている内に空模様が怪しくなり雨具の準備。少し降られました。

6/26 12:50

重たいザックを背負っての長い長い歩きもあそこまで。今日のお宿の門内小屋(避難小屋)

6/26 12:53

雲は湧いたり消えたり。雨も降ったりと目まぐるしい天気ですが、時々現れる青空と足元のお花に元気づけられて歩きます。

6/26 12:55

6/26 12:57

6/26 12:58

6/26 13:03

門内小屋到着

6/26 13:45

荷物を小屋に置き、空身で北股岳まで往復。背中は軽いけど足どりは？まずは門内岳

6/26 13:51

最奥が本山。素晴らしい飯豊の稜線

6/26 14:51

これぞ夏山！という、青空と雲と飛行機雲

6/26 14:55

北股岳初登頂です。

6/26 14:59

夏の空

6/26 15:01

鞍部に梅花皮小屋。付近にお花畑があるよ！と交差した方に勧められたけど、もうそんな元気はありませんでした(泣)というか、気持ちは充分満たされてます。

6/26 15:04

梅花皮小屋の左下の雪渓が石転び雪渓。急角度で稜線に突き上げているのが見て取れます。あそこを誘うなんて今の私をわかっていない！と、いちゃもん付けています(笑)

6/26 15:06

6/26 15:23

6/26 15:23

6/26 15:24

6/26 15:40

6/26 15:48

6/26 16:03

6/26 16:03

6/26 16:04

お花の道を今宵のお宿に戻ります。

6/26 16:04

6/26 16:16

小屋が見えて来ました。その周囲もお花畑

6/26 16:18

6/26 17:11

小屋前の展望に浸りきってます。宿泊者は他になく貸し切り。静かな北飯豊

6/26 17:12

6/27 4:18

飯豊連峰2日目の夜明けです。今日も楽しませて下さい…と祈ります。

6/27 4:57

とても親切な管理人さんに見送られ、小屋を後にしました。「また来て下さい。」に感謝

6/27 4:59

6/27 5:02

最奥が本山。この山並みを見られる内にと何度も何度も足を止めてしまいます。

6/27 5:05

ゼブラ模様がきれい

6/27 5:09

なぜか若い頃に大好きでこれが咲く山を追いかけてた、アオノツガザクラ。今も好きですよ。

6/27 5:13

奥は二王子

6/27 5:15

標高を下げてしまうのが惜しいです。

6/27 5:26

雪解け…やっとやっとあなた達の出番ですね。

6/27 5:27

6/27 5:32

6/27 5:38

昨日歩いた方面

6/27 5:42

6/27 5:44

何度も

6/27 5:56

何度も

6/27 5:57

そしてまたも、飯豊連峰にお別れです。ありがとう！

6/27 6:27

6/27 6:27

キスゲはこれからですね

6/27 6:28

6/27 6:29

6/27 6:48

6/27 8:37

長い長い下りの途中

6/27 9:26

6/27 9:57

下山しました。やっと平坦な所を歩けます。(笑)

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

Galaxy S20 5G SCG01 au サムスン

感想

yamaotome725

十数年ぶりで訪れた飯豊連峰。何度か計画をしたけれど、花時が梅雨の時期になること、移動に6時間かかること、体力不足などでなかなか実現出来なかった飯豊に、天気予報に翻弄されながらも奇跡的な天候に恵まれて登ることが出来ました。ハクサンイチゲには少し遅かったかもしれませんが、代わりに他の花々が待っていてくれました。

予想外に静かな山、お花畑、残雪、素晴らしい稜線、時折覗く夏空、うごめくガス…目に映る全ての自然の美しさと、お心遣いがとてもありがたかった小屋の管理人さんに、心から感謝します。
また来年も…と簡単に言える飯豊連峰ではありませんが、また行きたい！と思う山です。幸福感に満たされた山行をありがとうございました！！