奥穂高岳


- GPS
- 11:26
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,906m
- 下り
- 2,909m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 11:27
-10:25穂高岳山荘-12:15荷継沢-13:35白出沢出合-14:45新穂高
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白出沢出合−重太郎橋 樹林帯の石畳の歩きやすい道を行く 岩切新道 ハシゴを登ると崖をへつる細い道で、ワイヤー、鎖有り。足元スリップ、頭上 落石注意。 白出沢 ガレ場、浮石多い。ペイント不明瞭でルートを間違えやすい。セバ谷付近に雪 渓あり。200mくらい。左端は雪が少ないのでアイゼン無しでも登れるが、 滑落注意。 穂高山荘−奥穂高岳 取り付きはハシゴ、鎖。高度感がある。山頂まではガレ。 新穂高登山指導センターで登山届/下山届 |
写真
感想
二週連続の新穂高。今週も登山者用無料駐車場には満車の看板。警備員がロープ
規制までしていたが、空きありということで入れた。最上段を探すと、先週と同
じ場所が空いていたので、そこに駐車。周辺を散策していたら、何と熊出没との
こと。警備員に聞いてみると、最近は出ていないというので一安心。
3時起床。3時半、熊鈴忘れたのに気づいたが、笛があるのでそのまま出発。新穂
高の登山指導センターに登山届を提出。右俣林道へ。先週歩いたばかりなので、
安心感はあるが、熊鈴が無いのが気になる。ちょうど100mほど先に先行者の明か
りが見え、鈴の音も聞こえたので、ちゃっかり後を追う。
ところが、先行者は夏道近道へ上がってしまった。どうしようかと思ったが、暗
い崩落箇所を行くのが嫌だったので、そのまま林道へ。一応、カーブ手前で笛を
吹きながら、びくびくしながら急いで歩いて、ようやく穂高平避難小屋へ。人が
多い。そのまま、白出沢出合へ到着した頃、明るくなった。
小屋跡で朝食。ここからは石畳の道を行く。沢に近くなって岩切道のプレート。
重太郎橋を渡って対岸へ。ハシゴを登ると、いよいよ崖を削って作られたという
細い道が続く。ワイヤーというか鉄筋、鎖が張られているが、それほど危険とい
う感じではないけれど、雨で濡れていたら結構怖そうだ。
難所を超えて鉱石沢で一息。さらに樹林の急登を登ると、視界が開けて荷継沢。
岩場をトラバースしていよいよ白出沢。はるか先に白出のコルと穂高岳山荘。ガ
レ場を登って行くと、雪渓の下部に到達。アイゼンを装着して、ピッケルとスト
ックで雪渓を直登。雪渓はセバ谷の200mくらいの区間だけですぐに渡り終えた。
さらに続くガレ場を登るが、ペイントが不明瞭で時々ルートを見失う。大きい浮
石も多く気が抜けないが、ようやく白出のコルに到着。ガスで眺望なし。気温も
低かったが、アルバイトでのどが渇いたので小屋でコーラを購入。\450。
一休みして、山頂へ向かう。
最初は切り立った斜面に取り付く。2段のハシゴを登り、鎖場を超えて岩場を行
くと、山頂の岩積みに祠が見えた。ようやく山頂到着。残念ながらガスで眺望無
し。しばらく待ったが晴れそうもないので、元の道を戻る。小屋に戻った所で涸
沢方面が見えた。ヒュッテの赤い屋根と白い雪渓に日の光があたっていた。
小屋でランチ。コーヒー\500。ヘリの荷降ろしを間近で見て休憩後、白出沢を下
る。やはり、ペイントが不明瞭で、おまけにガスが濃くなってきて、どうしても
ルートを見失いがちになるが、雪渓まで何とか下りる。アイゼンを使うか迷うが、
スプーンカットに土も乗っていて滑りにくい雪上をグリセードで滑り下りる。
鉱石沢まで下って、がぶ飲みで喉を潤す。岩切道を戻り、ハシゴを下り、重太郎
橋を渡って一息。沢で顔を洗う。後は石畳の道を戻るだけ。いつものペースで快
調に下り、白出小屋跡まで戻ってスパッツを外してサングラス。下は晴れていた。
林道は途中から夏道近道を偵察。崩落箇所は復旧していなかった。
先週の槍ヶ岳は良い天気だったが、今週はあいにくの天気となってしまった。そ
れでも雨に降られなかったのが幸いかも。熊にも遭遇しなくて済んだし。
百名山、これで残るは最難関の鷲羽岳・水晶岳となったが、果たして・・・
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