トムラウシ短縮登山口から大雪山（旭岳）へ縦走

2021年07月02日(金) ~ 2021年07月04日(日)

• GPS: 28:23
• 距離: 80.6km
• 登り: 4,276m
• 下り: 3,623m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:07
• 休憩: 1:35
• 合計: 11:42

6:59 短縮登山口
7:17 7:20 温泉コース分岐
8:09 8:18 カムイ天上
10:17 10:25 コマドリ沢出合
12:00 12:12 前トム平
13:14 13:15 トムラウシ公園
14:12 14:16 南沼キャンプ指定地
14:47 15:23 トムラウシ山
15:51 15:51 北沼
16:28 16:40 ロックガーデン
17:18 17:18 日本庭園
17:22 17:28 天沼
18:04 18:08 ヒサゴのコル
18:41 ヒサゴ沼避難小屋

2日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:32

4:55 ヒサゴ沼避難小屋
5:57 5:57 ヒサゴ沼分岐
6:11 6:28 化雲岳
7:31 7:44 五色岳
8:21 8:22 忠別岳避難小屋分岐
9:48 10:25 忠別岳
10:58 11:00 忠別沼
13:10 13:10 高根ヶ原分岐
14:27 白雲岳避難小屋

3日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 1:52
• 合計: 6:55

3:11 白雲岳避難小屋
3:47 3:56 白雲分岐
4:56 5:12 北海岳
5:21 5:22 松田岳
5:58 5:58 荒井岳
6:01 6:02 間宮岳分岐
6:03 6:08 間宮岳
6:08 6:22 間宮岳分岐
6:50 7:00 裏旭キャンプ指定地
7:47 8:19 大雪山
8:23 8:27 金庫岩
9:33 9:38 姿見の池
9:38 9:45 旭岳石室
9:45 9:50 姿見の池
9:50 9:51 旭岳石室
10:03 10:05 姿見駅
10:06 ゴール地点

天候

2日　曇り時々晴れ、一時雨パラパラ
3日　朝のうち晴れ、後曇り
4日　晴れ、ときどきガス

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

登山口への林道はところどころに大きな穴有り、低速で慎重に。
前半は特に大きな岩の箇所が多い。
雪田・雪渓は例年より多いらしく、全体を通じて雪の上がかなりありました。
※スマホGPSデータそのままで距離が異常に長いですが、計画書の通り1日15km程度です。
　後程PCで修正します。

写真

7/2 8:11

カムイ天上。荷物が重いのでゆっくり行きます。

7/2 8:24

9年前と比べてかなり整備されたので、泥濘も相当解消されています。

7/2 8:26

7/2 8:28

全行程を通じて断続的に雪田を通過します。

7/2 8:41

ここは見晴らしが良い。

7/2 8:54

7/2 8:56

前トムかな

7/2 9:34

蝦夷小桜でしょうか、この先も良く咲いていました・・・要確認

7/2 9:56

下りの雪渓は慎重に。

7/2 10:00

ショウジョウバカマ。色合いがかなり紫。

7/2 10:07

雪はかなり多いです。歩きやすいように軽アイゼン（四つ爪）を早めに装着します。

7/2 10:20

コマドリ沢分岐。大きな赤い矢印が付いています。
ezo-wolfさんをはじめ地元の山岳会，警察・消防の方々に感謝です！

7/2 11:26

ただ・・・そのあとにやらかしました。
右の枝沢に入っていくところが分からずかなり進んでから戻りました。（ここは復帰後に詰め切ったところ）
上には別途矢印があったので、そのままでも行けたのかもしれませんが、予定ルートではないとヤマレコアプリに注意されて安全策を。

7/2 11:49

コマクサ
1株目ですが、前半から中盤にかけて数年分のコマクサを見ました（w。本当に花が多い山行でした。

7/2 12:10

やっと前トム平。予定より結構掛かっているな・・・

7/2 12:20

7/2 12:34

トムラウシが見えた！

7/2 13:02

トムラウシ公園へ下ります。

7/2 13:12

トムラウシ公園

7/2 13:30

7/2 13:30

7/2 13:42

M)自分の頭が隠れる高さのザック・・小屋泊とは思えません

7/2 13:50

7/2 13:50

7/2 14:01

7/2 14:12

7/2 14:12

7/2 14:14

南沼トイレブース��

7/2 14:14

南沼トイレブース��

7/2 14:58

到着、ガスの中でした。

7/2 15:03

7/2 15:18

7/2 15:18

パラっと来たので、一応ザックカバーだけかけて続行。
既に3時を回っているので暗くなる前に小屋に着くよう先を急ぎます。

7/2 15:46

北沼への道

7/2 15:53

山頂を振り返る。少しガスが切れた？

7/2 15:53

北沼に映り込み

7/2 15:54

分岐

7/2 15:55

7/2 16:00

北沼とトムラウシ

7/2 16:02

不要？

7/2 16:04

オヤマノエンドウ。これもたくさん見ました。

7/2 16:14

7/2 16:21

まだ先は長い・・・・

7/2 16:53

モアイ像がこんな山の中に？！

7/2 17:17

大きな雪田ではルートが不鮮明。ヤマレコアプリは安心材料ですね。

7/2 17:17

あっちが出口側。

7/2 17:23

踏み跡は乱れて分かり難いところもあります。

7/2 17:26

左を進んで右へ

7/2 17:33

ロープがあるところは明瞭。

7/2 17:42

この先にヒサゴ沼があると思われますが、ショートカットは出来ません。

7/2 17:42

7/2 17:55

雪田や足場の悪い岩が多いので、木道にでるとホッと。

7/2 17:59

7/2 18:00

M) 越えても越えても、次の山が現れます。ヒサゴ沼への分岐はどこ？

7/2 18:00

7/2 18:06

ヒサゴ沼分岐。ここまで来れば一安心と思いきや・・・・

7/2 18:37

以後、写真はありませんでした・・・・
M) 意図せぬ尻セードを一度やらかしました・・

7/2 19:25

登りでルート維持管理にご協力。

7/2 19:40

せせりと朝採れタケノコの塩炒め

7/2 19:48

ジンギスカンの唐揚げ

7/2 20:23

M) ドライカレーにツナと玉ねぎペースト投入でひと工夫

7/3 3:19

定番の棒ラーメンに昨日の刈払い残骸。

7/3 3:48

朝は良い天気です〜

7/3 3:48

パノラマが上手く繋がらず・・・

7/3 3:49

ニペソツ方面？

7/3 4:40

良い感じですね

7/3 4:40

小屋もきれいでした。
この日は外人さんのカップルと4人だけでした。

7/3 4:40

7/3 4:40

7/3 4:41

7/3 4:49

小屋の内部��

7/3 4:49

小屋の内部��

7/3 4:52

昨日苦労して降りてきた斜面を登っている人がいます。

7/3 5:06

こちらは手前の斜面ですが、稜線の下まで雪渓です。

7/3 5:06

ヒサゴ沼、良いところでした。
M）ホントホント、楽園です

7/3 5:14

7/3 5:21

7/3 5:23

7/3 5:24

M）まあまあの斜度が続きますが、朝一なので元気元気

7/3 5:31

7/3 5:31

7/3 5:43

7/3 5:47

やっと雪渓通過

7/3 5:52

木道は助かります
M）しかも花畑が左右両側に一面・・最高です

7/3 5:56

稜線ルートに合流

7/3 5:58

7/3 5:58

花畑

7/3 6:05

花畑

7/3 6:06

トムラウシ方面

7/3 6:06

昨日苦労したルート

7/3 6:11

化雲岳

7/3 6:11

M）明日はあそこまで行くんだ！

7/3 6:12

7/3 6:13

記念写真

7/3 6:13

記念写真2

7/3 6:14

7/3 6:15

7/3 6:15

あとからピッ！

7/3 6:16

7/3 6:16

7/3 6:23

7/3 6:28

7/3 6:40

7/3 6:43

ウルップソウ

7/3 6:43

7/3 7:35

7/3 7:35

この辺りはハイマツが煩い

7/3 7:51

7/3 7:56

全行程でここにだけ黒百合がありました

7/3 7:57

7/3 8:06

忠別岳に滝雲

7/3 8:14

コマクサが見頃

7/3 8:18

あちこちにあります

7/3 8:23

7/3 8:36

忠別避難小屋

7/3 8:37

M）昨日に比べたら、歩きやす〜い

7/3 9:05

7/3 9:05

7/3 9:48

忠別岳

7/3 9:49

7/3 10:17

7/3 10:17

7/3 11:00

7/3 11:27

7/3 11:49

7/3 11:57

7/3 12:04

7/3 12:05

7/3 12:06

7/3 12:24

7/3 12:24

7/3 12:59

7/3 13:46

今日の小屋がやっと見えたが

7/3 14:05

まだまだ遠いなぁ

7/3 14:19

最後は長い雪渓

7/3 15:00

テン場

7/3 15:04

M）お待ちかねの・・荷が重くなっても運ぶ価値あり

7/3 15:06

雪の下から水汲み

7/3 15:54

今日も美味しいものを作ってくれるMasuzushiさん

7/3 15:58

M)　出来た！じゃが玉ベーコンカマンベールのせ

7/3 16:01

ビールも冷えています

7/3 16:35

M)　2品目 ランチョンミートとなす・ピーマンの味噌炒め

7/3 16:43

M)　ワイン　富山から南砺に抜けるR359沿いにあるワイナリーの赤（ベリーA使用）

7/4 3:17

今日も朝の天気は上々

7/4 3:23

小屋を振り返る

7/4 3:28

白雲岳は諦めます

7/4 3:35

M）雪面歩きも3日目となり、すっかり慣れました

7/4 3:37

7/4 3:38

7/4 3:46

7/4 3:47

7/4 3:58

7/4 3:59

7/4 4:00

7/4 4:03

7/4 4:07

7/4 4:07

7/4 4:10

7/4 4:11

7/4 4:12

7/4 4:14

延々と雪の道

7/4 4:18

M）朝日を浴びるしゃくなげがキレイです

7/4 4:21

7/4 4:21

7/4 4:38

7/4 4:57

7/4 4:58

7/4 4:59

7/4 5:05

7/4 5:30

7/4 5:35

7/4 5:35

7/4 5:35

7/4 5:38

7/4 6:02

7/4 6:04

7/4 6:04

7/4 6:04

7/4 6:05

7/4 6:20

7/4 6:20

7/4 6:26

7/4 6:47

M) 旭岳への雪渓直登ルート、肩の辺まで雪が続きます

7/4 6:55

7/4 6:55

7/4 7:11

旭岳への長い雪渓登り

7/4 7:11

7/4 7:23

あとちょっと

7/4 7:29

ザラバよりも雪渓で良かったかもね

7/4 7:48

登頂！

7/4 7:48

7/4 7:48

記念撮影
M）百名山57座目　満足感でいっぱい

7/4 7:49

7/4 7:50

7/4 7:50

7/4 7:50

7/4 7:50

7/4 7:51

7/4 7:52

7/4 8:23

7/4 8:24

7/4 8:26

7/4 8:26

7/4 8:49

7/4 9:00

7/4 9:06

7/4 9:19

7/4 9:22

7/4 9:36

7/4 9:42

7/4 9:42

7/4 9:43

7/4 10:02

間もなく姿見駅ゴールです

7/4 19:03

レンタカーで登山口に戻り、車を回収してからトムラウシ温泉の東大雪荘へ。
温泉に入って夕食です。

7/5 7:08

朝食

7/5 9:41

これ以降、fireboltの観光おまけ
幾寅駅（「鉄道員」のロケ地〜幌舞駅）
手前はレンタカー、初めてのyaris。なかなか良い仕上がりだと思います。Vitsよりかなり進化した感じ。
まだ走行距離4000km余りでした。

7/5 9:43

7/5 9:44

7/5 9:45

7/5 9:48

7/5 9:51

7/5 9:51

7/5 9:53

健さんにはなれませんorz

7/5 9:54

7/5 9:55

7/5 9:56

ジオラマ

7/5 10:36

ついでにダム

7/5 11:18

十勝岳はガスの中

7/5 15:27

空港には

7/5 15:27

1機も飛行機がありません・・・・欠航が多いしね。

7/5 17:07

先日日記に書かれていた、飛行機のブロッケン。もっとクッキリ見えたのだけれど雲が離れすぎで小さくなっちゃった。

7/5 18:24

閉めは機上からの富士山。

撮影機器：

LUMIX DMC-GF7W ダブルズームレンズキット パナソニック

RICOH WG-6 リコー

感想

firebolt

今年、千歳に転勤になった山友のMasuzushiさんと恒例のコラボ。未踏の百名山を入れて・・・となるとどうせなら人も多く無い時期に縦走でじっくり楽しみたいとプラン設定。
自家用車1台と下山後のレンタカーで中々良いプランが出来たと自己満足していたが、CTの設定が甘かった。小屋泊まりとは言ってもテント泊くらいの荷重になり、前半から時間に追われる展開にorz。ミスルートもあって日が長いこの時期でも日没ギリギリの小屋着になってしまいました。
ヒサゴ沼避難小屋が空いていたので大きな問題にならなかったのが幸い、また雨もポツポツ程度で悪化しなかったのも幸いでした。
2日目，3日目はピストンもカットし、最後は余裕を持ってゴールでしたが、天候次第では厳しかったですね。

下山後レンタカーで車を回収し、トムラウシ温泉で1泊。充実した山行の余韻も十分に味わえた山行でした。

Masuzushi

転勤で千歳に来たのが今年の2月。5月より雪の減った樽前山などから当地の登山を始め、利尻・羊蹄を経ていよいよ大本命の2座を恒例のFireさんとのコラボに据えました。
連日15kmの予定歩行距離におっ？長め、とは感じながらも、小屋泊なのをいいことに夕食には力を入れたいとの思いが先に立ち、結果とんでもない量の食材や調味料に・・御覧のようなロケットザックとなり、歩行タイムが大幅に超過してしまいました。Fireさん、すみません。
山は至るところ残雪できれいなゼブラ模様、雪面歩き・岩場・お花畑と次々とシーンが変わり、この時期の北海道ならではの終始魅力的なコースでした。3日間通して、雨具を着ないで済んだのも、ラッキーだったと思います。
懐の深い北海道の山々・・・大切に守られている大自然を実感できた、よい山でした。

コメント

ak0211

雄大な北海道の山羨ましいです！
fireboltさん、こんにちは♪

まだ二十代の若かりし頃、８ヶ月ほど富良野に住んでいた事があり、雄大な大地と山を眺めながら暮らしていました。
その時に知り合った富良野在住の友人と、数年後に花が咲き乱れている時期に富良野岳に登り、ものスゴーーーく感動したのを思い出しました(^^)

山行記録を拝見して登りに行きたくなりましたが、北海道の山は北アルプスの様な山小屋が無いので、縦走なんて夢のまた夢です(^◇^;)
重い荷物担いで歩く根性無いし•••（笑）

余談ですが•••
私、高倉健さんとお話ししたことあるんですよ！
凄く気さくな方でカッコ良かったです。

firebolt

Re: 雄大な北海道の山羨ましいです！
ak0211さん、こんばんは。コメント有難うございます。

８ヶ月というと春から秋でしょうか、何とも羨ましいシチュエーションですね。
確かに縦走は今回のように大荷物になってしまいがちですが、ガイドらしき１人と60代〜70代くらいの4人とすれ違いました。ガイドが大荷物だった分、4人はほどほどだったかと。
今は雪が多いのでちょっと大変ですが天気を待てる余裕があればなんとかなるかな。

生、高倉健さんと話をしたなんて羨ましすぎます。

jikyoon

やっぱり縦走っていいですよね〜
fireboltさん　おはようございます
Masuzushiさん　おはようございます　初めまして

北海道いいですね
体力も根性もなくなってきているので、
食料も持っての縦走はもう無理かな〜と思っています。
でも、礼文のハイキングには行きたいぞ！と
D子（同期）と話していますが、いつになることやら？
お天気が崩れずに、縦走できてよかったですね。

黒百合、まだ見たことないです。
♪星の降る　あのコール　グリセードで
　あの人は来るかしら　花をくわえて〜
　アルプスの黒百合　心ときめくよ
　懐かしの岳人　優しかの君　♫

firebolt

Re: やっぱり縦走っていいですよね〜
jikyoonさん、お早うございます。コメントありがとうございます。

偶々、彼の転勤から始まった今年の計画でしたが、7月に入って早めの夏休みを取ったのは正解でした。本州の雨を横目に（災害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます）まずまずの天気で緑と青と白のコントラストやお花畑を見られるので最高です。おまけに某有名人にも遭遇しましたし 。
今回は質を重視で重すぎましたがｗ、昔とはＦＤ食品の種類やレベルが違いますし、テント無しの避難小屋ならば十分行けるんじゃないですか？

黒百合は何度か見ていますが、見つけやすいのは6月下旬の月山ですかね〜。jikyoonさんたちならその気になれば簡単かと。来年にでもどうぞ。