夏休み!北ア黒部周回テン泊ロング縦走(室堂→薬師→黒部五郎→裏銀座→船窪→針ノ木→扇沢)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 66.7km
- 登り
- 5,889m
- 下り
- 6,893m
コースタイム
【8/11(日)】0410スゴ乗越小屋→0508間山0518→0633北薬師岳0644→0728薬師岳0733→0758薬師小屋0809→0913太郎平小屋0941→1118北ノ俣岳1134→1245中俣乗越1300→1423黒部五郎岳分岐→1537黒部五郎小舎<テン泊>
【8/12(月)】0450黒部五郎小舎→0550黒部乗越→0635三俣山荘0651→0746鷲羽岳0752→0901水晶小屋0921→1056真砂岳分岐1102→1139野口五郎岳→1151野口五郎小屋1210→1413烏帽子小屋<テン泊>
【8/13(火)】0507烏帽子小屋→0637南沢岳→0739不動岳0753→1110船窪岳1125→1210船窪テン場1215→1230船窪小屋<小屋泊>
【8/14(水)】0435船窪小屋→0616北葛岳0623→0825蓮華岳0844→0921針ノ木小屋0940→1118大沢小屋1129→1225扇沢<End>
天候 | 8/10(土)ガスガス 8/11(日)晴れ時々ガス 8/12(月)ピーカン快晴! 8/13(火)晴れのちガス 8/14(水)ピーカン快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★扇沢起点のロング大周回です。マイカーの方にお勧めです。 但し、今回テント装備で4泊5日で歩いていますが、ここを初踏の方は5泊〜6泊と 余裕を持って計画された方が良いと思います。(各日、エアリアのCTでは、11時間、12時間半、11時間、8時間、9時間。) ★もう1泊増やして、初日は室堂〜五色ヶ原、2日目に五色〜太郎、3日目に太郎〜三俣までとすれば無理は無いでしょう。雲の平、高天原、赤牛、読売新道、とルート選択も豊富にできます。 【室堂〜スゴ乗越小屋】ザラ峠への下りがややザレているが、概ね危険箇所なし。 【スゴ乗越小屋〜黒部五郎小舎】概ね危険箇所なし。 【黒部五郎小舎〜烏帽子小屋】概ね危険箇所なし。 【烏帽子小屋〜船窪小屋】不動岳〜七倉岳分岐手前までの区間は、一般ルートとは思えない位、緊張を強いられるところ。特にテン泊装備などザックの重量が重い場合はより注意。右側がスッパリ切れ落ちたザレ場や、急な梯子・ロープの連続。滑落の危険大。普段CTより早くてもCTかかると思っていた方がよい。(実際に、我々の前を歩いていた単独男性が船窪岳第2ピーク付近で滑落事故に遭われた。また同じ日に泊まっていた小屋泊装備のご夫婦は、烏帽子から13時間半以上かかって小屋から5分のところまで来たが、そこで疲労で動けなくなり小屋の方が探しに行かれた。) 【船窪小屋〜扇沢】滑落に注意を要する場所が要所要所にあるが別に普通に注意すればよい。針の木雪渓はまだ残雪がかなり豊富なので、下りの場合は軽アイゼンあった方が楽。 |
写真
感想
夏休み5日間。行き先は暑いからやはりアルプス。
もうどこも何度も行っているので「ここに行きたい」というところは特に無いが、5日連続した夏休みが取れるのは5年ぶり位なので、ロングのテン泊縦走をしよう。
ということで、北アの立山室堂から入って、五色ヶ原、薬師、黒部五郎、三俣、鷲羽、野口五郎、烏帽子、船窪、針の木雪渓から扇沢に戻るというロング大縦走を4泊で踏破してみよう!
未踏のところは無いので、自分達のタイム的にどの位かかるかは判っているが、重装備の連日ロングに耐えられるか?
実は全く同じ計画を5年前に6泊7日で組んだことがあるが、雷雨停滞やアクシデントもあり、烏帽子からの下山を余儀なくされた。
今回は4泊5日と、かなりハードではあるが、天候や調子により臨機応変にまた計画変更して下山にかかればよいし、何よりも何度も歩いているところなのでルートの不安は無い。
ということで、決定!
連日ハード勤務で支度する暇がなさそうな妻に、「ザック、パッキングしといてあげるよ」と言って、5日×2人分の食糧全てを妻のザックに押し込むことに成功!
妻は「ソロなら10泊分になっちゃうし、私はこんなに食べないよ。」とブツブツ不満を述べていたが、「まあまあ、テントはこっちが持つし、食べれば減るから」と説得。しめしめ。
しかし、妻に食糧全部持たせたのにザックは19kgもあった。何故?
扇沢に土曜日の朝5時到着。トロリーバスの始発は6時半であるが、無料駐車場は予想通り満車。しかし36時間1000円の有料駐車場はまだ余裕たっぷりであり、ここは舗装なので車が汚れないからよい。
ということで、ロング縦走スタート!
【1日目 室堂〜五色〜スゴまで】
扇沢から室堂へのトロリーバスの始発は6時半なので、室堂スタートはどんなに早くても8時過ぎとなってしまう。スゴまではエアリアのタイムで11時間。我々は過去休憩込みで7時間半で行ってはいるが、それでも到着は15時半過ぎ位にはなる。その日の目的地にどんなに遅くとも15時には着くという山ヤの矜持を叩き込まれている妻と、そっくりそれを妻に教育された自分としてはやや信念に反するが、始発時間はどうにもならない。
まあ、テントだし、16時前に着けばギリギリ許容範囲と自分を納得させる。あと1時間始発が早ければよいのに。(因みに反対側の立山からであれば、7時到着のトロリーバスがある。)
8時。定刻通り室堂到着。あれ?予報に反してガスガスだ。
しかし、ここはピーカンの時に何度も歩いているし、景色が見えない分、写真を撮るタイムロスが無いから良いか。
ということで、いつもの浄土山への登りにかかる。
おや?何か今日は調子いい。最初は妻が遅いのかと思ったが「私はいつもと同じ」と言う。タイムを見ると確かにそうである。逆に「もう!あなたはペースの浮き沈みが極端なんだから!」と言われてしまった。確かに妻は常に一定のペースであるが、自分は波が激しいかも。理由は全く判りませんが。
しかし、妻に先行できるなんて五ヶ月ぶり位なので、すっかり調子づいた。毎回雷鳥に遭う場所で今回も遭遇。例年この時期に残っている鬼岳のトラバース雪渓もステップが切られていて歩きやすかった。
獅子岳付近でまた雷鳥に逢い、快調にザラ峠を下り、五色ヶ原へ登り返す。ガスガスであるがたくさんの花が迎えてくれた。
山荘でコーラを買っていたら追いついた妻が、「今、ザラ峠で先々週に引き続いて、またインフルOさんにお会いしたよ!」と報告してきた。え?全然気がつかなかった。「Oさんも、『あれ?旦那さんが先行してるから違う人?』と思ったって。だから『今日は悪いもの食べたみたいに調子いいみたいです』って言っといたよ。」・・・そうですか・・。
11時過ぎに到着し、調子も良いので予定どおりスゴまで前進することにする。今日スゴまで行けるかどうかで行程が大分違ってくるし。
ここでおむすび&トイレ休憩。五色ヶ原山荘のトイレは外には無いので靴を脱がなければならないが、快く「どうぞどうぞ」とスリッパも揃えて下さるという感じの良いところ。お風呂もあってよい山小屋であるが、小屋に泊まったことは1回だけである。
スゴへ向けて出発しようとした時に、Oさんが到着されたのでご挨拶。
今日は五色にテン泊されて、明日薬師峠へ向かわれるとのこと。五色ヶ原のテン場もやや小屋からは離れているが広々としたよいところ。たくさんお花の写真が撮れるといいですね!
ここからは(も?)、鳶山、越中沢岳、スゴの頭とアップダウンを繰り返す。
鳶山まではすぐ。そこから越中沢岳までは殆ど人に会わなかったが越中沢岳山頂に外人さんカップルがいた。ここで妻が10泊分食糧の他に隠しもってきた氷結フルーツゼリーを出してきたので、食べる。滅茶苦茶美味しかった。
さて、ここからスゴの頭まではガッーと下って急登を登る。初めて来た時は、「スゴの頭」という名前に騙され、すぐスゴ小屋があるような勘違いに陥ったが、実はここからが長い。「スゴ乗越小屋」という名前であるが、スゴ乗越からもさらに登り返さなければならないし。それを織り込んで「スゴの頭からまだまだ長い」と思っておけばよい。
ここのルートの感じは、ちょうど南アルプスの熊の平へ向かう道ととても似ている。樹木やお花の感じも似ているし、何より直前にヤセ尾根の崖地があって右手の眺望が一瞬だけ開けるところまでそっくりで、妻と「ここまでそっくりなんて面白いね!」と言い合う。小屋の佇まいや水が豊富なところ、どこの登山口からも遠いところまでそっくりである。
さて、スゴのテン場到着。15時40分。予定どおりで良かった。ここはそもそも張れる数が少ない上に、太郎から出発される方が先着するので、室堂からだとどうしても遅くなって良い場所が無いだろうとは思ってはいたが、案の定、既にかなり混みあっていた。ちょうどグループの方達が、宴会スペースとして使用していらした場所を「ここに張りますか?」と譲って下さった。ありがたく張らせていただく。
しかし、その後も続々とテントの方が到着し、凹凸だらけの石の上や斜めの場所にも張られてすごい感じになってきた。極めつけは19時過ぎに、我々が越中沢岳山頂で会った外人カップルが到着して、通路に設営を始めたこと。そこより奥に張っている方たちがトイレや水汲みに行く通路を塞いでしまう為、奥に張っていた人たちが「This is アプローチ!」と叫んでいたが、もう、そこしか張る場所が無いようであり、結局そこに張られた。奥の方達はそのテントを飛び越えて通らなければならなくなってしまっていた。
本当に足の踏み場も無く、トイレに行くにはあちこちの張り綱に足を引っかからせながら移動しなければならない状態に。
しかし、混んでさえいなければ、水は豊富だし、良いテン場ではある。
【2日目 スゴ〜薬師岳〜太郎〜黒部五郎まで】
今日は一番の長丁場ルート。コースタイムだけで12時間半。
以前、太郎のテン場に張り、薬師を往復してそのまま黒部五郎まで行ったことはあり、距離的にはそのときとほぼ同じ+αではあるが、その時は太郎から薬師岳往復区間が空身であったので、ずっとこの重量で行けるか?
しかも、昨日の初日にうっかり室堂で「名物:笹巻き寿司」とやらを買ってしまっい、元々おむすびを多く持ってきすぎたこともあって、夕飯の主食はそれらを食べてしまったため、妻は「10泊分の食糧が全く減ってないから重さが変わらない!」とぶーぶー文句を言っていた。
が、まあ無理そうであれば太郎でまた考えることにして、4時過ぎにスゴを出発。
妻は「先が長いから急ごう」と言っていたのに、間山でお腹が空いてしまったため、「休憩する」と言い張って、「こんなまだ1時間も歩いていないのに。」と妻に文句を言われながらたっぷり休憩してしまった。
出だしはガスがちであったが、間山山頂ではガスが晴れて眺望が開けた。しかし、北薬師山頂でまたガスに覆われ、ここから先薬師までの岩の稜線では強風であったので滑落に注意して慎重に行く。ここは昔、ものすごい雷雨に襲われたことがあり、そのときは生きた心地がしなかったが、強風でも雷雨でないだけましである。
強風の中、妻は「あ、この岩陰は、雷雨のとき青いツェルトにくるまったおじさんが避難してたところだ!」とか話しかけてきてよく覚えているなと半ばあきれながら感心。(自分が忘れッぽすぎることもあるが・・・)
でも、強風がガスを吹き飛ばしたようで、薬師の山頂で急に晴れ渡った。
薬師山頂には大勢の方がいたが、皆さん歓声を上げている。
しかし、晴れ渡ったら風がスッパリと途絶えてしまって、暑いことこの上なし。
今日は最高の猛暑日らしいし、無風のカンカン照りの中を重装備を背負って歩くのはいかにもキツい。
新装なった薬師岳山荘でまたジュース購入し、日陰で休憩。トイレに寄ろうかと思ったが、300円だったので太郎で行くことにする。
本当は山のトイレなので多額の費用がかかっており、300円だってなかなか元を取るのが大変であろうが、「チップ=100円〜多くて200円」という感覚が沁みついてしまっているので、300円だと「うわっ!高っ!」と思ってしまう哀しい庶民・・・。
ここまでの稜線では殆ど人に会うことも無かったが、薬師山頂から太郎までは日曜日ということもあり、ものすごく大勢の登山者が登ってきていたので、すれ違い待ちにかなり時間を要してしまった。
薬師峠のテン場も昨日はとても混みあっていたようで、物凄く斜めっているところにまだ張ってあるテントもあった。
そして、太郎に到着。さあ、ここで三択。〕縦蠅匹り黒部五郎のテン場へ。
⇒縦衒儿垢靴凸師沢から雲の平に張る、もしくはテン場はないが温泉に浸かれる高天原へ行く。今日はここでテン泊。
まだ9時15分なので、結局当初予定どおり,鯀択して黒部五郎へ向かうこととし、太郎で休憩とする。しかし、風がパッタリと止んでしまい、照りつける日差しが暑い・・・。妻は野菜生活2パックを一気飲みしていた。
さて、それじゃ、後半の歩きに入りますか。
ここから殆どの人が薬師沢もしくは折立に向かって降りて行ったので、また誰もいなくなった。,鯀択した時点で黒部五郎へ向かう以外のエスケープルートは無くなる。(飛越新道はあるが。)
風は無いし暑いし、この日は下界は40度超のところもあったとかで、すっかりゲンナリしてしまう。黒部五郎までは実は結構アップダウンもある。何度か歩いているルートであるが、これ程暑い日ではなかった。
北俣岳で大休憩。赤木岳のあたりでアップダウンの連続にすっかり嫌になり、妻に「先にテン場に行って場所取っといて。暫く休んでから行くから」と言い、えんこ。妻は、「それなら、テント持ってく。」と言い、テントを背負って妻先行。
自分はここで靴も靴下も脱いで、大休憩。
もうここでこのままビバークしてもよいと思ったが、妻が先行しているので渋々歩きだす。しかし、テントを妻が持って行ってくれたおかげで、何だか調子が戻ってきた。中俣乗越を過ぎ、眼前に聳える黒部五郎への登りで、菓子パンを食べていた妻に追いついた。
黒部五郎の肩到着。肩にはたくさんのザックがデポしてあったが、殆どがテン泊と思えるもの。ここから山頂まで往復15分もかからないが、この人達より先にテン場に着くのが先決だな。黒部五郎山頂はピーカンの時にも何度も踏んでいるし。
ということで、テント設営場所の確保のため、山頂はパスってテン場へ急ぐ。
黒部五郎のカールは、この時期に何度も訪れているが、今年はこれまで見たことのないほどのコバイケイソウの群落が斜面を覆い尽くしている。今年は本当に当たり年だな。素晴らしい景色を満喫しながら下りていく。
稜線ルートも岩場が続いて楽しいが、やはりカールの方がこの時期は気持ちいい。
そのうち珍しく妻が遅れ気味になり、「先に行ってテント受付しておいて」と言うので、それじゃ、と先行。(テントを妻に持たせたままであることを失念していた。)
黒部五郎到着。受付をすませ、テン場に向かう。ここのテン場は小屋から少し離れているが、水場もあり、笠ヶ岳がよく見える気持ちのよい場所にある。が、何段かに別れていて、実は平な場所は限られている。
大学生のワンゲル部に囲まれてはいるが、平坦なスペースを見つけてGET。しかし、肝心のテントを持っている妻がまだ来ない。小屋まで迎えに行ったところ、途中で転んで傷の手当てをしていたとのことであった。ちょっとしたすり傷とのことで一安心。
やれやれ、今日の長丁場も終了。若干賑やかそうな学生の間にはなってしまったが、平坦な場所に張れてよかった。
その後も続々とテン泊の人がやってきて、テン場は昨日に引き続きまたスゴイ状態に。どうしてもスペースが見つからず、何度も往復して彷徨っている人も。
本当にテントが人気になったなぁ・・・。4年程前の好天激混みのシルバーウィークにここに張ったときも、ここまでテン場は混んでいなかった。
が、逆に小屋は「今日の夕飯は3回転」と割と普通。あのシルバーウィークのときは、小屋は確か「夕飯8回転」とかだったし、「21時過ぎに食堂で寝て下さい」とか言われてたし、テントの方が混む日がくるなんて予想だにしてなかったな。
回りの学生さんたちは、2時起床4時出発と言っていたので、こちらは耳栓して就寝。
【3日目 黒部五郎〜三俣〜鷲羽〜水晶〜野口五郎〜烏帽子まで】
今日の行程は何度も何度も行きまくっている勝手知りまくりのところであるので、気が楽。
くだんの学生さんたちは本当に朝4時に出発していったが、こちらは日の出を待ってからのんびり出発。黒部五郎小屋の横手から、三俣蓮華への登りにかかる。いつも直登コースをとることにしている。
素晴らしい快晴で、笠や黒部五郎を始め、山々が輝いている。妻は早速踊り歩きを開始!分岐からは三俣蓮華へ登っても巻いても大差無いが、今日は巻き道を行く。例年遅くまで雪渓が残るがアイゼンは不要。沢で水も得られる好きなルート。岩場の登りで1時間前に出発していった学生さんたちに追いついてしまった。今日は三俣のテン場に張るとのこと。
ここのテン場も最高に気持ちのよいところ。朝だからいつも張る水場に近いお気に入りのスペースも空いていたが、今日はここで張るわけにはいかない。
三俣山荘でジュースやパンを食べ、トイレを借りる。ここの展望喫茶のケーキセットは妻の大好きなものであるが、今日はまだ開店前。
さて、鷲羽への登りにかかる。実は我々と鷲羽だけは、非常に相性が良い。これまでにも8回は登っていると思うが、全て「快晴」の日。雨はおろか、曇・ガスの日も、晴れてはいるけど遠望が利かない、という日も今まで皆無であり、8回全てオール「快晴!」。こんな山も珍しい。
ということで非常に好きな山の一つであり、今日も快調に登る。出だしで後ろから8人グループの学生風のお兄ちゃんたちがズンズンと音を立てて迫ってきたので道を譲ったが、「お先にどうぞ」と道を譲ったが、譲った途端にペースダウンしたので、再度譲り返してもらった。
鷲羽の山頂からは今日も素晴らしい眺望が広がる。ワリモ岳を抜け、いつものとおり気持ちのよい稜線を踊り歩きながら水晶小屋到着。水晶小屋前はザックが山積みにデポされていた。
ここで妻はホットカルピスを頼み、美味しそうに飲んでいた。
水晶岳はピーカンのときに何度も行っているので今日はパスし、東沢乗越へ下る。ずっと雨が降っていないので、小石と砂が浮いてカラカラであり、いつもより滑りやすかった。ここから真砂までの岩場抜けは結構時間がかかる。
水晶小屋までは大勢の登山客がいたが、その先、殆どいなくなった。
それどころか真砂から野口五郎へ向かう稜線上には人っ子1人いないではないか?貸切だ〜。
竹村新道への分岐で五郎池を見降ろしながら休憩。その先、野口五郎岳は山頂へ行く道と、巻いて野口五郎小屋へ直接向かう道とに分かれる。
快晴の展望が望めるし、山頂も貸切のように見えるので、山頂へ向かう。思った通り誰もおらず。ここで360度の景色を貸切で満喫。
野口五郎小屋まではスグであるが、妻が目ざとく「冷えた甘いみかん缶600円」の貼り紙を見つける。ここは水場が無い筈なのに、何で冷たいのか?と思ったが、雪渓で冷やしているとのことで、本当に冷たくてメチャクチャ美味しかった!
英気を養い、日差しが暑くなってきたので先に進む。三つ岳付近にはまだコマクサの名残があった。お花畑コースは無風そうに見えたので稜線コースへ登って行く。
烏帽子のテン場は小屋に近い上の方は結構張ってあったが、池の畔の平坦なところはまだ1張しか張られておらずガラガラ。日差しが暑いので、唯一日陰になっていた高台の平坦な特等地をGET!すかさず張る。ここは目の前に餓鬼・唐沢岳や表銀座の
山並が開けて、池も見降ろせ、静かで貸切で言うことなし、であった。小屋からやや遠く、トイレは小屋前にしかないので、そこまで登っていく必要はあるが、オススメである。静かでゆったりした素晴らしいテント生活を送れた。
【4日目 烏帽子〜船窪まで】
この日はCT8時間コースであり、今回の行程中一番短いが、ルートは一番ハードなところ。この区間は渋すぎるため、我々も逆ルートで一度歩いているだけ。(しかも積雪していた時。)殆どの人が「コースタイム以上に時間がかかってハード」と口を揃えるところ。
前半の烏帽子から不動岳までは、南岳の崩壊地(右側崖)にさえ気をつければよいが、後半の不動岳〜船窪間は、ザレザレの崩壊地を梯子やロープを駆使してアップダウンを繰り返していく実にハードなもの。特にテン泊装備で重い場合はバランスを崩しやすいので細心の注意を払う必要がある。現にこの日も我々より少し前を歩いていた単独テン泊装備の男性が滑落され、富山県警にヘリで救助された。
一度歩いているとはいえ、あのときはまだ元気な前半がハードコースであったし、小屋泊装備であった。今回はゆっくり慎重に行くこととする。
烏帽子四十八池等や不動岳付近は気持ちのよい道が広がる。不動岳山頂で素晴らしい眺望を満喫。この先は広々ゆっくりと休憩できるような場所は殆ど無いので、ここで腹ごしらえ。
ここから船窪までは、小石ザレザレのルートが続き、ずっと雨が降っていないので、小石や砂が浮いて、そのまま「ザッー!」と滑ってとめどなく滑落していきそうな場所が多々あり。前回積雪があったときの方が逆に歩きやすかった。
しかも暑いし無風だし。堪え性の無い自分は「また下って登るのか!チッ!」と悪態つきまくりでキレてしまった。妻に、「以前も来てるし、地図見てもアップダウンが多いのは判るでしょ?そんな不機嫌にならなくても・・・」と窘められてしまった。「疲れてるんだよ!」と言い返すと「私だってそうよ」と妻。そのとおりではある。確かに妻は悪態をついたりはしない。堪え性が無くてすいません・・・。
最後の船窪乗越からの登りを終え、船窪のテン場に出た。ここは公的には5張、どんなに詰めて張っても10張が限度の小さなテン場。まだ12時なので1張のみしか張られていないので今なら大丈夫だ。しかし、ここから小屋まで20分はかかるし、日陰が無くて暑いし、ポータブルトイレも1個しかなくてやや臭いな・・・。
まあ、テントを張るにしてもどっちみち小屋まで行って受付してビールとか買わなきゃと思って、ザックを背負ったまま小屋へ向かう。(←ザックをデポしなかった時点でかなり小屋泊に傾いている)
ということで長い梯子を登って船窪小屋へ。2年ぶり4回目か?
船窪のお父さんが妻に、「テント?泊まり?」と話しかけ、妻が「小屋、混んでます?」と聞いたところ、お父さんは「ガラガラ!」とキッパリ。しかも、「お布団干したてでふかふかだよ〜」と言葉を続ける。ということで小屋泊決定!!
この日は予約が13人とのことであった。
明日中に東京に帰らねばならないし、(何しろ明後日から仕事!)テン場まで戻るのも面倒だし、と理由をつけて正当化する。
しかし、我々の少し前を歩いていた男性が滑落されて怪我を負って動けないという情報を聞いてビックリ!お父さんが富山県警のヘリに滑落場所の指示をしていた!ということは、我々が通ったときには滑落されてそこにいたということか?全然気がつかなかった・・・。船窪ピーク手前のあたりのロープのあるところであったらしい。船窪ピーク付近はガスがかかっているので、ヘリが飛べるであろうか?と皆でヘリを待つ。
しかし、こちらとしては何かできることも無いので、皆さんとまったり時間を過ごすことにする。
小屋前のベンチで昼食!
登山者が到着するたびに鐘を鳴らして出迎えてくれるアットホームなランプの小屋。今日はお父さんお母さんの他に、船窪ボランティアの会長さんもいらしていた。
しかし、それから到着してきた登山者はなんと全員テント!会長さんは、山影から現れる登山者を見ては「あれも、テントみたいだな・・・・」と。本当にテントの人ばかりであった。仕舞に会長さんは「もうパンパンで張れませんよ。変な場所になるので、小屋にしたらどうですか?小屋はガラガラです。」とテン泊装備で到着した人たちに勧誘を始めた。
ということで、テントのつもりで来た5〜6人の方達が小屋泊に変更していた。
それでも何人かは「変な場所でも張ってみます!」とテン場に向かっていた。
我々なんてまだ場所にタップリ余裕があったのに早々に小屋泊に変更してしまったが。まあ、この小屋は素晴らしく居心地がいいし、ご飯は美味しいし、大好きな小屋であるし、ずっとハードに縦走してきた最終日のお祝いである。
そのうちガスが晴れてきて、救助のヘリが飛んできた。滑落した方を無事救助して病院に運んだという連絡も入った。命に別条ないそうで良かったが、頭と足を怪我されて動けなかったそうだ。ここは富山側に落ちれば富山県警、長野側に落ちれば長野県警、が救助にあたるということであった。
夕飯はいつもどおり、「黒米の古代米、山菜の天麩羅、豚の角煮、高野豆腐、煮物、あえ物、お味噌汁、お母さんお手製の漬物、そして手作りクロマメゼリー」といういつも通りの豪華版!
しかも最終的に6人分の蚕棚スペースを2人で占有できて、もう言うことなしの快適さでした。夕飯後にネパール茶がふるまわれるお茶会も毎日あるが、妻だけ参加して自分は早々に就寝。静かでゆったり眠れました。
【5日目最終日 船窪〜蓮華〜針の木小屋〜扇沢まで】
さて、夏休みも今日で終わり。渋滞も予想されるため出来るだけ早く戻ろう。と言いつつもナイトハイクは景色が見えなくて好きではないので、いつも通り日の出と同時位に出発。本当は七倉に下りた方が近いが、今日も快晴とのことであるので、稜線歩きを楽しみながら予定どおり扇沢に下りることにする。
北葛岳で最高の眺望を楽しんでいたら、ピーカンにもかかわらず雷鳥の親子が現れた。しばし、まったり。
蓮華の大下りを大登りして、素晴らしい眺望の蓮華山頂で360度の眺望を楽しみながら食事。テン泊していたお兄さんと一緒になったので、しばしお喋り。
針の木小屋に以前販売していたハーゲンダッツは無くなっていて残念であったが、コーヒー牛乳を飲み、眺望を楽しみながら針の木雪渓を下りる。例年より雪渓は長く残っていた。
雪渓終了地点から我全暑くなってきて、大沢小屋でまた涼む。そして扇沢到着!
やった!ロング1周終了!初踏のところは無かったが、「通して歩く」とまた満足感が違う。
帰りはいつも通り薬師の湯で汗を流し、そば庄でわさび菜そばを食べて帰宅。
今年の夏休みは、天気に恵まれて山に浸れて本当に良かった!
2人分5泊の食糧全てを妻に背負ってもらったので、(途中ではテントまでも)今回は妻に遅れること無く、それだけでも今回は大変満足できるロング山行であった。
5日間のロング縦走お疲れ様でした。
11日から12日は多分向かいの尾根からPenngin22さん達の歩いている場所を見ていましたが、鷲羽岳へ続く稜線も気持ち良さそうですね。
でも、あれだけの重さの荷物を担いで歩けるの凄いですね。
私は半分以下の重さで合戦尾根をヒーヒー言いながら登っていましたσ(^_^;)
荷物が軽いとある程度歩けますが、重くなると全然違いますね。
テン泊装備でこれだけの距離を歩けるなんて
凄いな〜
烏帽子〜蓮華の間は歩いたことがないので(他にも処どころありますが)
この夏休みに行こうかと思いを馳せていたので
参考になりました
(Pengin22さんがCTで行けるかいけないとか…道の状況とか)
私もお二人の1/10の北アを昨日日帰りで(休み取れなくて)
楽しんで来ました^^
北アのスペシャリストの本領発揮ですね!
また、色々教えてください
5日間のテン泊で食料も持参って・・・
室堂からですか
超ロング大縦走・・・お疲れさまです。
私なら絶対にマネ出来ない装備とルート。
カラダが壊れますよ〜
室堂から薬師って・・とくにザラ峠はやたらに
キツイと聞きますが、このルートで一番厳しかった
のは、何処でしたか〜
薬師から水晶までスゴイキレイで好天に
恵まれて良かったですね。
私も来年はリベンジしたいです。
今週は雪と岩に行ってきました。
お疲れ様です。
ザラ峠はいつか越えてみたい所なんですが、車に戻れなくなるのでパスしていました。
このルートなら車に戻れますね。
しかし、5日間かぁ。ちょっと厳しいかな?
ホントにロングロング〜
しかもテン泊〜
4泊5日でいったい、いくつのピークを踏まれたのでしょう
→しかもうち、1つも行ったことない山ばかり…(^_^;)
こんなに長く、しかも早く歩けたらどんな山行計画でも立てられますね
それにテン泊ならお財布にも優しいですね
うちも今週末半年ぶりのテン泊なので(と言っても剱岳だけだし、剱沢に張りっぱの予定なんですが(^^ゞ)、とりあえずテントを引っ張りだしてみました
がんばってきますね
そしてぺん妻さま、お誕生日おめでとうございます
夏山シーズンまっただ中のお誕生日なんてぺん妻さまらしいですね
もしかしてお誕生日は毎年北アルプスでお祝いでしょうか?
バウムクーヘンを隠し持たれていたぺん夫さま、優しいですね
バウムクーヘン、潰れてなくて良かったです(*^_^*)
チリさん、
鷲羽岳とは我ながら本当に相性が良くてビックリです!
縦走途中で天気が読めないときも結構あったのに、8回連続快晴 GETというのは本当に稀有ですよね〜。この辺り本当に素晴らしい景色が広がってますからぜひ行かれて下さい
荷物はこれでも軽量化しているのですが・・・。
昔はテント3泊で25Kgをオーバーしちゃってました。年々体力は落ちていますので、さらなる軽量化を考えないとですね。。
naotosasさん、
烏帽子〜蓮華間で大変なのは、不動岳〜船窪岳の間だけですので、ぜひ行かれて下さい
後は気持ち良い稜線です。
不動岳〜船窪岳の間は、穂高や剱の岩稜帯と違って、「脆い小石混じりの砂礫で人間ごと土砂崩れを起こして滑落していく」という怖さのアップダウンが続きます。
少なくともテント装備で無い方がよいと思います。
そして、両方から歩いてみた感じでは、「烏帽子→船窪」より、「船窪→烏帽子」の方向で歩かれた方が疲れないと思いますので、ご参考まで。
Carolさん、
いや〜、やはりここを4泊ではちょっとハードでした。
小屋泊装備で行くか、テントなら5泊にして、初日五色まで、2日目太郎まで、3日目三俣まで、としたら無理なく行けます
ザラ峠は全然問題ないですよ〜。
今回のルートの最難関は上にも書きましたが、「不動岳〜船窪岳の間」です。
地元のタクシーの方によると「不動岳から崩れ落ちてきた土砂は、毎年ダンプ8台分位になる」という位、崩落が進んでいます。穂高のしっかりとした岩と違って、とても脆い砂礫の崖道ですし、鎖もしっかりしたものではなくて、ロープとかむき出しのワイヤーが多く、力をかけるのを躊躇うようなものも多いです・・・。
Footさん、
ザラ峠越えだけでしたら、室堂からザラ峠を経て五色経由で平の小屋に下りて扇沢に戻れますよ。
これなら日帰りで十分行けます。
但し、その場合一番きついのは、最後の「平の小屋〜黒部ダム」だということをinputしておいて下さいね
CATさん、
ありがとうございます。
夏生まれの妻は夏が大好きです
仰るように大抵山の中で誕生日を迎えています。
バウムクーヘンは崩れないようにちゃんとタッパーで保護して持ち運びました
剱、楽しんできて下さいね
初日はあれれのお天気だったようですが後はお天気に恵まれた素晴らしい山行お疲れ様でした!
勉強不足なのでこの辺りのことはまだよくわからないのですが、いろんな方の素敵なレコを拝見しているのでkamehiba憧れの地です
お二人のレコを見て益々お熱を上げております
相変わらずの超絶ロング山行は別として 、5日間の山篭り、羨ましすぎる〜
嫉妬、羨望、よだれ、どうにかしてください〜
船窪小屋でお世話になりました、shirayamaです
テント装備を担いでこれほどの縦走をしているとは、
思いもよりませんでした、凄いですね
不動岳〜船窪間は、やはり最難関ですね。
一度行ったきりですが、
もう一回行かねばと思っています。
今度はぜひ「針ノ木古道」経由で
船窪小屋でお会いしましょう
お誕生日おめでと〜〜〜
いいないいな5日ロングの最中に迎えるお誕生日なんて最高ではないですか
ところでさ〜〜〜
あんたたち、まさか黒部五郎小屋でジュース飲まなかったでしょうね
昨日行ったら売り切れてたんだけど〜〜
kamehibaさん、
我々も夏に5連休取れるのは久しぶりでした
大体4連休が限度で・・・。
それでも、確かにkamehibaさん達に比べますと、恵まれてますね
この辺りは非常に好きで、行きまくっています。
本当に「雲の上の別天地」ですし、どこへ行っても(天気が良ければ)サイコーですよ
ぜひぜひ行かれて下さい。
Shirayamaさん、
船窪ではお世話になりました
船窪で2泊お手伝いされていたんですね!
1泊にしては(ナタが入っているにせよ)お荷物が大きいなあと思ってました
船窪〜烏帽子間は2度目でしたが、やはりザックが重いとキツイですね〜
前回、積雪していたから大変だったのかと思いましたが、積雪していなくても十分大変でした!
針の木古道はこの近辺では珍しく未踏なので、ぜひ行ってみたいと思います
姐さん、
すいませんね〜
タップリタップリ飲んでしまいました
何しろ暑かったですしね〜。
軽〜く、コーラ3本、Gokuri3本、CCレモン2本、お茶1本、そして妻は氷結果汁まで購入したかと思います!
けど、ここらへん、昔、暦が5連休となった快晴続きのシルバーウィークに、どこの小屋でも「ビールからジュースまで全て売切れ!」という恐ろしいことになってましたよ
唯一、売切れになっていなかった飲料は、鏡平小屋の200ccの缶コーヒーだけでしたよ
相変わらず凄い歩き方をしておられます。
写真を見ながら圧倒されました。
また色々参考にさせて頂きます。
そんなスゴクはないですよ〜
別に技術も要らないルートですし、
体力だけが取り柄なもんですから・・。
Hakkutuさんはまたいつものところにおいでだったのですね
レコお邪魔します
大縦走お疲れ様でした!
私は二日遅れで同ルートで追いかけてました。
その装備でなんとまあ…健脚ですね びっくりして思わずコメントしちゃいました。
予定では烏帽子の先も同ルートでいくつもりでしたが船窪危険の話も聞いていたので高瀬ダムで下車しました。
しかし通しで敢行するとはさすがです(^_^;私はザックの重たさにうんざりして甘えが出てしまいました。
このレコで船窪付近の情報がとても参考になりました。
行けばよかったかなーと思う中、写真で行った気分になれました ほんとお疲れ様でした!
コメントありがとうございます
2日違いで同じルートを歩かれていたのですね!
船窪付近は、それ以外の場所とは全く違うシブいルートです。(渋すぎて人が少ないのがいいところですかね〜)
今度ぜひいらして下さい
ルート図が凄い!大きな大きなUの字ですね!
ワンゲル1年生のときに室堂〜剱立山〜槍の縦走をしました。三俣までは同じルートでしたので懐かしく思い出しました。が!一日で歩く距離が全然違う〜〜!!
我々はスゴ泊→太郎泊→五郎泊(雨天停滞でもう1泊)〜双六泊・・・でした。さすが快速pen夫妻。
しかも我々のあの当時は太郎から五郎までが風雨で展望無し!木道歩きしたことはなんとなく覚えていますが、こんな素晴らしいお花畑と周囲の山々の展望があったなんて。。。この目で確かめに再訪しなくてはなりません!
また烏帽子小屋〜針ノ木、それから爺までの稜線が繋がってないのでいつかの機会に訪れてみたいです。
ナニナニ、結構危なっかしい道のようで。。。
これは船窪小屋のおいしい食事を目当てに、ハナから小屋泊装備で臨むのがよさそうですな。
太郎からは薬師沢へ降りて雲ノ平へも行けますね。
さらに高天原から赤牛に登って読売新道から扇沢に戻ろうというUの字、いつかやりたいなと妄想中です。
レコ漁ってたら読売新道を登ったpen夫妻のレコにも遭遇しましたよ♪
奥様〜、「15時テン場必着!」は私も部で叩き込まれたので「その通り!」と深く共感です!
我々も、初めて薬師を訪れたときが室堂からの縦走でしたが、(普通は初踏は折立からピストンかも・・)激しい雷雨の中を駆け抜けたというものでした。
その後、快晴のときにリベンジしましたが、太郎〜五郎の稜線は展望のよい気持ちのいい道です。
太郎から薬師沢に出る道は、雲の平への登り返しがキツイですが、キツイと織り込んでおけば大丈夫ですよ〜。
ヤマレコ登録前の記録も全部とってますので、暇を見てボチボチ登録していこうと思ってますので、何かの参考になればと思います
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