白峰三山縦走 〜北岳・間ノ岳・農鳥岳〜
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- GPS
- 51:35
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,539m
- 下り
- 3,218m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:18
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 9:31
天候 | 濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
新宿駅西口22:00 - 00:00 湧暇李の里 樹園(仮眠) 路線バスに乗り換え04:40 - 06:13広河原 ▼復路 奈良田温泉13:50 - 14:50飯富ふれあいセンター 飯富ふれあいセンター15:29 - 18:51バスタ新宿 |
その他周辺情報 | 湧暇李の里 樹園 http://yamanashikotsu.co.jp/juen/ 町営 奈良田の里温泉 女帝の湯 https://hayakawakankou.jp/archives/spot/naradanosato/ 古民家カフェ鍵屋 https://cafe-kagiya.com/ |
写真
感想
▼広河原〜森林限界あたり
やや雲はあるものの樹林帯のため眺望のないことはさほど気にならず。淡々と高度を稼ぐ。途中で沢を歩く箇所があり靴を濡らしながらの渡渉。
▼森林限界〜北岳山頂
3000mくらいまでは多少は眺望が望めたものの段々と濃霧になり北岳山頂は真っ白な世界。日本一高いところから富士山を拝みたかった。
▼北岳〜北岳山荘
ガスガスのなか歩く岩稜帯は怖さ三割増し(当社比)。風も強くうっかりすると身体を持ってかれそうになる。ここが踏ん張りどころ。
▼北岳山荘
寝床ごとにパーティションで仕切られており快適。敷布団はあるが掛け布団、枕はないため要持参。受付でスタッフの方に頼めば無料でモバイル端末の充電をしてくれるのはありがたい。
夕方から雨が降り出し、さらに強風で小屋前のテントがバサバサと大きく揺れていた。テン泊の方達は無事に眠れたのだろうか。
▼北岳山荘〜間ノ岳
一面のガス。眺望なし。雨こそ降ってないが濃霧で眼鏡が曇り危険な状態に。視力は裸眼で0.1あるかないかだが眼鏡を外したほうが安全と判断。濃霧が取れるまで気が気でなかった。
▼間ノ岳〜農鳥岳
濃霧が晴れてきたため再び眼鏡を装着。農鳥小屋のテン場で北岳山荘の弁当を食べる。圧縮された酢飯に焼き鮭がボリューム満点。この頃には青空も出てきたためようやくアルペンムードが味わえた。
▼農鳥岳〜下降点
岩稜帯をひた下る。眺望があるためたいへん楽しい山歩き。こうでなくっちゃ!
▼下降点〜大門沢小屋
とにかく下る、下る、下る。農鳥岳の標高が3025m。大門沢小屋が1710m。単純に1300mの下り。ガレ場が多く緊張を強いられる。小屋に到着する頃には筋肉痛で満身創痍。修行が足らんなあ。
▼大門沢小屋
大部屋に泊まったのは我々含め三人だけ。あとはテン場にテントが二張り。敷布団、掛け布団(封筒型の寝袋)、毛布、枕あり。テン場からは富士山が見えロケーションよし。テン泊で縦走したいなあ。
▼大門沢小屋〜奈良田
大門沢の渡渉多数。水量は多く流れも早いためビビりながら沢を渡る。丸太橋のかかる場所もあるが揺れることこそないものの斜めになってるため立つことができず手をついてヨチヨチ渡る場面も。登山道入口までほんの三時間ほどだがなかなかハードだった。
▼奈良田
バスの時刻まで余裕があったため奈良田の里温泉女帝の湯で汗を流す。建物の裏手には古民家カフェ鍵屋がある。鹿肉のトマト煮をいただいたがたいへん美味。縁側で山談義に花を咲かせあっという間にバスの時間。
振り返ればよい山旅でした。またアルプスの山々を歩きに行きたい。おつかれさまでした。
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