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記録ID: 333840
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

後立山連峰縦走(扇沢〜針の木雪渓〜蓮華岳〜針の木岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜八方尾根)

2013年08月09日(金) ~ 2013年08月12日(月)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
71:25
距離
35.6km
登り
3,896m
下り
3,476m

コースタイム

8月9日(金) 
15:00扇沢-15:50大沢小屋(泊)
8月10日(土)
5:15大沢小屋-5:45雪渓下部-6:30雪渓上部-7:10針の木峠7:25-8:12蓮華岳8:35-9:28針の木小屋10:15-10:58針の木岳11:10-11:55ズバリ岳-13:30赤沢岳13:45-14:20鳴沢岳14:25-15:00新越山荘(泊)
8月11日(日)
5:15新越山荘-5:50岩小屋沢岳-6:50種池山荘7:03-7:40爺ヶ岳南峰7:50-8:05爺ヶ岳中峰-9:15冷池小屋-10:18布引岳10:30-11:12鹿島槍ヶ岳南峰11:30-11:55分岐-12:00北峰12:10-12:15分岐-13:05キレット小屋(泊)
8月12日(月)
5:20キレット小屋-6:20口ノ沢のコル-6:50北尾根の頭-8:35五竜岳9:00-9:40五竜山荘-11:45唐松山荘11:55-12:15唐松岳-12:35唐松山荘-13:50八方池-14:25八方池山荘-八方ゴンドラ-八方-白馬駅
天候 8月9日(晴れ)
8月10日(曇りのち晴れ、ガス)
8月11日(快晴)
8月12日(快晴)
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新幹線(6:26博多〜9:52名古屋) 特急しなの7号(10:00名古屋〜12:03松本)電車or路線バス(扇沢着14:55)
コース状況/
危険箇所等
・大沢小屋〜針の木雪渓
 早朝の雪渓はアイゼンの利きが良く一気に高度を稼げる。上部は左側の夏道を巻く
・針の木岳〜新越山荘
 針の木岳の下りやズバリ岳、赤沢岳周辺はガレ場が多く転倒や落石に注意が必要。
・新越山荘〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳
 尾根道は、なだらかな登山道で高山植物がいっぱい咲いている。
・鹿島槍ヶ岳〜キレット小屋
 北峰から一気に高度を下げ、ガレ場の緊張する場所が続く。八峰キレットはハシゴやクサリが整備されていて、注意して行動すれば問題ない。
・キレット小屋〜五竜岳
 G4.G5あたりは、クサリ場多く慎重に行動必要。(混雑する時は時間を要す)
・五竜岳〜唐松岳
 五竜岳の下りはガレ場があり、転倒に注意。五竜山荘から大黒岳あたりまでは緩やかな尾根道だか牛首あたりで一変、厳しいクサリ場が続く。
・唐松岳〜八方池
 良く整備された登山道で、全く問題ない。
百瀬慎太郎
山男の心情を詩っています。
百瀬慎太郎
山男の心情を詩っています。
登山道入口にある、登山相談所
登山届を提出します。
登山道入口にある、登山相談所
登山届を提出します。
大沢小屋です。
静かな山小屋で、本日の宿泊者は5名
6畳間を独り占めです。
大沢小屋です。
静かな山小屋で、本日の宿泊者は5名
6畳間を独り占めです。
針の木雪渓
いよいよ雪渓に取り付きます。
いよいよ雪渓に取り付きます。
トレランシューズにアイゼンを装着
トレランシューズにアイゼンを装着
針の木雪渓はまさに自然の冷蔵庫。
こいのぼりが目印で判り易く、登りでも快適です。
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針の木雪渓はまさに自然の冷蔵庫。
こいのぼりが目印で判り易く、登りでも快適です。
雪渓上部は左側の夏道を巻いて登ります。
雪渓上部は左側の夏道を巻いて登ります。
針の木峠直下、最後の登りです。
針の木峠直下、最後の登りです。
鉢の木峠
蓮華岳の登りから、針の木小屋を見下ろします
蓮華岳の登りから、針の木小屋を見下ろします
途中、コマクサさんからこんなお願いがありました。(この付近はコマクサの大群生地)
途中、コマクサさんからこんなお願いがありました。(この付近はコマクサの大群生地)
少し花の時期を過ぎていました。
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少し花の時期を過ぎていました。
蓮華岳に到着。
蓮華岳山頂
雷鳥さんがご挨拶に出てきました。
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雷鳥さんがご挨拶に出てきました。
これは蓮華岳の主?
こんな厳しい所で生命力がすごいですね。
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これは蓮華岳の主?
こんな厳しい所で生命力がすごいですね。
針の木岳
ガスで何も見えません。
針の木岳
ガスで何も見えません。
針の木岳の下り(ガレ場が続きます)
針の木岳の下り(ガレ場が続きます)
ズバリ岳
ズバリ岳から赤沢岳方面
ズバリ岳から赤沢岳方面
遠くに扇沢が見えます。
遠くに扇沢が見えます。
滑落注意の表示
赤沢岳から、下に見えるのが黒部第四ダムと言っていますが、ガスで何も見えません。(残念)
赤沢岳から、下に見えるのが黒部第四ダムと言っていますが、ガスで何も見えません。(残念)
鳴沢岳 この真下あたりがトロリーバスのトンネルです。
鳴沢岳 この真下あたりがトロリーバスのトンネルです。
新越山荘は静かで綺麗な山小屋です。
8畳位の部屋に4名でした。
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新越山荘は静かで綺麗な山小屋です。
8畳位の部屋に4名でした。
岩小屋沢岳、このあたりから天気が回復して来ました。
岩小屋沢岳、このあたりから天気が回復して来ました。
種池山荘です。昨日も今日も大変な混雑だそうです。
種池山荘です。昨日も今日も大変な混雑だそうです。
爺ヶ岳への登り途中から種池山荘方面です。
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爺ヶ岳への登り途中から種池山荘方面です。
爺ヶ岳南峰に到着
爺ヶ岳南峰に到着
頂上はかなり混雑しています。
頂上はかなり混雑しています。
爺ヶ岳より遠くに槍ヶ岳と穂高連峰が望めます。
爺ヶ岳より遠くに槍ヶ岳と穂高連峰が望めます。
途中にサルの群れに遭遇。
途中にサルの群れに遭遇。
爺ヶ岳北峰より鹿島槍ヶ岳を望みます。
山小屋は冷池山荘です。
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爺ヶ岳北峰より鹿島槍ヶ岳を望みます。
山小屋は冷池山荘です。
冷乗越の分岐点
冷池山荘
ここも混雑している様です。
冷池山荘
ここも混雑している様です。
布引岳(鹿島槍ヶ岳までもう少し)
布引岳(鹿島槍ヶ岳までもう少し)
鹿島槍ヶ岳頂上(北峰方面を望む)
鹿島槍ヶ岳頂上(北峰方面を望む)
布引岳方面
剱岳が目の前に迫ります。
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剱岳が目の前に迫ります。
鹿島槍ヶ岳の頂上はたくさんの人で混雑しています。
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鹿島槍ヶ岳の頂上はたくさんの人で混雑しています。
剱岳方面をバックにポーズを取ってみました。
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剱岳方面をバックにポーズを取ってみました。
キレット小屋方面
キレット小屋方面
鹿島槍ヶ岳のつり尾根
鹿島槍ヶ岳のつり尾根
北峰分岐点
北峰から五竜岳方面です。
北峰から五竜岳方面です。
北峰から南峰と遠くに剣岳
北峰から南峰と遠くに剣岳
天気もよくてここからの眺めが最高です。
天気もよくてここからの眺めが最高です。
八峰キレットの入口
ここから注意が必要です。
八峰キレットの入口
ここから注意が必要です。
滑落注意の案内板
滑落注意の案内板
緊張するトラバースが続きます。
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緊張するトラバースが続きます。
キレットを超えるとキレット小屋が突然現れます。
キレットを超えるとキレット小屋が突然現れます。
キレット小屋も混雑でこんな張り紙がしていました。(寝具二人で一組)
キレット小屋も混雑でこんな張り紙がしていました。(寝具二人で一組)
キレット小屋を振り返ります。
良くこんな所に小屋を建てたものです。
(縦走している登山者にとって、本当に有り難い)
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キレット小屋を振り返ります。
良くこんな所に小屋を建てたものです。
(縦走している登山者にとって、本当に有り難い)
キレット小屋と鹿島槍ヶ岳北峰を望みます。
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キレット小屋と鹿島槍ヶ岳北峰を望みます。
五竜岳に向かう登山道(G7付近)
五竜岳に向かう登山道(G7付近)
G7より鹿島槍ヶ岳
双耳峰がとても綺麗です。
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G7より鹿島槍ヶ岳
双耳峰がとても綺麗です。
G7より五竜岳を望みます。
G7より五竜岳を望みます。
口ノ沢のコル
(キレット小屋より1時間位です)
口ノ沢のコル
(キレット小屋より1時間位です)
剱岳が眼前に迫ります。
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剱岳が眼前に迫ります。
あれが鹿島槍ヶ岳です。
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あれが鹿島槍ヶ岳です。
北尾根の頭
この姿が最高に綺麗です。
この姿が最高に綺麗です。
五竜岳方面
そろそろG4、G5に向かいます。
そろそろG4、G5に向かいます。
G5のクサリ場です。(慎重に)
G5のクサリ場です。(慎重に)
人が多いときは渋滞します。
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人が多いときは渋滞します。
五竜岳分岐より信州方面
五竜岳分岐より信州方面
五竜岳より立山剱方面
五竜岳より立山剱方面
鹿島槍ヶ岳方面
唐松岳と白馬三山
唐松岳と白馬三山
五竜山荘と白馬三山を望む。
五竜山荘と白馬三山を望む。
五竜山荘
大変な混雑だそうです。
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五竜山荘
大変な混雑だそうです。
白岳から五竜岳方面
白岳から五竜岳方面
牛首あたりの岩場は岩がもろく、クサリ場もたくさんあり注意が必要です。
牛首あたりの岩場は岩がもろく、クサリ場もたくさんあり注意が必要です。
唐松山荘は大きな山小屋です。
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唐松山荘は大きな山小屋です。
唐松岳頂上より五竜岳方面
唐松岳頂上より五竜岳方面
八方尾根より不帰の剣
八方尾根より不帰の剣
八方池より白馬三山
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八方池より白馬三山
八方ゴンドラで下ります。
八方ゴンドラで下ります。

感想

今回の山行は二つのテーマを持って計画しました。
ゞ綵からの出発で、限られた日数内に幾つピークハント出来るか?
九州を早朝の新幹線と特急しなの号を乗り継いでも、最短15:00時にしか扇沢につけないので、その日は大沢小屋まで足を伸ばし、翌日早朝より針の木雪渓を登ることにより、蓮華岳をピストンすることにした。
山小屋も比較的混雑する所を避けられ、計画通り多数の頂を極めることが出来ました。

▲蹇璽ットのトレランシューズで高山の縦走が可能か?
天気も良かったせいか、すこぶる快調で全く問題ありませんでした。
岩場で滑ることも、ガレ場で不安なことも全くありませんでした。足が軽いので1日の行動量がかなり違います。しかし疲れてきて足の筋力が落ちてくると、注意が必要です。
日頃かなり鍛えてないと挑戦しない方がいいかもしれません。
(私は毎日トレーニングをかなりこなして準備をしました)

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