朝日岳〜雪倉岳〜白馬三山＋旭岳・・蓮華温泉から周回で

2013年08月13日(火) ~ 2013年08月15日(木)

• GPS: 58:45
• 距離: 43.3km
• 登り: 3,792m
• 下り: 3,785m

コースタイム

1日目（13日）　蓮華温泉駐車場5:30―6:46瀬戸川橋―7:45白高地沢橋―9:13花園三角点―12:01吹上のコル―12:40朝日岳頂上―13:50朝日小屋テント場泊

2日目（14日）　朝日小屋テント場5:00―水平道経由―6:35主稜線出合―9:52雪倉岳頂上―13:32白馬岳頂上―14:15白馬岳頂上宿舎テント場（テント設営）14:52―15:40旭岳頂上―16:32白馬岳頂上宿舎テント場泊

3日目（15日）　白馬岳頂上宿舎テント場4:27−5:39杓子岳頂上―6:35鑓ヶ岳頂上―巻道経由―8:35白馬岳頂上宿舎テント場（撤収）9:51―10:31白馬岳頂上−11:56小蓮華山頂上―13:33白馬大池―16:11蓮華温泉駐車場

天候

1日目（13日）　晴れのち曇り（夕日タイムは晴れ）
2日目（14日）　快晴（午後からはガスが時々上がる）
3日目（15日）　霧のち晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉の無料駐車場を利用・・到着時は最も上の駐車場にも少し余裕がありましたが、下山時には下の方の路肩にもとめてあったので、満車の時間帯もあったようです

R148からのアクセス道は、路面状態も良く問題はありませんでした・・擦れ違いの待避地も多々あります

コース状況／危険箇所等

天気に恵まれたおかげで、コース全体に迷・危・難のポイントはありませんでした

蓮華温泉から朝日小屋までは、木道が多く（多過ぎ？）整備状況は良好・・木道は濡れると滑りやすいとのことでしたが、本日は好天で問題なし

朝日小屋のテント場は、開放的で混雑もなくいい感じでした（白馬岳頂上宿舎の方は90張以上で、キャパ上限に近い混雑・・但し、皆さんマナーが良くて不快な思いは一切なし）

朝日小屋からの水平道は、2か所ほど雪田歩きがありましたが本日の条件だと殆ど問題なく、「普通の登山道」という感じでした（残雪の状態によってはイヤらしくなりそうなポイントは多々あります）

雪倉岳頂上の前後はガレ・ザレでやや歩きにくかったです

旭岳は、一般登山道は無いものの踏み跡は幾つかありました・・お花畑の中を錯綜する踏み跡もあるので、登山ルートを決めて整備した方が良いと思います（登る人が少ないせいか花の数はここが一番多かった印象）

杓子岳頂上への道は、その山名からのイメージとは全く違うザレの急登です

鑓ヶ岳への縦走路も良く整備されていて問題ありません

白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池~蓮華温泉も、ルート上に問題はありませんでしたが、白馬大池付近から大粒の雨となり、脚の疲れとゴーロや泥濘のスリップケアで、蓮華温泉への下りが今回の山行ルートで一番歩き難かった印象です

蓮華温泉の日帰り入浴（800円）利用・・タオルはありませんが備え付けのシャンプー等があり、体を洗えて気分よく帰路に着けました

写真

8/13 5:29

スタート時の蓮華温泉駐車場・・まだ少し余裕がありました

8/13 5:32

蓮華温泉ロッジの横を通過・・下山後のお楽しみ

8/13 5:41

朝日岳登山口・・木道が非常に多いです

8/13 6:01

兵馬ノ平付近からパノラマで、雪倉岳〜朝日岳〜五輪山

8/13 6:00

雪倉岳が近くて立派

8/16 11:51

朝日岳をズームで・・今日の目的地だけと遠いなぁ

8/16 11:56

花もまだ間に合いました

8/13 6:46

瀬戸川橋まで登山口から下りっぱなしというのは精神衛生上好ましくないですね・・ここから1300mの登りにかかります

8/13 7:45

今度は白高地沢橋

8/13 8:07

8/13 8:17

8/16 11:57

標高が上がってくると雪倉岳が間近に

8/16 12:01

向かいは3日目に通過予定の小蓮華山

8/13 9:27

花園三角点を過ぎて水場への分岐

8/13 9:25

ここでタップリ補給しましたが、これより上部にも数ヶ所水場はありました・・水が豊富なルートで軽量化に貢献

8/13 9:34

8/13 9:34

8/13 9:34

高原の涼風散歩を楽しみます

8/13 10:28

8/13 10:49

花の道

8/13 11:04

8/13 11:46

そろそろ雪が視界に入ってきます

8/13 11:53

2か所ほど雪渓のトラバースがありましたが、ステップがあり問題はありません

8/13 12:01

栂海新道分岐となる吹上のコル

8/13 12:09

8/16 12:04

朝日岳頂上到着ですが、この時間帯はガスの中

8/13 13:39

下りにかかり、向かいの前朝日岳付近に小屋が見えます

8/13 13:33

ズームで

8/16 12:05

テン場・・開放的で気持ちの良いテントサイトです

8/16 12:09

次第にガスが晴れてきました

8/13 18:35

そして夕日タイム

8/16 12:11

雪倉岳〜白馬岳〜旭岳〜清水岳が焼けてきました

8/16 12:09

雪倉岳をズーム・・近いだけに迫力

8/16 12:08

白馬岳〜旭岳

8/16 12:06

酔いが回って月も加わり、タマりませんね

8/16 12:07

8/16 12:07

まだまだ楽しめます

8/16 12:07

サスガ百名山は一味違います

8/16 12:21

翌朝は白馬岳方面を目指してスタート

8/14 5:08

直進すると朝日岳頂上で、自分は右折して水平道へ

8/16 12:22

おお！昨日はお隠れになっていた剱様

8/14 5:25

この辺りは雪のトラバースだとイヤらしそう

8/16 12:23

清水岳の頭に日が差し始めました

8/14 5:52

ベンガラが引いてありますが、ここは通れる感じではなく巻きました

8/16 12:24

気持ちの良い朝のお散歩

8/14 8:31

雪倉岳を目指しますが、しばらくは中々標高が上がって行かず少々ヤキモキ

8/14 8:32

ザレの急登にかかり、この辺は少々キツかった

8/14 9:53

雪倉岳頂上到着・・ここは二百名山

頂上からは素晴らしい展望

8/16 12:27

白馬岳への稜線道

8/16 12:27

テン場到着後に軽身で登頂予定の旭岳

8/14 9:59

絶好の休憩ポイントなので賑わう頂上

8/16 12:27

立山方面

8/14 10:26

胸のすく絶景

8/14 10:47

非常時のみ使用可の雪倉岳避難小屋

8/14 11:05

雪渓トラバースもありますが、こちらも特に問題ありません

8/14 12:46

三国境付近から、歩いてきた稜線を振り返ります

8/14 13:23

さあ白馬岳頂上へ

8/14 13:32

いつも人でいっぱいの白馬岳頂上

8/14 13:33

シャッターをお願いする人には不自由しません

8/14 14:15

頂上宿舎のテント場・・自分で70番目でしたが、最終的には90張を越えたよう

8/14 15:01

テント設営後、軽身で旭岳へ・・取り付きは残雪豊富でベンガラ沿いにトラバース

8/14 15:21

踏み跡を辿って急登を頂上へ・・珍しいオニユリの群落もあり

8/14 15:39

岩稜を先まで歩きましたが、三角点と頂上標識は発見できず

8/15 5:08

早くも3日目の最終日。まずは軽身で白馬鑓ヶ岳まで往復

ガスがやや多い夜明けですが、まさに”杓子”という形の山

8/16 12:50

ザレの急登を一登りして杓子岳頂上到着

8/15 5:56

今度は、こちらもガスを纏う鑓ヶ岳へ

8/15 6:41

小鑓へはスゴイ急登に見えましたが、それ程でもなく頂上到着

8/16 12:53

白馬岳方面・・ガスのおかげで幻想的な雰囲気

8/15 6:39

ブロッケンにも遭遇

8/16 12:53

立山〜剱は昨日までとは違う近さ

8/16 12:54

八方尾根方面

8/16 12:54

唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ケ岳に滝雲が味を出していました

8/16 12:55

縦アングルだと高度感がでます

8/16 12:55

旭岳・白馬岳と雲

8/15 7:03

小鑓付近から小蓮華山と杓子岳頂上

8/15 9:53

テントを撤収して再び白馬岳へ

8/15 9:58

杓子岳〜鑓ヶ岳〜丸山

8/15 11:32

今回最後のピークハントは奥に見える小蓮華山

8/15 11:47

NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングが印象的だった稜線・・映像は逆ルートだったかな？

8/15 12:11

剣の立つ小蓮華山頂上

8/16 12:59

白馬大池が見えてくる頃に大粒の雨が降ってきました・・あと3時間ほどもって欲しかった

8/16 13:00

天狗の庭付近から雪倉岳・・終始眺められた今回ルートの主役

8/15 16:11

蓮華温泉でサッパリして帰路につきました

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

Optio WG-1 ペンタックス

感想

sht

41℃を記録する地点もある今年の猛暑ですが、お盆休みを利用し、北アルプスの白馬岳方面で3日間の避暑を楽しんできました。

ターゲットとしては、二百の雪倉岳、三百の朝日岳、そして百高山の鑓ヶ岳、旭岳、杓子岳です。

登山コースは、何度か登っている大雪渓ルートは外し、蓮華温泉からの周回。1日予備日も取れるので、テント泊でのノンビリ山行です。

結果は、太平洋高気圧の頑張りのおかげで、花・岩・雪のアルプス大展望を満喫。昨年11月の大無間山以来のテント泊で、荷物は重くて少々喘ぎましたが、開放的なサイコーの脱日常を楽しめました。

朝日小屋のテント場では、日本海側の親不知まで栂海新道を縦走されるツワモノの方もいましたが、小生はこの3日間でさえ足腰に少々ガタがきて、”親不知への道は遠いなぁ”という感じです。情けない話ですが、まあ無理せず・高望みせずに続けていくとしましょう。

何はともあれ今回も、「これだから止められないなぁ」という北ア山行となりました。