尾瀬ナビ(燧ヶ岳 至仏山)テント2泊3日
- GPS
- 23:55
- 距離
- 42.9km
- 登り
- 1,934m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 3:58
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:06
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:52
日本百名山 第66座目 燧ヶ岳2356m
日本百名山 第67座目 至仏山2228m
ピークハント
天候 | 1日目 雨のち曇りのち晴れ 2日目 晴れ 一部ガス 3日目 雲一つない快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
15日0時 赤城高原サービスエリアに到着 朝5時起床、沼田インターチェンジで降り尾瀬第1駐車場に駐車。 平日ということもあり第1駐車場は約40%の使用率でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
燧ヶ岳 長英新道 ぬかるみ多数 登山道に倒木3カ所 見晴新道 ぬかるみ多数 至仏山 森林限界が5合目付近の為、日当たり良好時の夏場はかなり暑いため 日焼け止め、サングラス、水分を多めに。水場はありません。 |
その他周辺情報 | 尾瀬第1駐車場 すぐそば 玉城屋 立ち寄り湯 ¥700 そんなにきれいではありませんが、コロナ禍でさっさと洗うだけなので。 湯舟にはマスクして浸かる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
マスク
体温計
|
---|
感想
約半年振りの日本百名山に挑戦。
コロナ禍で今回もかなり迷いましたが、岡山県も緊急事態宣言解除され、1日の感染者が0〜5人と比較的安定してきたこともあり、医療関係者の方のワクチン接種も進んだこともあり、県をまたぐ移動はかなりためらいましたがなんとかご理解ご了承いただければ幸いです。
関東はまだ緊急事態宣言下もあり関東から尾瀬に遊びに来られる方は皆無だと信じ、感染拡大最大限の防止に努めるため温泉もマスクをつけて浸かっておりましたので何卒ご了承ください。
水曜日の15時に岡山県を出発
赤城高原サービスエリアに0時に到着
朝5時起床、沼田インターチェンジで降り尾瀬第1駐車場に駐車。
平日ということもあり第1駐車場は約40%の使用率でした。
鳩待峠までのバスチケットを一人1000円で購入定員が6名から7名揃い次第マイクロバスで出発という方式です。
1日目
鳩待峠バス停に到着すると同時に予報にはなかった通り雨が発生。
登山開始は雨具を着用してのスタートとなりました。
山ノ鼻までは視界のない樹林帯の中を緩やかに降りていく。
山ノ鼻に到着した頃には雨が上がったのでレインウェアを脱ぎ、植物研究見本園を周回してみた。高山植物の咲いている割合は1割程度と思ったほど花は群生していなかった。ニッコウキスゲなどは鹿が食べてしまうこともあり本来なら満開の時期でしたが少し残念な結果でございました。
山ノ鼻キャンプ場はツキノワグマが水芭蕉の実を食べるということで、現在は閉鎖中でした。テントは設営できません。
山ノ鼻を後に、牛首分岐までいわゆる尾瀬ヶ原を歩く。所々ちらほら水芭蕉、ノアザミ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメ、キンコウカ、ニッコウキスゲなど点在する。
牛首分岐から竜宮十字路まで湿原を進む。この辺りも花はちらほら。
竜宮十字路を後に見晴キャンプ場を目指す。このあたりもいわゆる尾瀬360度湿原。向かう先には燧ケ岳。振り返ると至仏山。なんとも圧巻の尾瀬を満喫できる。
見晴キャンプ場に昼過ぎに到着した。燧小屋でテント場料金 800円×2日分=1600円を支払い。見晴キャンプ場に本日と明日の宿を設営する本日のテントは約12張り。
生ビールはあるわ、トイレは綺麗だわ、水道はあるわとレジャーキャンプ場と遜色ない快適なキャンプ場で快適な夜を過ごしました。
本日の夕食はキムキムにプレゼントしてもらったメスティンで無洗米を1合炊飯し、弟にプレゼントしてもらった ANA ホテルのビーフカレーと一緒に生ビールで本日の晩酌、これがうまいんだなー
山で食べるご飯はいつも美味しい。ありがとう神様、ありがとうキムキム、ありがとう弟よ、そして本日も残念ながら消灯時間が迫ってまいりましたのでおやすみなさい。明日の登山に備えて一日目が終了。
二日目
朝4時に起床
見晴キャンプ場にテントはそのままアタックザックを背負い沼尻平を目指す。
沼尻平まで出ると尾瀬沼の一部が見渡せる。
沼尻休憩所はコロナのため閉鎖されているおり、トイレはよって使えない。
尾瀬沼平から北岸道を歩き浅湖湿原を通過し長英新道登山口に出る。
整備された木道が序盤は続き、多少ぬかるみがあるが前半は比較的なだらかなため、とても歩きやすい。
ミノブチ岳までは樹林帯のため視界はほとんどなく、天気も良かったが直射日光を避けることが出来た。倒木が3カ所道を塞ぐ。ミノブチ岳からナデッ窪分岐を通過し、俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲謀伉此ここからの尾瀬沼が写真の通り絶景。至仏山も望める。
俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲之擇食事をとり燧ケ岳最高峰である柴安瑤縫圈璽ハント。
生きてるうちにトラバース日本百名山第66座 燧ケ岳2356m。
柴安瑤らは尾瀬ヶ原がさらにより美しく広く見渡せ何とも感慨深い山頂の雰囲気を人も少ないので約30分堪能した。
帰りは見晴新道をチョイス。心配されたぬかるみはあるにはあるが歩けないほどではなくそんなに心配するほどではない。よって最短コースの見晴新道を降りるのが良いと思います。
そして本日二日目の宿、昨日と同じの見晴キャンプ場に戻り本日も生ビールとペヤング焼きそば、弟にプレゼントしてもらったANAチキンカレーをいただく。二日目もごちそうさまでした。
三日目
朝4時に起床。二日間お世話になった宿撤収。5時過ぎに見晴キャンプ場をスタート。今回は東電小屋ルートを経由してヨッピ吊橋を取り牛首分岐に合流する。見晴キャンプ場を出て東電小屋に向かおうとしたところ、小屋の人たちが歓声を上げている何事かと思って同じように尾瀬ヶ原を覗いてみると、なんとも幻想的な朝もやが一面に広がり上空は雲ひとつない至仏山が姿を現していた。なんともなんともこれは素晴らしい景色で相棒のキムキムと二人で10分程度写真を撮りまくる。キムキム360度カメラ登場。
東電小屋を過ぎたあたりにニッコウキスゲの群生地が現れる。他の場所では全くと言っていいほど花がなかったが、ここだけは鹿よけに囲いがあるため保存されているものだと思います。見所はここ!
ニッコウキスゲの群生態をメインに至仏山の写真を数枚撮影。ヨッピ橋を通過し牛首の合流地点。土曜日ということもありこの辺りは賑わってます。
山ノ鼻でキムキムがいつものパターンで歩荷さんに話しかけ、歩荷さんの荷を背負わせて欲しいとまた無茶なお願いをしたが、歩荷さんが快く快諾してくれた。荷物の重さは最大でなんと130 kg 。これを担いで歩くとは何とも末恐ろしい。我々のオリジナル「劔」帽子を気に入っていただいたこともあり、連絡先を交換。歩荷帽子を送ることを約束した。また山の友達が増えたキムキムのこの厚かましい性格に今回も再び感謝する私。尾瀬ご出身の歩荷さんと知り合いになれるなんて!?
ただ歩荷さんと話し込んでいるうちに山ノ鼻で水を1リットル買おうと思っていたことをすっかり忘れてしまい、なんとも心細い1.5 L で至仏山を目指したのが今回の大反省点とあいなってしまいました。というのもあまりにも天気が良く、雲ひとつないため森林限界が低い至仏山では途中直射日光が当たりかなり体力を奪われた。水をセーブして登った為キムキムと私はかなりバテバテで至仏山にヘロヘロで到着。テント泊ザックも重かった。他の方も休憩休憩の連続でなかなか足取りの重い方が大半でした。山頂には団体の登山客含め、かなりの方が押し寄せており座り場もないぐらいなので写真を1枚撮影しただけですぐさま小至仏山を目指し下山。その後オヤマ沢田代を通過し、水が切れていたのでオヤマ沢源頭で水をと思ったけど、どうやら枯れていたらしく水場はありませんでした。なんとかわずかな水でキムキムに250cc 分けてもらい命からがら私は鳩待バス峠に到着。三日間の尾瀬ナビゲーションの旅が終わりを告げました。
今回の尾瀬ナビゲーションを振り返ると天気にも恵まれ、久々のテント泊もでき、山での出会いもあり、尾瀬の絶景を堪能できたこともあり、何とも久しぶりの素晴らしい日本百名山でした。ワクチン打ったらまた日本百名山再開したいと思います。
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Sサイズ 女性優先です!
目印は「劔」帽子。
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