硫黄岳(桜平から) 脱!初心者トレーニング
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 886m
- 下り
- 891m
コースタイム
0713 トイレ
0738 夏沢鉱泉 着
0745 発
0833 オーレン小屋 着
0848 発
0913 夏沢峠
1035 硫黄岳 着
1123 発
1142 赤岩ノ頭 着(昼食)
1221 発
1309 オーレン小屋 着
1326 発
1403 夏沢鉱泉 着
1409 発
1433 桜平 着
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
未舗装路があるが、普通車でも大丈夫 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に大変整備されていて、歩きやすい。下山中も、小屋の方が大きな石をどかして整備していた。ありがとうございます。 夏沢鉱泉までは、小屋の車も入るので、林道歩きとなる。夏沢鉱泉に、登山ポストもある。 オーレン小屋までは、荷揚げ用の運搬車が入るので、ちょっと狭い林道といった感じ。 オーレン小屋を過ぎると、ようやく登山道といった感じになる。 夏沢峠から硫黄岳までは、ガレ場の急登。きちんと道がついているし、ケルンもあるので迷わないし、歩きやすい。 硫黄岳の火口巡り用に、幅2メートルぐらいでロープが張ってある。 赤岩の頭までは、前半ガレ場、後半は砂地の道。 オーレン小屋までの下りは、背の高いハイマツ帯を抜けると後半は樹林帯となる。 下山後の温泉は、河原の湯(400円) 縄文の湯のほうが、まっすぐ下ってくれば近いのだけれど、今シーズンは行っているので、足を伸ばした。こぢんまりして、いい温泉です。 |
写真
感想
7月末、H氏が尾瀬・燧ヶ岳の計画に乗ってきた。「今まで行ったところと違い、標高差もあって、厳しいですよ」と言うと、「明日からウォーキングをする」という返事。3週間で大丈夫だろうか?
数日後、「ウォーキングの成果を試したいので、どこか山に連れてってくれ」とH氏。どうやら、ウォーキングと階段登りを毎日頑張ったらしい。そこで、燧ヶ岳と似たような1,000m弱の標高差の山を探し、硫黄岳に行ってみることにした。メンバーに告知したところ、去年から山登りを始めたM氏が釣れた。ちょうどいいパートナーとなるだろう。
硫黄岳には桜平から入る。三井の森のゴルフ場近くからは、未舗装の林道となる。以前はこんな道もよくあったが、最近は舗装が進み、めっきり少なくなった。唐沢鉱泉、美濃戸などもそうだが、未舗装の林道を入ると「山に来たなあ」と感じることができる。2人はずいぶんびっくりしていたが。
駐車場は平日ともあって空いている。適当な駐車スペースへ止め、スタートする。夏沢鉱泉まではきれいな林道。さらにオーレン小屋までも登山道にしてはずいぶん広い道となっていた。どうやら荷揚げ用の運搬車が通るためらしい。キャタピラのついた運搬車が、オーレン小屋に止っていた。
つまりオーレン小屋までは登山道というより林道。H氏も、M氏も順調に歩を進める。その後も順調で、夏沢峠までほぼコースタイム通りで着いてしまった。どうやらウォーキングの成果が表れているようだ。
だが、ここからが標高差350mの急登が始まる。さらに石がゴロゴロしていて、足場も悪くなる。H氏の足の出が悪くなる。M氏は周りの山や空の青さに感動しながら順調に足を進める。写真を撮ったり、景色を見たりしながらのんびり進む。山頂まで60分のコースタイムのところ、20分オーバーのタイムとなってしまった。
それでもH氏はずいぶん元気だったので、一緒に火口を巡ることにした。と言っても爆裂で吹き飛んでしまっているので、半分もない。行き止まりから山頂を眺め、また戻ってくる。なんかちょっとむなしい…。
山頂からちょっと下った赤岩の頭で昼食。そして、オーレン小屋まで下る。一般的に山慣れしていないと下りの方が時間がかかるが、果たしてコースタイムの2割増しとなった。足をどこに置くかというのは、体力だけでなく経験かなあと感じる。
残りの林道は足場がしっかりしているが、ちょっとペースを上げるとたいへんそうだった。やはり疲れが出てくる時間帯か?
途中、ギンリョウソウという珍しい植物があったり、ニホンカモシカが道端で草を食べてたりして、疲れを癒してくれたのも大きかったかもしれない。
無事駐車場まで戻ってきて、通常のコースタイムよりプラス1時間かかっていた。これくらいなら十分想定内でしょ!
帰りの温泉の休憩室や車内では、H氏は「夏山JOY」を出してきて、盛んにいろいろな山を研究していた。これならトレーニングも続くし、安心だね。
次回、尾瀬・燧ヶ岳が楽しみになってきた!
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