大雪山国立公園完全縦走:十勝岳〜トムラウシ山〜旭岳
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- GPS
- 272:00
- 距離
- 66.9km
- 登り
- 4,648m
- 下り
- 4,280m
コースタイム
15日 5:30美瑛富士避難小屋-8:00オプタテシケ山-18:00南沼(登り1585m下り1330m)
16日 7:00南沼-8:00トムラウシ山-14:00忠別沼-17:00白雲岳避難小屋(登り1145m下り1070m)
17日 6:00白雲岳避難小屋-11:30旭岳温泉(登り640m下り1505m)
天候 | 14日 曇り時々晴れ 15日 晴れのち曇り 16日 曇り 17日 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大雪〜トムラウシ〜十勝は以前から狙っていた縦走路。
行くなら8連休になった今年しかないでしょ。
当初は大雪〜十勝と考えていたが、富良野岳から原始ヶ原に下山しなくちゃ完全縦走とはいえない。
しかし下山後のアクセスがないため、たいがい美瑛側に下山することが一般的。
実際どこから登ってきたかきかれると?なひと多数。
旭川の知り合いに旭岳下山後登山口まで送ってもらえることになって、逆コースで実現するはこびとなった。
移動
福島を日曜の晩に出発して、本州最北端の大間まで一般道で走行。
朝一のフェリーで函館に上陸し、ここからも一般道で。
富良野には夕方に到着し、ユースホステル泊。
天気が悪くてテンションだだ下がり。
1日目
登り始めこそ小雨でしたが、登るにつれ天気回復。
原始ヶ原までは川沿いにつけられた道を登り、湿原は雨でぐちゃぐちゃ。
道は荒れてるし、笹がひどくあっという間に靴は水没。
高度を上げれば、今度はガレ場、ザレ場の急登でペースはあがらず、やっとこ富良野岳山頂。
でも真っ白け、ここで今日初めてひとに会った。
縦走路では時折展望もありました。
美瑛富士分岐〜美瑛富士避難小屋分岐間の雪渓の流水で水を確保。
到着は遅かったけど空きがあったので今日は避難小屋泊。
2日目
オプタテシケ山から一気に600m下降。高度が下がり日差しが強くバテぎみ。
三川台でビバークもと考えてたところ、カブト岩の手前で昨晩避難小屋で一緒だった3人に追いつかれる。聞くとお友達が別コースから南沼に行っていて、今日はぜったい行くということだったのでご一緒させていただくことに。ひとりはご年配の山岳ガイドの方でした。いろいろとお話を聞いて、この先、水の煮沸とクマ鈴は気にしないことにしました。
3日目
朝方に強い雨、今日は行動時間短めだからってことで(それでも10時間なんですけどね)出発は雨が止んでから。
トムラウシに登る途中で雲が一瞬晴れたけど、ガスったり晴れたりの1日でしたね。
五色岳手前でひとに追いつかれた。
聞くと彼は天人峡から入山し、昨日はヒサゴ沼にテン泊。
今日はトムラウシをピストンし、ボクと同じ白雲岳避難小屋まで行くというので、ペースが合えば天人峡までご一緒して旭川まで送ってもらうことになった。
白雲岳避難小屋に着くと、ここは素泊まりで¥1000。
迷わず小屋泊にしました。
今晩は2階は満員だけど、1階は貸切状態。
2階にお酒とつまみを持って営業に行くと、登山道の実態調査のため山に入っている方々と消灯時間直前まで宴会し、おかげで晩飯食べられなかった。
4日目 朝からガスってなにも見えず。北海岳手前の雪渓が雨でガチガチ。
斜度はそうでもないもののトラバースにてこずる。
北海岳に上がれば今度は強風、間宮岳間が強烈でした。
旭岳への激坂を登り、百名山3山を踏破。
すがたみ駅まで下り、十勝以来全く携帯がつながらなかったので、無事を嫁さんにメール。
この縦走終わりなんだなと思ったら、ちょっとうるっときたなぁ。
下のロープウェイの駅に着いたとたん激しい雨に遭い、ここで終了にしなさいといわれたような気がして、彼とここでお別れして知り合いに電話。
ひつじの丘でジンギスカンでおなかをみたして、登山口まで送ってもらった。
そして生まれ故郷の室蘭へ。
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