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Yamareco

記録ID: 337263
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床連山縦走(羅臼岳-硫黄山)と斜里岳

2013年08月14日(水) ~ 2013年08月18日(日)
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GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m

コースタイム

14日 関空−女満別空港−木下小屋
15日 木下小屋−羅臼平−羅臼岳往復−三ツ峰テント場(テント泊)
16日 三ツ峰テント場−サシルイ岳−オッカパゲ岳−二ツ池−知円別岳−硫黄山第1火口テント場
17日 硫黄山第1火口テント場−硫黄山往復−硫黄山登山口
18日 清岳荘−斜里岳−清岳荘
天候 14日−17日 晴れ・曇り
18日 曇・小雨・強風
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
コース状況/
危険箇所等
木下小屋から羅臼平までは樹林帯。蒸し暑い。雪渓が一部残るが危険箇所はなし。
羅臼岳の上部は岩が多い。
羅臼平から知円別岳までは危険箇所なし。
知円別岳から第1火口の手前までガレ場、岩場など、気を抜けないところが続く。
硫黄山から先の沢筋は岩の上が滑りやすく注意を要する。一部雪渓が残る。

斜里岳。雨のときは旧道は沢のため滑りやすく注意が必要。
一部ルートがわかりにくくなるところもある。間違いに気づいてルートを戻るときも
足場が悪く苦労する。
馬の背の始まり部分は風の通り道となっており、強風が吹き荒れる。

結局、ヒグマは知床でも斜里岳でも見ず。硫黄山登山口の監視員のおじさんによると今年のヒグマ目撃は
非常に少ないとのこと。
ただし、噂では木下小屋から羅臼平までの間で目撃したとの話もあり。
15日朝4:30 登山口木下小屋
2013年08月15日 06:54撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 6:54
15日朝4:30 登山口木下小屋
2013年08月15日 04:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 4:57
ヒグマ注意。熊鈴をつけていきます。
ここから羅臼岳までは人がいっぱい。
2013年08月15日 06:13撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 6:13
ヒグマ注意。熊鈴をつけていきます。
ここから羅臼岳までは人がいっぱい。
今回水場はどこも涸れていませんでした。
2013年08月15日 06:42撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 6:42
今回水場はどこも涸れていませんでした。
オホーツク海。知床半島の北側。
縦走中を通して北側は海が見えましたが、南側は常に雲の中。国後島は見えません。
2013年08月15日 09:43撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/15 9:43
オホーツク海。知床半島の北側。
縦走中を通して北側は海が見えましたが、南側は常に雲の中。国後島は見えません。
2013年08月15日 10:29撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 10:29
2013年08月15日 10:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 10:41
テント場のある羅臼平
2013年08月15日 11:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 11:27
テント場のある羅臼平
三ツ峰方面を。
2013年08月15日 11:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 11:27
三ツ峰方面を。
噂のフードロッカー。ここに食料を入れてヒグマにおそわれないように。
2013年08月15日 11:50撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/15 11:50
噂のフードロッカー。ここに食料を入れてヒグマにおそわれないように。
羅臼平から羅臼岳。頂上付近、ガスが出始めています。
2013年08月15日 11:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 11:51
羅臼平から羅臼岳。頂上付近、ガスが出始めています。
頂上。ガスガス。何も見えず。
2013年08月15日 12:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/15 12:57
頂上。ガスガス。何も見えず。
再び羅臼平。三ツ峰方面を。
ここから先は人がいない。
2.5日間ほどで出会ったのは10人弱。
2013年08月15日 15:24撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/15 15:24
再び羅臼平。三ツ峰方面を。
ここから先は人がいない。
2.5日間ほどで出会ったのは10人弱。
三ツ峰テント場。貸切状態です。ただ、ヒグマがこわい。水場はちょろちょろとは出ています。
2013年08月15日 19:29撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 19:29
三ツ峰テント場。貸切状態です。ただ、ヒグマがこわい。水場はちょろちょろとは出ています。
2013年08月15日 19:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/15 19:39
オホーツクに沈む夕陽。
2013年08月15日 20:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/15 20:01
オホーツクに沈む夕陽。
16日朝。出発前。
2013年08月16日 06:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 6:21
16日朝。出発前。
三ツ峰の向こうに羅臼岳。この日は晴れています。
2013年08月16日 07:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 7:15
三ツ峰の向こうに羅臼岳。この日は晴れています。
オッカパゲ岳はあっちの道標。変な名前。
2013年08月16日 07:16撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 7:16
オッカパゲ岳はあっちの道標。変な名前。
2013年08月16日 07:50撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 7:50
2013年08月16日 07:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 7:53
こんなあるきにくい道も。
2013年08月16日 07:55撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 7:55
こんなあるきにくい道も。
この日は晴れて見渡しもよく、一番気持ちのいい日でした。
2013年08月16日 08:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 8:02
この日は晴れて見渡しもよく、一番気持ちのいい日でした。
ニッコウキスゲのお花畑。
2013年08月16日 08:05撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 8:05
ニッコウキスゲのお花畑。
振り返ってサシルイ岳。右肩に羅臼岳がちょっこと顔を。手前はミクリ沼でしょう。
2013年08月16日 08:20撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 8:20
振り返ってサシルイ岳。右肩に羅臼岳がちょっこと顔を。手前はミクリ沼でしょう。
二ツ池手前。向こうに硫黄山。
2013年08月16日 08:48撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 8:48
二ツ池手前。向こうに硫黄山。
チングルマお花畑。
2013年08月16日 08:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 8:49
チングルマお花畑。
やっと二ツ池につきました。
2013年08月16日 09:14撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 9:14
やっと二ツ池につきました。
硫黄山方面。正面の山の稜線を行くことになるんですよね。
2013年08月16日 10:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 10:35
硫黄山方面。正面の山の稜線を行くことになるんですよね。
気分のいい平原。
2013年08月16日 11:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 11:35
気分のいい平原。
2013年08月16日 12:12撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 12:12
このあたりからガレ場。
2013年08月16日 12:38撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 12:38
このあたりからガレ場。
ちょっとこわい。
2013年08月16日 12:45撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 12:45
ちょっとこわい。
こけし岩。滑落するとただではすまないところ。
2013年08月16日 13:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 13:01
こけし岩。滑落するとただではすまないところ。
2013年08月16日 14:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 14:02
2013年08月16日 14:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 14:28
硫黄山。
2013年08月16日 15:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 15:02
硫黄山。
本日の宿泊地の第一火口へ下ります。
2013年08月16日 15:04撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 15:04
本日の宿泊地の第一火口へ下ります。
第一火口の水場。水はたっぷりですが、あまりきれいではない。
2013年08月16日 15:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/16 15:44
第一火口の水場。水はたっぷりですが、あまりきれいではない。
2013年08月16日 17:04撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/16 17:04
17日朝。硫黄山をピストンしてから下山します。
オホーツク海。
2013年08月17日 06:34撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 6:34
17日朝。硫黄山をピストンしてから下山します。
オホーツク海。
再び硫黄山。
2013年08月17日 06:43撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 6:43
再び硫黄山。
硫黄山頂上。風雨のため何も見えず。そうそうにおります。上の方は岩場。
2013年08月17日 07:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 7:09
硫黄山頂上。風雨のため何も見えず。そうそうにおります。上の方は岩場。
2013年08月17日 08:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 8:41
硫黄沢。半分沢の中を歩きます。一部雪渓があります。みんな平気そうに書いていますがこの雪渓、足をすべらすと危ない。
2013年08月17日 10:03撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 10:03
硫黄沢。半分沢の中を歩きます。一部雪渓があります。みんな平気そうに書いていますがこの雪渓、足をすべらすと危ない。
沢筋ばかりで何も見えなかったですが見晴らしのいいところに出ました。新噴火口くらいかな?
2013年08月17日 12:19撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 12:19
沢筋ばかりで何も見えなかったですが見晴らしのいいところに出ました。新噴火口くらいかな?
旧硫黄採掘地。
2013年08月17日 13:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 13:11
旧硫黄採掘地。
あともうすこし。
2013年08月17日 14:06撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 14:06
あともうすこし。
硫黄山登山口。縦走は終了。
2013年08月17日 14:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/17 14:10
硫黄山登山口。縦走は終了。
移動して斜里岳ふもとの清岳荘。
18日朝、出発。小雨が降り、上の方は強風。登るかどうか迷いましたが行けるところまでということで。
2013年08月18日 07:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 7:39
移動して斜里岳ふもとの清岳荘。
18日朝、出発。小雨が降り、上の方は強風。登るかどうか迷いましたが行けるところまでということで。
下二股。
2013年08月18日 08:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 8:49
下二股。
旧道の滝。沢登り状態です。
2013年08月18日 09:22撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/18 9:22
旧道の滝。沢登り状態です。
2013年08月18日 09:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 9:51
またまた滝。
2013年08月18日 09:56撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 9:56
またまた滝。
またまたまた滝。
2013年08月18日 10:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 10:41
またまたまた滝。
上二股。
2013年08月18日 11:19撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 11:19
上二股。
とりあえず頂上にタッチ。ただし強風のためすぐに下山。
2013年08月18日 12:33撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/18 12:33
とりあえず頂上にタッチ。ただし強風のためすぐに下山。
清岳荘まで下りました。
2013年08月18日 16:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/18 16:28
清岳荘まで下りました。
撮影機器:

感想

なかなか大変でした。昭文社の地図のコースタイムはあまりあてにならないような気がします。(昨年のトムラウシ山あたりもそうでしたが)

14日 関空−女満別空港−木下小屋

ガスカートリッジは女満別空港のニッポンレンタカー営業所にて購入。
ニッポンレンタカーの方が非常に親切でした。
ガスカートリッジは知床自然センターにあります。木下小屋でも購入できるという情報もありますが確認していません。

女満別空港からウトロまではエアポートライナーとかいうバスで。最初から最後まで乗客は僕一人でした。

15日 木下小屋−羅臼平−羅臼岳往復−三ツ峰テント場(テント泊)

早朝から登りましたが、北海道でありながら結構蒸し暑い。昨年の大雪山と比較しても全体を通して暑かった。
知床連山が標高からして低いこと、海につきでた半島であること、今年が例年になく暑かったことが原因か。

残念ながら羅臼岳頂上はガスの中。
縦走の場合、たいてい二つ池までいくようですが、のんびり三ツ峰どまりで。
と思ったらテント場はずっと一人でヒグマにおびえる夜をすごしました。

16日 三ツ峰テント場−サシルイ岳−オッカパゲ岳−二ツ池−知円別岳−硫黄山第1火口テント場

この日は今回の山行中、一番気持よく歩けた日。お天気もそれなりに晴れて。
天気予報では網走で午後から50%とかでしたが、雨はふらず。
ラジオでまめに天気はチェックしましたが、網走あたりの予報でも知床の天気はまったく違っていました。
15日斜里岳にのぼった人によると土砂降りであったとか。知床は概ね晴れ。

一部ハイマツのトンネル、ぶっとい根っこを歩くところがあり苦労します。
しかし、展望のよい尾根や平原の一本道のお花畑もあり。

17日 硫黄山第1火口テント場−硫黄山往復−硫黄山登山口

硫黄山は岩場で注意が必要です。
ガスがなければオホーツクがよく見えるんでしょうけど、タイミングが悪く。
下山中には晴れたようです。
硫黄沢は沢の中をいくのでよくすべります。水の中を歩いた方がすべらないという話を聞いたので
実践すると本当のようです。
新噴火口あたり、展望がよく、まったりできます。ただし暑かった。
登山口ではカムイワッカ湯の滝に来た人々に混じってシャトルバスでウトロへ。

18日 清岳荘−斜里岳−清岳荘
前日から天気が悪いという話を聞いていたのでどうしようかと迷いましたが、いけるところまでということで
決行。
登りは旧道の沢の中。下りは新道。
小雨で沢の中はすべりやすく危険です。展望はなく何をしに登ったのかよくわかりませんが
とりあえず山頂にタッチしてきました。
次の19日には晴れて格好のいい山容が見られました。晴れた時に登りたいですね。

斜里岳は風雨の中になってしまいましたが、概ね満足の山行でした。

来年も北海道にいくかどうしようかなあ。。

知床連山パノラマ





斜里岳の滝



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コメント

北海道マニア
北海道にまた行きたいとか。
羆に恐れつつも、何故北海道に惹かれるのか。
またそのあたりを教えてください。

ともあれ、無事にご帰還なによりです。
2013/8/25 19:46
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