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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
静謐。天空の泉を見た。〜奥又白池から涸沢。北穂東稜は雨のため順延
2013年08月22日(木) ~
2013年08月23日(金)

- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
22日>6:00上高地BT-7:30徳沢-7:40新村橋-7:50パノラマコース入口-8:55中畠新道分岐-11:10奥又白池(小休止)-13:50前穂5.6コル-15:20涸沢ヒュッテ(幕営)
23日>8:00涸沢-10:20横尾-11:15徳沢(小休止)-12:30明神池(参拝)-13:50上高地BT
23日>8:00涸沢-10:20横尾-11:15徳沢(小休止)-12:30明神池(参拝)-13:50上高地BT
| 天候 | 21日やっぱり晴れっ。 22日朝から雨。雨。雨。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地から松本>松本からスーパーあずさにて新宿へ。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
中畠新道〜奥又白池 >山と高原地図(2010)によれば破線コース。熟達者向けとある。 パノラマコース分岐から松高ルンゼ正面右側の山の急斜面を登る。 斜度は一般ルートではありえないほど。途中、木の根や岩を掴みながら上がる。 開けた場所に出ると、左手奥が奥又白池。右の踏み跡は涸沢へのルートとなる。 奥又白池〜涸沢 >バリエーションルート。奥又白池と反対側の踏み跡をたどる。 赤リボンが要所にあり。途中ガレ場からは黄色の丸印を忠実にたどる。 中畠新道が熟達者向けとすれば、このルートはさらに上。 大キレットやジャンダルムが普通にできるくらいの体力や技術が必要と感じた。 前穂5・6コルを越え、雪渓を降りれば、右手奥に涸沢が見えてくる。 注:ルート図は手書きです。奥又白池から涸沢はイメージです。 奥又白池周辺では幕営禁止です。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
撮影機器:
感想
雨は夜半から降り出した。
朝、テントから外を覗けば、雨とガスで視界不良。
前日夕方まではっきりと見えていた北穂東稜は姿を完全に消していた。
早々とテントを撤収し、山を降りて行く人々。
それでも、何故か人々の声には活気がある。
山を登れた人、登れなかった人。
目的を果たした人も果たせなかった人も、
山へ身を置くことで不断の心の充足ができたのかもしれない。
そういう人もいたことだろう。そういう自分自身がそうだからだ。
今回の目的は奥又白から涸沢へと入り、翌日北穂東稜に挑戦するというものだった。
奥又白池までは熟達者向けと地図に記載されているように簡単なものではなかった。
さらにそこから涸沢へと下るルートはさらにその上を行く難しさだった。
それでも、多種多様な高山植物を見ながら、
5.6のコルを越え、涸沢に降りたときはそれだけの充分な感動があった。
珈琲を淹れ、東稜を眺め、明日の雨を知りながらも、
ほとんど起らない奇跡を待つように、夜、空を眺める。
朝方、一度雨が止み、モルゲンが涸沢カールを染めたときは、
山の優しさが見に染みて行くようだった。
そしてモルゲンが終わると雨は再び降り始め、もう止むことはなかった。
道には夏草に混じりもうアキノキリンソウがよく咲いていた。
鳥のさえずりを聴きながら降りるだけのこういった山も、
なかなか良いもんだと思った。
できるだけ、できるだけゆっくりと上高地まで歩こうと思った。
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「奧又白池」。
noboさん&ittiさんが行ってて気になっていました。
そうそう、tamaoさんの最近のレコもありましたが携帯からだったので画像は無しで文章だけ見ていて、makasioさんのレコでようやくちゃんと写真を見たわけですが。。。
53枚目。コレ見て「私無理!」と思いました。
どこに足を置くところが??
その他のトラバースやルンゼを見ていても、ガレ・ザレが苦手な私には精神がもたない気がしました。
それを乗り越えた者(乗り越えるための努力をしてきた者)にだけ与えられる風景と感動があるんだろうな。。。それは味わってみたいけど、うーん。。。
憧れと体力だけではどうにもならなそう。
ソロでやってしまうお二人にただただ感服です。
おかえり。
まずは前穂5.6コルのバリCLEAR!さすがです
申し訳ないけれど、中途半端に太陽が出たりしないよ
うに祈ってた(makasio晴れならいいけど)。
やれる状況ギリの成功と俯くことのない雨の下山。
山の楽しみかたをたくさんたくさん知っているカズな
らではのすばらしいレコだなあ
>成長したんです♪
明神池への招待状、待ってるぜ!
まずは・・・
無理せず、無事に下山できたことに拍手!かな(笑)
7年で悪天撤退初って、この1年で3回以上撤退してる私からすれば、夢みたいな話なんだから贅沢よー!
さー、ボチボチ、アレに向けて始動よろしくね、お花男子君(^m^)
お疲れ様でしたっ!
天空の泉って表現が素敵ですね~
同じとこなのに天気がちがうだけで
すでに印象が違います。
私のときは真っ青な空だったので、空の映りこみは分からなかったのですが、
今回は雲と前穂を映す水鏡になってますね。
どちらも素敵♪
ということで、またいかなきゃってなるんですね(笑)
ミヤマモジズリ、私は見たことありませんが
こないだは咲いてなかったんじゃないかな~
見てみたいです。
ところで、パノラマコースの分岐で、信じていただいて光栄です(笑)。
ちょっとは役にたってよかったよかった
このルートはそうです。
昨年、noboさんとittiさんが歩いたルート。
今年、tamaoさんがソロでここを歩き、北穂東綾から
奥穂まで繋ぎました。すげえなあ。
あのトラバースは本当に怖かった。
足の置き場、本当にギリギリだ。
でも、ここで沢登りの「へつり」の経験が活きた。
沢は登山の総合力を上げるんだね。
憧れと体力。これは技術を前進させる基本だと思うよ。
俺、体力、多分yokoさんに負けると思う。
憧れと体力があればきっとできます。
ソロは勧めません。が。
今回はバスの予約を一週間前に取っていたので、
2日目の天気が悪くても行ってみました。
初めは奥又白池から涸沢バリルートは考えていませんでした。
初日に何ができるか、前日にこれを思いつきました。
行ってみて良かったです。
やはり、自分にとって最大限の努力をすること。
これが自分にとっての山の楽しみ方なのかもしれません。
タカさん、涸沢はやっぱり良いです。
若者や年配の人たちが皆、自分のやり方で山を
楽しんでいる。この雰囲気が俺は大好きです。
是非、行きましょう。
追記。明神池ご招待の件は今のところ全く未定です。
心配してくれてありがとう。
奇跡を信じてザックに登攀具を入れ歩きましたが。
ここにて、晴れ男伝説、ついに陥落です。
でも、雨で稜線にも上がらず、
山を降りた経験って本当に記憶にありません。
多分、お初かと。それも凄いのかな。
これ以上の登山は単独できるとは思っていません。
今度、あのガイドさんの話聞かせてください。
お願いします。
北穂東綾は残念でした。
ただ、奥又白池から涸沢のルートは歩きごたえがあった。
天空の泉も良かったよ。
パノラマ分岐でロープで通行禁止になっていて、
実は一度引き返そうと思いました。
でも、まてよ、tamaちゃん、行ってるしなあ。
残雪の文字なんて無かったよなあと思い、前進しました。
信じて良かった。
しかし、あそこは大変なルートだったよねえ。
ザレ場、ガレ場、えっここを登るのってね。
でも終わったあとの充足感、良かったなあ。
次は東綾、やりたい。
ミヤマモジズリ。小さなランです。きれいでした。
ロープをくぐった先の林道に咲いていました。
こんにちは〜
ニアミスって程近くじゃないけど、22日はちょうど反対側笠ヶ岳にいました。
西側からは穂高は綺麗に見えていましたが、上の方から東側にかけては雲が出てたし翌日の予報はあまり良くなさそうだったです
チャレンジするのと無茶をするのは別物だと思うのでしっかりと自分の足で戻って来れた事が一番じゃないでしょうかね
今回は下見って事でまたチャレンジですね
2日目の北穂は予報通り、中止しました。
今回、初日の奥又白池がメインになりました。
ここから涸沢へ行くルートは難しくも、
やりがいあり、行ってみて良かったです。
夏の穂高で歩いているのは自分一人、
緊張しましたが、無事にたどり着いたときには
安心し、満足感に包まれました。
北穂東稜までが独学でできる限界と思っています。
北鎌はやるけど。。
これ以上のレベルはガイドさんを探します。
笠ヶ岳にいたんですね。よく見れば見つけられたかも。笑
>ザレ場、ガレ場、えっここを登るのってね。
→ほんとですよね。
余りのザレザレ具合に、
うわ〜、まだあんなにザレ道が続いてるってびっくりしましたもん。
三点確保もできない程、岩ももろかったですしね。
でも尾根に上がると、槍が見えて壮観でしたね。
実は、東稜より奥又白〜涸沢の方が、
なんかじわっとした充実感があって、印象に残っています。
一般的にみたら東稜の方が憧れなんでしょうけどね
東稜の感想も楽しみです
こんにちは。
まさにこれがmakasio流、山の楽しみ方だ!
って感じですね。
雨は関係ない。
満足できればいい。
いつもこういう山行が出来ればいいね。
東稜が楽しみだね
Siriusさん、コメントありがとうございます。
北アルプス大縦走お疲れ様でした♪
目的の東稜は雨にて延期となりましたが、
tamaoさんが言うように、
この北アルプスバリルートは、終了後の
充実感がありました 。
明日、雨でもこれなら納得できると思いました。
できるだけ楽しめる登山をこれからもしていきたいですね♪
お疲れ様です
雨で撤退って始めてみたよ!!
そんな奇跡もあるんだね〜!って思いつつ、残念だったね
でも、アッチのお山も面白そうだね
モリモリ技術と体力と気力を鍛えていつか挑戦してみたいもんですよ
今年はアレなんで、来年モリモリと『一般登山道』を縦走だな〜って感じです
返信、遅れて、<(_ _)>ごめん。
忘れてた・・・。
雨で撤退、初めてかも。
どんだけ、天気に恵まれていたんだろう。
奇跡が起きたよー。って。残念、無念。
でもね、東稜は延期でも実は良かった。
どうしても今年、北鎌をやらなくてもいい。
無理をするとどうなるか、前回の丹沢で見たでしょ。
俺、少しは大人になってきたよー。
makasioさん、2本目見させてもらいました。
お疲れ様です
今、他から、こちらへ来ましたが(3か所目)、そちら
も雨レコ(3か所とも)で、結構天候に左右される夏山
シーズンだったのかな
今年は、僕は、珍しくいい時期に行ったってことなんだなぁ〜とも改めて感じました
ただ、ホント、引き際ってのは重要ですよね。
僕も思います。無理せずまた今度来ればいいさ
このポジティブさが重要な気が。
makasioくんは十分大人ですよ
これからも前向きに〜素敵なおじさん目指してください
色々と素敵な景色やお花
お疲れ様でした!!(@^^)/~~~
これも夏の山です。
青空と白い雲の大パノラマ。
その裏にはこんな天気の日も続きます。
シュンさんはいい時に行きました。
良かったですね。
前回のこともありますが、
俺は、雨が降れば、基本、山を降ります。
反対に好天ならギリギリまでやります。
問題は好天のときの引き際でしょうか。
俺は超ビビりで気が小さいのですが、
スイッチが入ると無茶を無茶と思わなくなる。
失敗して初めて無茶だったと分かる。
これは経験でしょうけど、ね。
山にも客観的な姿勢を持って臨みたいものです。
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