奥大日岳 (室堂ターミナルから) [花いっぱい]
- GPS
- 08:02
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 717m
- 下り
- 822m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
前回立山室堂を訪れたのは2009年の秋だから12年ぶりということになります。
昨年の夏はほとんどどこにも行けず、鬱々とした状態が続いていましたので、4連休を利用して思いきって出かけて見ました。
今回は信濃大町からアプローチして、まず黒部ダムの縁にあるロッジくろよんに宿泊しました。
翌日は朝一番のケーブルとロープウェイに乗り込んで室堂へ。これまでに行ったことのない奥大日岳に登って、剱岳を正面から見てみたいと思いました。
午前8時に室堂ターミナルに到着。青空の広がる良い天気で、まだ所々に雪が残っている立山連峰を眺める事ができました。流石の北アルプスの絶景は高尾山や箱根の山とは全然違うね、などと当たり前のことを呟いたりします。
また歩き始めると足元にはチングルマやタテヤマリンドウといった高山植物が咲いており、一つ一つ写真を撮りながら幸せな気分になっていきます。
みくりが池を右手に見ながらしばらく歩き、雷鳥沢まで降りていきますが、ここまででも結構な距離でした。雷鳥沢キャンプ場では色とりどりのテントが張ってありましたが、例年の連休よりは少ないのだろうなと思いました。
沢を一本橋で越えて大日岳への登りに取り付きますが、ここもまたお花畑です。チングルマやハクサンイチゲ、そのあとはコバイケイソウの群生になります。ピンク色をしたチングルマもあり、珍しいなあと思っていましたらタテヤマチングルマという名称があるようです。気分は「ピンクのモーツァルト」ですね。
新室堂乗越に出て尾根道歩きとなり、段々と剱岳が大きくなっていきます。その勇姿は本当に惚れ惚れしますね。
下界はかなり気温が高いと見えて、午前中でも時間が遅くなってくると雲が上がってきます。剱岳も段々と雲の向こうに行ってしまいました。
奥大日岳の山頂までは距離があり、それなりにアップダウンもありますので、結構疲れましたが、なんとか辿り着けました。ただその頃には完全にガスに巻かれてしまい、展望はありませんでした。
早々に引き返しましたが、歩いているとガスの切れ目から剱岳が顔を覗かせてくれて、雲のかかった剱岳もまた良いものだなあと思いました。
帰りは来た道を淡々と引き返し、雷鳥沢からまた室堂に登り返して室堂ターミナルに戻りました。
この日は天狗平山荘に宿泊でしたので、室堂から30分ほど歩いて宿に向かいました。
山の美しさ、花の美しさ、どれをとっても北アルプス立山は格別の素晴らしさでした。いろんな鬱々とした気分も一掃された、そんな山行でした。
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