【甲信の山旅② 展望の乾徳山】乾徳山登山口駐車場〜道満山〜乾徳山〜水のタル〜国師ヶ原〜乾徳山登山口駐車場周回
- GPS
- 07:02
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:01
天候 | 午前中 晴れ、9時過ぎから雲多くなり午後から雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料、20台ほど駐車可能。トイレは隣接した乾徳公園内にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■乾徳山登山口駐車場〜道満尾根取り付き 徳和集落の中の舗装路を登る。 ■道満尾根〜道満山〜月見岩 明瞭な登りやすい道。前半は植林地帯を一定の斜度で登る。後半はコナラなどの自然林。秋は紅葉が楽しめそう。林道を何度も横切りつつ高度を上げていく。 ■月見岩〜乾徳山 樹林帯から岩稜が少しずつ現れ、展望が広がる。(山頂直下の鳳岩は筋肉痛の為無理せずパス。迂回ルートを取る) ■乾徳山〜水のタル〜国師ヶ原(高原ヒュッテ) 山頂から水のタルまでは岩稜地帯(梯子あり)。水のタルからは急坂の悪路。慎重に下らないと木の根や浮石、滑りやすい岩でスリップする。特に雨後は要注意。 ■国師ヶ原〜錦晶水〜乾徳山登山口 大半が植林地の中の明瞭な登山道。前半はカラマツ林、後半は杉林。 ■乾徳山登山口〜乾徳山登山口駐車場 緩やかな舗装林道から集落のへと入る。 |
その他周辺情報 | ■笛吹の湯 小さな市営の湯。露天風呂はない。JAF割で\400。現在はコロナ対策として8名までに人数制限中。 ■カフェ コロボックル 地元のNPO法人が運営するカフェ。14時までのランチにはドリンクバー付き。暑い日にはこのサービスが嬉しい。私が訪問した日にはスモモも付いていた。 |
写真
感想
この日は午後から荒れるらしい。午前中に降りてくるつもりで行動することにしよう。男性2人パーティーとほぼ同時に駐車場を出発。
まずは道沿いにある旧坂本家住宅を見学し、集落を抜け道満尾根へと入る。
道満尾根は樹林帯の中を行くので展望は無い。
月見岩のある扇平は草原地帯。ここからは南西面に展望が広がる。扇平から先は樹林帯と岩の登山道をひたすら登る。
山頂直下の鳳岩には先行していた2人組パーティーがヘルメットをつけ取り付いていた。何やら悪戦苦闘している様子。それを見てすっかり萎えてしまい、筋肉痛の体で万が一のことがあってはと迂回路を選択して山頂へ。
岩稜地帯の山頂は360度の展望台。富士山から南アルプス、雲がかかっているが、奥秩父の山並みが一望だ。
しかし、みるみるうちに南アルプスや奥秩父の山には雲がかかり始めた。朝一番に出て何とか展望のある時間帯に山頂に着くことができたのはラッキーだった。この山は展望がないと面白みがないかもしれない。
常に数人の登山者がいる山頂横で軽く食事をとり、水のタル経由で国師ヶ原を目指す。
この水のタルからの登山道は今回歩いた道の中では最悪の道だった。急坂に加えて滑る木の根や岩に浮石、こんな所でスリップするとシャレにならないので慎重に足を運んだ。急坂を終え緩やかになった樹林帯で20頭ほどの鹿の群れに出会う。どうやら水を飲んでいたようだ。この山も鹿の食害が著しいが、人を見ても逃げない鹿達にはこれからも手を焼くことだろう。
程なくして国師ヶ原に着く。ここにある高原ヒュッテは、トイレ付きの清潔な避難小屋だ。天気もまだ持ちそうだ。ここで悪路と格闘したため再び小休止を取る。
カラマツの植林地を降り、錦晶水へ。冷たい沢水を頭からかぶり生き返る。
さらに次の植林地を降ると銀晶水。ここは錦晶水よりも水温が高めのようだ。
程なくして乾徳山登山口に着く。ここからはアスファルト林道集落まで歩く。山の方からゴロゴロと雷が聞こえだした。パラパラと小雨も降り始める。そして、駐車場に着き、着替えを終えた途端に雨が降ってきた。なんとラッキーな山行だったことだろう。
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