白馬岳 猿倉〜(大雪渓・白馬線)〜祖母谷温泉〜欅平
- GPS
- 20:31
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,688m
- 下り
- 3,360m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:38
- 山行
- 11:03
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 11:52
天候 | 7/22、7/23、7/24 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルピコ交通(バス)白馬駅5:55⇒猿倉6:22 1,000円 黒部峡谷鉄道 欅平9:37⇒宇奈月10:59 1,980円 富山地方鉄道 宇奈月温泉11:37⇒新黒部12:00 JR東日本 黒部宇奈月温泉駅12:33⇒東京14:52(はくたか562号) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【猿倉〜頂上山荘】 ・白馬尻小屋は営業中止(2021年)の為、トイレなし ・大雪渓で杓子岳方面からの落石多数、休憩時は注意 ・小雪渓はステップが切ってある。 小雪渓山頂側の端部に穴があり、通行注意(7月下旬時点) 【頂上山荘〜白馬岳】 ・特に通行に支障なし 【祖母谷分岐(白馬山荘側)〜清水岳】(白馬線登山道) ・雪渓、雪田を4ヶ所横断、各所ベンガラでマークあり 雪の下が凍っているので軽アイゼンを推奨 【清水岳〜不帰避難小屋】(白馬線登山道) ・草刈り前で、足元注意 【不帰避難小屋〜祖母谷温泉】(白馬線登山道) ・避難小屋下に水場あり、小屋のトイレは使用不可(?) ・草刈り前は特に足元注意 ・渡渉数カ所あり、沢の前後は特に足元注意 【祖母谷温泉〜欅平】 ・林道歩き、通行に支障なし |
その他周辺情報 | 【白馬線登山道の状況】 黒部市産業振興部商工観光課からのお知らせを添付しておきます。(令和2年7月17日現在) https://www.city.kurobe.toyama.jp/attach/EDIT/029/029229.pdf |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
毎日あるペン号山小屋セット(白馬山荘)の予約が取れたので、今年の夏山はじめは白馬岳に決定。温泉にも入りたいので難路の白馬線を祖母谷温泉に降ることを決めました。出発前に白馬線登山道の開通状況が気になっていましたが、7月16日から18日でパトロールが入って開通するとの事でホッとしました。
白馬線の登山道の開通状況は毎年、黒部市のホームページのお知らせで確認できます。また、祖母谷温泉に問い合わせしても良いと思います。
猿倉から入山する場合は相談所で登山道の状況を再確認したほうが良いです。
1日目:
白馬岳までの大雪渓ルートは気持ちよく登ることができましたが、日が出ると熱くて眩しくサングラスの存在がありがたく感じました。
白馬山荘は感染対策上、完全予約制でした。少し密な感じがしましたが・・・
1日目に翌日向かう旭岳方面の状況を確認しました。パトロールが入り、雪渓上にはベンガラでバッチリとマークが入ってたので少し安心。
2日目:
白馬山荘下の分岐からいよいよ白馬線で祖母谷へ向かいます。
清水岳下まではお花畑と剱岳を眺めながらの天国の道でした。あまりの景色の良さにコースタイムを大きくオーバー。その後の過酷な下り「百貫の大下り」が待っているのはわかっていましたが・・・
白馬線登山道は草刈りが入る前、特に不帰避難小屋〜祖母谷温泉のコースタイムは元々当てにならないとの情報多数。実際になぜ「百貫の大下り」と呼ばれるのかを実体験しました。長いトラバースが続き、一度滑落すると登山道に復帰するのが難しい箇所が連続します。コースの後半で体力を使い果たした頃に一気に高度が下がります。あまりタイムを意識しすぎると滑落や熱中症、怪我のリスクが高まると思うので、常に丁寧で慎重な足運びが必要です。
この日の山行で、後続のパーティー5名の内1名がアキレス腱を痛めて行動不能となりヘリで救出されました。1名が祖母谷温泉に下山し救助を要請し、残りの3名は祖母谷温泉には届かずビバークで夜を明かしました。
翌日、祖母谷温泉を8時半にチェックアウトをしましたが、その時点でもまだ祖母谷温泉には届いていませんでした。
祖母谷温泉には某テレビ局の取材が来ており祖母谷温泉の女将さんの気さくなトークが聞けて面白かった。久々の源泉かけ流しのお湯で疲れも吹っ飛び、山無県在住の自分にとってはお腹いっぱい山とお花を楽しめた山行でした。
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