利尻山
- GPS
- 09:54
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:13
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
以前山友と利尻山の計画を立てていて、ちょうど行けそうなので思い切って行くことに。一週間くらい経つけど、未だに利尻の山行に浸ってるくらいとても良かった。本当思い切って行って良かったです。
いろいろ行き方はあると思いますが、稚内空港経由で利尻島への往復はフェリーを利用しました。1日目は移動のみで、まずは稚内空港からのバスで稚内駅に向かいます。飛行機を使う場合は搭乗時にガス缶は没収されてしまうので、ガス缶調達のため途中のホームセンターに寄り道。ちなみに寄ったのはサニータウンはまなすですが、稚内駅周辺にあるノーザンノースでも買えそう。北海道おなじみのセイコーマートでおにぎりとか行動食を買い込み、お昼ははるな家という蕎麦屋。おすすめの鴨南せいろそばをいただきました。
夕飯の買い出しは稚内副港市場。たこのオリーブ漬けやじゃがいもとうもろこしとか買い込み、どんどん荷物が重くなる笑ここは食事ができたりお土産や海産物に野菜も豊富で、見てるだけでも楽しい。白い恋人ソフトクリームでひと休み。
そのまま歩いてようやくフェリーターミナルへ到着。利尻島の鴛泊港へ向かいます。2時間弱と意外と長い船旅で、着く頃には6時半。運良くタクシーを拾えたのでそのまま北麓野営場へ。もう管理棟は閉まっているので設営を手早く済ませました。夕飯はトマトやじゃがいも、とうもろこしなど素材の味を活かした超シンプルごはん。明日に備えて早く寝たかったけど、この日は風がすごくてなかなか寝付けず。
翌日は5時出発。歩いて10分くらいで甘露湧水に着くので、たっぷり水を汲んでおきます。その後は第一見晴らし台付近まで延々と森歩き。高低差もあまりなく展望もないです。
5合目あたりからどんどん展望がよくなり、なだらかに広がる島と、周りを海に囲まれた絶景が見えてきます。登る先には存在感のあるピークが。でもこれ実は8合目の長官山。第二見晴らし台に向けて頑張ります。このコースの最初の見どころは長官山。到着すると目の前に利尻山がまさにどーん!と構えています。めっちゃかっこいい山でしばらく惚れぼれ。ここからしばらくはかっこいい利尻山を眺めながら稜線歩きで、9合目からが正念場。崩落が激しい箇所や、滑りやすい急坂が続きます。でもこの辺りまで来ると、眼下の光景がすごいことに。長官山までの稜線がくっきり見えて、あたりは大海原。絶景過ぎました。最後もう一踏ん張りして、ローソク岩が見えてきたらもう山頂。360度の絶景に、片方は雲海、片方は雲一つない大海原、斜面にはお花畑と、雲海に浮かぶローソク岩に、情報量多すぎな素晴らしい山頂。いろいろ写真撮って遊んだり、眺めを楽しんだりして楽しみました。
あとは下山するのみ。来た道を延々と野営場まで戻ります。9合目までの絶景は降りて行く時の方が楽しめました。歩いている時ずっと目の前に広がっているから、しょっちゅう写真で立ち止まってしまう。しかし、避難小屋と長官山までの見た目が長い。先週の谷川を彷彿とさせる光景。
この山は往復で約10時間かかり、標高差は野営場からだと1500mとなかなかハードな山でした。その分眺めは最高に良かったし、最果ての地でキャンプと山行ができたのはなかなか贅沢な経験でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する