尾瀬 燧ケ岳・至仏山
- GPS
- 21:51
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 2,088m
- 下り
- 2,052m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:03
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 9:24
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れ、3日目:晴れのち曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
燧ケ岳:見晴新道は前日降った雨のせいであちこちぬかるんでました。宿の人に聞いたところ登りに使った方がいいとのこと。見晴新道からより下りに使っている人が多かったイメージ。 至仏山:登り道はあちこち水たまりが出来てました。木道が多く滑りやすいのと岩場も多いので滑らないように。 |
写真
感想
せっかくの4連休なので今後の南アルプスの準備として
テント泊出来そうでちょうどいい山、ということで尾瀬へ。
尾瀬は何度か行ったことあるんですが、燧ケ岳は登ったことないし、
至仏山は行ったことになってないので再度アタックということで。
天気もバッチリだし、言うことなしかな。
・・・そう思っていた時が私にもありました。
1日目 晴れ
連休初日ということもあり、予想通り大渋滞。
どうせ歩き3時間程度だし、そんなに急いでもしょうがないな―と思って
ゆっくり出たのがあまり良くなかったですね。
なんだかんだで9時半に駐車場に着いたら40分にバスが出るということで
急いでバスに乗り込む。30分ほどで鳩待峠へ。結構人来てるなぁ。
同じくテント装備の人もいて一安心。
山の鼻までの道はひたすら下りなので荷物もそんなに辛くなく、1時間程度で山の鼻へ。
今思うとこの時点で失敗してた気がするな。
山の鼻で一息ついて見晴へ。
快晴、しかも至仏山も燧ケ岳も奇麗に見えてて言うことなしなんですが、
とかく荷物が重く、しかも木道2時間の歩きで足の裏が痛いのなんの・・・
見晴に着いた時点で水ぶくれが。やっぱ荷が重いのは辛いですね。
とりあえずテントを張って昼めし。ついでにビールを1杯飲んだら
朝早かったのもあってか、めちゃくちゃ眠くなった。
その後3時から7時までテントで爆睡。どうもその間に雨降ってた模様。
7時に起きだして飯をかっくってすぐ寝る。疲れてるわー。
2日目 晴れ
予定通り3時ころ起きて飯食って準備したものの、4時くらいに出るか―と
横になったら気が付いたら5時だった。何が起こったのか(略
慌てて準備して出発。小屋の人に見晴新道は道ぐちゃぐちゃだし昨日雨降ったので
登りで使う方が良いですよー、と言われてたので素直に従って登りで。
確かに道ぐちゃぐちゃであちこち小川になってました。
人もめちゃくちゃ少なく、登りでは6,7人しか見かけませんでした。
道中はほとんど森の中なので見晴は全くないですが、日が当たらないので
涼しかったのが救いか。
登ること2時間半くらいでようやく開けた場所に。ここからの尾瀬ヶ原と
燧ケ岳の山々の景色はなかなかで、頑張って登った甲斐があったなーと感動。
そこからはさして苦労なく頂上へ。尾瀬ヶ原、至仏山、尾瀬沼、俎ぐらと
どこを見ても絶景。燧ケ岳は天気悪いイメージがあったんですが
こんなに晴れて見渡せるとは思ってませんでした。
山頂はかなり人がいて、皆さん尾瀬沼か御池から来て見晴に降りる感じでした。
キャンプ場が電波入らないのでしばらくソシャゲやりつつ景色を眺めて
1時間ほどで出発。
俎ぐらまでは結構下って登ってですが道は悪くなく、30分程度で到着。
こちらからは尾瀬沼が奇麗に見え、むしろこっちの方が景色良いんじゃね?
こちらでも少し休憩して下山。尾瀬沼方面に降りる道が分かりにくかった。
そこから何事もなく下って1時間半程度でようやく沼へ。
さてトイレ行くか、と思ったが、どこにもそんなものはない。
よく見ると長英新道入口・・・?あれ?間違えた?
そう、本当はナデッ窪に降りる予定だったんですよ…
これ、+1時間ってことか? まぁナデッ窪降りて事故るよりはましか、
と言い聞かせて40分歩く。
実際道は奇麗だったし、尾瀬沼歩く機会もないだろうし、良かったのかもなぁ。
ちなみに休憩所のトイレは閉鎖されてて入れませんでした。
さらに1時間半ほど歩いてキャンプ場へ。
ビールとウィスキーで乾杯して写真を撮ったり。
丁度燧ケ岳に虹がかかっている景気が撮れました。
明日もこうであればなぁ、と思いつつ9時ころ就寝。
3日目 晴れのち曇り、のち大雨
3時に起きて朝飯。今日は昨日の轍を踏まないようにさっさと撤収。
4時過ぎにキャンプ場を後にして山の鼻へ。
朝の霧がかかった尾瀬ヶ原や朝焼けの燧ケ岳を見て、尾瀬に来てよかったと思った。
が、まぁこの木道を荷物持って2時間は本当にきつかった。足の裏ずるむけや…
あと草が濡れているせいか、ズボンのすそが濡れてしまったのでゲイターを装着。
ちょっきり2時間で山の鼻へ。休憩+水ゲットでいざ至仏山へ。
昔登ったこともあるし、燧ケ岳よりは楽だろうし、楽勝だろう。
そう思っていた事が私にもありました。正直舐めてた。
荷物が重いせいでまったく進まず、道は急なうえ木道と階段と水たまり。
とにかくペースを崩さないようにゆっくり登るが、途中の岩場辺りで
ペースを崩したのかバテバテに。
がとにかく登るしかないので気合で登る。コースタイム+30分くらいで
展望台に到着。上を見ると頂上らしきところが。もうちょい登れば…
と思ってたが、この木道終わりが見えないんだけど。
ここがゴール、いやまだ先があった!ってのが3回ぐらいあって
本当に心折れそうになりました。しかも展望台から曇ってるし・・・
そんなこんなで結局+1時間くらいで山頂到着。マジで疲れました…
景色も何も見えんし、ひたすら疲れたのでしばらくぼけーっと。
トンボが尋常じゃないくらい飛んでました。
1時間くらいぼーっとして気合入れて下山開始。
小至仏山までは下って登ってでちょっと北アルプスっぽくて楽しい。
そっから先は木道の下り。雨降ってたら相当危ないだろうなぁ。
林の中に入ってしまえば道はめちゃくちゃ奇麗なので楽でした。
そんなこんなで2時間かからずゴール!
本当によく無事に帰ってこれたなぁ。
と思ってたら急に大雨が降り始める。ほんとギリギリだったな。
さっさとタクシーに乗り込んで片品に降りると雨は降ってませんでした。良かった。
近場のお風呂に入って一息ついて無事帰宅です。
ここのお風呂、小さいですが硫黄のぬるぬる感があってなかなか良いですよ。
とまぁテントを持っての縦走訓練としては丁度良い山でした。
行ってみたかった燧ケ岳が快晴の中登れたのは本当に良かった。
至仏山の登りは本当にきつかったですが、重い荷物を持っての登山の練習
としては良かったと思います。
尾瀬ヶ原の2時間がなければなぁ。
今回は食欲が無かったのか、食料がとかくあまりました。
朝飯はほとんどパンとチーズとハム、昼めしは山では食わずキャンプ場でパスタ。
行動食は塩飴とカントリーマームでほぼしのぎました。
こんなんでも結構元気に動けてたので、そこまで食い物にこだわらなくてもよかったかなぁ。
他の人たちの楽しそうに飯作ってるの見てると、パスタだけだとげんなりしますが。
この辺は次回への反省点ですかね。
なおメスティンでご飯を炊くのは結構難しそうです。
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