木曽駒・中岳・宝剣―ぐるっと空中散歩
- GPS
- 04:32
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 442m
- 下り
- 438m
コースタイム
ところどころ立ち止まっては写真を撮り、空を仰ぎ、景色を眺め…なのでゆっくりめですが、これでほぼコースタイムです。
天候 | 薄曇りのち晴れ、時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンター駐車場(500円)に駐車して、しらび平までバス+駒ヶ根ロープウェイで千畳敷へ。 菅の台−千畳敷間のバス+ロープウェイは往復3,800円(大人) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場】菅の台バスセンターの駐車場500円 350台収容、周辺にも1,000台駐車可 【トイレ】あちこちに整備されているので困りません。駐車場、しらび平、千畳敷、各山荘にあり。 【登山ポスト】しらび平にも千畳敷にもあり。 【下山後の温泉】露天こぶしの湯、こまくさの湯 各600円。 バス・ロープウェイのチケット売り場に露天こぶしの湯の割引券(50円だけ割引になる)が置かれていたので、それを利用してこぶしの湯に行きましたが、施設的にはこまくさの湯の方がきれいで充実しているかも。 【ルート状況・難所】木曽駒・中岳に関しては難所は一切なし。 初心者の方が手始めに3,000m級の山を経験するには最適の山だと思います。 宝剣に登る場合は、クサリ場に注意。 中岳側から登った場合、山頂を越えた先の下りの岩場では細心の注意を。 それほど難しいわけではありませんが(御在所の中道を通ったことがある人なら割と余裕なのでは)、基本に忠実に、三点確保を念頭に置いて気を抜かないことが大切です。 |
写真
感想
南北アルプスに向かう時に中央道を走っていると、いつも左手側にどぉーん!と立派な山容を見せていた木曽駒ヶ岳。
いつかはあの山も歩いておきたいなぁ…と思っていて、ようやく叶いました。
夏山シーズンの土日はバス・ロープウェイの乗車待ちが2時間にもなる時がある、と聞いていたので、夏のお花はもう終わった頃の、平日狙いで行ってみました。
平日でもまだまだお客さんは多かったですが、それでも臨時便をばしばし出してくれているおかげで、待ち時間は10〜15分程度で済みました。
菅の台駐車場に着いたのが7時前、チケット購入の列に並び、バス乗車待ちの列に並び、ロープウェイ乗車待ちの列に並び、千畳敷に着いたのが8時半前だったら、まぁいい方なのかな?
千畳敷から中岳・木曽駒ヶ岳・宝剣岳をめぐる周回コースで約4時間。
ちょっと物足りない距離と時間ではありますが、千畳敷カールの展望を楽しみ、標高3,000m近くの場所での空気とお散歩を楽しみ、宝剣岳のクサリ場でちょっとしたスリルと緊張感を味わうのは、なかなか素敵な山遊びでした。
まだ猛暑が続きそうな下界に比べて、千畳敷はもう秋の気配。
涼しくて快適で、ガスで真っ白になって風が吹いたりすると少し寒いくらいでした。
そう言えば、夏休み中の平日のせいか、学校ジャージを着た中学生の団体さんと(ガイドさんが付いていた)まったく登山の格好ではない高校生のグループ(引率の先生付き・先生も登山の格好ではなかった)がいました。
中学生ちゃんたちはきちんと挨拶もして、登山マナーも事前に学習して来ている様子。
(確か長野や山梨の中高生って、必修で登山学習があるんでしたっけ?)
一方、高校生グループの方は綿シャツにジーンズ、ズック靴みたいな恰好もさることながら、とにかくマナーが悪くて辟易しました。
あり得ないやり方で人のこと追い抜いたり、あるいは立ち止まったり、登山道をふさいでジュース飲みながら休憩していたり、ロープが張られた登山道の外へ平気で踏み出して行ったり。
こらこら、そこは高山植物保護と危険回避の意味もあってロープが張られているのですよ。
登山マナーって自然に身に着くものではなくて、やはり誰かしらが教えなければいけないものなのかな、と思いました。
補足:バス酔いする私は、菅の台−しらび平間のバスで、行きも帰りもしっかり酔いました。
ふらふらよれよれでした。
このルート、とっても急なヘアピンカーブの連続なんです。
これだから、バスを使うルートは出来るだけ使いたくない…と思いつつ、もしまた来ることがあったら、忘れずに酔い止め薬を飲もうと思いました。
バス酔いする皆さん、酔い止め薬、飲むことをお勧めします。
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