石川・大聖寺川支流大日沢
- GPS
- 07:52
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ログハウスの先に大きな駐車スペースがあるが、自家用車ではちょっと辛いかもしれない。 ムリに奥まで行かず手前に駐車しても良い。歩いても10分程度だ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中級の高さを持った連瀑の沢。 すべて捲くか登ることが可能だが、人数が居ると時間がかかる。 ロープは30mが1本あれば十分。 この時期はアブ、ブヨの攻撃に晒される。 それ相応の用意をした方がよい。 |
写真
感想
初めて大日山を訪れたのは2012年6月。
一般登山として臨んだ大日山は天候に恵まれず、終始アルバイトに徹する登山となり あまり良い印象はなかった。
ですが今回は、
大日沢の美しい渓相
滑床の優しい流れ
釜を泳ぎ滝に取り付きシャワークライム
このように自然を五感で味わい尽くしたのち、再び訪れた大日山山頂では心身共に満ち足りた気分に浸ることが出来た。
沢を初めて数ヶ月、おそらく今の自分のレベルと沢のレベルとが上手い具合に合致したのではないだろうか。
もちろん易しいわけではない、斜瀑での不用意な足運びによって滑落を経験し大いに肝を冷やした
(同行のボスが咄嗟にザックをつかみ停めてくれた。本当にありがとうございます。)
五感で感じる山の空気
五感を刺激する沢の流れ
自然での遊びは本当に楽しい。
大日沢も、過去数度の入渓経験がある。最後に入渓したのは6年前の6月だった。
大日沢は地元では有名な、見どころ満載の渓谷の一つ。ローカル沢の趣きはたしかに拭えないところでもあるが、とは言え渓相は実に変化に富んでおり、周辺では珍しく連瀑の谷を形成している。
何より瀑と渓の自然のコントラストが素晴らしい。まるで庭園の中を散策しているような感覚に陥るほどに壮麗である。
多くのパーティーは源流から小屋に向けて進路を取るが、玄人ならばやはり山頂へと自らを導きたい。そこには広大な展望を約束する山頂が待っている。
街中の喧騒をひととき忘れ、そして寂然とした自然の中に身を委ねて、俗世の靄々を一水に浸すのも現代人には必要だろう。森の中にいると、自分の存在すら不必要に思えてくる。それほどに森は寛大であり、そして壮大である。
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