芦別岳トレッキング(山部中央公園in/out)
- GPS
- 06:25
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,568m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【新道登山口〜鶯谷】 最初から急登で、途中には呻吟坂(「呻吟:しんぎん」とは、うめき苦しむ、の意)という名の坂もあります。道中1,2箇所、十勝岳方面が開けた展望台がありますが、基本は眺望のない樹林帯歩き。鶯谷直下は、斜面側(下方)へ転落しそうな幅の狭い痩せトレイルがあるため注意。下りは、とても走りやすいトレイルで、スピード下山可能。 【鶯谷〜半面山〜雲峰山】 所々、十勝連峰や大雪山系が開けるポイントあり。半面山はその名の通り、半分だけ視界が開けてます。半面山から一旦鞍部(熊の沼)へ下り、雲峰山までは再び登り返し。トレイルの左右両面にお花がたくさん咲いてます。 【雲峰山〜芦別岳】 一旦鞍部へ下り、再び登り返し。芦別岳山頂直下はチングルマが咲き誇るお花畑。山頂直下は二手に分かれており(両方向ともトレースが明白)、山頂を正面に見て「右上」の急斜面へ進むのが正解。左上に進んでいくと、最後は行き止まる。 |
その他周辺情報 | 再び、旭川の宿泊拠点(万葉の湯)に戻り、入浴。 |
写真
感想
前日、暑寒別岳へ登った後は、3年前もお世話になった旭川高砂台 万葉の湯へ。ここに都合3連泊し、近郊の山を攻めることとしました。
この日、一帯が曇天予報でしたが、二百名山・芦別岳なら15時頃から晴れそうな予報だったので、目覚ましをかけずに寝て、11時からの遅いスタートの登山としました。本当は新道登山口〜芦別岳〜旧道登山口と、時計回りに周回縦走したかったのですが、遅スタートのため、新道登山口ピストンとします。
登山口すぐにガチな急登が始まります。その後も呻吟坂と呼ばれる急傾斜の斜面が続き、一気に標高を上げていきます。およそ1時間で眼下に富良野市街地、その先に十勝連峰・大雪山系が見渡せる見晴台へ到達しますが、山方面はどんよりしてて見通せません。復路では眺望も回復するはずと信じて、先へ進みます。
見晴台から30分、入山から1時間半で、鶯谷と呼ばれるポイントへ。最初は、ここから稜線歩きかと期待していましたが、まだまだ樹林帯歩きが続きます。ただし、ちょいちょい十勝連峰方面の視界が開けた場所を通過します。この日は全然眺望がありませんでしたが。鶯谷から45分、入山から2時間強で半面山へ。その名の通り、東側方面の半分だけ眺望が開けた山頂です。ここで軽く菓子パンランチで小休止。
その後、鞍部へ下ると熊の沼に出ます。ヒグマの巣窟なのだろうか・・・。ここらへんからトレイルの左右は高山植物が多数咲いてて、曇天でも花を愛でながら登ることができます♪。半面山から40分、入山から3時間弱で雲峰山(うんぼうざん)へ。本当は雲峰山から芦別岳がドーン!と見えるようですが、この日は往路も復路も全然見えず。予報では15時から晴れ予報でしたが、みじんも晴れそうな予感がしません(涙)。
雲峰山から一度鞍部へ下り、登り返すと30分程度で山頂直下のチングルマ咲き誇るお花畑へ到達。今回の北海道山遠征で、チングルマの白い花が見れたのは、芦別岳とニペソツ山だけでした。ほかはみんな果穂。芦別岳も山頂直下以外のチングルマは果穂だったので、ここは豪雪スポットで、最後まで雪渓の下だったんだろうな、と想像されます。お花畑から山頂を正面に見て、右側の急登と左側の緩斜面、どちらにも道が伸びています。楽な方に釣られて(笑)、左側へ進むと最後は道なきハイマツ帯となり、強引によじ登ると想定通り行き止まり。また戻り、今度は右側に進むと最後の急斜面で、ほどなく山頂です。入山からおよそ3時間半かかりました。都合、36座目の二百名山となります。
すぅーっと雲が掃けることを夢見て30分程度山頂へ滞在しますが、360度何も見えない雲の中、という状態に変化は生じません。残念ながら、失意の中、下山します。復路は数々の花も撮り尽くしたので、スピード重視で駆け下ります。雲峰山あたりまでは歩いてましたが、そこからはトレランスタイルで走りメインで進みます。非常に軽快に走れるトレイルが多く、気づいてみれば復路は、芦別岳から駐車場まで2時間かかりませんでした!復路にも十勝連峰・大雪山系は見通せず、芦別岳は「とりあえず登った」だけとなってしまい、残念でした。後にニペソツ山で出会ったハイカーに、北海道の山でとんがって格好いいのはニペソツ山と芦別岳くらい、と言われました。芦別岳、とんがっているんですか??麓からも満足に見えず、芦別岳”らしさ”をほとんど味わえない山行となってしまいました。
いつか夕張岳へアタックする時に、再度旧道ルートも含め、リベンジしたい山ですね。
Day5〔天塩岳〕へ続く)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3411208.html
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