白い虹!北沢峠〜仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,251m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:10
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
歌宿から5分程度崩落地の工事区間は徒歩移動。 その先北沢峠まで無料シャトルバス10分。 仙流荘先無料駐車場有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・仙丈小屋の水場は枯れているため注意。また馬の背ヒュッテも休業中のため、水は十分用意するか、仙丈小屋で購入するしかありません。 ・長衛小屋から仙水小屋間は数ヶ所崩れている所があるもののテープはあるため通行に問題ありませんが、夜間は道迷いに注意。 ・その他甲斐駒ヶ岳は高度感はあるものの、直登コースでない限りは危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | 高遠さくらの湯(大人500円) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回はコロナ禍の中、昨年見送った甲斐駒・仙丈ヶ岳に挑戦。
アルコール消毒・体温計・マスクと三種の神器を携えて、ソーシャルディスタンスに注意しながら挑みました。
当初歌宿から2時間の林道歩きが必要だったため、3泊4日で考えていましたが、
直前に歌宿から徒歩15分(実際は5分)と無料シャトルバスによる北沢峠への運航が再開されたため、急遽2泊へ変更。
今年は人数制限の上に完全予約制だったため、テン場もかなり余裕がありました。
初日はテントを設営して終了。
2日目は深夜からテントを叩く雨の音で何度も起きながら、
レインウェアを着こんで朝食準備。
登り始め1時間は雨の中登る。
ただ樹林帯のためあまり気にならず。
太陽も出てきたので『これはブロッケン現象を見れるかも!』と期待しながら稜線へ向けてひたすら登る。
稜線へ抜けるもガスの中。。。
小仙丈ヶ岳で休憩しているとガスが晴れ、目指す仙丈もキレイに見えた。
それだけではなく、白い虹の出現にテンションが上がる。
残念ながらブロッケンは見れなかったものの、山頂までにライチョウの親子に遭遇。
そして無事子供たちは初3,000m超え登頂。
初めてづくしの山行。
仙丈小屋の水場が枯れているのは前日こもれび山荘で情報を得ていたが、
馬の背ヒュッテが休業中なのは知らず、馬の背ヒュッテで飲み物を購入しようとしていたので休業だった時の衝撃といったら。。。
なんとか足りたものの、手持ちの水分はギリギリの状態で、登山口の水場でがぶ飲み。
この日の夜はテントの数も倍以上に増え、夜遅くまで大きな声で会話をしているハイカーがいたため完全な寝不足。
夜9時にペグ打ちするかなぁ。。。
3日目、実質4時間睡眠でグダグダの中、2時半起床。
日の出前に出発。
一昨年の台風で仙水小屋へのルートが荒れているため、テープで目印はあったものの、ヘッドランプでテープを探すのは一苦労。
思ったより時間がかかってしまい、仙水峠でのご来光はタッチの差で見れず。
ただ朝焼けはキレイだったので良しとしよう。
駒津峰への急登は苦手。
自分の中では今回の核心部。
ただ駒津峰からの展望は最高で、富士山や北岳、仙丈ヶ岳はもちろんのこと、
中央アルプスに御嶽、白山、乗鞍岳、北アルプスの山々とたくさんの山々を眺めることができた。
子供がいるため直登ルートではなく巻き道で登頂したものの、本当に危険な個所はなく、ほどよい高度感で楽しい山歩きだった。
思ったより下山に時間がかかり、テントの撤収をバタバタして最終バスへ飛び乗った。
今回は子供たちに初めてづくしの山行になり、自分たちもいい経験になった。
コロナ禍でもソーシャルにさえ気をつければ安全な遊びだなと改めて感じた。
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