青木ヶ原溶岩から富士山、宝永山
- GPS
- 16:09
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 2,839m
- 下り
- 2,927m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:48
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:22
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士山の青木ヶ原溶岩の縁と火口を巡り、富士山頂を経て宝永山へ降りた。 青木ヶ原溶岩全般、溶岩に苔が生えている。見た目は安定して見えるが溶岩は浮き石が多いので、安易に踏むとコケる。 ・大室山 北斜面はどこからでも登れる、南斜面はとげの草があり夏場は厳しい。東の神座風穴側からは道がある。 ・大塚火口 地図の読みを間違えなければ藪はなくアクセスは容易。踏み跡あり。 ・氷穴火口列 火口の側壁は高い場所がある。落ち葉の間に穴があるので足下注意 ・宝永山 富士の宮口側から登ると砂走を登ることになるのできつい。富士登山帰りに御殿場口登山道から寄るのが楽 ・二ツ塚 植生がなくどこからでも登れる |
その他周辺情報 | 五合目の雲上閣は2回ワクチン接種の人は一泊5500円。カプセルホテルで快適だが山小屋に比べると対応が味気ない。比較的低めの山小屋がゆったりできるのでおすすめ。 コロナのため、スバルライン上り通行が18:00で終了。これにあわせて、五合目の売店、レストランが18:00ごろに全て閉まってしまうので、精進湖口から歩いて登る場合はご飯を食べ損ねないように注意!!! 五合園では翌朝用のバナナ・おにぎりが買えます。これも18:00まで。 |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
感想
二週間前の登山後に青木ヶ原溶岩の成り立ちを調べたら、もう一度行きたくなって、登る準備ができているうちに連続で富士山に登った。
「富士山に登らない馬鹿、二度登る馬鹿」とは昔祖母に言われたが、さすが富士山。溶岩流のスケールも大きく痕跡を見るとわくわくする。登山も、ひたすら登る一方で、裏切らないので、同じ累積高度の里山の縦走より心のダメージが少なくてわりと楽しい。
今日は貞観噴火(864)で出来た青木ヶ原溶岩を歩いたが、火口の噴火順序など文献の結論は二転三転していて、有名火山の噴火でも最近まで分からなかったことがあることも意外で面白い。
また、歩いてみると、溶岩の年代で地形と植生がくっきりわかれていて、有史に火山活動した山ならではのいつもと違う発見があって、富士山は見ても歩いても面白い!
参考文献
高橋ら、富士火山貞観噴火と青木ヶ原溶岩、富士火山, 山梨県環境科学研究所,2007, p.303-308
https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/yies/fujikazan/original/P303-338.pdf
千葉ら、航空レーザ計測にもとづく青木ヶ原溶岩の微地形解析、富士火山, 山梨県環境科学研究所349-363, 2007
https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/yies/fujikazan/web/P349-363.pdf
国土地理院赤色立体地図
https://maps.gsi.go.jp/#13/35.380373/138.732347/&base=std&ls=std|vbmd_bm|red&blend=01&disp=111&lcd=vbmd_bm&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
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