飯豊山 (大日杉コース往復)

2021年08月06日(金) [日帰り]

• GPS: 10:31
• 距離: 23.1km
• 登り: 2,248m
• 下り: 2,244m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:55
• 休憩: 1:16
• 合計: 10:11

4:27 大日杉小屋
4:41 4:47 ザンゲ坂
4:58 5:06 長之助清水
5:08 5:09 御田
5:44 5:45 滝切合
6:02 6:09 地蔵岳
6:28 6:28 語らいの丘
6:43 6:45 目洗い清水
7:12 7:12 御坪
7:51 7:51 切合・種蒔山分れ
7:54 7:59 切合小屋
8:20 8:23 草履塚
8:34 8:34 姥権現
8:38 8:38 御秘所
8:48 8:48 御前坂下
9:05 9:05 一ノ王子
9:10 9:10 本山小屋
9:19 9:36 飯豊山
9:50 9:51 本山小屋
9:56 9:56 一ノ王子
10:03 10:04 一ノ王子東の水場
10:08 10:08 一ノ王子
10:21 10:21 御前坂下
10:32 10:32 御秘所
10:35 10:35 姥権現
10:47 10:48 草履塚
11:05 11:05 切合小屋
11:10 11:11 切合・種蒔山分れ
11:51 11:51 御坪
12:11 12:20 目洗い清水
12:40 12:40 語らいの丘
13:03 13:08 地蔵岳
13:23 13:23 滝切合
13:53 13:53 御田
13:58 14:03 長之助清水
14:17 14:18 ザンゲ坂
14:32 14:34 大日杉小屋
14:38 ゴール地点

手動補正なし

天候

晴れ。涼しい風あり。下山中風の当たらない樹林帯は暑い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笹谷峠のみ高速道路利用で愛子から2時間半ぐらい。

コース状況／危険箇所等

片側崖あり。岩場あり。しつこいハチ・アブいるかも。
切合小屋手前に雪渓あり（上に巻ける）。
藪が張り出し登山道見えない所あり。
朝露で下半身、靴が濡れる。

写真

8/6 4:30

最初はヘッデン。
予備の未使用アルカリ電池も2個持って来ており、電池切れの心配はない。
羽虫は前評判ほどいない。ってかあまりいない。
登山届を書く狭い建物にはアブが数匹入り込んでいて閉口したが。

8/6 4:41

鎖のザンゲ坂。湿ってるので鎖はありがたい。
気温もあまり高くない。
登ってるので暑いけど。

8/6 4:45

明るくなってきたので早々にヘッドライト外す。

8/6 5:01

長之助清水の分岐
4年前に来た時よりロープとかしっかりしてる気がする。
上り下りのとこは縄梯子みたいなのがかけられている。

8/6 5:03

長之助清水、ちゃんと出てます。
水場を考えると、手持ちの水分あと2Lは減らせそう。
500mlペットボトル4本で回せる。
緊急時に備えて多めの方がよい事はよいのだろうが。

8/6 5:10

御田
湿っぽいから御田？

8/6 5:17

登り始めてからまもなく、右足のふくらはぎが攣りそうな気配があったが
がっつり攣ることはなかった。

8/6 5:31

見えた山際ズーム。
三国小屋からの稜線かと思ったが違うようだ。

8/6 5:39

このビニールは何ぞや。
もう一か所巻いてあるの見かけた。

8/6 5:56

ここは狭くて右ガケでちょっと危ないな。
最近、大朝日岳の中ツル尾根コースで下山中に沢に滑落して亡くなった大学生がいたが、
疲れで足元が怪しくなってくるとどこでも危ない。

8/6 6:02

花がギザギザの花

8/6 6:03

地蔵岳着いた
ここまで登ればあとは楽…?

8/6 6:04

奥の展望スポットから
バナナとか食って休憩

8/6 6:14

このあたり藪が道に出ていて朝露でスボン以下が濡れる。
ゲイターしてたので靴は大丈夫かと思っていたが、
そんなことはなくそのうち完全浸水していた。

8/6 6:28

右のふたトンガリは磐梯山と櫛ヶ峯かなーと思っている。

結構降りてきて地味なアップダウンもあり、
前回地獄だった下山時の地蔵岳への登り返しが今から心配。

8/6 6:46

再び展望スポット標識。
あれ？目洗清水スルーしてきてしまった。帰りに寄ろう。

8/6 6:46

その展望スポットから。
草地はもう少し奥まで踏み跡がある。
冬場なら存在するすべての尾根から飯豊山に登る、とかチャレンジする人はいないのだろうか。

8/6 7:09

このあたりのダケカンバの木陰の方が
「語らいの丘」にふさわしいと思う。

前の展望スポット過ぎたあたりから黄色いハチ(スズメバチ？)にしつこくまとわりつかれて神経が疲れる。
刺されはしなかったがかなりの距離つきまとってきた。
まだアブにまとわりつかれる方がましである。

8/6 7:13

御坪
風があって涼しい

8/6 7:37

川入からの道が近づいてきた

8/6 7:39

沢
このあたりは花がたくさんある
踏み跡はだいぶ上まで続いていたが、源流から水が汲めるのかしら？

8/6 7:41

ちょっとあるキスゲ

8/6 7:47

まだ残る雪渓
少し前の上り坂で下山してきた方の話のおすすめの通り
上を巻く。ちゃんと道っぽくなっている。
雪渓との間に段差あるのでそのまままっすぐは進めない。

8/6 7:48

この辺もチングルマとか咲いてる

8/6 7:51

下りは切合小屋へ水を通す黒いホースに沿って降りた。
逆から来た時もこのホースのとこから上がると分かりやすいでしょう。

8/6 7:54

風がもう秋かも。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の涼にぞおどろかれぬる

8/6 7:56

切合小屋
水場の水はやはり少しぬるい。
あと沢水だからか飲むと口の中に残る感がある。
でもあの沢の水量からして上の方でかなりの水が湧き出ていると思うんだよな〜いつか見に行って見てもいいかも。
飯豊山には行かず切合小屋の水場の取水口の確認のためだけに登って、牛ヶ岩山経由で下山し周回するのは楽しそう。

8/6 8:07

切合小屋先の緩い登り

8/6 8:22

草履塚。眺めよし。
ここでもちょっと休む。

8/6 8:29

大日岳

8/6 8:29

正面を登り切れば登りはほぼ終了

8/6 8:35

姥権現。
この手前で以前はトリカブトの花が咲いてたと思うが
今回は見なかった。

8/6 8:36

姥様。
このよだれかけと給食の帽子みたいなのは特別な意味があるのだろうか。
ハロウィンには魔女のトンガリ帽子とかになってたら面白い。

8/6 8:39

御秘所

8/6 8:42

特に難しくない、ごく短い岩場。

8/6 8:50

ラストの坂
膝の上の筋肉が痛む感はあるがいつもの内腿が攣りそうな感じはない。変に力を入れなければ。

8/6 9:00

てっぺんの石垣がゴール

8/6 9:07

のぼりきった〜！
水場は帰りに寄る。

8/6 9:10

イイデリンドウ

8/6 9:11

本山小屋。
側溝の水って排水なのかしら。

8/6 9:14

団体さんが写真撮りながらゆっくり山頂へと向かっている。
山頂混みそうだから追い越しておこう。
ちなみに本日、この団体さん以外は登山客はまばらであった。

8/6 9:21

山頂！三度め。
風があり涼しい。雲も秋っぽいかも。

8/6 9:21

大日岳への稜線。
天気いいし時間的にも行けなくはなさそうだが、地蔵岳への登り返しがきつそうなので行く気が起きない。
前みたいに川入からなら行ってたかも。

8/6 9:21

尾西小屋あたりから北に続く稜線

8/6 9:21

いつかは通ってみたいダイグラ尾根。
途中水場がもっとあればなあー。

8/6 9:22

本山小屋振り返り。
座っておにぎり食ってしばし休憩。

8/6 9:44

これも飯豊竜胆だな。
むしろ普通のリンドウはないかも。

8/6 10:00

本山小屋すぎての水場
3本のパイプのうち白の一本から出ていた。
どっちかの小屋でカレーが食えるのなら食べてみたかったが
そんな気配がなかったのでそのまま帰る。

8/6 10:18

帰り道
下界の町も遠くに見えてた。

8/6 10:19

マツムシソウと大日岳(とハエ)

8/6 10:32

御秘所
こう見ると高度感あって少し怖い

8/6 11:07

切合小屋前から東の方。
天気は崩れない。登山日和ってやつだね。
いい天気にのぼっちゃってすいませんw

8/6 11:20

沢付近の道は刈られた笹が道に残ってて歩きにくい。
いちど脛にぴしっと当たって痛かった。

8/6 11:25

ユキワリコザクラと沢

8/6 12:15

あった、目洗清水の標識。
行きに厄介だったしつこいハチやアブも帰りはほぼおらず。

8/6 12:15

目洗清水までは少し降りてちょっとだけ登る。
飯豊山登山情報のHPの紹介通りだが、
短いけど結構急なとこにロープとか無いし雨降ってたら降りたくない。
地蔵岳への登り返しもあるし体力的にもあまり…。

8/6 12:19

パイプ到着。
やはりこの付近はかなりぬかるんでいて靴も浸水しそうだし(長靴なら良いが)
無理して汲みに来るとこではない感じ。
夏場だけホースつけて降りきったあたりで汲めるようになっているとありがたいけどそうもいかないか。

8/6 12:41

語らいの場。
手前にサングラスが置いてあった。

8/6 13:06

風が当たれば涼しい分、だいぶマシなのかもしれないけど、
やはり地蔵岳への登り返しは地獄であった。
上の方でもっと時間とってたっぷり休んでおけば違うかなあ。
こっからはくだるだけなのだが、なんか足の裏が痛くてスイスイとは行けない。

8/6 14:03

長之助清水の縄梯子とロープ。
右足親指と人差し指の間あたり、石ころでも靴に入ったのか特に痛い。

8/6 14:35

アブのいる建物で下山届を書き、
洗い越しでポールと靴をジャブジャブやって帰還。
足の裏が痛かった理由はこの後の温泉で判明。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR700 カシオ

装備

備考

ザック7キロ超えぐらいか（うち水分４L）

感想

966

確か4年前、下山がとってもきつかった思い出のある大日杉コースで
再び飯豊山に登ってみたくなり行ってみた。
登山日和だったがやはり下山はきつかった。
つらい思いを回避するには泊まるかもっと休憩をとるか。
暗くなるに着けばいいならあと3時間は休憩できるけど、4年前との体力比較的な意味もあり…。

温泉で靴下を脱いで分かったが、足の裏の痛みの原因は朝露で濡れままの靴を履いてふやけた皮膚に皺が寄り皺の分だけ押されてより痛くなっていたのだった。石ころとかではなかった。
家帰ってもまだ白くふやけていて、一晩寝たら治ったが濡れたままの靴で歩くとこういう事もあるんだなー。

◆黒鴨温泉(日帰り300円)
グーグルマップのコメントによるとヌルヌル泉質で、普通の日帰り入浴に飽きた人に、
とのことで行って見た。旅館なのかな？やや大き目の古い家的な建物。
浴室も脱衣所も普通の家に近くて狭い。洗い場一つ。浴槽も3人ぐらいが限度か。
固形石鹸・シャンプー・リンスあり。石鹸は泡立ちよく体も顔も洗える。
泉質は確かにヌルヌルで温度もちょうど良かった。
貸し切りだったので狭いとかは気にならないのだが脱衣所が暑くて扇風機もないのには困った。
汗が引かず汗だくで着替えすることに。
行くなら涼しくて空いてる時かな。