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Yamareco

記録ID: 3419021
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

峩々たる赤岳 八ヶ岳縦走(撤退)

2021年08月05日(木) ~ 2021年08月06日(金)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.1km
登り
1,448m
下り
1,435m

コースタイム

1日目
山行
8:30
休憩
2:25
合計
10:55
5:45
55
6:40
6:50
190
10:00
11:45
10
11:55
125
14:00
14:30
50
15:20
10
15:30
15:20
70
地蔵の頭
16:30
行者小屋
2日目
山行
3:40
休憩
1:10
合計
4:50
7:30
20
行者小屋
7:50
8:00
30
8:30
9:20
80
10:40
50
11:30
11:40
40
12:20
美濃戸口から南沢ルートを通って行者小屋でテントを設営し、赤岳を登って一泊。二日目は地蔵尾根から横岳〜硫黄岳を回る予定だったが疲労等で断念し、赤岳鉱泉〜北沢ルートでのんびりと美濃戸口へ戻った。標高差1400m、約17kmほどのコース。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
〇まいにちアルペン号 夜行
竹橋〜美濃戸口 所要時間3時間 往復¥12000(テント泊応援割引¥1000)
コース状況/
危険箇所等
赤岳鉱泉にアブ多数
その他周辺情報 行者小屋テント泊¥2000
今回は初めて毎日あるぺん号を利用する。集合場所の竹橋の毎日新聞本社1階ロビーは自宅からアクセスが良く、コンビニもあって便利。23時発の夜行で出発。
2021年08月04日 22:22撮影
8/4 22:22
今回は初めて毎日あるぺん号を利用する。集合場所の竹橋の毎日新聞本社1階ロビーは自宅からアクセスが良く、コンビニもあって便利。23時発の夜行で出発。
ピッタリ3時間、午前2時に美濃戸口に到着。いやーこれは近いな。あるぺん号の八ヶ岳夜行プランには、ここ八ヶ岳山荘での仮眠が含まれている。
2021年08月05日 02:07撮影
8/5 2:07
ピッタリ3時間、午前2時に美濃戸口に到着。いやーこれは近いな。あるぺん号の八ヶ岳夜行プランには、ここ八ヶ岳山荘での仮眠が含まれている。
八ヶ岳山荘には仮眠室という非常にすばらしい施設がある。ここは24時間開放されており、誰でも2千円払えば予約なしで利用できる。終バスに乗り遅れた時も前泊したい時も格安で一晩過ごせる。仮眠室は2部屋あり、こちらはあるぺん号専用だそうだ。寝具には清潔感がある。
2021年08月05日 02:14撮影
8/5 2:14
八ヶ岳山荘には仮眠室という非常にすばらしい施設がある。ここは24時間開放されており、誰でも2千円払えば予約なしで利用できる。終バスに乗り遅れた時も前泊したい時も格安で一晩過ごせる。仮眠室は2部屋あり、こちらはあるぺん号専用だそうだ。寝具には清潔感がある。
少しウトウトして5時に起床。自販機で朝コーヒーを決めてさあ行こう。ちなみにここは茅野市まで車で30分ほどの場所なのでペット&缶を捨てられるゴミ箱がある←重要!
2021年08月05日 05:08撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:08
少しウトウトして5時に起床。自販機で朝コーヒーを決めてさあ行こう。ちなみにここは茅野市まで車で30分ほどの場所なのでペット&缶を捨てられるゴミ箱がある←重要!
さあ、八ヶ岳はどんな所なんだろう。
2021年08月05日 05:46撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 5:46
さあ、八ヶ岳はどんな所なんだろう。
広い林道を1時間弱歩いて美濃戸へ。ここまでは一般車両でも入ることが出来るようだ。
2021年08月05日 06:38撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:38
広い林道を1時間弱歩いて美濃戸へ。ここまでは一般車両でも入ることが出来るようだ。
今日も暑くなりそう。トイレを借り、腹に水をいっぱい入れていく。
2021年08月05日 06:52撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:52
今日も暑くなりそう。トイレを借り、腹に水をいっぱい入れていく。
今回は行者小屋が目的地なので、右の南沢ルートを選んだ。北沢ルートは林道が続いている。
2021年08月05日 06:53撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 6:53
今回は行者小屋が目的地なので、右の南沢ルートを選んだ。北沢ルートは林道が続いている。
南沢ルートは美しい森の登山道。乱舞する光と輝く緑に思わず目を奪われる。
2021年08月05日 07:10撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 7:10
南沢ルートは美しい森の登山道。乱舞する光と輝く緑に思わず目を奪われる。
ところどころ険しい箇所もあり、テント装備ではペースが上がらない。つづら折りの急登も足を苦しめる。
2021年08月05日 07:26撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 7:26
ところどころ険しい箇所もあり、テント装備ではペースが上がらない。つづら折りの急登も足を苦しめる。
風はなく、暑い。日陰なのが救いだ。
2021年08月05日 08:25撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:25
風はなく、暑い。日陰なのが救いだ。
休憩。水はあと500mlほどだが、十分持つだろう。
2021年08月05日 08:57撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 8:57
休憩。水はあと500mlほどだが、十分持つだろう。
広い沢の跡の「白河原」に出た。横岳が目の前に近づいてきた。南沢コースは前半が結構大変で体力を使ったが、後半はなだらかな道が続く。
2021年08月05日 09:23撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 9:23
広い沢の跡の「白河原」に出た。横岳が目の前に近づいてきた。南沢コースは前半が結構大変で体力を使ったが、後半はなだらかな道が続く。
10時、少し遅れて行者小屋に到着。夏らしい見事な好天。受付は感じのよいお姉さんだった。
2021年08月05日 11:45撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 11:45
10時、少し遅れて行者小屋に到着。夏らしい見事な好天。受付は感じのよいお姉さんだった。
テント場は広い。少しでも日陰になりそうな奥まった高台を選んで設営。なんのかんのやって結局2時間弱はかかる。しかもずっと動いているのでろくな休憩にもならない。
2021年08月05日 10:50撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 10:50
テント場は広い。少しでも日陰になりそうな奥まった高台を選んで設営。なんのかんのやって結局2時間弱はかかる。しかもずっと動いているのでろくな休憩にもならない。
12時。予定は大分オーバーしてしまっているが、阿弥陀岳はパスして赤岳だけなら十分行って来れるだろうと判断。しかしちょっと足が重い…。
2021年08月05日 11:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 11:56
12時。予定は大分オーバーしてしまっているが、阿弥陀岳はパスして赤岳だけなら十分行って来れるだろうと判断。しかしちょっと足が重い…。
文三郎尾根。ここからはCT1時間で稜線に出られるはずだ。うん?なにか険しそうだな…。この時点でなんとなくピンときた。
2021年08月05日 12:09撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:09
文三郎尾根。ここからはCT1時間で稜線に出られるはずだ。うん?なにか険しそうだな…。この時点でなんとなくピンときた。
うわあ〜。なんだこの斜度は!梯子と階段の中間くらいの角度だ。
2021年08月05日 12:20撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:20
うわあ〜。なんだこの斜度は!梯子と階段の中間くらいの角度だ。
赤い屋根の行者小屋からもうあんなに登ったか。眺めはいいが、振り返るのが怖い。
2021年08月05日 12:21撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 12:21
赤い屋根の行者小屋からもうあんなに登ったか。眺めはいいが、振り返るのが怖い。
延々と続く急登、急登。ジャンプしたら麓まで飛んでいけそうな斜度だ。
2021年08月05日 12:55撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 12:55
延々と続く急登、急登。ジャンプしたら麓まで飛んでいけそうな斜度だ。
これは今までの経験でも一番過酷な登山道かもしれない。
2021年08月05日 13:04撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:04
これは今までの経験でも一番過酷な登山道かもしれない。
うお〜なんとか稜線に出た…
2021年08月05日 13:16撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:16
うお〜なんとか稜線に出た…
阿弥陀岳への分岐。ここから赤岳山頂までは厳しい岩場が続くので、ここで休憩するのが正解。午後なのでガスが出て来た。
2021年08月05日 13:23撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:23
阿弥陀岳への分岐。ここから赤岳山頂までは厳しい岩場が続くので、ここで休憩するのが正解。午後なのでガスが出て来た。
長い岩場。前後を高校生グループに囲まれてしまい、少し辛い。前を譲られたら譲られたで中年には辛いし。買ってから8か月、初めて岩場を登るライトアルパインブーツ。
2021年08月05日 13:35撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:35
長い岩場。前後を高校生グループに囲まれてしまい、少し辛い。前を譲られたら譲られたで中年には辛いし。買ってから8か月、初めて岩場を登るライトアルパインブーツ。
対向者と慎重にすれ違いながら登る。岩場は苦にしたことはないが、体力的にだいぶ辛くなってきた…。さっきの休憩で羽織ってしまったウインドシェルも汗でグッショリだ。
2021年08月05日 13:57撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 13:57
対向者と慎重にすれ違いながら登る。岩場は苦にしたことはないが、体力的にだいぶ辛くなってきた…。さっきの休憩で羽織ってしまったウインドシェルも汗でグッショリだ。
赤岳山頂(2899m)到着!槍ヶ岳以来1年ぶりの3000m級!
2021年08月05日 14:03撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 14:03
赤岳山頂(2899m)到着!槍ヶ岳以来1年ぶりの3000m級!
午後なのでガスが出ているのは仕方ない。とにかくお祀りだけ出来れば上等だ。稲荷大神さまの御神恩に感謝申し上げます。
2021年08月05日 14:05撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:05
午後なのでガスが出ているのは仕方ない。とにかくお祀りだけ出来れば上等だ。稲荷大神さまの御神恩に感謝申し上げます。
疲れた。固形物を口に入れるのが辛く、なんとか水で流し込む。今年は何だか体力が落ちていると感じるのは、慣らしのためずっと履いている800gのエルブルースGVのせいだろうな。
2021年08月05日 14:13撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:13
疲れた。固形物を口に入れるのが辛く、なんとか水で流し込む。今年は何だか体力が落ちていると感じるのは、慣らしのためずっと履いている800gのエルブルースGVのせいだろうな。
他に見るものがないのでボーっと花を眺める。山の天気にいちいち一喜一憂する歳でもないのでこれはこれでいい。
2021年08月05日 14:16撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:16
他に見るものがないのでボーっと花を眺める。山の天気にいちいち一喜一憂する歳でもないのでこれはこれでいい。
風で吹き飛ばされそうな赤岳頂上山荘。一度泊まってみたい山小屋だが、今は営業を自粛していた。
2021年08月05日 14:34撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:34
風で吹き飛ばされそうな赤岳頂上山荘。一度泊まってみたい山小屋だが、今は営業を自粛していた。
ガスがやや晴れるとすぐ近くに茅野市が見える。このアクセスの良さで3000m級の高山縦走が楽しめるのが八ヶ岳の一番の魅力だろう。
2021年08月05日 14:34撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/5 14:34
ガスがやや晴れるとすぐ近くに茅野市が見える。このアクセスの良さで3000m級の高山縦走が楽しめるのが八ヶ岳の一番の魅力だろう。
赤岳山頂から望む阿弥陀岳の立派な姿。いずれ行くぞ。
2021年08月05日 14:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:41
赤岳山頂から望む阿弥陀岳の立派な姿。いずれ行くぞ。
横岳方面への下りは石を落とさずに下るのが困難なくらいの急なガレ場が続く。腰を落としてそろそろと下りていたら背中を岩にぶつけてボトルを落としてしまった。幸い少し下で止まってくれたが、下に人がいたので大反省。
2021年08月05日 14:58撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 14:58
横岳方面への下りは石を落とさずに下るのが困難なくらいの急なガレ場が続く。腰を落としてそろそろと下りていたら背中を岩にぶつけてボトルを落としてしまった。幸い少し下で止まってくれたが、下に人がいたので大反省。
2021年08月05日 15:17撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:17
赤岳天望荘。山頂から20分のところを倍の40分もかかった。大量の飲料を持って赤岳の急登を登るのは嫌なので、真夏の縦走時はここで飲料を補給することになるだろう。
2021年08月05日 15:18撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:18
赤岳天望荘。山頂から20分のところを倍の40分もかかった。大量の飲料を持って赤岳の急登を登るのは嫌なので、真夏の縦走時はここで飲料を補給することになるだろう。
地蔵の頭。ここから行者小屋に真っすぐ下る。
2021年08月05日 15:28撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:28
地蔵の頭。ここから行者小屋に真っすぐ下る。
なんと、すぐ足元に行者小屋が見えるほどの急坂。予定は大きくオーバーしているが、もうこの時点で明日の縦走予定はキャンセルして、とにかく怪我がないようにゆっくりと下りればいいと判断。
2021年08月05日 15:29撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 15:29
なんと、すぐ足元に行者小屋が見えるほどの急坂。予定は大きくオーバーしているが、もうこの時点で明日の縦走予定はキャンセルして、とにかく怪我がないようにゆっくりと下りればいいと判断。
凹凸が少なく、鎖に頼って下る岩場。どうやら赤岳の上部はトレッキングポールを使える場所が極めて少ない。未練たらしく出し入れで余計な時間を使ってしまっている。
2021年08月05日 15:49撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/5 15:49
凹凸が少なく、鎖に頼って下る岩場。どうやら赤岳の上部はトレッキングポールを使える場所が極めて少ない。未練たらしく出し入れで余計な時間を使ってしまっている。
そしてグチャグチャの急階段。当初の予定では、帰りのバスに余裕を持つため明日の夜明け前にここを登って4時には稜線に立つつもりだったが、こんな登山道を夜に登るのは自殺行為だった。
2021年08月05日 16:05撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:05
そしてグチャグチャの急階段。当初の予定では、帰りのバスに余裕を持つため明日の夜明け前にここを登って4時には稜線に立つつもりだったが、こんな登山道を夜に登るのは自殺行為だった。
ゆっくり慎重に降りて来たつもりだったが、なんとCTピッタリで行者小屋に帰着。地図を作った人も慎重に歩いたんだろうな。朝の行動開始から11時間が経過しており疲労が酷い。
2021年08月05日 16:35撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 16:35
ゆっくり慎重に降りて来たつもりだったが、なんとCTピッタリで行者小屋に帰着。地図を作った人も慎重に歩いたんだろうな。朝の行動開始から11時間が経過しており疲労が酷い。
もう明日の予定はいいからとにかく体を休める。戻ってきたテント場は結構込み合っていて賑やかだ。熱を出さないように小屋で買ったコーラで栄養補給。
2021年08月05日 17:01撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:01
もう明日の予定はいいからとにかく体を休める。戻ってきたテント場は結構込み合っていて賑やかだ。熱を出さないように小屋で買ったコーラで栄養補給。
コーラを半分飲んで一休みしてから食事。セリアで買ったU.Lフォールディングテーブルのコピー品は本家よりも使い勝手がいいかもしれない。麺神はそんなに美味しくなかった。
2021年08月05日 17:39撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/5 17:39
コーラを半分飲んで一休みしてから食事。セリアで買ったU.Lフォールディングテーブルのコピー品は本家よりも使い勝手がいいかもしれない。麺神はそんなに美味しくなかった。
食べてすぐ倒れるように眠った。ずっと騒いでいた高校生グループも19時になった瞬間にピッタリと黙り込み、最近の若者は立派なものだなと感心。夜中に少し目が覚めたが、体調は大丈夫そうだ。
2021年08月06日 01:04撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/6 1:04
食べてすぐ倒れるように眠った。ずっと騒いでいた高校生グループも19時になった瞬間にピッタリと黙り込み、最近の若者は立派なものだなと感心。夜中に少し目が覚めたが、体調は大丈夫そうだ。
翌朝。のんびり寝て体調は良好。このすばらしい天気で帰るだけでは勿体ないと思ったが、また今日も赤岳に登る気にはならなかった。今考えたら、阿弥陀岳を往復してもよかったか。
2021年08月06日 06:49撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 6:49
翌朝。のんびり寝て体調は良好。このすばらしい天気で帰るだけでは勿体ないと思ったが、また今日も赤岳に登る気にはならなかった。今考えたら、阿弥陀岳を往復してもよかったか。
このリーコンボトルは昨日1日使用して気に入っていたが、飲み口に小さな虫が入ることがあるのが気になる。特に甘いスポドリは危険。
2021年08月06日 07:20撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:20
このリーコンボトルは昨日1日使用して気に入っていたが、飲み口に小さな虫が入ることがあるのが気になる。特に甘いスポドリは危険。
15時25分のバスまで時間はたっぷりある。次回に備えて赤岳鉱泉の下見をしておこう。
2021年08月06日 07:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:41
15時25分のバスまで時間はたっぷりある。次回に備えて赤岳鉱泉の下見をしておこう。
途中の中山展望台。まだ朝なのにすごい日差しだ。
2021年08月06日 07:53撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:53
途中の中山展望台。まだ朝なのにすごい日差しだ。
ここからは横岳がよく見える。来年こそはあそこを縦走してやる。この絶好の天気を逃した事が残念だが、稜線は灼熱地獄だろうなとも思う。
2021年08月06日 07:54撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 7:54
ここからは横岳がよく見える。来年こそはあそこを縦走してやる。この絶好の天気を逃した事が残念だが、稜線は灼熱地獄だろうなとも思う。
しばらく下って赤岳鉱泉。行者小屋よりもずっと広く、眺めも良い気持ち良さそうなテント場だ。ここは気に入った。
2021年08月06日 08:37撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:37
しばらく下って赤岳鉱泉。行者小屋よりもずっと広く、眺めも良い気持ち良さそうなテント場だ。ここは気に入った。
平坦な場所が多く張りやすそうだが、陽が出ている間は暑くてたまらないだろうな。
2021年08月06日 08:35撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:35
平坦な場所が多く張りやすそうだが、陽が出ている間は暑くてたまらないだろうな。
一方、高台は木陰になっていて涼しそうだが、少し傾いているように見える。難しいな。
2021年08月06日 08:34撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:34
一方、高台は木陰になっていて涼しそうだが、少し傾いているように見える。難しいな。
重しになる岩には困らない。ペグは最低限で十分のようだ。
2021年08月06日 08:40撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:40
重しになる岩には困らない。ペグは最低限で十分のようだ。
まだ9時前だ。ここでしばらくのんびりしようとテラスに腰を落ち着ける。
2021年08月06日 08:41撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:41
まだ9時前だ。ここでしばらくのんびりしようとテラスに腰を落ち着ける。
すると、すぐになにやら蜂のような虫が数匹群がってきた…
2021年08月06日 08:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:43
すると、すぐになにやら蜂のような虫が数匹群がってきた…
これはひょっとしてアブ!?こんなに大きいのか!しかし専らザックやカメラに夢中でこちらには関心を示さない様子。助かった…。
2021年08月06日 08:43撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:43
これはひょっとしてアブ!?こんなに大きいのか!しかし専らザックやカメラに夢中でこちらには関心を示さない様子。助かった…。
こうして指に停まっても噛む気はないようだ。おい、お前は血を吸わない種類なのか?それとも雄なのか?
2021年08月06日 08:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 8:56
こうして指に停まっても噛む気はないようだ。おい、お前は血を吸わない種類なのか?それとも雄なのか?
トンボもザックが好きなようだ。何をしているんだろう?色?温度?汗を舐めたいなら俺のシャツに停まるだろうし。
2021年08月06日 09:05撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:05
トンボもザックが好きなようだ。何をしているんだろう?色?温度?汗を舐めたいなら俺のシャツに停まるだろうし。
暇なのでテントを干してみる。数分で乾くほどの日差し。
2021年08月06日 09:17撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:17
暇なのでテントを干してみる。数分で乾くほどの日差し。
1時間半ほどゆっくりして北沢ルートで美濃戸口へ。北沢ルートは全体的に明るくなだらかで気持ちのいい道だ。
2021年08月06日 09:56撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 9:56
1時間半ほどゆっくりして北沢ルートで美濃戸口へ。北沢ルートは全体的に明るくなだらかで気持ちのいい道だ。
沢を何度も渡る。涼しい。あちこちでのんびり休憩しながら歩く。
2021年08月06日 10:04撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:04
沢を何度も渡る。涼しい。あちこちでのんびり休憩しながら歩く。
堰堤広場から少しすると駐車場で、ここからはなだらかな林道となる。テント泊装備で歩くなら南沢より北沢コースの方が絶対に楽だ。ちょっと失敗したな。
2021年08月06日 10:51撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:51
堰堤広場から少しすると駐車場で、ここからはなだらかな林道となる。テント泊装備で歩くなら南沢より北沢コースの方が絶対に楽だ。ちょっと失敗したな。
ギラギラと容赦ない夏日に照らされる。去年の谷川連峰を思い出す。
2021年08月06日 10:58撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 10:58
ギラギラと容赦ない夏日に照らされる。去年の谷川連峰を思い出す。
美濃戸の分岐に到着。
2021年08月06日 11:27撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 11:27
美濃戸の分岐に到着。
美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着。お疲れさまでした。不完全燃焼ではあったが、たまにはこうして時間を気にせずのんびり歩くのも悪くない。
2021年08月06日 12:32撮影 by  E-M5MarkII, OLYMPUS IMAGING CORP.
8/6 12:32
美濃戸口の八ヶ岳山荘に到着。お疲れさまでした。不完全燃焼ではあったが、たまにはこうして時間を気にせずのんびり歩くのも悪くない。
帰りのSAで購入したチキンサンド。体には全然ダメージはなく、気持ちのいい疲れだけがある。また行こう。
2021年08月06日 17:00撮影
8/6 17:00
帰りのSAで購入したチキンサンド。体には全然ダメージはなく、気持ちのいい疲れだけがある。また行こう。

装備

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感想

48回目の登拝は初八ヶ岳。
夏のハイシーズンでもお盆期間以外は土日しか路線バスが走っておらず、平日派の自分にとってはやや敷居が高い山域だったが、毎日あるぺん号の夜行で竹橋の毎日新聞本社から美濃戸口までピッタリ3時間と気軽に来れるのは驚き。


当初の予定では早朝4時前の未明には美濃戸口を出て初日は阿弥陀岳〜赤岳を巡るプランだったが、前日とバス内でほとんど眠れなかったために出発を後らせ、八ヶ岳山荘の仮眠室で夜明けまでウトウトして過ごした。この時点で阿弥陀岳をプランから外した。

順調に行者小屋に着きテントを設営するも、やや疲労もあり1時間の予定を大幅にオーバーし出発までに1時間45分を要する。どうやら自分は設営にこのくらいの時間がかかると見ておいた方がよさそう。予定を大幅に遅れるも、まだ昼前だし日没までには簡単に戻れると判断し赤岳へ。

赤岳は今までの経験の中でもトップクラスに険しく、岩場では前後を高校生グループに囲まれて自分のペースも保てなかったことで頂上では食事が喉を通らないくらいに疲労。下りの岩場や地蔵尾根も非常に険しく、行者小屋に帰り着いた時には朝の行動開始から大休憩なしで11時間が経過しており、疲労のため翌日のプランを白紙に。

また、帰りのバスに余裕を持つために2日目の夜明け前に地蔵尾根を登り始めるというのが当初のプランだったが、高度感や距離感を失って足を滑らせたら大怪我の場所が続く危険な登山道だということがわかった。


二日目は15時25分のあるぺん号まで時間がたっぷりとあるため、次回のために赤岳鉱泉や北沢ルートを下見しつつのんびりと八ヶ岳の自然を堪能しつつ帰路に就いた。

赤岳鉱泉はテント場が広く眺めがよく開放感もあるが、アブが多い。北沢ルートは終始なだらかで歩き易く、行者小屋よりも標高も低いのでテント装備での疲労を抑えられること、などの知見も得られてこれはこれで収穫はあった。


無謀な計画を立ててしまったせいでグチャグチャになってしまい、唯一登れた赤岳もガスで何も見えなかったが、色々と学びはありまた次回に活かしたいと思う。



【満足度 ★★★☆☆2/5】
東京から気軽に来られるアクセスの良さもあり、また2度3度とチャレンジしたい。ただアブには注意。

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