ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3422318
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

戸隠西岳(反時計回り)想定外のトラブル発生。

2021年08月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:11
距離
12.9km
登り
1,514m
下り
1,516m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:32
休憩
1:36
合計
9:08
5:07
5:07
14
5:21
5:21
14
5:35
5:46
37
6:23
6:28
21
7:09
7:20
118
9:18
9:30
48
10:18
10:18
22
10:40
10:47
21
11:08
11:14
66
12:20
12:49
77
14:06
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鏡池無料駐車場 5時前我々の車だけ
コース状況/
危険箇所等
1 上部は蟻の塔渡り、P1尾根上部は危険箇所ばかりです。意外と危険を感じたのは稜線上の草で覆われた登山道、道幅は思った以上に狭く少し横に踏み外しただけで滑落の危険あり、2度ほど踏み抜きした状態になりました。

2 西岳直下の長い鎖場とロープ箇所で地蜂(黒スズメバチ)巣があるらしくA君は顔2箇所両腕10箇所刺されました。先に通過した自分は大丈夫でした。逃げ場のない垂直な場所故注意です。

3 この時期日が差すと一気に暑くなり喉が渇きます。水分は十分準備したほうが良いです。また上部は鎖やロープ、笹を掴むのに手袋が必要です。
5時前到着、鏡池無料駐車場は我々の車だけ。折りたたみ自転車が1台ありました。
2021年08月07日 04:55撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 4:55
5時前到着、鏡池無料駐車場は我々の車だけ。折りたたみ自転車が1台ありました。
出発です。鏡池にて目指す山々はガスの中です。
2021年08月07日 04:57撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 4:57
出発です。鏡池にて目指す山々はガスの中です。
途中に神社がありました、天命稲荷神社です。
気温は23度、ジメジメしていてアブがまとわりついて不快です。
2021年08月07日 05:06撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 5:06
途中に神社がありました、天命稲荷神社です。
気温は23度、ジメジメしていてアブがまとわりついて不快です。
参道にでました。
2021年08月07日 05:20撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 5:20
参道にでました。
随談腓鬚ぐって
2021年08月07日 05:20撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 5:20
随談腓鬚ぐって
神々しい杉の参道を登っていきます。
2021年08月07日 05:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 5:21
神々しい杉の参道を登っていきます。
杉の上部には日が差してきています。
2021年08月07日 05:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 5:21
杉の上部には日が差してきています。
戸隠神社奥社で山行の安全祈願、臨時登山案内所で少し話を聞いて登山届を提出しました。
2021年08月07日 05:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 5:40
戸隠神社奥社で山行の安全祈願、臨時登山案内所で少し話を聞いて登山届を提出しました。
いよいよ登山道に入っていきます。いきなり急登が始まりました。
2021年08月07日 05:44撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 5:44
いよいよ登山道に入っていきます。いきなり急登が始まりました。
尾根に出て一息
2021年08月07日 06:03撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:03
尾根に出て一息
岩場に当たって迂回していきます。
2021年08月07日 06:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:16
岩場に当たって迂回していきます。
五十間長屋
2021年08月07日 06:19撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 6:19
五十間長屋
少し進んで
2021年08月07日 06:22撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:22
少し進んで
百間長屋です。ここでヘルメットを被って少し行けば
2021年08月07日 06:23撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:23
百間長屋です。ここでヘルメットを被って少し行けば
いよいよ鎖場の登場です。
2021年08月07日 06:34撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:34
いよいよ鎖場の登場です。
数年前に登ったコースですが最初はビクビクしながら登りました。
2021年08月07日 06:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:40
数年前に登ったコースですが最初はビクビクしながら登りました。
長い鎖場登場
2021年08月07日 06:50撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:50
長い鎖場登場
ここを越えれば
2021年08月07日 06:53撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:53
ここを越えれば
前半のポイント、蟻の渡り塔渡りに到着です。
2021年08月07日 06:54撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 6:54
前半のポイント、蟻の渡り塔渡りに到着です。
ガスのせいで意外と恐怖は感じられないかなと思いましたがそれでも最初の一歩は緊張しました。
2021年08月07日 06:57撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 6:57
ガスのせいで意外と恐怖は感じられないかなと思いましたがそれでも最初の一歩は緊張しました。
渡っているときガスが晴れてきました。
2021年08月07日 06:59撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 6:59
渡っているときガスが晴れてきました。
途中でで振り返り、ちょっと立って歩いてきました
2021年08月07日 06:59撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/7 6:59
途中でで振り返り、ちょっと立って歩いてきました
先を行きます。一旦跨いですすんで
2021年08月07日 07:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:00
先を行きます。一旦跨いですすんで
A君刃の刃渡りで ここは跨がざるを得ませんね。
2021年08月07日 07:02撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/7 7:02
A君刃の刃渡りで ここは跨がざるを得ませんね。
少し登って振り返る。
2021年08月07日 07:06撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 7:06
少し登って振り返る。
八方睨まで来て小休止
2021年08月07日 07:08撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:08
八方睨まで来て小休止
本院岳が少し見えました
2021年08月07日 07:15撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:15
本院岳が少し見えました
戸隠山方面
2021年08月07日 07:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:16
戸隠山方面
斑尾山方面
2021年08月07日 07:17撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:17
斑尾山方面
眼下に蟻の塔渡り
2021年08月07日 07:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 7:16
眼下に蟻の塔渡り
付近の花 タカネナデシコ
2021年08月07日 07:15撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:15
付近の花 タカネナデシコ
シモツケソウ
2021年08月07日 07:17撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:17
シモツケソウ
ハクサンシャジン
2021年08月07日 07:17撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:17
ハクサンシャジン
本院岳を目指して行きます。途中何度もアップダウンがあります。登山道を覆う草は露があってズボンは濡れてしまいました。
2021年08月07日 07:27撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:27
本院岳を目指して行きます。途中何度もアップダウンがあります。登山道を覆う草は露があってズボンは濡れてしまいました。
200M下って300M登る、あそこが鞍部かな
2021年08月07日 07:41撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:41
200M下って300M登る、あそこが鞍部かな
両側はなにげに危険です。
2021年08月07日 07:47撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 7:47
両側はなにげに危険です。
稜線に咲くアジサイ
2021年08月07日 07:47撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 7:47
稜線に咲くアジサイ
この花は何だろう?
2021年08月07日 07:47撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:47
この花は何だろう?
斜面はギボシのお花畑でした。
2021年08月07日 07:51撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 7:51
斜面はギボシのお花畑でした。
本院岳への登り返しは一旦右に巻いて藪の中に入っていきます。
ここからピンクリボンを見つけながらコースを行きました。
2021年08月07日 08:03撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 8:03
本院岳への登り返しは一旦右に巻いて藪の中に入っていきます。
ここからピンクリボンを見つけながらコースを行きました。
ここで痛恨のルートミス 谷状になったザレバをルートだと思って登り、草付きの岩場を上がったり下ったりしてルートを探し回りました。危険な場所まで立ち入って疲労困憊、下ってくるソロの男性を見つけようやくルートに復帰しました。30分程ロスの精神的にも疲れてしまいました。
2021年08月07日 08:11撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 8:11
ここで痛恨のルートミス 谷状になったザレバをルートだと思って登り、草付きの岩場を上がったり下ったりしてルートを探し回りました。危険な場所まで立ち入って疲労困憊、下ってくるソロの男性を見つけようやくルートに復帰しました。30分程ロスの精神的にも疲れてしまいました。
本院岳かと思ったら手前のピーク
2021年08月07日 09:05撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:05
本院岳かと思ったら手前のピーク
その先が本院岳
2021年08月07日 09:10撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:10
その先が本院岳
山頂到着 ここで一休み ルートミスの影響で疲労が大きく時間が掛かってしまいました。
2021年08月07日 09:18撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 9:18
山頂到着 ここで一休み ルートミスの影響で疲労が大きく時間が掛かってしまいました。
先ほどの偽ピーク
2021年08月07日 09:29撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:29
先ほどの偽ピーク
西岳のガスが取れそう・・
2021年08月07日 09:24撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:24
西岳のガスが取れそう・・
西岳は本院岳から一旦下って登ります
2021年08月07日 09:32撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 9:32
西岳は本院岳から一旦下って登ります
P1が見えます。
2021年08月07日 09:32撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 9:32
P1が見えます。
本院岳を下って振り返る、岩山です。
2021年08月07日 09:36撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:36
本院岳を下って振り返る、岩山です。
その鞍部
2021年08月07日 09:37撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:37
その鞍部
稜線下は切れ落ちた谷
2021年08月07日 09:39撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:39
稜線下は切れ落ちた谷
イブキジャコウソウ
2021年08月07日 09:39撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:39
イブキジャコウソウ
西岳直下の鎖場を登ります。
2021年08月07日 09:55撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/7 9:55
西岳直下の鎖場を登ります。
最後はロープ
2021年08月07日 09:57撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 9:57
最後はロープ
ダイレクト尾根
2021年08月07日 10:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:00
ダイレクト尾根
ロープの先少し歩けば
2021年08月07日 10:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:00
ロープの先少し歩けば
山頂です。この手前A君が「わー痛い痛い・・・」と悲鳴。
なんと地蜂(信州ではスガレ、黒スズメバチ)の巣を触ったか踏んだかで蜂の総攻撃にあって、顔2所、両腕は服の上から10箇所以上刺されてしまう惨事に・・・ アナフィラキシーーショックの心配も・・・どうする?
2021年08月07日 10:07撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:07
山頂です。この手前A君が「わー痛い痛い・・・」と悲鳴。
なんと地蜂(信州ではスガレ、黒スズメバチ)の巣を触ったか踏んだかで蜂の総攻撃にあって、顔2所、両腕は服の上から10箇所以上刺されてしまう惨事に・・・ アナフィラキシーーショックの心配も・・・どうする?
西岳山頂は達成感どころでは無くなり、応急処置として自分が持っている虫刺され軟膏を塗って様子を見ながら先を進むことにしました。刺された西岳は何処からも遠く最悪の場所です。
2021年08月07日 10:10撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/7 10:10
西岳山頂は達成感どころでは無くなり、応急処置として自分が持っている虫刺され軟膏を塗って様子を見ながら先を進むことにしました。刺された西岳は何処からも遠く最悪の場所です。
山頂からの景色
本院岳
2021年08月07日 10:10撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/7 10:10
山頂からの景色
本院岳
飯綱山は山頂付近にガス
2021年08月07日 10:10撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:10
飯綱山は山頂付近にガス
高妻山が見えました。
2021年08月07日 10:13撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:13
高妻山が見えました。
P1へ下って行きます。
2021年08月07日 10:25撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 10:25
P1へ下って行きます。
本院岳からのダイレクト尾根
2021年08月07日 10:30撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:30
本院岳からのダイレクト尾根
西岳を仰ぐ
2021年08月07日 10:33撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:33
西岳を仰ぐ
P1へ
山頂到着
2021年08月07日 10:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/7 10:40
山頂到着
西岳
2021年08月07日 10:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:40
西岳
P1分岐付近で休憩 マルバダケブキ
2021年08月07日 10:41撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:41
P1分岐付近で休憩 マルバダケブキ
P1尾根
2021年08月07日 10:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 10:40
P1尾根
飯綱山が晴れました。
2021年08月07日 10:52撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:52
飯綱山が晴れました。
P1直下を下り、2名のカップルと挨拶蜂こと話しておきました。
直ぐにいよいよ不帰ノ嶮です。
2021年08月07日 10:55撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 10:55
P1直下を下り、2名のカップルと挨拶蜂こと話しておきました。
直ぐにいよいよ不帰ノ嶮です。
後からA君が降りてきました。蜂刺されの痛みを忘れての降下です。大丈夫か心配です。
2021年08月07日 11:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/7 11:00
後からA君が降りてきました。蜂刺されの痛みを忘れての降下です。大丈夫か心配です。
降りた先がP1尾根の蟻の塔渡り、ここはそんなに怖くはありません。渡って行きます。
2021年08月07日 11:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:00
降りた先がP1尾根の蟻の塔渡り、ここはそんなに怖くはありません。渡って行きます。
この付近は周りは絶壁だらけ素晴らしい景観
2021年08月07日 11:00撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/7 11:00
この付近は周りは絶壁だらけ素晴らしい景観
すぐに難関の問題の箇所に下っ行きます。
無念の峰ピーク前のハシゴとトラバースの鎖です。
2021年08月07日 11:04撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:04
すぐに難関の問題の箇所に下っ行きます。
無念の峰ピーク前のハシゴとトラバースの鎖です。
梯子の最初の登りはオーバーハング、ここはちょっとびっくり、さらに登って鎖を掴んで左に移動も足場がわかるので苦労はしませんでした。
2021年08月07日 11:03撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:03
梯子の最初の登りはオーバーハング、ここはちょっとびっくり、さらに登って鎖を掴んで左に移動も足場がわかるので苦労はしませんでした。
難関P1尾根の上部の危険箇所をすぎた先に
2021年08月07日 11:07撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:07
難関P1尾根の上部の危険箇所をすぎた先に
無念の峰の標識 A君の蜂の痛みが薄まってきているようですと?嘘でしょう・・
2021年08月07日 11:07撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:07
無念の峰の標識 A君の蜂の痛みが薄まってきているようですと?嘘でしょう・・
そこからさらに何カ所も直下に鎖で降りたり横に移動して一気に下ります。この間の下りの鎖部分は足場がわかりにくくぶら下がるような所も何カ所かありました。腕力頼みです。
2021年08月07日 11:23撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:23
そこからさらに何カ所も直下に鎖で降りたり横に移動して一気に下ります。この間の下りの鎖部分は足場がわかりにくくぶら下がるような所も何カ所かありました。腕力頼みです。
すざましい直下を下る途中ですが一旦休憩しました。熊ノ遊び場直ぐ上でした。
2021年08月07日 11:23撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:23
すざましい直下を下る途中ですが一旦休憩しました。熊ノ遊び場直ぐ上でした。
まだ一気に下ってまた一気に下るP1尾根の半分くらいでしょうか?
2021年08月07日 11:30撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:30
まだ一気に下ってまた一気に下るP1尾根の半分くらいでしょうか?
休憩しながらA君の状況を確認するとやはり刺された箇所の腫れが消えて赤い点だけになっていました。驚愕の事実になぜなのかわかりません。痛みもほぼ消えてしまった様です。
2021年08月07日 11:30撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:30
休憩しながらA君の状況を確認するとやはり刺された箇所の腫れが消えて赤い点だけになっていました。驚愕の事実になぜなのかわかりません。痛みもほぼ消えてしまった様です。
地獄から天国への気分、不安が解消され一気にテンションが上がりました。
2021年08月07日 11:30撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:30
地獄から天国への気分、不安が解消され一気にテンションが上がりました。
直ぐ下の熊ノ遊び場を通過
2021年08月07日 11:44撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 11:44
直ぐ下の熊ノ遊び場を通過
この間は大きな直立した岩に穴が開いています。
2021年08月07日 11:46撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:46
この間は大きな直立した岩に穴が開いています。
ダイレクト尾根
2021年08月07日 11:48撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:48
ダイレクト尾根
少し下って
2021年08月07日 11:55撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:55
少し下って
右の大きな岩山を真っ直ぐ下ってきました。
すごい登山道です、戸隠山までの鎖場の何倍もある気がしました。
2021年08月07日 11:55撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/7 11:55
右の大きな岩山を真っ直ぐ下ってきました。
すごい登山道です、戸隠山までの鎖場の何倍もある気がしました。
望岳台でまた休憩、ここまで来れば安心です。
2021年08月07日 12:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 12:21
望岳台でまた休憩、ここまで来れば安心です。
P1尾根 右に西岳 左はP2 P3
すごいところを下って来なあ・・
2021年08月07日 12:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 12:21
P1尾根 右に西岳 左はP2 P3
すごいところを下って来なあ・・
ダイレクト尾根
2021年08月07日 12:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 12:21
ダイレクト尾根
P2 P3 ズーム
2021年08月07日 12:24撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 12:24
P2 P3 ズーム
標高1300M程まで下ると嘘のようなハイキング道 道には白いキノコがたくさん生えていました。癒やされる広葉樹の森が続きます。
2021年08月07日 12:46撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 12:46
標高1300M程まで下ると嘘のようなハイキング道 道には白いキノコがたくさん生えていました。癒やされる広葉樹の森が続きます。
天狗平に出ました。ここから谷沿いに下って行きます。
2021年08月07日 13:05撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 13:05
天狗平に出ました。ここから谷沿いに下って行きます。
渡渉の沢です。
2021年08月07日 13:20撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 13:20
渡渉の沢です。
ここで顔を洗い一休み、虫がたくさんで早々退散。
ここから登り返して長い道に嫌になった頃
2021年08月07日 13:22撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/7 13:22
ここで顔を洗い一休み、虫がたくさんで早々退散。
ここから登り返して長い道に嫌になった頃
鏡池まで戻ってきました。ダイレクト尾根の左にP1尾根がよく見えますよく歩いてきたなあ、A君も大事にならずよかった。
いろいろありました。まさにラスボス難関西岳山行でした。
2021年08月07日 14:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/7 14:16
鏡池まで戻ってきました。ダイレクト尾根の左にP1尾根がよく見えますよく歩いてきたなあ、A君も大事にならずよかった。
いろいろありました。まさにラスボス難関西岳山行でした。

感想

信州100名山もあと2ついずれも簡単な山では無いが危険な山と言うことではこの山だろう。今回は久しぶりに以前よく一緒に登った会社のA君と2人で西岳周回をしてきた。レコを見るにほとんどが時計回りになっていたが戸隠-高妻山は以前登っていて蟻の塔渡りも経験しているので、西岳まで行ってからP1尾根に集中したいと思って反時計回りにした。

5時に鏡池を出発、気温の割には空気がまとわりつくような蒸す中、しつこいアブを払いながら20分程歩きパワースポットの大きな杉の参道に出て奥社にお参りをした。参道には先行するソロの男性登山者しかいなかったが神社では参詣する人や臨時登山案内所の人たちがいて少し賑やいが感じだった。

奥社横から登山道が始まる、長丁場ゆえゆっくり登って百間長屋でヘルメットを被り鎖場に向かった。胸突き岩の鎖を登って蟻の塔渡りに到着。登山口から1時間ほどで来たので快調だ。蟻の塔渡りはちょうどガスのなかだった。途中で一瞬ガスが消えて周りが見えたときは素晴らしい景色に歓声を上げてしまった。
その上の八方睨みで休憩して先ずは本院岳を目指して出発した。

八方睨みから激下りとなる、ガスのせいで草に露が着いていて粘土質の土が滑る、本来ならロープがあっても良い所なのだが周りの草を掴みながら下った。この先の激下りを思えばこの辺は序の口だった。200M下って300M登るだけだと思っていたのだが途中何度もアップダウンがあって下っていかない。ズボンは露でびしょびしょになって風もあり日差しも無かったので汗をかいた体が一気に冷えていき寒ささえ感じた。

鞍部まで下って本院岳への登り返しにかかった。正面の岩山をどう越えて行くのかと思い進んでいった。稜線から北側の藪の中に入って灌木のトンネルの様な道をトラバースしていき、藪が切れて左に直登する道の様な所を登って行った。ところがしばらくするとその上が岩のガケになっていて左に道らしき感じがしたのでガケを滑落しそうになりながら草を掴み登ってみた。そこに道は無く辺りを探したがだめ、一旦下まで戻って右手の藪道を抜けて登ってみたがこれもだめだった。ここまで来て撤退かと思った矢先、A君が道を見つけその先に下ってくる登山者も見つけほっとした。これも自分がGPSに落としたレコからのログがぶれていてそっちに頼ったのが失敗だった。ログを落としたとき結構ジグザクにぶれているログだった。
この付近からあたピンクのリボンにもっと注意を払うべきだったと反省。
おかげで30分以上ロスと肉体的にも精神的にも大きな疲労を残してしまった。

本院岳まで2時間も掛かってしまい疲れを引きずって西岳に向かった。
レコでは本院岳-西岳は歩きやすいと書いてあったがそんなことは無かった。
八方睨みからこの登山道は一見歩きやすい道に見えるところも草で囲われて見えないので少し横に足を着いただけで端を越えて落ちてしまう。場所によっては滑落の危険もあって集中が続く。

そして惨事が発生、西岳直下の長い鎖とロープが続く垂直に近い場所を登り終えたところで下にいたA君の叫び声、「いってー なんだこれ、いってー・・」としばらくして上がってくるA君は苦悶に満ちた表情で痛い痛いとくりかえす。
なんと地蜂の巣が近くになって蜂の総攻撃にあったという。
見れば顔は眉の上と頬、両腕は10箇所ほど赤い点ができてその周りが膨らんできている。やばいどうしよう!アナフィラキシーショックという言葉が浮かんだ。
それもこんな場所で、最悪のケースここにヘリは来てくれるだろうか、電話は通じないが無線は持ってきている。まずは自分が持っている虫刺されの軟膏を塗って一息入れた後、そろそろ下りながらもう少し広い場所で様子を見ようとP1へ向かった。途中何度も彼に体調を確認しながら歩いた。P1までは一旦下ってから登る事になるがその頃A君はなんとなく息苦しいような気分に不安が増すばかりだったようだ。

P1峰で休憩、蜂に刺された所は痛いらしいがチクチク痛むだけで気分は大丈夫そうだった。それなら下っていくことにした。P1を下り始めてすぐ登って来たカップルに蜂の事を話し気を付けるよう助言した。その先がP1尾根のハイライト部分に突入した。無念の峰までが一心不乱の気の抜けない箇所だった。

そこを過ぎた頃彼の体に異変が生じていた。なんとあれほど刺されて腫れていた眉や腕の箇所が赤い点が残るのみになっていた。痛みもほぼ消えてほとんど気にならない程度になっていた。まるでマジックを見せられているようでどうしてほとんどが消えてしまったのか不思議でならない。塗った軟膏が良かったのか?・・・ もしかしたらコロナのワクチン接種でできた抗体のせいなのか。登るときお祈りした奥社の神様のご加護があったのか?

惨事が消えて無くなったA君はテンションアップ、天気も良くなって周りの山々のガスがすっかりなくなりP1尾根の激下りを楽しみながら山行を続けることが出来た。

駐車場まで戻ってきた頃は、道迷いや蜂されそれに難関西岳の長時間の山行もあってほっとする以上に精神的にも肉体的にも大いに疲れたというのが本音だった。しかしA君が無事で一緒に戻ってこれて本当に良かった。


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