彩雲と雷鳥と花と北アルプス一望の乗鞍岳

2021年08月06日(金) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 7.6km
• 登り: 487m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:46
• 休憩: 1:04
• 合計: 4:50

距離 7.6km 登り 493m 下り 497m

8:14 畳平バスターミナル
8:20 雷鳥の碑
8:37 不消ヶ池
8:50 9:03 摩利支天分岐
9:16 9:17 剣ヶ峰口
9:49 9:50 朝日岳（乗鞍）
10:04 10:05 蚕玉岳
10:09 10:10 乗鞍岳頂上小屋
10:20 10:41 乗鞍岳
10:45 乗鞍岳頂上小屋
10:50 10:59 蚕玉岳
11:33 剣ヶ峰口
11:37 11:44 肩ノ小屋
11:58 11:59 摩利支天分岐
12:15 12:19 富士見岳（乗鞍）
12:30 12:31 不消ヶ池
12:42 雷鳥の碑
12:48 12:51 畳平のお花畑
12:58 雷鳥の碑
13:03 13:04 畳平バスターミナル
13:04 ゴール地点

摩利支天方向に一度間違って進んで戻ってます。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

前日松本市内入り。松本市内を朝5時半に出て、コンビニに寄ったりしながら、長野県側の乗鞍高原観光センターに6時40分ちょっと前に到着。7時発のアルピコのシャトルバスに乗り標高2700mにある畳平へ。7時発は空いているのか、1台のみ出て、少し空きがあるくらい。50分程で到着しました。帰りは14時05分発のシャトルバスで乗鞍高原観光センターまで。バスは3台程出ました。安曇野で後泊して翌日ゆっくり帰りました。

コース状況／危険箇所等

危険なところはありませんが、肩の小屋から山頂までの間では動く岩もあるので注意して歩きましょう。

その他周辺情報

畳平のバスターミナル2階のレストランは営業しておらず、１階の軽食コーナーで昼食を食べました。

写真

松本から約1時間。6時40分ちょっと前に乗鞍高原観光センターの駐車場に着きました。トイレを済ませて7時発のバスに。
今日は一日晴れ予報で、山頂方向も見えました。

8/6 8:15

50分ほどで畳平のバスターミナル到着。乗鞍高原には一度スキーで来ていますが、大雨の日で、ずっと山小屋にいたことしか覚えていませんでした。高度順応のためにここでもトイレと少し休憩します。

8/6 8:22

今日は一日十分時間があるので、ゆっくりハイキングです。

8/6 8:24

バスターミナルから一旦下ります。

8/6 8:25

下ったところにお花畑との分岐。まずは山頂方向に真っ直ぐ進みます。

8/6 8:32

登り返し中に振り返る。このあたりの道端にもヨツバシオガマ等がたくさん咲いていました。

8/6 8:40

登り返したところには不消池。きえずが池と読むらしい。雪渓が残って青い水面が綺麗ですね。

8/6 8:47

チシマギキョウ。このあたりも花がたくさん咲いていました。

8/6 8:50

富士見岳の麓はコマクサがたくさん。久々にたくさんのコマクサを見ましたが、やっぱり可愛いですね。

8/6 8:51

東方向に八ヶ岳連峰と南アルプスが見えてます。剣ヶ峰からは北岳の横に富士山も見えていました。

8/6 8:59

ここで間違って、摩利支天側に上ってしまった。途中の道からは北アルプス南部の峰が見え始めました。今日登る予定だった笠ヶ岳も見えています。ここで間違いに気付いて下りました。

8/6 9:09

元の道に戻り肩の小屋方向へ少し下ります。山頂方向と大雪渓が見えています。

8/6 9:16

山頂方向も綺麗に晴れています。

8/6 9:18

肩の小屋の北側の草原に雷鳥がいました。写真は親鳥ですが、小鳥が4羽ほど周りに。

8/6 9:21

肩の小屋は後で寄ることにして、山頂へ。

8/6 9:22

肩の小屋。

8/6 9:59

ここから登山道らしくなりました。右手に権現池。

8/6 10:01

頂上小屋と頂上の鳥居が見えてきました。

8/6 10:09

朝日岳から見た乗鞍岳頂上（剣ヶ峰）。

8/6 10:10

朝日岳の三角点にタッチ。

8/6 10:10

剣ヶ峰へ向かう尾根。

8/6 10:17

頂上小屋。バッジはありませんでした。

8/6 10:30

頂上小屋からすぐに剣ヶ峰到着。3026mの三角点にタッチ。

乗鞍本宮へ参拝。本宮でバッチ買いました。

8/6 10:33

剣ヶ峰山頂標識と。後ろには御嶽山。

8/6 10:38

山頂からは北アルプスが一望できました。常念岳、穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳等等。笠ヶ岳に行ってれば良かったかな？

8/6 10:42

御嶽山、近いですね。風が吹いて寒いので、ウインドブレーカーを着て下山します。

8/6 10:54

途中、権現池の先には白山が見えました。

8/6 10:56

バスで通ったエコーライン、北アルプスの眺望に見とれます。

8/6 11:03

北アルプスの奥の方まで見えています。

8/6 11:10

振り返ると、山頂方向に彩雲が。ここまでハッキリ見えたのは初めて。

8/6 11:16

イワギキョウ

8/6 11:43

肩の小屋まで降りてきました。ここで休憩。バッジを買いました。

8/6 11:57

大雪渓にはスキーヤーがたくさん。

8/6 12:11

戻りは富士見岳に寄りました。コマクサがたくさん咲いています。

8/6 12:23

富士見岳山頂からの眺望。山頂はたくさんの人で写真無しです。

8/6 12:35

花畑方向に下ります。イワツメクサ。

8/6 12:41

ヨツバシオガマ

8/6 12:44

ウサギギク

8/6 12:44

ミヤマアキノキリンソウ

8/6 12:49

花畑へ。反時計回りで進みます。順路がそうなっていました。

8/6 12:54

ぐるっと周れるかと思いきや、大きな岩の先は行き止まりになっていました。畳平のターミナルに戻ります。

8/6 13:05

イワオトギリ

8/6 13:06

ターミナルへ登る途中の花畑。ミヤマキンバイですかね。コバイケイソウは少ないです。

8/6 13:07

ハクサンイチゲ。ここ以外では見なかったような。

8/6 13:18

バスターミナルで昼食。2階のレストランは休業していて、1階の軽食コーナーで宿儺（すくな）なべと飛騨牛カレーパン。宿儺（すくな）なべは豚汁の一種ですね。1時間程休憩して14時05分発のバスで乗鞍高原観光センターの駐車場まで。

剣ヶ峰の乗鞍本宮で買ったバッジ。800円。

肩の小屋で買ったバッジ。500円。

撮影機器：

Canon EOS M10 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ミチル

今年の夏山は北アルプスで小屋泊だと、山の日を含む休暇で新穂高温泉から笠ヶ岳へ笠ヶ岳山荘宿泊の1泊2日での登山を予定していましたが、日本列島の南を熱帯低気圧がいくつか連なっていて、下山日の8/7が少し天気が微妙。急登で有名な笠新道での下りでの雨もちょっと心配で、今回は確実に晴れそうな8/6に日帰りで行ける乗鞍岳へ行くことに。
シンドイ笠ヶ岳登山から一転、3000m級の山頂へ楽々登れる乗鞍岳へ、ちょっと、後ろめたいような複雑な気持ちで向かいましたが、最高の晴天の下で、素晴らしい北アルプスの眺望、雷鳥、綺麗な彩雲、たくさんの高山植物に出会えた最高に楽しめた山行になりました。
だけど、やっぱりちょっとなにか違うんですよね。なにもかもが夏山で、最高なんだけど、達成感とか疲労とか、筋肉痛とかが無いのがちょっと物足りない？
夏山には達成感とシンドさはやっぱり必要かな〜と贅沢にも感じた山行になりました。
追記：百名山69座目でした。